はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

逆噴射「春ですね」

2009年03月16日 18時49分28秒 | 出張中の日常シリーズ
♪つくし~のこが 恥ずかし気に 顔を出します
もう♪
すぐでなく
もう春です。

写真のつくしは由布院のお得意先さんに飾ってあったもの。
今朝スタッフさんがつむいで来たそうです。

ぽかぽか清々しく良い天気!
しかし朝から体調が悪い!
確実に“胃”と“腸”が弱っている。
長期出張に付き物の
栄養バランスの崩壊と
単なる飲みすぎであろう。

昨晩、カプセルホテル内の居酒屋食堂で
入れていた焼酎のボトルをガバガバ飲みすぎた。
もうチェックアウトだし
ボトルキープは3ヶ月でその間九州には絶対来ねぇし
故に残してももったいないしと
調子にのってかなりいっちまった。
なもんで今朝は二日酔い気味。
朝早いクセに昨晩ズルズル飲んでいた為睡眠不足。
酒を抜こうと早朝サウナへ長めに入り
大量の汗をかいたものの
水分補給で乳製品飲料の『コーラスウォーター』を
1リットル1パック一気飲みして
結果…
只今、胃袋もたれて腸がただれてしまっている状態な訳だ。

アホだ。

だから今、僕の口からは
あの特有の“腐ったうんこ臭”が漂い
お尻からは
“バッブーーーッ!”
と下痢べんが噴射している。
全くもって、気だるい。
まぁ自業自得だ。
で、“腐ったうんこ”って…どんなだ…

まぁそんな中でも仕事はこなさねばならぬ!
上記の様な状況で必死に早起きし
博多交通センターより高速バスにて由布院へ。
おおよそ2時間30分
ゆっくりのんびり快適に
寝てれば目的地まで連れて行ってくれるのが
高速バスの良い所。
時間のかかる“どこでもドア”か。

胃袋から漂う“腐ったうんこ臭”があまりにヒドイ!
こりゃ何か少しでも胃に物を入れておかなければと
バス乗車前にセンターん中の『マクド』で『朝マック』を食す。
一服した後、再びトイレにて
“バッブーーーッ!”
で、バスに乗り込み
AM8時09分
由布院へ出発!

乗客は僕を含めて5人程
静かにゆったり行けそうだ。
もしも
“バッブーーーッ!”
を、もよおしたとしても
高速バスにはトイレもあるしね。
安心、安全。

帽子を脱ぎ
シートに深くもたれかかり
目を閉じて
さて眠るとするか。
くねくね~っとバスは博多の街を走り
乗客を乗せる為に天神バスセンターへ到着。

まぁ平日の月曜日だし
どうせそんなに乗っちゃ来んだろう
そう高をくくっていたらばっ!
おいおい、これどうしちゃったの!?
瞬く間に満席!
15人の団体もいたり!
全て大学生くらいの若い女子がぞろぞろ!
気付けばバスん中は
僕以外、みな女子!
男は僕だけ!
そうか!
学生は春休みか!
しかも旅行シーズンだし
平日は休日に比べ宿泊費等が割安だしね。
いやぁ、盲点つかれた。
まいったなぁ
これじゃ見た目違和感のあるハーレム状態だ!
外を歩いてる人から見たら
なんだありゃ、
おっさんが1人で何かのサークルの顧問か?
みたいにも思われそう。

しかし!
ハーレムなんてものとは全く真逆な状態で
そんでもし顧問だったならばガツンといきたいくらいに
とにかくうるさい!
乗り込んで来るや否や
どの女子もこの女子もスナック菓子を広げ出し
パクパクボリボリつまみ出した!
これが驚く事に
とにもかくにも、のべつまくなしに食べている。
そして
食べて喋っているのだ。
つまりは
女子達は皆、常に口を動かしている状態。

あっちでは
一体何に対して言っているのか
「かわいかぁ~!かわいかぁ~!」
を連発。
こっちでは
「こないだの上地雄輔のドラマ感動したとよ!」
と“上地話し”。
何たらがカッコイイとか
何たらが美味しいとか
凄い騒ぎで
まるで小学校の遠足だ。
貸し切りバスじゃないんだぞ!
と、思った矢先に

「もう少しお静かに
それと危険ですので立ち上がらぬよう
お願いしますね!」

っちゅう感じで運転手が車内放送にて注意を促しとられました。
しかしまぁ、さほど静まらず。

とにかくやすらかに…
おいおい死んじゃまずい。
とにかくすこやかに…
育つんでなくて
とにかくとにかく眠りたい僕は
iPodでノイズをシャットアウトして
僅かな時間だがすやすや眠りにつく。

由布院到着。
ヘッドホンを外し周りを見ると
女子達はまだ食って喋ってる!
いやはや女子はたくましい。
おそれ入谷の鬼子母神。

バスを降りタクシーに乗り換えお得意先さんに。
商談中
無性に胃から放たれる“腐ったうんこ臭”が
自分で気になってしまった。
先方に
…ん?○○さんの口から
“腐ったうんこ臭”が…
と思われるのも嫌なので
「何だか胃がおかしいんすよね。
『コーラスウォーター』ガバ飲みしたら下痢になり
口から“腐ったうんこ臭”が込み上げるんすよ」
と先回りして告げたら
“何だこいつは…”
的目線で見られてしまった。
“しまった!余計な事を言っちまった!”
と思ったがもう遅い。
すぐさま話を変えて
“腐ったうんこ臭”云々をうやむやに揉み消してみたが
果たしてちゃんと揉み消せていたのだろうか。

なんて思いつつ
午後には大分市内に移動。
以前ブログで書かせていただいた
“ホモに襲われた”サウナ付きビジネスホテルが
な、な、なんと潰れていた。
ホモに…潰された?
んな訳ない。
景気のせいだろう。
複雑な気分。

ホモホモなんて考えていたら
冒頭の“つくしんぼ”すらいやらしく思えてきてしまい…
しかもお尻がむずむず、お腹ギュルギュルで
“バッブーーーッ!”
の気配がっ!
しかも未だに口からは“腐ったうんこ臭”が…

あーっ!

