「稲敷みつばちの里づくり」に鹿嶋から移住させた日本ミツバチの採蜜をしました。重箱式巣箱で飼育している日本ミツバチの採蜜は一般的には秋だそうです。しかし、この蜂群は昨秋採蜜していない上に、分封により蜂数が減少してしまったため、巣内の守備範囲を縮めるために巣板を切り取り、採蜜をすることにしました。
まずは、巣箱の天井板を外します。天井板には巣板がくっついているので、ワイヤーを隙間から差し込み、天井板と巣板とを切り離していきます。
これが天井板を外した状態です。巣板がもっと隅々まで出来ていると想像していましたが、意外と隙間がありました。中央付近に蜂蜜が光っています。
天井板を外した後は、この一番上の重箱を直ぐ下の重箱とを切り離します。
取り外した一番上の重箱です。写真のように、巣板と重箱とを切り離します。
これが重箱からくり抜いた巣板です。この巣板に包丁を入れて置いておくと、自然に蜂蜜が流れ出してきます。これを漉して蜂蜜の完成です。
採蜜した重箱は、下から二段目に挿入して巣を元通りに設置しました。