ヒマ人と言おうか、19時開始 赤塚不二夫のドキュメンタリーのチケットを買いに、17時半に劇場に行った。すると「前の回終了時のトークイベントを宜しかったら聞いてください」と言われた。
自由度の高い映画館である。
暗い写真で分かりづらいが、赤塚不二夫より年少ながら、盟友と言われた（鉄のゲージツ家）篠原勝之である。
トークは止め処もなく、赤塚不二夫が、止め処なくナンセンスを追求した人だというエピソードが語られた。
ドキュメンタリーは良かった。満州育ちの故郷はもはや無く、根無し草の悲しい原体験を、笑いというまた実態のないものに、昇華させようとした一生だ。
アル中から抜け出せなかったのも、よく分かる。