里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬囲いしたハクサイの経時変化を見てみる

2024年03月29日 | 畑:葉菜類

ハクサイは冬囲いは二つの方法で行っています。
一つは昨年12月19日に室内に取り込みました。
もう一つは畑に置いたまま外葉を縛り不織布で覆いをしたもので、2月21日に室内に取り込みました。
現在は作業場の気温の上がりにくいところの一角に囲っています。


覆いを外すと、右側が年内に取り込んだハクサイ。左側が畑で外葉を縛っていたものを2月に取り込んだハクサイ。


年内に取り込んだハクサイは品種が中晩生種「郷秋80日」。
これが取り込んだ時のハクサイ。


外葉を数枚残して新聞紙で包み、逆さまにして寄せました。
これが2月6日に新聞紙を開いた時のハクサイ。同じ個体と言う訳ではありません。


一方、畑で外葉を縛ったハクサイは品種が早生種の「郷秋60日」。
シンクイムシ(ハイマダラノメイガ)で壊滅し播き直したため変則となりました。
これが12月19日畑で外葉を縛った時のハクサイ。


これが2月21日に取り込んだ時のハクサイ。


早生種で外葉が小さく葉はすっかり枯れてしまいました。
思った以上に傷んでいたため、このように外葉を剥いて新聞紙で包みました。


これが現在の冬囲いしたハクサイの状態。
右が年内に取り込んだハクサイ。左が畑に置いたままのものを2月に取り込んだハクサイ。


同じく、これが調製したもの。


年内取込みのハクサイは数枚の外葉を外しました。2月取り込みのハクサイは2枚ほど外葉を外しました。
品種が異なるので形も大きさも違いますが、品質的には大差なさそうです。
芯の方では花芽が生長している可能性がありますが、割れてもいないので切ってはみませんでした。


ただし、取込みの時点で、畑に置いたままのハクサイは半数が傷んでおり歩留まりが悪い。
年内取り組みのハクサイは冬囲い中に傷んだものは僅かでした。
品種が違うので明確には言えないものの、今回は年内に中に取り込んだハクサイが安定しているように見えます。