なんなんだ今日はっ!
このブログも何だか汚い下ネタだらけになっとるしっ!

ぽかぽかして
頭ん中がとろけちゃって
ついでにお腹もとろけちゃって
つくしも顔出し
桜も色づき
女子達も、ちょっと薄着に。
爽やかな
うららかな

「春ですね」

終わり良ければ全て良し!

“バッブーーーッ!”

本日、おそまつ!

めけめけ~。

凄か~!カプセルホテル。

2009年03月15日 20時14分26秒 | 出張中の日常シリーズ
最近じゃ乗り物は
ICカードで簡単に乗り降り出来るので
切符を買う手間や買い間違いの無駄が省けて
楽で便利である。

JR東日本のICカードは『スイカ』。
ペンギンをキャラにした
スイスイ行けるよ的ネーミングのカードだ。
西日本の場合は関西弁を文字って『イコカ』。
キャラはカモノハシ。
東海は『トイカ』。
東海のカードだからっちゅうネーミングか。
キャラはヒヨコ。何故!
北海道はモモンガをキャラに起用した『キタカ』。
遂に“来たか!”北のカードて塩梅のネーミング。

さて、
JR九州にもそんなICが登場!
ここ九州はというと
“スッとゴー!”で
九州弁文字って
“凄かぁ~!”で
その名も『スゴカ』である。
先日の3月1日より導入開始。
キャラクターはカエル。
結構かわいい。
何故カエルなのかは意味不明。
郷土愛が強い九州の方々
“帰ってきんしゃい!”

“帰る”
から取ったのだろうか。
あくまで推測だが。
ケロケロ。

福岡には他にも
東京の『パスモ』のような
私鉄、市バス、地下鉄専用ICカードもある。
フェレットがキャラクターの『ニモカ』だ。
博多地下鉄専用IC『はやかけん』も出来るらしい。
もちろんキャラは犬。
『はやか“けん”』だからね。

ICカードは『スイカ』や『イコカ』等同様
簡単にお買い物も出来るしポイントも貯まる。
あらゆる面で“ある”と助かるし楽なカードだ。
こうしてICカードが定着してゆくと
街に張り巡らされた交通網は
たとえ車社会であったとしても
より身近で便利な存在になってきている訳だ。

福岡をくるくる回って見ていると
導入早々の割には結構皆さんICを利用している。
『カエル』やら『フェレット』やらのカードを
楽しそうに“ピッピッ”とかざしている。
それにしてもどの地域のどのカードも
何故キャラクターが動物なんだろうか。
ここ九州は『両生類』ではあるが
生き物という点ではまぁ動物みたいなもんとして。
親しみやすいからなんだろうけど
動物でなくともキャラのデザインをちょっと工夫すりゃ
いくらでも可愛く皆から愛されるシンボルに
作り上げることが出来そうなものなのに。

例えば“物”だって“人”だって良いんじゃない?
“食べ物”や“飲み物”でも良いし
架空の“何か分からんやつ”みたいのを作っちゃっても良いだろう。
大体、電車やバスで使うものなんだから
そのまま“乗り物”だって構わない訳だ。

九州にICカード『スゴカ』誕生!
イメージキャラクターは
『人力車』です!
みたいな。
いや、今日たまたま走ってるの見たから。
人力車。
ははは。

食べ物・飲み物の場合は
博多だから
イメージキャラは
『明太子くん』!
チャームポイントは唇!
とか
『豚骨ラーメンの“豚メンちゃん”』
キャラがこってりしとります!
そんでもって
あなたの心を酔わせます!
『焼酎キャラの“芋麦娘”』
とかね。

人を起用するならば
「鉄矢!なんばしよっと!?」
「ピッピッしよっとばいね!」
『武田鉄矢』とか
ケバいおばちゃん社長をキャラに起用している『APAホテル』みたく
JR九州や西鉄の社長をキャラとして使っても
おもろいんじゃなかろか。
おっさんも可愛くすりゃ親しみやすい。

福岡出身の漫画家『小林よしのり』に
架空の“何か分からん”『おぼっちゃまくん』風の
『スゴカ』イメージキャラ
『スゴっちゃまくん』をデザインしてもらい
「5億円チャージしてクリクリ」
とか言わせちゃったり。
同じく福岡出身の漫画家『萩尾望都』でも良いだろう。
『スゴいの11人いる!』
とかね。

そんな具合で
特に動物にこだわらず
色々あっても良いのでわ?
と、思ったりした訳である。
っちゅうかキャラいらない?

さてさて、
そんな博多に今晩で4泊目。
以前もちょこっと書かせていただいたが
“はだか”…
いやいや“はかた”は毎度カプセルホテルに宿泊している。
↑無理あり?ははは。
驚く程キレイで設備も完璧な
他にないくらい素晴らしいカプセルホテルなのだが
これがちと変わっていて
カプセルなのに何故か“個室”なのだ。
もちろん一般的な上下2段の蜂の巣形の連結タイプもあるのだが
書類書いたり荷物多かったりなので
僕はその“個室”にしている。

かなり不思議なシステムだ。
ガラス張りのドアを開くと
扉がズラリ並んでいる。
そのうちの1つが僕の部屋。
扉をガチャリ。
するとそこは小さな部屋になっており
机と椅子とクローゼットがあったりするのだが
ベッドが無い訳。
で、そのかわり何があるかというと
そう、その通り!
“カプセル”がぽっかり穴をあけて
そこに“ある”訳である!

