里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

キュウリを蔓上げ低温のダメージあり

2020年05月27日 | 畑:果菜類

 キュウリの蔓上げをしました。ネットへの誘引です。
 植付けから2週間経ちました。寒冷地のこの辺りでは、本来なら、今頃が植付けの時期です。しかし、苗が、植付けるには遅すぎるくらいの苗でしたからしょうがありません。
 植付けした後、パイプ支柱に仕掛けをして不織布で覆ってみました。


 風よけと保温の効果を期待しました。


 このまま置くと蔓が地べたを這うようになります。今週は比較的天候もよさそうなので、不織布を剥ぎ、蔓上げすることにしました。


 この辺りで、蔓上げと言っているのは、キュウリを植付けたままにしておくと、次第に地べたに這うようになりますが、そうなる前に蔓を支柱やネット、紐などに誘引してやることです。遅れるとキュウリの勢いが弱ってきます。
 不織布で覆った多少の効果はあったでしょうか。


 品種はタキイ種苗の「夏すずみ」。
 本葉が6枚半くらいになりました。日数から言うと1、2枚分遅れています。


 植付け直後は幸いにも天候が良かったのですが、先週は日照が全くなく、低温のダメージはかなりあったと思います。最高気温が連日10℃以下、最低気温が6℃台まで下がった日があるくらいですから芯止まりが出ても不思議ありません。
 芯を見るとよく分ります。やや黄ばんで、細い感じがします。


それでも、この程度なら、不織布での覆いは効果があったのではないでしょうか。
 今までは、植付け後に株の脇に割り箸を刺して誘引し、風で折られないようにしていました、今年は不織布の覆いをしたので、していません。
 ネットに直接誘引しました。


 このようなキュウリは、夏から秋にかけ収穫されるので一般に「夏秋きゅうり」と呼ばれ、ネット栽培されるのが普通です。
 我が家のキュウリの仕立て方は、親蔓と勢いの良いわき芽1本を残す2本仕立てです。
 例年、この時点で多少わき芽の整理もしますが、今年はごく小さいので、わき芽の整理は、もう少し先になります。