定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

珠玉のサスペンス

2020年04月26日 21時25分00秒 | 日記
自宅PCで、映画館で見そこねた作品を。

2016年公開 ドイツ・カナダ合作

介護施設にいるアウシュビッツの生き残りである認知症老人。妻に先立たれるが、そのことも認識できない時もあるマダラ痴呆と、突然うつ状態に落ちるような日常を抱える。

老人ホーム仲間のユダヤ系の友から、一通の手紙を渡される。家族を死に追いやった収容所の責任者(元ナチ親衛隊員)に復讐する旅に出る。

手紙文はそのまま旅のシナリオ。バスとタクシーを使い、復讐ロードは国境をまたぎカナダまで。
同じ名前を持つ4人目に辿り着いた時、観る者すべての予想を覆えすであろう結末が用意されている。

主演は『サウンド・オブ・ミュージック』でトラップ大佐を演じたクリストファー・プラマー。ラストで対峙する人物を故ブルーノ・ガンツが演じる。つまり重厚さこの上ないキャスティング。

自宅での映画鑑賞は、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺とその後、を追った作品を辿っているところ。


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