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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

自転車ADRセンターの開所を祝う(4回シリーズその2)

2013年03月14日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 自転車を運転する側の無謀な行為は目を覆うばかりだが、事故発生の原因の一つとなっている。例えば、イヤーホンを着けた運転、携帯電話でメールの操作や、ゲームを行いながらの運転、大人の二人乗り、歩行者優先の掲示がある歩道でのスピード運転、T字路や止まれの標識があるのを無視する標識違反運転、酔っぱらい運転、無灯火運転等数え上げればきりがない。歩道や車道を左側通行しない運転は日常茶飯事である。手軽に乗れる自転車が身近な交通手段であることによって、マナーや運転操作に対し罰則の適用が緩やか、なおかつ、未整備であったことが裏目に出た可能性もある。

 一方、事故に遭遇する被害者側の原因で誘発される事故は皆無ではない。交通ルールは歩道においても適用される。我が国では誰もが知っている人は右側、車は左側である。このルールが歩道では変わることに注意する。車線の右側の歩道を歩行者が歩く場合は、進行方向に向かって、歩道の半分の右側を歩き、自転車は車道に近い歩道の半分の左側を走る。では、車線の左側の歩道では、自転車は歩道の幅の半分の車道側(右側)を走り、人との接触を避ける。対面してきた自転車があれば歩道の幅の半分の車道側で離合する。しかし歩行者は右側通行であるが車線の左側の歩道を歩く場合は歩道の幅の半分の左側の車道から離れた場所を歩くことになる。自転車の走行と反対によけなければならないが、人は後ろが見えないため、自転車が来るのが分からない。このときに事故が起こりやすい。

 歩道に自転車を乗り入れること自体が良くないと思うが、車道で自転車を運転すべきとの指導が行われているが、車道では道幅一杯の大型車やバスが走っていれば恐ろしくて自転車運転は厳しい。自転車専用レーンが一部の市町村で試行されていると聞くが全国に展開するには多くの課題解決が残されており、簡単にはいかない。(次回へ続きます)