森かずとしのワイワイ談話室

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ハローワーク前で、求職者に「雇用と暮らしの何でも相談」を案内

2009-06-24 01:00:03 | 議会活動
 6月定例会最終日23日、本会議が招集され、採決が行われました。6月補正、共産党提出の二本以外は、調整後の意見書が全会一致で採択されました。

 ところで、午前中は、この27日に開催する社民党の「雇用と暮らしの何でも相談」の案内を情宣するために、鳴和のハローワークの前でチラシ配布をしました。朝9時、列を作って開場をまっていた求職者が我先にと求人情報を求めて中に入っていきます。門前で一人一人に声をかけチラシを差し出しますと、いつもの繁華街とはうってかわって、ほとんど受け取ってくれました。私たち議員(清水県連幹事長・内灘町議、山本由起子金沢市議とわたし)はハンドマイクを持って交差点まで移動し、そこで街頭演説を行いました。
 ちょうど、今朝のニュースは、あの悪名高き社会保障費自然増2200億円抑制の撤回でした。私たちが骨太方針2006以来の切り下げを批判し、撤回を求めてきたにもかかわらず、耳を貸さず、生活保護水準の切り下げ、医療保険の公費負担額削減・自己負担増額、母子家庭支援金削減などが強行されてきました。それが、総選挙を前に劣勢となるや、なりふり構わずこれまでがなかったかのように豹変したのです。この間に自殺者3万人を越え続け、命や暮らしの取り返しのつかない苦境に多くの市民を追いやってきたことはどう償おうというのでしょうか。選挙目当てのこの姿勢に市民の政権与党への不信感は一層深まるに違いありません。
 この欺瞞と構造改革(新自由主義)がもたらした所得格差、雇用破壊から命が平等に尊重される社会を取り戻すために、社民党は総選挙をがんばることを訴えました。併せて、27日の相談会へのお誘いも申し上げました。横断歩道の前で立ち止まり、ずっと私の演説を聴いていた比較的高齢の方は、横断歩道をわたったところで手を振り、手を合わせてこちらに何度も頭を下げました。その心中を察するとこみ上げるものを感じました。政治に関わる者の責任の重さを今更ながら痛感するのです。

 夕方からは、社民党金沢の選挙闘争を再確認し、地域で厳しい闘いを共にやり遂げようと意思統一を行いました。社民党にとっては、存亡を決する総選挙です。悔いを残さないために、今できることを目一杯やります。

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