あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2024年水無月蝶人映画劇場 その7

2024-06-28 11:16:21 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3671~77

1)エイブラハム・ポロンスキー監督の「夕陽に向かって走れ」

1909年に起きた先住民の哀しい実話を69年にレッドフォード主演で映画化した哀しいお噺。

 

2)ピーター・モーティマー監督の「アルピニスト」

25歳で散った不世出の単独行登山家、マーク・アンドレ・ルクレールの軌跡をたどる2020年の哀しい悲しいドキュメンタリー映画。

 

3)ケヴィン・マクドナルド監督の「モーリタニアン」

9.11の容疑者として悪名高きグアンタナモ基地に14年間の長きに亙って収容された無実のモーリタニア人の2020年の災難記録。懐かしやジョディ・フォスターが主演している。

 

4)タランティーノ監督・脚本・出演の「レザボア・ドッグス」

1992年の裏切り者探しのギャング映画。

 

5)ガス・ヴァン・サント監督の「小説家を見つけたら」

ショーン・コネリーとマーリー・エイブラハムが健在ぶりを見せつける2000年の文芸青春物語。

 

6)内藤誠監督の「スタア」

スタア夫妻のホームパーティ自を舞台にした1986年のドタバタ喜劇。

原作者の筒井康隆をはじめ原田大二郎、水沢アキ、山下洋輔、坂田明、タモリ、和田アキ子など多彩なスタア総出演のスラップスティックだが、てんで面白くもおかしくもないのはなぜ。

 

7)クリストファー・ノーラン監督の「フォロウィング」

趣味で他人の後を尾けていた男が陥った陥穽を描く1999年のミステリー映画の佳作。

 

いずれにせよ滅びの道を辿るらん水と油の老人に従い 蝶人


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