里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケがようやく穫れる

2021年11月11日 | 山菜

原木シイタケが今秋ようやく穫れるようになりました。


今月早々にはまだ出ていなかったので、今年は遅いなと思っていました。
今回はすぐ手前の原木から出ていました。
おそらく前にもよく見れば出始まったのが分ったはずです。
びっくりしたのは今年伏せ込んだばかりの原木から出ていたこと。
手前の方が植菌1年目の原木、奥の方が3年目の原木。


左手奥は6年目の原木です。
これが1年目の原木。6月に伏せ込んだばかりです。
日本農林種菌の「すその360」という品種。


2年目の秋から本格的に穫れればと思っていたので、望外です。


雨も適度に降り、菌回りが良かったようです。
穫り頃のシイタケが出ていました。

形も良い。


原木はいかにも若い感じがしますが、小さいものも出ているので期待が持てそうです。


もっとも、あまり早くから出ると長持ちしない心配もあるので、痛し痒しではあります。
こちらが植菌3年目の原木。


こちらも出ていました。


2年目の昨年春に少しだけ出て、秋から本格的に穫れるようになりました。
こちらも品種は日本農林種菌の「すその360」。
まだほんの一部の原木ですが、出始めました。


良さそうなシイタケです。


少し開きかけのシイタケもありました。


今年はこの3年目のシイタケに一番期待しています。
6年目のシイタケは今年は殆ど出ないのではないかと思っています。
もう十分働いてくれたので満足しています。
今秋もまずはシイタケが穫れてきたので安堵。
今は原木の生シイタケがスーパーなどで売られることは殆どありません。
生シイタケとして出回っているのは菌床シイタケだけです。
原木シイタケと菌床シイタケは全く別物。香りが違います。
初回にこれだけ穫れたので、期待が出てきました。


これでようやくすき焼きが食べられる。
長ネギ、シュンギク、ハクサイと揃っていたのでシイタケを待っていました。
すき焼きの具材には色々議論あるものの、シイタケは外せないでしょう。