こんにちは。稼プロ!19期の宇野毅です。2022年も最後の週となりました。
毎年1月1日〜7日に日本全国各地で行われる「七福神めぐり」をご存じですか?七福神とは、恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋尊の七神を指します。それらが祀られている神社やお寺を参拝し、万福招来を祈願するのが、「七福神めぐり」です。都内にも浅草、谷中、新宿、日本橋など、多くのエリアにそれぞれの七福神を祀る寺社があります。
さて、おめでたい「七福神」に使われている数字の7ですが、七福神の他にも七草がゆ、七夕など、7にまつわる慶事はたくさんあります。数字の7は、日本をはじめ、欧米各国でラッキーナンバーとされています。
日経電子版12月24日の「くらしの数字考」で、数字の7を各国で好まれる理由が紹介されていました。記事によると、欧米では、広く信仰されるキリスト教で7は完全数とされているとのことでした。これは、旧約聖書で「神が6日間で天地を創造され、7日目を安息日としたこと」から来ているそうです。
また、7と聞いて思い浮かぶのは、「ラッキーセブン」という言葉でしょう。これは、米メジャーリーグで、1885年、シカゴ・ホワイトストッキングス(当時)の優勝がかかった試合の第七イニングに、平凡なフライが風に舞い、ホームランになったため優勝できたことがきっかけだそうです。
なお、日常生活で人が瞬時に記憶できる情報は7個程度であるという研究も、米国ではされています。何の意味も持たない数字の羅列でも、7桁ずつ区切れば覚えやすくなるそうです。また、7つの情報があると、脳の短期的な記憶領域が満たされるので、脳が「網羅した」と感じやすい、と説明する研究者の方もいます。そのため、「世界七不思議」や「七つの海」など、「世界中の」「全てそろった」という意味合いで使われるのだそうです。
来る新年、ご利益祈願のため、お近くの七福神を探して、めぐってみてはいかがでしょうか?
物語でも7つとか7人とか、考えるといっぱいでてきますよね。7つの球を集めるとか、7人の悪魔とか(マンガばっかりですが・・)
日本人は特に好きそうな気がします。多様さを表すのにもっともよいバランスなのかも。