初めて見た時はあまりの奇妙な光景に大笑いしてしまった。
こ汚なけりゃ何だか怖い思いをしてしまったろうが
ここは普通の“ビジネスホテル”以上に綺麗で豪華な“カプセルホテル”。
その摩訶不思議で奇妙な光景は現実として何故か、かなりの説得力があった。

普通ならば
「こんなんわざわざカプセルにする必要ないだろ!
ベッド置け!」
と思う所だが
何故だかここは
「あぁ、はい、そうですか」
と突っ込み忘れてしまう程、有無を言わさぬものがある。
えぇ!麦茶に砂糖入れるでしょ普通!
…そうですか。
みたいな。

そんな可笑しなカプセルホテル生活も
今回は今日が最後。
明日はまた別なビジネスホテルだ。

サウナ入って飯食って
一風変わったカプセルを
満喫しながら疲れを癒そう。

っつっても
カプセルはカプセルなんだけどね。

狭いっ!

そんな可笑しなカプセルホテルも
ICカードの動物でないキャラクターも
アリだと思います。

めけめけ~。

写真。『スゴカ』ポスター。

『らーめん放浪記』麺17 本目。

2009年03月14日 16時03分29秒 | 連載書き物シリーズ
『らーめん放浪記』

〈1-(16)・沖縄〉


「なにぃ!?入院!?」
ICUから一般病棟に移されたばかりの犬山が吠えていた。
たかだかサウナで脱水症状を起こしただけで
何故入院せねばならんのだ。
大体ワシはこんなに元気に…
と啖呵を切ろうと思ったところ
おや?何だか物凄く体が気だるい。
いくら老いぼれとるからといえ
これまでの長い年月
警察という過酷な職種に身を置き
あらゆる凶悪犯罪に立ち向かってきたこの体
ちょっとやそっとでイカれる程そうヤワじゃない。
そう思っていたのだが何だろうこの倦怠感は。
目の前の点滴が落ちる度にダルさが増しているように感じる。
腑に落ちない。
腑に落ちないが気力は落ちる。
頬をプクッと膨らまし
可愛くない仏頂面で
消毒臭い純白のベッドに身を沈める爺さん、犬山であった。

「入院ですか。分かりました」
犬山のいる病室の丁度上の部屋
『ヤンバル病院』の最上階にあたる個室では
こちらは頑固爺さんとはうって変わって
やたらすんなり婦長の指示を聞き入れるベ子がいた。

「たとえ体内からアルコールが抜けきっていたとしても
暫く様子を見る必要があります。
あなたの場合相当量を
それも短時間で摂取されている。
通院をご希望の事とは思いますが
ここはひとつ大事を取って入院していただき
最善の治療と検査をさせていただけたらと。
ご自分の大切な体と今後の健康の為ですから。
ひとつご理解を」
「はい」
「良かった。
ご理解ありがとうございます」
へっ。
“入院”
こっちは始めからそのつもりさ。
願ったり叶ったりさ。
「ではご両親には私どもからご連絡しておきますので」
それはまずい。
「結構です」
「はい?」
「連絡は結構です」
「そういう訳にはいきません。
お体を預からせて頂く以上私どもにも義務がありますし。
それにきっとご両親も心配してらっしゃる。
“体が引きちぎれる”思いで“血眼”になって
あなたを探しておられますよ」
そうだろうか。
「安心させてさしあげないと」
血眼になっているウシ男を想像してみた。
ベ子は少し吹き出す。
「じゃ、まかせます」
「良い娘。
後程医師から検査について説明があります。
それまではここで安静にしてらして」
「分かりました」
「あ。
それとこの薬。
毎食後3回必ず飲む事。
こちらの錠剤も一緒にね。
軽い精神安定剤です。
いいですね」
「はい」
「良い娘」
「…」
「安静にね」

立ち去る婦長の背中に向けて
ベ子は思い切り“FUCK YOU!”をかます。
何が「良い娘」だ。
ウチはちっとも「良い娘」なんかじゃないさ。
イケスカナイおばさんだ。
こんな薬も用はない。
ウチの体は健康そのもの。
アルコールはすっかり抜け切っている。
自分の体は自分が1番良く分かっているつもりだ。
ご両親て、うちは片親だ。
それより早い所目的を果たさねば。
とっちゃんが来たらめちゃくちゃにされて
ここまで体を張ってきたウチの計画も台無しにされちまうさ。
『ムネ彦』さんの失踪と『ギュウ太郎』の死産
遺体の行方
この病院の実体
臭うさ
プンプン臭うさ
血生臭い形ある臭い。
ウチが…
ウチが全てを暴いてやるさ。
1人で決着つけてやるさ。婦長から渡された薬を全て手に握り
まるで何かの不安を投げ捨てるかの様に勢い良く窓から外へ投げ捨てる。
「怖いの怖いの飛んでけーっ!」
意を決し自分に気合いを込めて
「しゃーーーっ!」
と吐き捨て
眼下に広がる美しい満開の桜並木をキッと睨み付け
ベ子は1人
こっそりと病室から抜け出してゆくのだった。

窓の下
桜並木の手前にぽっかりと口を開いた小さな池の住民魚達が
ベ子の投げ捨てた薬を
バクバクびちゃびちゃ我先にとばかりに頬張っていた。
数日後―
どの魚(ぎょ)もこの魚(ぎょ)もわけも分からず
狂った様に水面に顔を覗かせ
エラをピクピク痙攣させながら
息も絶え絶え屍になってゆく事も知らずに…。

沖縄そば美味っ!
豚肉の塊!特に美味っ!
興奮!最高!
O.K.I.N.A.WAOOOOOH!

