おいしい♪スイカ

８月の一週目、恒例の月釜へ。
猛暑だし、一番暑い時間だし、お席入りされる方も少ないかも・・・なんていう席主の方への心配は全く気の回しすぎ。
この日も沢山の方が席主の方のお話しに熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
ご用意下さった、諸江屋さんの妙蓮せんべいを堪能してお薄を戴いていると、あらっ、お菓子がもう一種♪
大きな器に山盛りのスイカをご用意下さいました。
毎日３５度前後の猛暑ですから、水分たっぷり、甘くて美味しいスイカの心遣いがとっても嬉しかったです。

月釜の後は、ランチ＆おしゃべりタイム。
この日は久しぶりの龍公亭さんへ。
yatti姫、ずっと胃の調子がイマイチで、いつもだったらかっさと一緒にビールや泡を飲んでぷはーって言っているけど、残念っ、yatti姫はドリンクなしぃ～。

暑い日には暑いものを・・・と、yattiは五目入りつゆそば

かっさは海鮮入りやきそば

kaoは特製冷麺

トリオそろい踏みが久しぶりだったこともあって、ブラッキーな語りであっという間に時間は過ぎ、ランチタイム終了ですって声をかけられちゃう始末。楽しかったぁ～♪
いつもだったら、こちらも恒例のベッカーさんでパン祭り・・・と行きたいところですが、この暑さ、着物、無理っ。
電車に乗って三越前へ。ゴントランシェリでパン買って、三越でおやつ買って、なぜか記念撮影♪

自撮りしようと三人でわいわぃしていたら、見かねたおばさまが、あらあら撮って差し上げるわぁ～って撮って下さいました。
ありがとうございました！！！

湘南ハニーっ

修業先との行き帰りの途中、kaoのレモンケーキ好きを知って、かっさが買ってきてくれた湘南ハニーレモン。

日経新聞の暑い時期に食べたいレモンの焼き菓子　お薦めの10品に載ってたんだよーって。

冷蔵庫できゅーっと冷やして戴いてみました。

レモン型のケーキの上にはkaoの好きなレモンのアイシング、ぎゅーっと詰まった生地からは爽やかなレモンの香りと酸味、バターの風味がえええーーーいっ、っとやってきました。
うん、おいしぃ～～～。さすが２位！
１位のさよなら三角、またきて四角と、７位の蒼いレモンケーキは戴いたことがありましたが・・・まだまだおいしいぃレモンケーキがこんなに沢山あるなんて！
かっさま、ご馳走様でした♪

明日は八朔

７月最後の日は会社をお休みして、朝茶事の懐石料理教室へ。

いつもは一人で後ろの方に座っているのですが、この日は同じお稽古場のＹさんが一緒だったことと、人数が少なめだったので一番前で先生の手元を間近で拝見しながらお話しを伺いました。

まずは、朝茶事の懐石料理の特徴から。
朝茶事は、遅くても９時から９時半には終了する茶事のため、早朝からの懐石料理ということで、食材にはお腹に負担の少ない野菜を使ったり、魚は生ものは使わずに干物や酢で〆たものを使いますとのこと。
なるべく贅沢な材料は使わずに・・・と先生おっしゃいますが、目の前には活きた立派な鮑が・・・笑

器も夏の朝の茶事ということで、爽やかで涼しげです。

飯器は竹籠で、中には朴葉を敷いて、今日は紫蘇飯を盛りますと先生。

汁は赤味噌仕立て
冬瓜と結び湯葉、辛子

向付は、鱸の風干、白ずいき、緑おろし、三杯酢

鱸は３枚におろして塩水に浸け、こんな風に風干して、

炭火で焼きます。

鱸もこれだけの手間をかけていますが、白ずいきの灰汁の取り方の手の込んでいることと言ったら・・・この向付・・・つい美味しくてぺろりと平らげてしまいましたが、もっとじっくりいただくべきだったかも・・・。

煮物椀は、玉子豆腐、蒸し鮑、オクラとろろ、薄葛仕立て、生姜

蒸し鮑・・・活きた鮑を下処理して、１時間蒸して、２時間かけて柔らかくして、２時間かけてお味を入れてゆくという手のかけよう。美味しくないはずがありません。
早朝に、薄葛仕立ての汁にくるまれたじんわり温かい玉子豆腐は、胃がじんわり温まって、気持ちがいいでしょうねぇ～。
夏の冷えた胃にも、じんわり気持ちよかったです。

朝茶事は、本来一汁二菜なので強肴は用意しないとのことですが、もし、用意する場合はどんなものがいいかと言うことで、今回は加茂茄子の味噌田楽を。

素揚げして、表面をこんがり焼いて、田楽味噌を塗って、さらに焼く・・・美味しくないはずがありません。

小吸物は、早松茸、梅肉仕立て

椀の蓋を開けた時のふぁ～っと松茸の香り、一口いただいた時の梅の酸味と塩味がなんとも言えない爽やかさ。

八寸は、献立表の中でひときわ輝いて見えた、山のものの鮎酢〆蓮芋（青ずいき）と、海のものの浅草海苔油焼き

ずいきのしゃくしゃく感と〆た鮎のむっちりとした食感がたまらなくいい。

香の物は５種。全部おいしかったーーーっ。スイカの皮の奈良漬け買いに行こう！

試食の時間には、せっかく懐石料理をいただくのだからと、折敷の受け渡しの作法、椀の蓋の扱い、飯器や湯斗の回し方などもご指導いただく。
あ、試食の時間と言えば、広間に入らせていただいて一番最初に目に止まったのが、床の間の釣舟に木槿の花。

