森かずとしのワイワイ談話室

平和・人権・地球・子育て・教育・くらし・そしてまちを語る

これこそ、団結と連帯 中央自動車学校闘争集結報告集会

2008-03-09 00:21:43 | これでいいのか金沢・日本そして世界
 新幹線用地買収をめぐって、岩井社長が7億もの補償金を持ち逃げし、会社を偽装解散して教習労働者を路頭に迷わせた中央自動車学校事件が、勝利的和解を勝ち取って闘争を集結させました。その報告集会に参加しました。
 これを詐欺と言わずして何が詐欺罪か。しかし、法は労働者の側にではなく、資本や経営者の側にあるという真実を暴き出しました。この理不尽に、法廷では手弁当の社会法律センター弁護士が、県議会では盛本芳久県議、山根靖則県議、若林昭夫県議が、金沢市議会では、平田誠一市議が、不肖私も(都市整備常任委員会で、悪徳地主からは、市単独事業である新幹線側道の歩道事業用地を買収するなと迫った位でたいした力にも慣れませんでしたが)、そして、許さないと憤った広範な労働者の隊列が、中央自動車分会の英雄的なたたかいを支えました。「私たちのたたかいだけど、私たちだけのたたかいではない」この名文句が生まれました。たたかいは、人を鍛えることをまのあたりにしました。
 解雇された組合員16人を再就職で迎え入れたのは、城東自動車学校。その労働組合分会は、彼らを迎え入れるために、これまた英雄的なたたかいを展開したのです。会社は十分な人員を配置していない。そのことを浮き立たせるために、年次有給休暇を行使して新規採用を会社に迫りました。自分の職と家族の生活が窮地に陥ると心配する城東分会の組合員を、午前様になっても説得し続ける分会長。彼らを救えるのは自分たちだ。仲間が危機にある時に、連帯するのが労働者の生き方ではないのか。中央自動車学校がなくなって、その分生徒が回ってきている。中央自動車の仲間を採用させても、会社が持たなくなることはない。こうして、一人の組合員も路頭に迷わすことなく、勝利の和解を勝ち取ったのです。
 今日は、このすばらしい心意気の集会に参加して、真に社会を動かすのは誰なのか、最後に勝利するのは誰なのか。改めて自分のスタンスをどこに置くのか、鮮明にしてもらいました。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。