那覇空港は広い。
驚く程広い。
その広さ故『みあげもの屋』の数も半端ない。
サーターアンダギーやら黒糖菓子
ちんすこうやアイスキャンディ
島らっきょうに海ブドウ
ミミガー、ラフテー、シークワーサー、ノニ…
沖縄そば食べたばかりなのにノニ
片っ端から試食して回る警察官・鳩山豆郎くん。
ここは物産パラダイス!
とばかりに鼻の穴をおっぴろげて
「ぽっぽ、ぽっぽ」言いながら食べ回り
ほぼ殆どの店で購入&運送手配。
まだ沖縄に到着してさほど時間も経っていないのに
すでに空港で相当な金額を費やし
ついでに貴重な時間も費やしてしまっていた。
ただ一応腐っても犬山の部下
試食と購入の合間をみては
何度となく犬山の携帯に連絡を試みるも

「おかけになった電話は
電波の届かない場所にあるか
電源が入っていない為かかりません」

返事は虚しく空を切る。
やっぱり駄目か。
そりゃそうだ。
『上野の森警察署』の人間達が散々連絡して埒があかないからこそ
キミを沖縄に向かわせたのだ。
しっかりしろ!鳩山!

しかし鳩山刑事、まだまだ買い足りないとばかりに空港から動こうとせず
今度はゴーヤを夢中で物色開始。
馬鹿だ。
後々那覇市内の店や公設市場で
彼は自分に呆れる事だろう。
こっちのが安い…先走って高い買い物してしもた…と。
けれども当然そんな事
今の鳩山刑事が気付くハズもなく
無我夢中でゴーヤいじり。
太さ、デカさ
そして形と艶と色
でもって何より凹凸のバランス
今目の前にこれだけ無数のゴーヤがあるが
やっぱりあの鉛筆銀という方が管理運営しているサイト
『沖縄発、おばぁのにがうり』の“ブツ”にはかなわない。
しかしそのサイトも閉鎖してしまった今
再びあの立派なゴーヤはなかなか拝めないであろう。
あぁ!あのゴーヤが恋しい!
あのほろ苦さが忘れられん!
ん…?
ちょっと待て?
僕は今どこにいる?
ここはどこ?
沖縄…お!き!な!わ!
沖縄だっ!
買い物に夢中ですっかり忘れていたが
そう!ここは沖縄だ!
なぁんだ!『沖縄発、おばぁのにがうり』販売元の鉛筆銀氏ん所へ
直接行けば良いじゃんか!
よし!そうと決まれば即行動!
本来の重要な任務はそっちのけで
手帳をパラパラ
電話をかける。

“プルル…プルル…”

「なっ!?」
鉛筆銀のアパート。
内部資料の物色、病院の証拠隠滅の為に不法侵入していた
『ヤンバル病院』院長『陽罵琉トン吉』は
突然の電話音に少々驚いたのだが
行方をくらました奴の居所の手掛かりにでもなるかもしれぬと
けたたましく鳴り響く電話の受話器を乱暴に持ち上げた。
「はいはい鉛筆銀ですがぁ」
「あ、お…出た!」
受話器の向こうで若い男の声がする。
もしや鉛筆銀本人っ!?
「あぁどうも!
あの~私、東京の鳩山です!」
どうやら違うようだ。
「鳩山さん?」
「はい!お世話になっております!
その節は極上の“ブツ”をありがとうございました!」
“ブツ”?
“ブツ”!?
奴めもしや当院から“薬物”くすねて横流し荒稼ぎしてる!?
「どちらの鳩山さん?」
「やだなぁ、これでも僕、結構買わせていただいてたと思うんですけどねぇ。
お忘れですか?
東京都台東区の鳩山豆郎です!
あ、そうそう!
2度程自宅でなく勤務先に送って貰った!
ほら『上野の森警察署』!」
「!?」
「思い出していただけました!?
あの時は大変だったんですよぉ。
“お前バカヤロー!警察署はにがうり受け取り所じゃねぇんだクソヤロー!”
って上司に大目玉くらっちゃって!
ぽっぽっぽっ」
「あなた…警察官?」
敬礼!
「はっ!
にがうり刑事であります!
なんちゃって、ぽっぽっぽっ」
暫くご無沙汰だったゴーヤがまた手に入る!
興奮抑えきれず調子に乗って饒舌になる鳩山刑事。
「うちの鉛筆銀と…どういう関係?」
「ぽっぽ…え?
あ、あの…鉛筆銀さんでは…?」
「おいポリ公!
何を嗅ぎ回ってっか知らんが
ここはうちら『陽罵琉』の縄張り沖縄だ!
東京だろうが大阪だろうが
ブンブン飛び回るうるさいハエは
片っ端からぶっ殺しちゃうんだから!
死にたくなければ本土へお帰り!」
「な?あ、あの…?」
「それでも歯向かう
うるさいハエは」
陽罵琉トン吉は電話機を空中に放り投げ
胸元からピストルを取り出し
電話機目掛けて発砲!

“バキューンッ!”

「!!!?」
「抹殺!ははっ!」
携帯を遠ざけ耳を押さえ苦い顔の鳩山刑事。

“ューンッ!ビビッジッガガッ!ツーッ、ツーッ…”

銃声と共にノイズが走り
瞬く間に電話は途切れた。
「……な…なに…?」
何がなんやらどういう事だ?
鳩山刑事は唖然と携帯を見つめる。
と!

