里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬ホウレンソウ「クロノス」と「ソロモン」

2022年03月09日 | 畑:葉菜類

今、最後に播いた冬ホウレンソウを盛んに収穫しています。
品種はサカタのタネの「クロノス」と「ソロモン」。
種播きは10月30日。
12月から不織布をべた掛け、2月12日に不織布を剥ぎ、穫り始めました。ほぼ予定通りです。
これが「クロノス」。


大分収穫が進みました。
収穫は専ら助っ人任せですが、こちらを主に穫っているようです。


濃緑で肉厚、低温下で縮みが強いのは変わりません。


ただ、不織布を剥いだ頃から見ると、幾分葉が立ってきました。
厳寒時は葉が地べたに這うように広がります。
最近春の陽気が感じられるようになり、姿も少し変わってきたようです。


株張りがよくボリューム十分。


これが「ソロモン」。


冬期間のホウレンソウは近年「クロノス」を作ってきたので、しばらくぶりです。
かつては主にこの品種を作っていました。
2品種を同時に作ってみると、改めて違いが分ります。
こちらはあまり収穫が進んでおらず、少し混んでいます。


「クロノス」に比べると葉色は明緑色で縮みが少なく滑らか。


葉肉の厚さでは「クロノス」の方が優りそう。
厳寒期でも「クロノス」よりは葉が立っています。揃いが良く作りやすい。


これは助っ人が収穫した「クロノス」。肉厚で食べ応え十分、甘味、旨味が乗っています。


「クロノス」と「ソロモン」を比べてみます。
左が「クロノス」、右が「ソロモン」。


葉の色や葉柄の長さ、縮みの程度に違いがあることが分ります。
これからまだしばらく収穫が続きます。
秋冬のホウレンソウは11月早々から穫り始め、途絶えることなく収穫しています。
こちらが先日、我流の早播きをした春ホウレンソウ。まだ発芽していません。