そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

徒歩の旅 第22日 萩市 ゆとりパークたまがわへ

2009年02月21日 | 2008年日本海側の旅
5月2日(金) 晴 (「萩ユース」~萩市 「道の駅ゆとりパークたまがわ」)



萩ユースの同宿者たちとゆっくり朝食をとり、
7時45分、出発。今日も朝から晴れてよい天気。


7時50分、すぐに菊ヶ浜。白砂青松のむこうに真っ青な海。


左手は指月山。


遠くの帆船は練習船だろうか。


菊が浜の海岸線に沿ってしばらく行く。ゴミ一つない浜辺は気持ちがよい。


阿武川河口の卸魚市場や停泊する漁船の写真を撮りながら行く。




8時30分、萩橋にて国道191号線に合流。萩の町は日本一ゴミのない町とかで、たしかにきれいであった。


9時15分、越ヶ浜。海は青く、浜辺にはハマナスの赤と白の花が咲いている。




相変わらず海は澄んで底までも見える。


漁船が操業中。海は太陽の光と角度によって多様な色を見せてくれる。








そのまま白砂青松の海岸を見つつ行く。


10時25分、不思議なものが祀ってあるのを発見。このたわしは何の神様かな。


10時45分、山陰の大井川。長門大井を通過。


10時50分、コンビニで食事。牛乳、柏餅、新聞を買う。5月なので、いつも買うおにぎりをやめて、今日は柏餅にした。こしあんが実にうまい。
11時15分、海岸で先生と生徒たち。理科の授業だろうか。


でも遊びに夢中のようにも見えるなぁ。


あっ、それなら自分も同じだ。


長い海岸線を行く。


遠くの島々。


海の色はどこまでも神秘的。


よく見ると、ウミウが一羽、岩の上に。


11時50分~12時05分、「全国道の駅発祥の地」である阿武(あぶ)道の駅にて、買い物。トマト、きゅうり。ATMで2万円おろし。


12時50分、サエカ峠を越える。


14時05分、木与駅周辺は海を眺めるのに格好のスポットになっており、写真を撮りつつ歩く。「北長門コバルトライン」と名づけられている白砂青松の浜辺が続き、「西の松島」と呼ばれているところもある。海のみか、島々、砂浜、空、いずれもすばらしい。








ユースでくんできたお茶は早々と飲んでしまい、自販機でペットボトルを買う。
14時30分、トンネルを2つ(田部トンネル、井部田トンネル)抜ける。
15時、静かな午後の宇田郷漁港を通過。


15時15分、海は午後の日差しを浴びて。


ひねもす のたりのたりかな。


15時40分、海草を干している家がある。


16時05分、峠越えの小刈トンネル入口に、「益田 32km、須佐 4km」とある。


16時10分、今日はしきりにのどが渇き、またペットボトル。
16時35分、大刈トンネル(1469メートル)を抜ける。


ここに再び萩市の標識があり、萩市に入る。阿武町は囲まれているが、「平成の大合併」の愚行に抗し独立独歩で行くのかな。


17時、須佐トンネルを抜ける。
17時15分、益田氏を祀る笠松神社。


17時30分、JR山陰本線の下をくぐり、須佐の街に入り、広々とした須佐駅前を通過する。


18時40分、江崎のスーパーで泊まりに備え買い物。牛乳、氷砂糖、ウインナー、煮豆、卵。
19時10分、鯉のぼりが立つ道の駅「ゆとりパークたまがわ」着。東屋の横の芝生の隅にテントを設営し今夜の宿とした。写真は道の駅まであと1.3キロ地点。今日の歩行の目途がつく。


今日は山陰の海の美しさを満喫しつつ、11時間行動でよく歩いた日だった。

経費  2,174円    累計  80,470円
歩数  65,871歩   累計  1,022,961歩
距離   44km    累計  652km


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