♪ティリティ~ティリティ~♪

切れたばかりの携帯に『太陽にほえろ』で着信が!
「ひっ!」
何故か思わず身構えてしまい
恐る恐る携帯画面を覗き見ると
アホ顔女の画像が映りその下に
“白烏”
の文字がチカチカ点滅していた。
…白…烏!!?
別な意味で身構える。
この2文字を見るだけでつい体が条件反射で硬直してしまう。
この白烏という女、非常に苦手だ。
面と向かうだけで身体中にブツブツ湿疹が出てきて
無性に痒くなってしまう。

以前『上野の森署』の花見ん時
犬山さんにくっついて来たこの女に
僕は苦手な酒を無理矢理たらふく飲まされて
意識を失い気が付くと
なんとベッドを共にしていたのだ!
断じて何もしていない!
全く記憶にない!
吐き気すらする!
しかしその日以来この女は僕を“ダーリン”と呼び
何かとベタベタまとわり付いてくるのである!

名前を見るだけで吐き気が!
「うっぷ…」
口元押さえる反動で、ついうっかり通話ボタンを

“ポッチリ”

押してしもたっ!
間髪入れずに
「もっしぃー!ダーリン!」
「ひぃ~っ!」
「ひぃ~っ!って!
ちょーウケるんですけどっ!」
「ごめんなさい~っ!」
「ギャハッ!何故か謝ってる?みたいなっ!」
「南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…」
「アタシは仏かっ!御陀仏!みたいなっ!
んなアホな事言っとる時間は無いのっ!
ワンちゃんの居場所知ってる?」
「え?…沖縄…ですが」
「んな事分かってるわよ。
アタシも今沖縄にいるんだもの」
「えぇ!?」
痒い痒い!
「…ダーリンは今どこにいるの?」
「は!?え!?」
バックで沖縄民謡が~♪
しかも空港アナウンスも~♪
「もしやダーリンも
沖縄ぁ!?」
「ご、ごめんなさい~っ!」
「ちょーウケるケド本当ウケてる時間も無いの。
ワンちゃん、行方不明になっちゃったみたい」
「ぼ…僕も署から犬山さん探して来いって派遣されて来たんだけど
連絡取れないし、行方分からないし
今空港でホトホト困ってた所…痒い」
「そっか、ダーリンも分からずか…」
「ごめんなさいぃ~」
「大変な事になっちゃってね。
今説明している時間が無いから
そうだ!とりあえずダーリン『ヤンバル病院』に来て!」
「やんばる…?」
さっきの電話が頭をよぎる。

“『陽罵琉』の縄張り沖縄でブンブン飛び回るうるさいハエは
片っ端からぶっ殺しちゃうから!バキューン!”

「ひぃ~っ!」
「何悲鳴?」
「あああ…痒い痒いぃ!」
「良い?『ヤンバル病院』よ。
アタシも今向かってるから」
「も少し物産を…」
「おあずけ!」
「ひっ!」
「じゃ、後でね!ジュテ~ム!ぶちゅ~っ」

“ツーッ…ツーッ”

気付くと鳩山刑事は体中ブツブツをかきむしっていたのだった。
「ひぃ~!血ぃ~!」

その頃
陽罵琉トン吉は明らかに何者かが先に情報を盗んでいた鉛筆銀の部屋で
1人地団駄を踏んでいた。

猫田さんのストーリーが狂い出している!
辻褄を合わせねば…

新聞記者の女め!
ポリ公どもめ!
皆…

“ぶっ殺す”

♪パララ~ララ
パラララララ~~~♪

街に夜鳴きの音(ね)が響く。

めけめけ~。


『らーめん放浪記』つづく。

(注)この物語はフィクションです。
登場する人物、建物、団体名等はすべて
架空のものです。

写真。屋台。

かわいしょ、かわいしょ、明太子。

2009年03月13日 20時49分36秒 | 出張中の日常シリーズ
天気予報によると今日は全国的に雨模様。
ここ九州は福岡もどんよりとした空から小雨が降りてきております。
昨晩、長崎から博多に入り
暫くの数日間はここ博多周辺を営業回り。

毎度博多へ足を運ぶ度に思うのですが
さすが九州の中心都市だけあってデカイ!
そんでもって博多っ子は元気が良い!
街も綺麗かつお洒落で華がある!
今朝バスに乗ってたら街の一部で強烈な下水臭が鼻を襲ってきて
ゲロりそうになったが…
まぁ…都市部だものそれはそれとして
とにかく博多は良か所たいっ!

博多の中心地といえば『天神』だ。
デパートやショッピングビルが立ち並び
キラキラときらびやかな楽しい街だ。
特に『新天町商店街』は華やかで活気があり
いつでも奥様方で賑わっている。

今や商店街というものは全国的にかなり厳しい状況下に置かれているが
飲食系や食材、携帯屋や100円ショップといった構成でなくて
物販店で構成された街中の商店街でいて
ここまで活気があるというのも珍しい事だろう。

また『天神』は地下街も充実している。
長く伸びた『天神地下街』には
グレードの高い店舗が軒を連ねている。

“ワクワクがてんこ盛り”
といったイメージがピッタリの博多の街であるが
以前にくらべ“ワクワク”が肩透かしになっている感は否めない。
少なくとも僕が初めて出張でこの地を訪れた8年前に比べ
確実に不況の煽りをモロにくらい
“ワクワク”が“ガクガク”しちゃっている。
それは全国的、いや今や全世界的にそうなのかもしれないが
あんなにニコニコしていた博多の街が
今日は少し泣いているように見えた。
今日の雨は博多の涙雨か。

全てがそうではないのだが
最近の店の傾向は
目先の売り上げの為に安い商品を並べる。
お客を呼ぶ為に頻繁にバーゲンをする。
1度下げた店のレベルを再び上げるのは非常に困難な事で
良かれと思っていた頻繁なバーゲンも
プロパー商品の買い控えの原因に繋がり
バーゲンをやらなきゃ確実に客足は遠退いてしまう。
離れたお客を取り戻すのは至難の業。
結局安売りショップとなり
売り上げがた落ちで店は苦しみのどん底に陥ってしまう。
せっかくの素敵なお店が一変して淀んでしまう。
商店街に集まるお店が1店1店淀んでしまったら
その商店街も淀んだものとなってしまうだろう。

