里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

果菜類の我流畝作り

2020年05月07日 | 畑:果菜類

 キュウリ、トマト、ナス、ピーマンなどの夏野菜を植える畝作りをしました。
 畑はすでに稲わらや有機質肥料、木炭、苦土石灰などを施して耕耘し、十分に土作りは済ませています。粘土質の畑のため扱いにくいですが、肥料持ちがよく味はいいものができます。
 土作りした際のわらや木炭などが見えています。
 まず、ここにメジャーで測り、畝の中央になる所に目印の線を付けます。こちらはキュウリとトマトの畝になるところで、畝の間隔150センチの目印線です。


 次に、この目印線が中央になるよう、70~80センチの幅に帯状に元肥の緩効性肥料を散布します。


 トマトの方はキュウリよりやや少なめの施肥量です。


 この後、トラクターで最低速度でゆっくりと、できるだけ深くなるようロータリー耕耘します。

帯状の全層施肥です。同じところを2重に耕耘するようにして終了です。


 次に、再度メジャーで測り、前と同じ位置になるよう目印線を付けます。


 管理機で畝上げを行います。
 管理機は畝立てロータの爪を左側は2連付けて外向きに、右側は1連で内向きにセットします。

 
 目印線を中心に肥料散布幅のベットになるよう、逆転ローターで左側の爪で土をはね上げます。


 左回りに往復すると、十分に大きな畝ができあがります。右側の爪は内向きなので狭く耕耘されるだけで、マルチ掛けが楽にできます。


 少し鍬で手直しをし、ならして仕上げます。


 次に、黒マルチを掛けて出来上りです。通路部分が十分にあるので仕事がやりやすく、 これでキュウリ2列分、トマト1列分の畝ができました。


 同様に、なすとピーマン用の畝を作りました。こちらは畝の間隔が120センチ。なすとピーマンは昨年と畑を変えました。


 この後、植え付けまでの間、肥料を土になじませ地温を上げます。
 別の畑に植えるインゲン、カボチャ、サトイモ、サツマイモ等々の畝作りはすでに終えています。