里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年の晩生の栗は質が良い

2023年10月21日 | 畑:果実類

晩生の栗を10日ほど前から拾い始めました。今年の栗は評判が良い。
これは小生が植えたもので、16、7年経つでしょうか。


品種は「筑波」だったと思うのですが、記憶が曖昧になりました。
大粒の栗と言うので植えてみたものの、かなりの晩生と分ったのは穫れるようになってからです。


しばしばイノシシの餌になってきましたが、一昨年から被害が少なくなりました。
今年は殆ど被害に遭っていません。
すでに数回拾っているので残っているものは少なくなりました。


今年は豊作の部類に入ると思います。
主に助っ人が拾っていますが、今年は例年に比べ質が良いと言います。
もともとこの栗は大粒なのが特徴で、それが最大の利点です。
イガグリが青いうちから開き、イガグリを木に残したまま実だけ落ちるのが多いのも特徴です。


実が付いたまま落ちたイガグリもパックリと割れるので、穫りやすい。


中粒の丹波系の栗は虫食いが目立ちましたが、こちらは殆どない。
この栗の欠点は、外皮が割れやすいことです。大半が割れることもありました。
しかし、今年は少ない。全般に雨が少なかったためなのか。


こちらが中生の丹波系の栗で10月初めにはほぼ終わりました。


僅かに落ちていたものと比べてみます。


中生の栗が残り物の小さいものではありますが、大きさの違いは歴然としています。
小生の手は小さい方ではありません。
これは、助っ人が拾った栗。


皮の割れているものが少しあります。これまで穫ったものはごく少なかったと言います。
そして、今年の一番の特徴は味が良いこと。
この栗は中粒の丹波系の栗に比べ甘味が少なく大味の印象で、味が落ちました。
ところが、今年の栗は明らかに美味しい。茹で栗にすると小生でもよく分ります。
もともとそうなのか天候の関係なのか分らないので困るのですが。
助っ人はこれなら良いと他にも配ったようです。
姿が良く味も良ければ言うことなしですが、翌年以降も続くのかは不明です。



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