里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

「仙台雪菜」の茎立ち菜を穫り始める

2024年03月22日 | 畑:花菜類

茎立ち菜(とう立ち菜)は「仙台雪菜」「かき菜」「つぼみ菜」の3種作っています。
何れも10月18日の種播き。
先駆けの「つぼみ菜」に続いて「仙台雪菜」を穫り始めました。


「つぼみ菜」より20日余り遅い穫り始めとなりました。
例年なら2週間違いくらいですから、今年は差が大きくなりました。
2月中旬までの暖冬と下旬以降の寒さのぶり返しがここでもはっきり出ています。
それでも例年と比べると1週間程度早く、ほぼ昨年並です。
「仙台雪菜」は3種の中で一番作りにくいのですが、今年は生育が非常に旺盛。
このくらい旺盛になれば確実に沢山穫れます。


「仙台雪菜」は、当地方のいわゆる伝統野菜で、葉物として美味しく食べられます。
我が家ではトウが比較的早くから伸び大変美味しいので茎立ち菜として作っています。
ですから正確には「仙台雪菜のトウ(立ち)」ですが、略して「仙台雪菜」としています。
「つぼみ菜」を作る前は「仙台雪菜」が最初に穫れていました。
近年当地方でよく作られるようになった縮み雪菜は全くの別種です。
「仙台雪菜」は多少花が咲くようになってからでも柔らかく美味しく食べられます。
ただ、主枝は早めに摘んだ方が、わき芽の伸びにはプラスです。
このくらいにトウが伸び蕾が大きくなれば穫り頃。


鋏を入れ切ってみます。


穫った後。沢山のわき芽が伸び出しています。


これはすでに主枝を穫った株。


わき芽が伸び蕾が大きくなってきました。間もなくわき芽の収穫も出来るようになります。
数株穫ってみました。


主枝はボリュームがあります。
蕾も大きい。「仙台雪菜」は新葉、茎も柔らかく食味では一番と言えるでしょう。


こちらは「つぼみ菜」。


穫り始めて20日余り。わき芽の収穫が最盛期です。今年は株が旺盛で豊作です。


こちらは「かき菜」。


「つぼみ菜」と似ていますが、葉色が濃くトウの伸び出しも大きく異なります。


すでにトウがかなり伸びてきました。収穫間近になっています。