里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ソラマメのべた掛けを外して追肥土寄せし簡易な誘引

2024年03月14日 | 畑:豆類

ソラマメには越冬対策に不織布をべた掛けしています。
それを外して追肥と土寄せをし、さらに支柱を立て簡易な誘引をしました。
10月21日に直播き。品種は河内一寸。
べた掛けは不織布をだぶだぶと緩く張っていますが、見た目にも大きく盛り上がっています。


べた掛けを外す目安は最低気温0℃、最高気温10℃頃。当地方では3月半ばから春のお彼岸頃です。
エンドウはすでに剥ぎましたが、ソラマメはエンドウよりも低温に弱いので少し遅らせていました。
それでも明らかに伸びているのが分かるので少々早めに外すことにしました。


べた掛けをすると多少茎が這うようになるのはやむを得ません。
それにしてもこれでは伸びすぎです。


暖冬だったので当然とも言えますが、想定をはるかに超えています。


2月後半以降はすっかり真冬の寒さがぶり返していますが、凍害の症状は見られません。
べた掛けを外した後に強い低温に遭えば凍害のリスクはありますが、致命傷になることはないでしょう。
すでに主枝には花が見えてきました。今咲いている花は大概ものにならないと思います。


秋播きソラマメは当地方が北限と言われています。
昔は越冬中に寒害を受け春になると多数の欠株が出るということがよくありました。
それが不織布のべた掛けをするようになり大幅に改善されたのです。
すでにわき芽が数本から7、8本出ています。これからさらに分枝するので何れ枝の整理をします。
まずは追肥。


肥料高騰の折り在庫の硫安と苦土石灰を混合して畝の両肩に施しました。
次に土寄せ。


湿気が強すぎるため管理機は使わず鍬のみで土寄せしました。


通常はこの時点ではこれで作業を終えるところです。しかし、あまりに枝が伸び放置するわけにもいきません。
これ以上枝が倒れないよう簡易な方法で早めに誘引することにしました。


今年は丈夫なパイプ支柱を立て地上20㎝くらいのところに横にテープを張り支えにしました。


後にさらにテープを上げながら本数を増やしていくことになります。