ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

南北緊張とチョン・セヒョン元統一部長官の新刊

2010年12月18日 07時44分26秒 | Weblog
 今日からの西海での韓国の軍事演習に共和国は反発している。11月23日のヨンピョンド攻撃のときも前段での警告が韓国側になされていたから、とりわけ心配する。

▼私が知る狭い範囲の交流だが、韓国の友人はあまり心配していないようだ。ただ在日韓国人の友人は「義勇兵募集するなら参加する」とまでいう。つまり韓国側の反撃への参加だ。そこまで立腹している。とにかくきな臭い雰囲気だ。困ったものだ。

▼もし金大中さんが生きていたら、ノ・ムヒョンさんが生きていたらとも思う。韓国側の特使として共和国への説得にあたるだろうし」、それなりの効果も期待できる。それがいまは手持ちがないのか。李明博大統領は強気の姿勢を崩していないし、太陽政策とは反対の方向に完全に舵を切った。

▼休戦協定や6・15宣言があるではないかと思うが、どういうことになっているのか。

▼韓国側の情報は韓国の新聞を読めばよくわかるが、共和国はぜんぜんわからない。また識者のコメントもあてにならない。11月24日朝刊の新聞各紙を読んで、読売の解説が一番いいと思ったが、被害の詳細がわかると正確にとらえていなかったように思う。

▼太陽政策に関して政策を進めたチョン・セヒョンさんの本が11月20日に韓国で出てよく読まれていると聞いた。第29、30代統一部長官をつとめ、金大中さんが立命館大学に招かれたとき同行していた方だ。この本を是非読みたい。だれが戦争を望んでいようか。
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