定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

貫禄の91作目

2023年09月09日 21時41分00秒 | 日記

山田洋次監督、意気軒昂である。
監督名を目にしただけで、安心して作品を観ることができる。そして盤石のキャスティング。

吉永小百合78歳には唸るのみだが、大泉洋、若手の永野芽郁の家族トリオ、母親が思いを寄せる牧師役の寺尾聡 冒険の要素なしだがこの上ない配役です。

山田洋次の人情喜劇セオリーは、作品が変われど、寅さんシリーズから踏襲されており、涙と笑いが一纏めにやってくるのではなく。
不意に涙がこみ上げる場面とクスッと笑える一瞬が、イレギュラー、波状的にやってくる。そして登場者の台詞がないのに、笑えるシーンが今作にもあり。

脇役グループでの発見は2つ。
主人公の親友役で、役者としての宮藤官九郎が優れて良かった。
もう一人は、主人公の幼なじみ役 枝元 萌、日本のおばさん役の揺るぎなき第一人者は池谷のぶえであるが、
彼女と競るくらいのいい味を出している。

神頼み to be continued

2023年09月07日 20時14分59秒 | 日記

8月最終週の大國魂神社(府中)からスタートし、高幡不動尊(日野)→塩釜神社(東大和)→立川水天宮→豊鹿島神社(東大和)と安産祈願行脚をして、
きょうは立川の行きつけの店で散髪をするつもりが、諏訪神社(立川市柴崎町)参拝に予定変更。

境内に相撲道場、弓道場がある。朝から年輩者が弓を引いている。高尚高邁なアスリートたちだ。
立川駅から750メートルの場所に位置した静寂な場所。
コロナワクチン7回目の案内が来ているので、境内のアマビエ像を写真に撮る予定であったが、忘れた!
散髪も来週に延期。

節操を忘れたように6ヶ所の寺社を周った。出産予定日も迫り、居てもたってもいられない、ジジイの心情をご理解ください。



福田村事件

2023年09月05日 21時39分00秒 | 日記

亡き父の誕生日は1923年7月31日。その1ヶ月後に関東大震災がある。
もっとも父の生まれは群馬・榛名山の中腹であるから、被害には遭遇しなかったが。

丁度、震災100年の今年、ドキュメンタリーの森達也監督が手がけた劇映画。
映画は予習なしで観る派だが、史実に基づくこの作品はウィキペディア等で予備知識を入れた。

福田村(現千葉県野田市)で起きた、日本人による日本人9人を手に掛けた虐殺事件。
殺害された香川の薬売り一行は、当時の世情で忌み嫌われていた朝鮮人と間違われたわけだが、彼らもまた被差別部落の出自であり、日常的に差別される側に居たのだ。

井浦新、永山瑛太は既にベテランの域であるが、戦争未亡人役のコムアイ(水曜日のカンパネラ初代ボーカル)、
義憤に燃える千葉日日新聞の記者役 木竜麻生の演技が光る。
そして久し振りにスクリーンで見た田中麗奈、全てががんじがらめの日常に奔放に生きる女性役を演じきった。

日常の何気ない会話の中の差別感情が、震災後の流言(ひとえに噂の流布)
とダイレクトに繋がって行くさま、が丁寧に描かれている。いま観るべき作品。

無限鉛筆

2023年09月03日 22時40分00秒 | 日記

パート仕事の一部だが、最重要な集計業務はパソコン入力して、プリントアウト後は確認作業、鉛筆と消しゴムは必須アイテムです。

ペンケースには、鉛筆に金属キャップを着けて、100均で買った鉛筆削りを入れている。

ふとTVをつけると、最新文具特集をしている。早速、気になる品をネット注文したらその日に届いた。
1本で鉛筆100本分も持ち堪える無限ペンシル。ネットショップのセール中で、6本で899円。

スペア芯が6個付いてきたから、鉛筆1200本相当かー。そんなに生きていられないから、職場の先輩各位に贈呈するのかな。

もしかしたら色鉛筆かも?これから確認に入ります!

福建麺

2023年09月01日 22時47分09秒 | 日記

きょうから丁度4週間後の今月末、ブログを立ち上げて丸10年になる。その後どうするか?節目で新しいブログで再スタートか、止めてしまうか迷い中です。

今朝はモノレール駅から2km歩き、
立川水天宮にて、4か所目の安産祈願をした。いよいよ初孫の誕生が迫ってきた。気温がヒートアップする前の往復4km徒歩は心地良し!

まだ正午には時間がある自宅駅前の
スーパーにて、ホッケン(福建)ミー(麺)を見つけた。当該スーパーは、女子栄養大学と組んでヘルシーメニューを打ち出すなど、工夫に長ける企業だ。
福建焼きそばは25歳の時、1年間シンガポールに居た際の常食だった。

日本のスーパーのそれは、なかなかに
凝っていて、中華麺と春雨のハーフ&ハーフである。甘辛味はかなり本場に近かったが、酸っぱさ不足。
シンガポールやマレーシアでは、酢橘が添えられ、麺の上に絞って味を整えておりました。柑橘必要不可欠!

数年前、表参道にホッケンミー専門店が開店したが、数ヶ月で撤退した記憶がある。甘辛酸っぱの焼きそばが、東京のオシャレ人に見向きもされなかったのかな。