里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ジャガイモは今年も省力植付け

2022年03月18日 | 畑:土物類

ジャガイモの植え付けをしました。
激震に見舞われた当地ですが、すでにその前に種芋を切って準備していたのでした。
無駄にするのも面白くないと思い強引に決行しました。
今年も我流の省力植付けです。
当地方のジャガイモの植え付け適期は3月下旬から4月初めとされています。
それからすると少し早いですが、天気が崩れるというので前倒ししたもの。
この畑は面積約1a。しかし、利用率が低いので実質はその2/3程度。
近くの立木が大きくなり午後の日当たりが悪くなってきました。
ただ、霜の降りる心配が殆どなく、早く萌芽しても問題ありません。
すでに畑には2週間ほど前に元肥をやり、耕耘しています。これはその時の記録。
畝間1mになるよう畝の中心に目印線を付けます。


目印線に沿って約50㎝幅に元肥を散布。


最低速度で深くロータリー耕耘。帯状全層施肥です。


種芋は、昨年から自家種を止め、全て購入種です。
僅かばかりなので、品種は今年も男爵一品種。
種芋は2週間ほど浴光。3週間のつもりでしたが、結果的に短くなりました。
僅かながら芽は出ています。
種芋は頂芽優勢の原則にしたがって、縦切りに2分割。
これを夕方に済ませたところで深夜の大地震。タイミングが良かったのか悪かったのか。


芋はM玉と言いながら少々小さい。昨年北海道が不作だった影響があるのかもしれません。
植え付け直前にパラパラとにわか雨。幸い間もなく止みました。
再度ロータリー耕耘した後、畝間1mの畝の中心に再び目印線を付けます


畝間を広くしているので株間はやや狭めの30センチ。


目印線の位置に種芋を押し込むようにして植付けます。


管理機を利用して覆土。
畝立てロータの爪を左側は外向き、右側は内向きにしてセット。


土のはね上げは最低にして種芋が畝の中心になるよう逆転で土を盛っていきます。


左回りに往復すると覆土完了。


短時間で済みます。


丁度うまい具合に覆土できます。


軽く鍬でならして手直しし終了。


これで覆土5、6センチの適度な深さになります。


昔は鍬で植え溝を作って元肥をやり植付け、そして鍬で覆土と時間がかかりました。
この方法でなければ、このどさくさの中では無理だったと思います。