里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

秋キャベツ「あまいキャベツ愛心」の収穫

2021年10月14日 | 畑:葉菜類

数日前から秋キャベツの収穫を始めました。


秋キャベツはトーホク種苗の2品種を作っています。
今年3年目になる「あまいキャベツあまみさき」と今年初めて作る「あまいキャベツ愛心(あいごころ)」。
穫り始めたのは「あまいキャベツ愛心」。


種播きが7月12日、植え付けは8月10日です。
苗はしっかりした苗でしたが、その後の天候不順で生育はやや遅れ気味でした。
しかし、追肥土寄せ後、9月下旬くらいから急速に進んだ感じです。


この「あまいキャベツ愛心」と言う品種はかなりの早生と言うことが分りました。
すでに完全結球しています。
全体的にコンパクトな姿で、「あまいキャベツあまみさき」とは大きく異なります。


姿は、以前作っていたタキイ種苗の「初秋」に似ています。
「初秋」よりさらに早生のようです。
早生でコンパクトと言うことは、結球は小振り。


これはしょうがないこと。ごく早生で大玉と言うのは理屈に合わない。
球は綺麗な姿をしています。
敢えて小振りの球を穫ってみました。


1キロ強と言ったところでしょうか。


若干物足りなさを感じますが、早くから穫れることを考えれば了です。
食べては甘く軟らかい。千切りで大変美味しい。
この品種は、この時期にすでにきっちり結球しているので裂球はしやすいかもしれません。
遅れないよう収穫する必要がありそうです。
こちらが「あまいキャベツあまみさき」。


昨年、一昨年同様、旺盛な株張り。多分玉張りもいいでしょう。
下葉が大きく葉柄が伸び、やや垂れるのが気になってはいます。
進んでいる株でこの程度。


両品種、植付け当初は姿があまり変わりませんでしたが、日を追うごとに違いがはっきりしてきました。
今では比べると一目瞭然。
左が「あまいキャベツあまみさき」、右が「あまいキャベツ愛心」。


これほど違いがあるとは思いませんでした。
昨年は「あまいキャベツあまみさき」を7、8分の結球から穫り始めました。
今年は「あまいキャベツ愛心」を穫り終えた後、しっかり結球してから穫り始めて良さそうです。
冬キャベツも揃いが良く生育は順調。