闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1171、1172,1173,1174
○ターセム・シン監督の「白雪姫と鏡の女王」をみて
悪辣な鏡の女王を演じるジュリア・ロバーツがうってつけ。白雪姫のリリー・コリンズを喰いまくります。
○マイケル・リッチー監督の「がんばれ!ベアーズ」をみて
ウォルター・マッソー監督の元で戦う1976年製作の少年少女野球映画。ピッチャー役はテイタム・オニールだが「ペーパームーン」ほどの輝きはない。大人の思惑を吹き飛ばす子供ごころずら。
○マイケル・パウエル監督の「赤い靴」をみて
その靴をはくと踊り子(モイラ・シアラー)は踊りを止めることができない。赤い靴とはなんの象徴であろうか?この映画が大好きなスコセッシがデジタル版を完成させたそうだがどこが良かったのかしら。

○リチアーノ・サルチェ監督の「狂ったバカンス」をみて
技師の中年男が自由奔放な娘や若者たちに翻弄されて放り出されるイタリア製のコメディ映画ずら。60年代特有のアナーキーな気分が底流しているのが興味深い。小悪魔役のヒロイン、カトリーヌ・スパークはいいなあ!
このたびは「共謀罪」で脳内透視監視カメラじゃ安心できない 蝶人