里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年のイチジク「蓬莱柿」はまずまずの出来で落葉

2021年11月19日 | 畑:果実類

今年のイチジクも終わりの姿になりました。
黄葉し、落葉が始まりました。


まだ穫られていない熟した実が残っています。


この「蓬莱柿」と言う品種は熟してくると色が赤く変わるので分りやすい。
実を穫ってみると、皮はするするときれいに剥け、食べられます。


しかし、さすがに味が薄い。
まだ強い霜が降りてはいないものの気温が下がってきたので糖度が上がりません。
このような果実がかなり残っています。


助っ人も穫るのを止めたようです。
甘露煮にすればまだいけると思いますが、もう十分ということか。
この「蓬莱柿」は秋果専用種で、穫れ始めが遅い。
終わりがほぼ11月上旬と考えると穫り始めの時期で作柄が左右されます。
今年は10月上旬から穫れ始め、その後も順調だったので、1ヶ月間は楽しめました。
9月以降、全般に気温が高い傾向で、この品種にとってはラッキーだったのでしょう。
悪い年だと穫れ始めて間もなく終わりと言うこともありました。
例年ならこのように青い実のまま残されるものがかなり出ます。


今年は熟したまま放置されてはいるものの、青い実のものは少ない。
このように上まで熟すことはこれまでありませんでした。


8月初めに枝の整理や摘芯したこともそれなりに効果があったと思われます。

このイチジクの作り方については、まだまだ理解できていません。
いずれ剪定の時期が来ますが、また頭を悩ますことになりそうです。