ねこに ねこじゃらし

ねこのそらの話を中心に、ぽつぽつゆっくり更新しています。

台風が来る前の少しの晴れ間

2018年09月30日 | 日記

雨の日 自宅近くの農業用水路にアオサギが佇んでいました




雨の多かった9月を締めくくるように
朝から台風のニュースで
それなのに晴れたりして
そわそわと落ち着かない日曜日です。

気が付けば 前の日記から10日以上が過ぎているのに
にゃんず&諸々の写真は撮りっぱなしでスマホの中。

そうだ、今日は写真の整理をしよう。
所属している里山グループが今年で10周年になるので
これをきっかけに撮り溜めた写真も選んで削除。
そうだ、そうしよう・・・。

時間があるからこそ思いついたのに
気が付けば眺めてばかりなのは
紙の写真もデジタルも同じですね。

まぁもう少しこのままでいいか
と外を見れば 雲が厚くなった昼下がり。

パンを食べようと台所へ行くと
2階から猛然とダッシュしてきたにゃんず
ごめん ごめん お腹すいたね
一緒に軽く昼ご飯のあと 少し写真を載せようとブログを開きました













涼しい日は momoが膝に乗ってくる。
というより
momoが膝にくると 涼しい季節になったんだなぁと気が付く。
猫のぬくもり ぬくぬく温かいこと。
しなやかにすっとジャンプしてくるmomo。
初めは軽いのに これがどうして岩のように重たくなってゆく不思議。














たまたまつけたテレビが‘岩合さんの猫歩き‘だった場合。
消せません
momoの目が釘付けになって
消せないので わたしも一緒に見ることになりますが
見ればやっぱり面白いに決まっています














やっぱり秋刀魚は格別 にゃん
止まらない 止まらない
半身は食べられちゃいますけど
momoと食べる秋刀魚は最高














momoばかり膝に乗るのを気にしてたのね













オイラも抱っこ~
って飛びつくそら。
momoのように すっとしなやかジャンプは未だに出来ない。
2本足で立って 椅子に座るわたしの脇腹を 手でトントンと叩く
だんだん着ているものにぶら下がるようにして
諸手を挙げて 抱き上げてもらうのを待つ
脇の下に手をいれ持ち上げると
びよ~んとなが~いそらが釣れる


首筋舐めて 顎舐めて  ワンチャンかい キミは?って仕草
お次は人間の赤ん坊のように横抱きの姿勢。
顔の小ささに騙され かわいいねぇって撫でて
その下にある ドデ~ンと立派なおっさんのお腹に
大笑い 苦笑い。












夏の酷暑で弱ったフウセンカズラが
涼しくなって また勢いを増してきて
低い日差しの中でユラユラ momoを楽しませる。
毎年の繰り返し。



momoは特に変わった様子はありません
呼吸も穏やか、食欲も旺盛です。












最後は、先日出かけた帰りに、
ふらっと途中下車して歩いた時に撮った写真です。
遠い思い出話です。


幼い頃、祖母の家がある高津によく行きました。
といっても「みぞのくちのおばあちゃん」とわたしたちは呼んでいました。
昼間から母と妹弟と出かけて行くのですが、大井町が職場だった父も仕事の帰りに寄り、
親戚大勢で夕飯を食べ、トランプなどの楽しい時間が過ぎると
帰りは武蔵溝の口駅まで歩かなければなりませんでした。

高津駅は子供の足でも10分もかかりませんが
武蔵溝ノ口までは30分近くもかかったでしょうか。
古い家から漏れる灯りが羨ましくなる暗い道でした。

途中、バーの紫色の看板が通りに薄暗い光を投げて
子供心に駅までの半分と目印のように思っていた微かな記憶があります。
「ここがあの場所だな」とおそらく今回が思い出せるギリギリのような気持ちでその場所を眺め
川沿いの道に曲がった瞬間 赤や青に染まった川面の風景が浮かびました。
それは夕方で、一緒に歩いていた祖母と 祖母と一緒に住んでいる従妹もいて
3人で夕飯用のお肉を買いに行った夏の夕方の光景でした。

この川の上流で染物でもしていたのでしょうか。
違う色に染まった川が見られると「今日は当たりだな」と
子供心に楽しみにしていたことなども次々と思い出し 胸がきゅっとしました。

それはとても好きな光景で温かい思い出です。
同時に、父と母に話してももう伝わらないな、そういう思いも湧きました。

でもそれはもういいんです。

きっと、そんな気持ちを確かめに出かけたんだ。
そんなふうに納得しました。

ふらりと出かけられたこと、
それはmomoが元気だということ。
それが今はただ嬉しく、それ以上は望まなくても
もういいよね、とそんな風に思うのです。



あらら、長々と書いていたら雨が降り出しました。
夜中には暴風雨になるという予報です。

日本列島を縦断する台風24号。
毎回酷い爪痕をつけていく台風には
気を付けなければいけませんね。
























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2 コメント

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色に染まった川 (首輪のない猫)
2018-10-01 20:16:38
ねこじゃらさん 今晩は
台風24号 通り過ぎましたね ・・
ねこじゃらさん 大丈夫でしたか 何事もないことを祈ります