『天神新天町商店街』はこんな不況の中でも商店街ぐるみで団結し
陳腐化せぬよう盛り上げに必死となっていた。
楽しくて良い商品を並べ
より多くの方々に足を運んでいただけるよう
淀んだ商店街にならぬよう
涙雨を流しながらも懸命に不況と立ち向かう姿勢に
博多っ子の肝っ玉を感じる。

商店街や街中が厳しくなっている訳だが
果たして人々はどこで物を買っているのだろうか。
郊外の大型店舗か。
いや、それはちょっと前の話。
今や大型店舗も苦しいのが現状。
じゃあどこで?
買ってないんです。
極力お金、使わないんです。
余程特色のある専門的オタク的な物を扱う店が今は強いようだが
そんなんなかなか無いし
そうなってくるとインターネットショッピングで充分だろう。
専門店は専門店なりに
お客さんに足を運んで貰うためには
余程の特色を持って動いてゆき
生きた店舗を作ってゆかねばなるまい。

それとはちょっと違うが
ここ福岡に少し雰囲気の変わったお得意先の雑貨屋さんがある。
そのお店は決して『天神』等の街中にある訳ではない。
どちらかと言えば『福岡』の下町か。
商品構成もこれといって珍しいといった物ばかりではない。
女性が楽しめる普通にかわいい
町に1つはありそうな雑貨屋さんだ。

いつ行っても人で溢れている。
あ~だこ~だとワイワイしながら
皆さん楽しく買い物している。
店内笑いが絶えない。
一番せわしなく動き、喋り、笑いしているのは
この店のオーナーさんだ。

小さな体でちょこまかと
そして大きな声でワハハハと
ざっくばらんにさばさばと
「あぁ良か良かっ!
それ?それはダメたい!」
っちゅう具合にはっきりとした一見若っぽいが実は結構年食ったおばちゃん。
そう。
このおばちゃんにお客がついているのである。

“物は人で買う”
とはよく言ったもんで
まさに
“雑貨はおばちゃんで買うたい!”
状態な訳だ。
その“おばちゃん”がいらっしゃるのがこの“店”で
なもんで同じ買うなら『○○さん』で買うわ、になっているのである。

暗黒不況時代。
この店の場合
オーナーであるおばちゃん自身の人柄が
好転へのキーになっているようだ。

さりげなくおばちゃんに言ってみる。
いつも明るくはっきりしていて
本当、良いキャラっすよねぇ。
すると
最近じゃお客さんの犬や猫にも好かれちょって
私によってたかってくるとよ!
変な店じゃろ?
とおばちゃん。

九州人は人情味溢れ
あたたかく
さばさばしており
前向きな方が多い気がする。
芯が強く硬派で頑固なイメージの九州の男達を支える九州の女性陣。

こんな不況の世の中だけど
涙雨を流す今日の博多の暗いそらは
きっとこう叫んでいる事だろう。

博多の女性はたくましかーっ!

めけめけ~。

写真。そのおばちゃんが
「雨ん中かわいしょかわいしょ。
お母しゃんがこれあげるけん。
ビールのツマミに食べんしゃい」
と、
一体誰なのかサッパリ分からない謎のものまねをしながらくれた
おみあげの明太子。
辛甘美味いっ!

『5時もまるまる・ばんぱくの、めけめけサーズディIN 長崎』・にじゅういち

2009年03月12日 18時15分33秒 | 毒ラジオ・毒宇宙!
ザッ
キュイ~ン
…道路はオランダ人による50トンのカステラ不法投棄により
今なお通行止めとなっております。
蟻のみが行列を成して通行し
50トンのカステラに群がっている有り様であります。
ザラメッ!
次の交通情報は6時50分からです。

カステラ、紙は食わないように!
ありがとうございましたぁ。
さぁ時刻は間もなく5時になります。

♪カステラ1番電話は2番
カンチの彼女は赤名リカ
カステラ市場に電話はいらん
惨事が起きたら電報打とう♪
『カステラの文明どう?』が5時をお知らせします。
♪グニャッ!ベター!♪
5時です!

モッコリもくもく木曜日
『5時もまるまる・ばんぱくの、めけめけサーズディ』

〈Music・IN〉
ショゲないでよベイベ~♪
お母さんから頼まれた牛乳
大事だもんねっ!
犬には渡さないぞ!
今週もクソみたいな時間がやってまいりました。
嫌がらせの様に毎週毎週きっちりとやってまいりますが
どうか皆さん我が子を『はじめてのお使い』に出す様な気持ちで
聴いてやってくださいね。
聴いててイラッとくる方は
今すぐ周波数を変えて!
急いでFMに変えて!
まあ聴いていても頭痛と吐き気をもよおすくらいで
別に害はありませんから。
今日も最後までゲロッてお付き合いくださ~い!
♪ドレミファソラシド
ドシラソファミレどこに行こうかなぁ~
ウジャ!カモン!♪

この放送は『グラバー園』の提供で
ハウステンボスの建物のタイルの裏側にはめ込まれた
『海鮮ちゃんぽんラジオ放送局』より
エリアを絞ってローカルにショボ~くお送り致します。
おじいちゃんの大好きだった苺ポッキー
仏壇の中に線香代わりに立てるんだもんねぇ。
ベイベ~!

