ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

韓国はどう向かうか

2006年05月31日 11時05分40秒 | Weblog

 それに忙殺もいいところで、他のことは何もできない。よわったものだ。

 韓国メディアについて原稿を書かないといけないが、文献だけは集めたが、読み込みが一切できていない。締め切りがいよいよ迫ってきた。

 その韓国は今日が統一地方選。広域都市や道知事関連の14選挙区のハンナラ党の優勢は変わらない感じだ。ということは次期大統領選挙での優勢はハンナラ党ということになる。

 ただイ・フェチャン候補の優勢が投票前夜から1夜でひっくり返った2003年大統領選の記憶が新しい。韓国は激しく動く社会だから、何がおきるかわからない。ソウル滞在が長い大手紙の元特派員は「3か月で変わる韓国」と激しい動きの韓国社会を分析して話してくれたが、日本は既得権層の安泰はいつまでも変わらないのと対極的。ただ門閥社会は依然としてその牙城は崩れない。

 韓国の知人に聞くと、金大中前大統領の北訪問は実現しそうだという。しかし2000年6月の南北共同宣言のときとは異なるようだ。

 北は膠着状態にあるアメリカとの関係が打開したい。ところ金前大統領の再訪で効果が見られるとは考えていないという見方があるのだそうだ。大きな政治的な閉塞状態ー北にしても、南にしてもだーの打開には結びつかないとの観測が大方だという。

 やはり大きな影響力はアメリカの対朝鮮半島政策なのだ。拉致問題の取り組みがブッシュ大統領の対北政策と合致してきたわけで、そういう意味では共和国の譲歩を迫ることで解決に一歩進むのか。世論政治は大衆的民主主義の基本。過去の日本の拉致問題に自覚しつつ、現在の拉致問題を考えたい。ただ共和国はポスト小泉、ポストブッシュを見据えているから、それなら韓国にはどうした視線を送っているのか。南北鉄道試運転の中止はこの統一地方選にも影響しているだろう。午後6時くらいには投票率のだいたいの線が出てくる。どうなるか。
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