それにしても台風 ほんとうに強烈でした この部屋で寝るようになって15年近く 
初めて雨戸をピタッと閉めました 真っ暗な部屋と閉め切った部屋が嫌いなので、いつも半分しか雨戸を閉めないんです(=^・^=)
窓を開けて眠るのがクセになっていて 月の光や朝日を楽しむのですが ・・
さすがに昨夜は雨戸を閉めて横になりました しかしながらゴーゴー ビュービュー ガタガタ 風の音と雨音でなかなか眠れませんでした
台風 怖いですね しみじみ感じます

momoちゃんが元気でとっても嬉しい moomちゃん 秋刀魚がすきでしたよね これから秋刀魚の季節だよ momoちゃん よかったね(^^)/
フウセンカズラとmomoちゃんの写真 素敵ですね 
そらちゃんの 抱っこして 可愛い
ねこじゃらさんのわき腹をトントンして 服にぶら下がって・・
最後は諸手をあげて抱き上げてくれるのを待つなんて かわいいしぐさです! イチとミィちゃんには無縁かな

みぞのくちのおばあちゃん 何度も読ませていただきました
高津・溝の口は駅周辺だけですが、私もなじみがあります~(#^.^#)
高津から武蔵溝ノ口 歩くとかなり距離がありますね
バーの紫色の看板 それが子供の頃 駅まで半分の目印だったんですね 光景が目に浮かぶようです
そして道を曲がった瞬間に見えた 赤や青にそまった川面の風景
一枚の絵画を、何枚も見ているような感覚になりました 
ねこじゃらさんにとってすきな光景で温かい思い出 それを ご両親にお話ししてももう伝わらないな
ねこじゃらさんの かなしいせつないお気持ち ひしひしと伝わってきます
首輪のない猫も、両親が高齢になり年を重ねるごとに 少しずつ父と母が遠くなるような 違う世界へ移行しているようなそんな感覚になりました
どんな状況でも、もっと もっといろんな話をすればよかったと今は後悔ばかりです

ねこじゃらさん momoちゃんとそらちゃんが元気で嬉しいです~
そして 素敵なお話をありがとうございましたニャン(=^・^=)
台風一過で暑い日になりましたー 寒暖差が激しいですね 
ねこじゃらさん どうぞお体を大切にお過ごしくださいね
どこかでお会いしましたか?(^-^) (ねこじゃら)
2018-10-02 14:37:14
首輪のない猫さん

こんにちは。
台風、本当に怖かったですね。
あの晴れ間にすっかり油断して、
普段は取り込んで置くような植木鉢をいくつもベランダに置いたままにしてしまい、
雨風強くなった頃に窓を開けたらとても取り込めるような状況ではなくて
夜中にそれらが飛んでいくのでは?
いえいえ、その前に安普請の家がバラバラ~っと飛んでいくのでは?
と、怖くて眠れませんでした。
隣で寝ていたmomoも、あまりに激しい風で起き上がり
耳をレーダーのようにピクピクさせ、目をぐりんぐりんさせて何かをキャッチしようとするようで
そんな様子にわたしも、ただ事じゃないのかな?と緊張しました

わたしも首輪のない猫さんと一緒で、普段は雨戸を閉めない派ですが
一昨日はさすがに閉めました。
薄い雨戸ですが、それでも心強い感じが少しだけしましたよ。
集合住宅に住む友人はガラスが割れるんじゃないかと心配で眠れなかったと言ってましたし、
平均60代アタマっくらいの(笑)友人知人が
声を揃えて「今まで生きてきた中で一番怖かった」と言っていたくらい、
年々脅威になっていく台風の恐ろしさを肌で感じましたね。
なにもなく過ぎたこと、本当に運が良かった、そんな感じがします。

ところで
首輪のない猫さんも、高津と溝ノ口に馴染みがあったんですか?
とっても嬉しいです~
もしかしたらどこかですれ違っていたり、
電車の中で隣の吊り革につかまっていたことがあったかも?
なんて妄想してしまいます

子供の頃は書いた通りなんですが、
専門学校生になって溝ノ口が乗り換え駅だったこともありました。
まだ今のように洒落てなくて、闇市と古い小さなアーケードが街の印象を決定づけていて
たくさんあるスーパーも安くて庶民の街でした。
バスロータリーを挟んだ向かいにあった今川焼き屋さんの前で
次々に出来上がっていく様子を眺めるのが好きだったことや、
コンコルドというパン屋さんの薄べったいチーズパンが好きだったことなど
なんだか美味しい記憶が次々によみがえります

今日はなんとも気持ちの良い一日ですね。
momoもそらもスースー寝ています

また明後日からは雨になり、次の台風も心配です。
今回の台風の怖さを忘れないように、
ちゃんと備えておかなくちゃと思います

首輪のない猫さん、今日と明日の心地よさを十分に味わってくださいね~。
わたしもこれから、川の方に散歩に出てこようと思います

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