行雲流水の如く 日本語教師の独り言

30数年前、北京で中国語を学んだのが縁なのか、今度は自分が中国の若者に日本語を教える立場に。

【2019古都取材ツアー①】中国の学生が体感した「縁」

2019-05-03 17:13:11 | 日記
汕頭大学新聞学院の女子学生8人を引率し、4月22日から京都、奈良、大阪を巡った取材ツアーが終わり、本日3日未明、大学に戻った。まるまる11日間、京都・東福寺の近くで民泊し、朝から晩まで各地を歩きまわった。事故や病気もなく、無事女子学生を学校に送り届けることができ、ホッとしている。


(4月22日 広州白雲空港)


(5月2日 関西国際空港)

買い物をする時間もなく取材に専念し、疲労にも打ち勝って任務を全うした彼女たちをまずほめてあげたい。日本の文化に興味を持ち、日本が好きで、日本をもっと知ろうと質問を繰り返した。指導教師兼通訳として間近で彼女たちに接し、そんな中国人学生の姿に触れられたことは、大きな喜びであった。









彼女たちが取材相手に用意した感謝状は30枚以上にのぼった。裏面にはチーム名「新緑」のメンバーを紹介したポスター、表の文面には、

「非常感谢您对“新绿”报道团的支持和帮助,我们会好好珍惜这段难得的中日缘分,努力发挥新闻学子的价值,做出好的作品来回馈。这段时间您辛苦了!ありがとうございました!」
(新緑の報道チームに対する支持と協力に深く感謝申し上げます。私たちはこの有り難い日中の縁を大切にし、ジャーナリズムを学ぶ者としての真価を発揮するよう努め、報道作品をもって報いたいと思います。取材を受けていただき、ありがとうございました!)

と書かれていた。取材の過程で、寺院や老舗旅館、カフェでしばしば耳にしたのも「縁」のひと言だった。今回の取材でも多くの人たちに支えられ、助けられた。これからゆっくり彼女たちの活動、成果を紹介し、お礼の言葉としたい。

(続)



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