里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トマトは思案投げ首で植付け

2020年05月28日 | トマト連続摘芯栽培

 トマトの苗を植付けました。
 といっても、このような苗を植付けるのは、初めての経験です。いつもは花の咲き始めに植付けます。まともな苗がなくなりそうだと、少々焦って購入したのがよくありませんでした。花芽が見えないほどだったので、鉢替えし、さらに2週間ほど置きましたが、この状態です。運悪く先週は雨降りと異常な低温で花が進みません。草丈はもう30数センチになり、倒れそうです。
 品種はホーム桃太郎。


 よく見ると、花芽が本葉11、2枚でようやく着いています。これでは花が大きくなるわけがありません。普通は本葉8枚で第1花房が着きます。9、10枚で着くこともありますが、これほど極端なのは見たことがありません。


完全に最初の花房が飛んだ状態です。全ての苗がそうなのではっきりした原因があるはずです。すべては購入した自分の責任なので、名案が浮かばぬまま、諦めて植付けることにしました。
 雨よけ用の支柱はパイプハウスを解体した廃材利用です。そこに幅230センチ、厚さ0.03ミリのポリを張っています。。
 すでに誘引用の支柱も立て、準備はできています。


 ホーラーで穴を開け、害虫予防の粒剤を施用します。


 株間は50センチ弱で13株です。ポットを配置しました。ちょっとした風で倒れてしまいます。


 花芽が小さく、植付け方向の見定めもままならない状態です。
 植付け後、支柱に誘引しました。


 今年も連続摘芯栽培を行うつもりです。しかし、このような苗を植付けるのは初めてなので、予想がつきません。

 連続摘芯栽培を20年ほどやっていますが、このような苗では樹が暴れて収拾がつかないかも。
 7月中に穫れるでしょうか。昨年もスタート時点で1花房分くらい遅れましたが、今年は2花房分くらいのハンディを負っています。


 連続摘芯栽培では実が多く着き、樹に掛かる負担が大きくなります。出だしの勢いが弱いのはよくありません。少々救いなのは、そのような心配が無用なことです。
 私の場合、例年、第1花房までは普通の1本仕立てと同じで、第2花房から連続摘芯栽培をスタートします。最初から連続摘芯栽培をすると、花房が地べたについてしまうからですが、今年は最初の花房からスタートしてみようかとも思います。しかし、それはしばらく先のことです。