あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

柴田泉著「鎌倉の西洋館」を読んで 

2019-05-28 15:01:59 | Weblog


鎌倉ちょっと不思議な物語412回&照る日曇る日第1260回


昭和モダン建築をめぐる」てふ副題のある平凡社のコロナブックスずら。

鎌倉山の「旧松本蒸治邸」、雪ノ下の「旧川喜多長政・かしこ別邸」、長谷の「旧前田侯爵別邸」、「加賀谷邸」、「旧諸戸清六別邸」、扇ガ谷の「旧荘清次郎別荘」、「旧中村光夫邸」、「旧田丸節郎邸」、浄明寺の「旧華頂宮邸」、由比ガ浜の「旧篠田太郎邸」の10の名建築が写真付きで紹介されている。

こないだ見物したばかりの長谷の「加賀谷邸」(ひところ山口瞳が住んでいた)と「旧諸戸清六別邸」(長谷こども会館)が同じ建築家の作物で、かつて両者は長大な渡り廊下で繋がっていたという話は初耳だった。

私がまだ見たことがないのは、「旧松本蒸治邸」、「旧中村光夫邸」、「旧田丸節郎邸」、「旧篠田太郎邸」の4つ。扇ガ谷に中村光夫の旧邸がありし日のままに保存されていることは最近知っったが、今度散歩がてら訪ねてみよう。

昨夜は和泉橋で5匹、光触寺橋で1匹、太刀洗で1匹のヘイケボタルを見かけたが、
扇ガ谷では、住民がゲンジボタルの幼虫をカワニナと共に育てているそうなので、夕方から歩きだすのもいいかもしれないな。

  ゴルフして大相撲見せて飯喰わせ天皇に会わせて戦闘機買う 蝶人


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