そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

徒歩の旅 第38日 宮津市  天橋立ユースへ

2009年03月25日 | 2008年日本海側の旅
5月18日(日) 晴 (「YURAPIA丹後あじわいの郷」~ 宮津市 「天橋立ユースホステル」)



5時05分、約束どおり出発。
「YURAPIA丹後あじわいの郷」の入場門。テントは、左側の白い案内板の陰に設営。


昨日に続き、丹後半島の根元を横断していく。 
6時10分、小さな池に黄や紫の花菖蒲や水草。


近寄って見る。黄色の花はアサザだろうか。
「ほととぎす 鳴くや五月のあやめぐさ あやめも知らぬ 恋もするかな」(詠み人知らず)


果樹園から市街地へと順調に下っていく。
6時15分、丹波公民館前で小休止。
6時25分、国道482号線に合流。北近畿タンゴ鉄道宮津線の峰山駅の手前で特急車両の写真。


6時40分~55分、コンビニで買い物と食事。弁当、牛乳、バナナ。ここにもコンビニ内に食事ができるコーナーがあり、早朝の街が少しずつ動き出す姿を窓越しに眺めながらの食事休憩。
朝日を浴びながら歩き出す。
7時15分、左折して国道312号線に入り、真直ぐな商店街を行く。
8時05分、大宮交差点。このまま312号線を行ってもいいのだが、やや遠回りになるので、大内峠を越えて天橋立方面に行くことにする。
8時40分、ゆるやかな坂を上って、一旦下り、竹野川をわたる。
8時50分、村役場と小学校の旧跡。


二宮金次郎の像が立っているが、なにやら寂しげなり。


道は再び上りになり、さらに行くと、
9時20分、大内峠にある「一字観公園」に着く。


ここまで来れば、今日の行程は半ば終わったようなもの、あとはのんびりだ。
「一字観公園」は、天橋立を足もとに一望する最高の立地条件で、ここからの天橋立は、宮津湾と阿蘇海を一直線でわける姿が「横一文字」と呼ばれるそうだ。故に「一字観」公園と名づけられている。
百人一首の小式部内侍の歌、「大江山 いく野の道の遠ければ まだふみもみず 天橋立」の歌で名高い天橋立は、野田川からの砂と沿岸からの砂が堆積することにより、細長い陸地が形成され現在の形になった、とのこと。宮城県の松島と広島県の宮島と並び、「日本三景」の一つ。長さ3.2キロにおよび、約7000本の松並木がある。


まさに絶景。写真を何枚か撮る。




その後、公園の管理人さんに、公園の概要や彼の仕事内容などの話を聞いたりし、また、こちらの旅の話をしたりする。


さらに、13時25分くらいまで、洗濯した衣類やテントを干したり、天橋立見物の老夫婦と話をしたり、木陰で昼寝をしたり、昼食をとったり等々、ユースの時間調整を兼ねて十分に休養をとりつつ過ごす。
13時30分、公園を後に新緑のジグザグ道路を写真を撮りながら下る。


14時25分、178号線に出て、板列神社にて休憩。
15時10分、阿蘇湾沿岸の水田で働く人々。


15時10分、宮津市に入る。


阿蘇海に沿って天橋立の松並木を眺めつつ行く。


16時、ちょっと分かりにくかったが、ケーブル下を過ぎ、籠(この)神社のやや上にある天橋立ユースホステルに到着。今日は行程距離も短く、半日休養のような一日なり。


経費  5,032円     累計  144,261円
歩数  40,686歩    累計  1,753,582歩
距離  24km       累計  1,130km

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