ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

インタビュー 大阪コリア文化サラン房「ダルマジ」をオープンさせた高貞子さん

2010年05月26日 07時38分16秒 | Weblog
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  -「タルマジ」と名付けられた韓国伝統茶房はオープンから1か月たちますが。
高貞子さん 焼肉店「高橋」3階にオープンさせたのが「タルマジ」です。そのオープン記念で4月25日に京畿道立のサムルノリのコンサートを企画しました。生野区民ホールは満杯で成功裏に終わり、5月14日の新井英一ライブは、これも「タルマジ」満員の新井ファンがつめかけ盛り上がりました。少し胸をなでおろしているところです。

  -「タルマジ」の計画はいつごろからですか。
高貞子さん 韓国の伝統音楽を現代的によみがえらせた「スルギドン」の音楽に出会ってからです。こんな素晴らしい世界を子どもたちに、ハルモニ(おばあさん)、ハラボジ(おじいさん)、日本の近隣の皆さんに伝えたいと、今回の茶房を計画、昨年10月から準備に入りました。韓国の伝統家屋を再現するため箪笥、椅子、窓枠などのほか、床に敷く伝統的な紙に至るまで訪韓して買い求めました。そしてオープンしてからは、韓国映画を5月初めの3日間にわたり上映しました。そして14日の新井英一さんのコンサートです。今後は安聖民さんのパンソリをこの30日に聞くほか、ソリストアカペラリアブ(6月6日)、民俗文化牌マダン公演(6月27日)「いかいの寄席」と名付けて落語会(7月31日)も予定しています。安さん、落語会とも定例化する予定です。

 -「タルマジ」で出される伝統茶にいて話してください。
高貞子さん 韓国で求めたもので、今回の「タルマジ」の特徴でもあります。本ものの韓国のお茶を飲んで、パンソリなど鑑賞していただきたい。

 -高貞子さんといえば済州島の民話の発掘で本も出されていますが、創作活動の方ではどうですか。
高貞子さん 済州島の民話をもとに創作をやりたいと思っています。いまは「タルマジ」のことで頭が一杯ですが、近々作品を書くことを始めたいです。(聞き手 川瀬俊治

 ※ タルマジとは 陰暦正月15日の月見のこと。村人がこぞって外に出て月を迎えたという。そういう場になるとこを願い名付けられた。
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普天間基地移設問題と社民党

2010年05月26日 07時32分19秒 | Weblog
社民党が連立離脱の危機にある。沖縄での社民の強さから、「社民は沖縄にあり」とまで極論されるほど存在感があり、だからこそ28日に発表される日米合意案には真っ向からぶっかる。

そうした中、福島党首が25日、沖縄を訪れ中井真知事に「沖縄の民意は明確に示されている。辺野古の海に海上基地を造ることは絶対許されない」と述べた。これをどう考えればいいのか。

政府関係者ほど政府情報を知る人はいない。福島党首は閣僚であるだけに、当然、名護市の辺 野付近への移設という日米合意の内容をつかんでいると見ていい。では、今回の行動をどうみるか。最後のぎりぎりまで普天間基地移設で県外、国外への努力をしたことを「党内向け」にアピールしたと私は見る。つまり連立離脱回避のために、離脱を主張する陣営の説得のための行動とみる。「ここまで努力した」と示して、と。

そうでないと福島党首の行動は考えられない。沖縄の民意に反して政府案が辺野古に回帰した愚行は本当になさけない。アメリカの「国益」の方が沖縄の民意より重かったからだ。そして離脱を回避する福島党首の行動は痛々しい。

社民内部の人から、連立にいるからできた成果のいくつかを聞いた。普天間基地移転に限っては、名護市長選まで結論を延ばさせ、さらに5月末までの結論先延ばしができたのは社民の力だといわれている。連立離脱すれば、将来、その役目を失う。

しかし、沖縄の民意に主軸をおくならこれは離脱して「共闘」を組まねばならないだろう。繰り返すが、日米合意は沖縄の民意に反している。私はこの合意にとても賛同できない。

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