里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

仙台雪菜の茎立ち菜がようやく穫れる

2022年03月29日 | 畑:花菜類

「仙台雪菜」の茎立ち菜がようやく穫れるようになりました。
昨年より10日は遅れています。


我が家で作っている茎立ち菜(とう立ち菜)は「仙台雪菜」「かき菜」「三陸つぼみ菜」の3種。
何れも10月19日に直播きしたもの。
「仙台雪菜」は「三陸つぼみ菜」より2週間遅れの収穫開始です。昨年よりも間隔が開いています。
まだ、全ての株が穫れるまでには至っていません。この辺りはトウの伸びの早いところ。


「仙台雪菜」は、当地方のいわゆる伝統野菜で、そもそもは葉物として作られます。
我が家ではトウがおいしいので、茎立ち菜として作っています。
仙台雪菜は交配種ではないため種がやや雑駁で、綺麗な姿には揃わないことが多い。
茎立ち菜3種の中では一番弱く作りにくいものの、今年の厳冬のことを考えるとまずまずの生育状態です。
 

この辺りはわき芽も穫れ出しました。


この辺りは遅れていて、まだトウの伸び出しが不十分。


全体的には大株になっているので、量的には多く穫れそうです。
我が家では一般よりも早まきして大株に育てるようにしています。その方が花芽の数が多くなり沢山穫れます。


今年の厳冬下で下葉の枯れは多少出たものの、大した問題になりませんでした。
「仙台雪菜」の茎立ち菜は花が咲くようになってからでも軟らかく美味しく食べられます。
しかし、主枝は花芽が小さくあまりトウが伸びないうちに摘芯し、わき芽を伸ばした方がよい。


主枝を摘むと、このように沢山のわき芽が伸び出します。


「仙台雪菜」は葉が濃緑で肉厚、茎も軟らかく大変美味しい。
こちらは「三陸つぼみ菜」。


穫り始めて2週間ほど。収穫が盛りになってきました。
こちらは「かき菜」。


かなりトウは伸びてきました。近日中に収穫できる状態になっています。
穫った「仙台雪菜」と「三陸つぼみ菜」を比べてみます。
右が「仙台雪菜」、左が「三陸つぼみ菜」。姿の違いが明確に分ります。