沖縄県浦添市在住で日本舞踊家の若柳康美先生がこのたび
「日本舞踊に魅せられて」という自分史を上梓された。
先生の一番弟子でご夫婦でお付き合いが深い赤嶺様より
先生から言付かったとの由で今日届きました。一気に拝読致しました。
昭和31年上京し(中学から)お父様がご用意してくれた一軒家でご兄弟で
暮らし、芸事に勤しむ生活は当時としては大変恵まれており、というより
なかなか出来ないことだったと思う。今に続く道がすでにあったということは
羨ましくもあり、日舞のために生まれてきたような先生ですね・・
女の一生を興味深く読ませていただき、やはり道を求める人は静かに輝く!
琉球舞踊が王道な沖縄の地で日舞を広め、今現役で活躍されています。
一昨年は文化功労賞を受賞され名実ともに沖縄では頂点に立っておられる方です!
以前、先生のお宅にお邪魔したことがあり・・舞台では大きく堂々としている先生ですが
普段は小柄なお身体同様少女のようなところがあり、とても可愛らしい先生です。
門弟や踊りの友人が多いのも先生のお人柄ゆえでしょうね・・
幸せの風に乗った50余年とおっしゃる先生の一節の下りがありますが先生の周りにも
幸せの風が吹き渡っているはずですね・・幸せってすてき・・
若柳康美先生これからも、お身大切にチバリヨ~(沖縄の方言で頑張っての意味)