闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1153、1154、1155
○ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」をみて
トールキン原作の「指輪物語」の2001年製作の映画版ずら。途中で止めようかと思ったが我慢していると少しずつ面白くなってきた。でも私はこの主人公の少年の顔が好きになれないのだ。目が死んでいる。
○ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング/2つの塔」をみて
「泰山鳴動して指輪1個」というのがこの映画のテーマであるが、本作では指輪そっちのけで天地が轟鳴して、そのまま終わってしまうのであったあ。
強いて見どころをあげれば、巨大な樹木が戦闘に参加するのと、善悪の両心が1身内で相争うスメアゴル(ゴクリ)の造型が興味深い。
○ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」をみて
勝っても勝っても続々登場する新たな強敵。巨象の弱点は足だったというのはスターウオーズのぱくりか。
それにしても主人公のホビット、フロド・バギンスの優柔不断と弱弱しさにはみていてもいらいらする。従者のサムの方がよっぽどましな人間?であるなあ。
ワーグナーでもそうだが「指輪」なんぞ一向に世界と人類の為にならなということがいまさらながら分かる?長旅御苦労さん物語ずら。
散り果てて見る人もなき桜かな 蝶人