高田馬場のカフェの朝メニューでした。
ベネディクトという人名を、初めて目にしたのは、大学の頃。日本人の精神構造を文化人類学的に解き明かした名著『菊と刀』をものしたルース・ベネディクトを知った時でした。
経済学部の学生だったのだが、僕は文化人類学の学究になろうかと思い、講義担当のイナバ教授に相談に行ったのだ。教授曰く「文化人類学では食えませんよ」
その一言で、夢をキャンセルする程度の、ユルユルの情熱だった。
ところで、エッグベネディクトの発祥には、諸説あるようだが、いずれもベネディクトという人がらみです。イングリッシュマフィン半片、ハム、チーズ、落とし卵が正統派のようだが、
マフィンをラスクやワッフルにしたものもあるようだ。また、ハムをサーモンに替えてみたりと。
高田馬場では、パンが穴なしのベーグルの食感でしたね。