鹿島アントラーズは昨日の広島戦で、久々に大勝しました。その試合当日、鹿島サッカース
タジアム3階コンコースの脇に日本ミツバチが突然蜂球を作りました。そして試合は5対1と
鹿島アントラーズの大勝で終わりました。鹿島アントラーズにとっては幸運の女神となった日
本ミツバチですが、相談を受けたのが試合開始2時間程前。既に多数の観客が入場してい
る時間帯でもあり、また蜂球の状況も確認出来ない状況だったため捕獲はせず、本日改め
て鹿島アントラーズFCさんからの依頼を受けて捕獲作業をしました。
蜂球は日陰の風通しのよい場所にありました。
口を開けたゴミの回収袋を蜂球の下に差し込み、霧吹きで蜂球全体に水をかけてミツバチ
が飛びづらくした後、手でミツバチを袋に掻き落としました。
ゴミ袋に回収した日本ミツバチです。回収したミツバチを入れる巣箱はスタジアムから車で
5分程度の近距離のため、作業性を考慮して今回はゴミ袋を用いました。しかし、本来は通
気性のある布製の袋を用いるのが普通です。機密性の高い袋ではミツバチが窒息したり、
興奮して発生する熱で自滅する可能性が高まるためです。
袋の中のミツバチを巣箱の上から落とし込み、直ぐに天井板を取り付けて収容完了です。
巣箱にミツバチを落とし込む際、ミツバチが脚を滑らせて落ちやすいため今回はゴミ袋を利
用しました。
上の写真は天井板を取り付けた直後の写真ですが、とても大人しく直ぐに巣箱に馴染んで
いるように見えました。巣箱の周りを飛び回る大騒ぎはしません。さすがに勝利の女神の貫
禄でしょうか。