ハリセンボンはるなが、盛んに口にするわけだが、マイケルムーアの映画を観ました。
『マイケルムーアの世界侵略のススメ』R12指定
マイケルムーアが、星条旗を担ぎ、世界各国に侵略し、現代アメリカにない良いところをゲットするドキュメンタリー。
イタリアでは、警察官と百貨店バイヤーの夫婦を訪れ、年間8週間という有給休暇取得事情を根掘り葉掘り訊ねる。
フランスでは、一般小学校の4品のコースメニューを堪能。どの小学校にもシェフが常駐。
驚くのは、世界一生徒児童の学力が高い国・フィ
ンランド。学校教育に宿題が存在しない。
教師は、異口同音に「子どもたちには、子ども時代にしかできない体験を積んでもらいたい」と語る。
土曜日まで、窮屈な制服を着て学校に行き、日曜日は部活動でつぶれる、我が国の学校生徒たちの、メンタルが心配だ。
このドキュメンタリーには、深いオチがあるのだが、それは書かない。
子供たちに向けたメッセージ。
「子供たちよ、子供時代を子供らしく生きなさい。大人になったとき、老人になったとき、あなたを助けてくれるのは、子供時代のあなたです」
フィンランドの教育は、シンプルで要らないものをそぎ落としていくやり方です。学校も授業時間は少なく、自由時間に好きなことをできる。
日本は、足して足して何でもやらせる教育。人間の幅を狭める結果になるんじゃないかな?