さて最近めっきりモッコリ日が長くなってまいりました。
朝か!と思ったら夜だったり
夜か!?と思ったら朝だったり
そんで昼か?と思ったらヒルで血吸われたり
余談を許さない状況であります。
季節も移り変わり
ズンズンと春が迫りくる昨今
春だけに心ときめいちゃって
『ときめきメモリアル』のシュミレーションしてるみたいで
もう気持ちはモンモン!
♪渚のハイカラ陰茎
キュートなヒップにズッキーニ!ドッキーニ♪
みたいな状態!
日々、血流よすぎDEATH!
ウキウキな春はサヨナラの春でもあります。
躁!卒業の春DEATH!
友との別れは鬱な気分になりますが
躁!新たな出会いの始まりでもある訳です!
躁!まさに人生はマラソン!
躁兄弟DEATH!
SB!
そんな訳で僕も、今までの僕自身から卒業して
新たなアタシに入学よ!
先日モロッコで卒業式をしてきました!
式っちゅうかオペだけどね!
モロッコクラシアンで森末慎二似の現地人に水のトラブルパイプカット!
してもらっちゃったわ!
今日からオカマバー『新日鉄釜石』で
キャサリンママの元で女の?
いやいやオカマの修行よ!
女入学式よ!
ど~も~!新人の『ばんぱ子』ニューフェイスで~す!
よろしこぉ~!

はい!そこで!
僕の“玉と竿”を貰ってくれるオナベさんを大募集いたします!
こんなんで良かったら移植して
貴女も今日から貴方にな~れ!
“玉”と一緒に“魂”もあげちゃうわよ!
FAX番号は
『095(881)の1201』
『095(881)1201』
『おっ君、ゴーヤは良い匂い』
まで、どしどしFAXお待ちしております!
え~メールでも受け付けております。
アドレスは
『@@@!ojiichan!irebaga.hazureta!tonda!.ne.jp』
『あっとあっとあっと!おじいちゃん!入れ歯がドッと外れた!飛んだ!
ドットエヌイージェーピー』
です!ヨロシク!よろしこ~!

では本日の1曲目まいりましょうか。
長崎市ラジオネーム
『ラララライ体操終わったよ~!』さんからのリクエスト。
長崎出身『丸山明宏』こと『美輪明宏』さんで
『ヨイトマケの唄』

〈Music・IN〉
♪父ちゃんのためなら エンヤコラ
母ちゃんのためなら エンヤコラ
もひとつおまけに エンヤコラ
今も聞こえる ヨイトマケの唄
今も聞こえる あの子守唄
……♪
〈Music・END〉

『前世は金髪ブタ野郎丸山又は美輪スピリチュアル明宏』で
『江原とヨイトマケの唄』
聴いていただきました。
さて先程募集いたしました
『僕の“玉と竿”を貰ってくれるオナベさん大募集』ですが!
早速、欲しい!とFAXが殺到!
ちょうだい!メールもじゃんじゃん届いております!
ありがとう!
このままでは回線パンクしちゃいますので
ここで締め切らせていただきます!
しかし!
今入って来た情報によりますと
僕の“玉&竿”はモロッコの森末慎二にソテーで食べられちゃったとの事!
残念っ!
苦情はクラシアンへお願いします!
♪500-500のクラシアン~♪

さてここでお便り紹介しちゃおうかな。
え~ラジオネーム
『96歳、はじめてのお使い』さんから。
お?
第1回目の仙台からの放送時の常連ハガキ職人さん!
あの頃より1つ歳をとってますね!
「ばんぱくさん、おしょうゆは、どこに、ありましゅか?」
お!お使い!
「私は仙台で暮らしていたブタ野郎です。
先日長崎に引越してまいりました。
これも、かいましゅ」
あらあら!お菓子は買っちゃダメじゃないの?
「長崎は『さだまさし』さんの故郷。
街は『さだ』っぽい人々で溢れかえっております。
これくだしゃい」
はい。500万円になるけど持ってる?
「仙台同様、豊かな自然にも恵まれ
食べ物も美味い!
さすが歴史的な街だけあって
街ごと観光地といった感じで
引越して来て間もない私を楽しませてくれております。
これは、ぼくがもつよ」
さすが!お兄ちゃんだもんね!
森口博子も大泣きだよ!
「ただ、街が入りくんでいたり坂が多い為
ちょっと買い物出よう思ったら一苦労。
ここでは自転車よりも原付バイクが便利な乗り物として
とてもよく売れているようですが
私、仙台にいた頃バイクで事故ってしまい
現在バイク恐怖症となってまして
原付でもバイクに乗るのが怖い。
一体私はどうしたら良イトマケ?
ばんぱくさん、教えておくれよベイベ~!」
『96歳、はじめてのお使い』さんありがとう!
成る程、バイクが怖いと。
でもど~でも良い事だよね!
乗らなきゃ良い!
ではそんなブタ野郎からのリクエスト。
私ばんぱくの新曲!
『長崎は今日も雨だった』
『内山田洋とクールファイブ』の名曲のカバー。
オリジナルを崩さぬ様
ムード歌謡バージョンでお送りいたします。
もちろん発売早々、廃盤決定のNEWシングルです!
どうぞ!

〈Music・IN〉
♪ワワワワ~
長ワワワ~
今ワワ~
雨ワワワ~
ワワワワン!
ワンワンワンッ!
ドゥワ~
……♪
〈Music・END〉

皆さん買ってね!
売ってね~よ!
それでは続きましてはこのコーナー
『めけめけ!スピリチュアル』!
悪い事続きのリスナーを募集して
前世を覗き見ちゃって
不幸の原因を究明しちゃおうっちゅうコーナーDEATH!
さて本日の幸無き野郎はっ!
諫早市ラジオネーム
『灰色カーネル・サンダース』さん!
痛い名前のビッチ野郎ですね。
もしもし!

「切れ痔になってしもた」

おぉっと!早速プチ不幸ですね!
ではスピリチュアラーばんぱ子の霊視スタート!
ヨイトマケーッ!
ヨイトマケーッ!
タケノコ
タケノコ
ニョッキッキーッ!

