ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

サッカー 韓国の応援ぶり

2010年06月24日 23時30分21秒 | Weblog
韓国が決勝トーナメントに進んだ。アルゼンチン戦での大敗のとき、友人とソウル・インサドンのテジコギ(豚肉の焼肉)料理の店で応援していたが、とにかく応援ぶりが桁違いだった。

サポーターは赤いシャツを着て、女性は牛の角のようなアクセサリーをつけるのが流行で、角部分が光るのだ。また郵便局に行ったら、職員が応援の赤いシャツを着ているではないか。恐れ入った。ソウル市役所前広場には赤いシャツを着たサポーターが何万人も集まっていた。

極めつけは友人の弁だ。「今日はサッカーの試合があるから地下鉄は特別ダイヤだ。遅くまで飲める」。本当かいなーと思ったが、テジコギのあとはカウンターバーのようなところで友人5人とまた一杯。しかしソウルの中心街から離れた友人宅には、タクシーで帰ると相当経済的負担だから、12時半まわるころになると私はソワソワ。友人らは一行に時間を気にしない。「特別ダイヤだ」と暢気なものだ。

疑り深いのはいいのか、悪いのか。本当に予選リーグの2試合目で特別ダイヤが組まれるのか。どうも解せない。そこで、「もう帰ろうか」と友人たちの重い腰をあげるように私は実力行使。階段下りて地下鉄に乗ろうとすると、「最後の電車だ」と酔い客が叫んでいるではないか。

全力疾走で電車に乗り、「やれやれ」とため息と安堵の吐息が出たが、途中の駅でストップ。目的の駅まで行かない。ここがダイヤの最終電車の最後の駅なのだ。特別ダイヤなど勝手に決め込んだだけだった。時間は1時半近い。

ところがソウルはこの時間も路線バスが走っているから、友人はバス停に入るバスに「○●に行くか」と運転手に聞いているではないか。バスの電子掲示板を見ると「本日は終了」と掲示されているのに、これがおかまいなしだ。本当に弱ったお方だ。さすがに私も腹をたて「もうバスはない。タクシーで帰ろう」と無理やりタクシーの座席に彼をねじ込んだ。

日本は明日3時半ゴールだ。特別電車は無論ない。ただスポーツカフェーが特別営業しているようだ。眠ずに応援はできそうにもない。瞼がどうももたない。
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『丹波マンガン記念館の7300日』(李龍植著)韓国版刊行

2010年06月24日 20時24分15秒 | Weblog
李龍植さん著の『丹波マンガン記念館の7300日』(解放出飯社)の韓国版が韓国の出版社「論衡」からこのほど刊行された。翻訳はペ・ジウンさん。定価は10000ウオン。
 丹波マンガン記念館は1989年5月の開館から20年の歴史を刻んできたが、昨年5月末に膨大な経費が毎年かかるものの、来館者が減少しており、改善が見込めないとして閉館した。しかし記念館を残そうという声が強く、このたび「丹波マンガン記念館再建委員会」組織し、再建運動を推し進めていくことになった。6月27日午後3時から『丹波マンガン記念館を再建するための有志の集い』が龍谷大学3号館101号室で開かれる。
韓国版は日韓関係の本を出版している「論衡」が企画し、韓国の市民運動グループKIN(地球村同胞連帯)の運営委員ベ・ジウンさんが翻訳を担当し刊行した。韓国の新聞でも今後書評として取上げられるという。「論衡」は2003年に設立され、これまで110点ほどの出版物を刊行、日韓関係の本のほか、沖縄問題も積極的に刊行している。
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