試食の後に洗い茶巾のお点前でお薄を点てて下さったお嬢さん（笑）が入れたそうです。納得っ。

お菓子はの銘は苔清水
お菓子担当の方が朝、葛を練って作って下さったそうです。
目に涼しく、もっちりしていながら口の中で瑞々しく溶けていく、こんなお菓子をいつかお茶席で出してみたい・・・けど・・・。

さらに、こちらは休憩の時間にいただいたミルクプリンもものジュレがけ
ミルクプリンが美味し過ぎて、スプーンが止まらず、あっという間になくなっていました。

ふと気づいたのですが、懐石料理教室のレポートのはずなのに、まるで食べ歩きのレポート・・・。
でも、いつかきっと・・・　笑

帰り道、先ほどまで朝茶事のこと、懐石料理のこと、頂くときの作法についてご指導下さった先生と最寄りの駅までご一緒させていただきました。
明日は八朔だからこれから京都へ行くんだよ、と気軽にお話し下さる先生に、お気をつけて、とＹさんと二人でお見送りをさせていただきました。

ささのはさーらさらぁ～（お稽古日誌 2014年７月25日）

今週も、金曜日に会社帰りにお稽古へ。
先週は茶箱花点前のお稽古だったから、今週こそは葉蓋洗い茶巾かしらーとお稽古に伺うと、今日は和敬点てしましょーと先生。
わぁ～先週のお稽古の後、茶箱のお稽古ノートで復習と思っていたのにしていない・・・お盆点てに似てるから平気よーと先生。
今日は先生にお届け物にいらしたyatti姫と先生にお客さまに入っていただき、薄め～のお薄（笑）を差し上げました。
kaoはお客さまが二人の場合の和敬点てを、結局お稽古もされちゃったyatti姫はお客さまが三人の場合の和敬点てを先生に見ていただきました。

yatti姫がお点前中、先生が少しお席をたたれた間に、お席の正面、先生のお茶室の窓から見える笹の葉を眺めていたらなんだか気持ちがよーくなって、ずいぶん前に七夕は終わっているけれど・・・ささのはさぁ～らさらぁ～♪って歌ってみたら、yatti姫もお茶を点てながら復唱。
ニヤニヤしてたら先生がお戻りになりました。
yatti姫の点てて下さったお薄は、ふんわり泡でとっても美味しかったです。
夏の夜、ゆったりのんきなお稽古風景でした。

バスに乗って田町のみぃ～

そーいえば、お台場から品川界隈って近いよねぇ～と、思いたち、品川界隈住まいのかっさと田町でイタリアン。
５時に仕事を切り上げて、いそいそと会社の前からレインボーバスに乗って田町駅へ♪

こそこそ話しで驚き、爆笑しながら、旬の食材をたっぷりつかったイタリア料理とワインを堪能しました。
あっ、お店はナビリオさん。

こちらは真鯛のカルパッチョ

この頃から稲光と激しい雨で、わたしたちの席の真後ろの運河の水面には激しい雨粒が打ちつけていました。
鶏レバーのパテとバゲット

このバゲット、お台場のバルでも出会った、気泡がいっぱい空いてるバゲットとは違うもっちりさくさくのもの。
このバゲット、美味しいですよねぇ～と、カウンター越しにシェフに話しかけてみる。
お粉は何を使っているんですかぁ？とさらに質問してみる。
フラワー粉だと思うんですけど・・・実はこのバゲット、フランスから送ってもらっているんですよ～と苦笑。
あっ、そうなんですかぁ～ごめんなさい　笑
自家製のフォカッチャとパンもあるので、ぜひそちらも試してみてください、とシェフ。
そのパンがこちら

外はむしっと暑いけれど、そんな日の熱々グラタンは、冷房や冷たい飲み物で冷えた身体に心地良く、ホワイトアスパラのしゃきしゃき感も相まって、おいしぃ。

蛸とモロッコインゲンのリゾットは、トマトベースで酸味が効いていて、こちらもこの季節にぴったり。食が進みます。

そして最後に車海老のグリルレモン添えをいただきました～。

ワインも飲んで、こんなにいっぱい食べたけど・・・デザートも♪
かっさはアーモンドのパウンド

kaoはシナモンのミルクレープ

この頃にはちょうど雨も止んで、きっと外は涼しくなっているよねぇ～と外に出たら、ここはどこ？シンガポール？
来たときよりもむしっと、ビルの上の方は白く蒸気が上がっているように見えるし・・・熱帯雨林気候になっちゃったんでしょうか・・・ニッポンっ。

この界隈でご飯を食べたりする事は少なかったノで、お台場勤務を幸いに、これからいろいろなお店に足を運んでみたいって思います。かっさま、またいいお店、よろしくぅ～。