おっ。
まず、もじゃもじゃした毛が見えますねぇ。
髭でしょうか。
黒い人々が数人並んでおります。
端っこの黒いのは
何でしょうか
ラッパ?持ってる?
おや?
若者がごった返している小道が見えますよ。
なにやらあなたはお店を経営しているのでしょうか。
あなたの店の隣は
アゴ女の店?
だ?
だっふんなんとか?
前世のあなた何言ってるんでしょう
分かりませんが
電車?
駅?
痴漢?
覗き?
麻薬?
まさし?
あなたの前世は『田代まさし』だぁーーーっ!

ガビガビーンッ!

「イボ痔になってしもた」

人の話、何も聞いちゃいねぇし。
『田代まさし』まだ生きてるしって
突っ込んでよんっ!
アタシのお尻にっ!

こんなカマラジオ、どうせ誰も聞いちゃいないわよ!
もうっ!
この悲しみ
どんだけぇ~!?

丼一杯分だけ。

めけめけ~!

写真。『長崎さるく』の
キャラ『さるくちゃん』

営業探知機VS 熊本ローテク路面電車。

2009年03月11日 15時31分23秒 | 出張中の日常シリーズ
九州は焼酎が美味い!

出張時はいつも
初日にスーパーでパックの芋焼酎を1本購入し
毎晩ちびちびとやりながら
ホテルを転々とする事にしている。
外食ばかりでは不経済だし
疲れている為すぐにでもくつろぎたい。
だからホテル近くのスーパーやデパ地下、コンビニ等で
20%、30%オフや半額になった弁当やら惣菜やら
コンビニ弁当やらを買い込み
宿へ直行、部屋で晩酌コースがお決まりになっている。
氷をホテルで貰い
焼酎をロックでちびちび。
安上がりで少し贅沢な仕事上がりのホテルライフだ。

昨晩は熊本泊。
疲労からか酔いも早く
『ぷっスマ』を断念し眠りの底へ。

ダウン。

朝方か?
目覚ましが鳴る。
切る。
また鳴る。
切る。
鳴る。
切る。
時計を見るともう昼過ぎだ!
あぁ、もうここまで寝ちまったら仕方あるまい。
仕事はやった事にして
適当に嘘の報告をすりゃいいや。
夕方まで寝ちゃおう。

グゥ~~~~~zzz。

携帯が鳴る。
ちっ、何だよ。
もしもし?
「あなた何やってんの」
しゃ、社長だ!
やばっ!
いや、ここは冷静に
上手い事つくろわなければっ!
はいはい。
今、順調に回っておりますが何か?
「夢の中での営業回りは順調なようね」
え…!?
はいっ!?
いや、朝一に玉名行って
あの、今熊本市内を
その、回ってまして
えっと…
「疲れて交通センター横のホテルでちょっと休憩って訳?」
はぁ!?
「ちょっとでなく長い休憩か」
はいぃ!?

「サボってんじゃないわよ!!!」

ひっ!!?
「昨晩からずぅっとそこで寝てるじゃないのよ!」
す、すみましぇんっ!
でも何で…
「私には全てお見通しなのよ!
そこにあるパソコンのネットを開いて
『プリンちゃんハート』のホームページを検索してみなさい!」
え?
プ…プリンちゃん…ハート?
何じゃそりゃ?
えっと…カチャカチャ
カチャリッ
うわぁっ!
何だこりゃっ!
この部屋が…僕が…映ってるっ!?
「ふっふっふっ!
この『プリンちゃんハート』のサイトとは
いつでもどこでも特定の人物を盗撮、監視できる
個人のプライバシーを無視した
画期的な闇極悪サイトなのよ!」
ぎょえぇ~っ!
「私はこのサイトを利用して
こうしてあなたをずぅっと監視してたって訳」
何て事をっ!
「ちなみにこれが昨日のあなた」
うわっ!
おちんちんいじってる!
「こっちが一昨日のあなた」
あっちゃ~っ!
またおちんちんいじってるぅ!
「と、いう訳で
あなたクビよ。
東京に帰ってらっしゃい!」

こうして九州出張は終わり
この会社での生活も終わり
僕の人生も終わった。

そこで目が覚めた!

夢…か…?
はぁ~~~。
夢で良かったぁっ!
でも恐ろしい夢だった!
『プリンちゃんハート』ってネーミングは
いくら夢でもヒドイセンスだが
個人のプライバシーが全て覗かれて
しかも盗撮されてしまうなんて。
でも
携帯電話やGPSがこんなに進歩し普及している時代。
近い未来にこんな事が
容易に行えてしまうようになるんじゃなかろか。
技術の進歩は果てしない。
そんな恐ろしい時代が来てしまうのだろう。
来てたまるかっ!
そんな世の中
嫌じゃっ!
アホっ!
なんて事考えつつ。

ちなみに自分の名誉の為に言っとこう。
僕は仕事ノルマをサボった事もなければ
無遅刻、無欠勤、無早退
意外と頑張り屋である。
自分で言ってらぁ~。

さて
サボる事無く本日は
熊本をくるくる回っておりました。
九州は路面電車の走る街が多い。
熊本もその中の1つ。
車が行き交う街中の道路を
ガタゴトと小さな電車が走っております。

広島や松山、大阪は帝塚山や函館などと同様
道路上に電線が張り巡らされ
そこを味のある車体が走る。
車と一緒に赤信号で止まり
青で進んで黄色は注意。
こんな風景
僕は結構好きであります。

CO2の排出問題など取り沙汰されておりますが
路面電車は電気っすから地球に優しい。
ローテクでいて
とてもエコで
実はある意味ハイテクだったりして。
ガソリンの高騰で今
この路面電車が見直されていたりします。

熊本駅から中心街の上通り、下通り商店街へ向けて
路面電車に乗り込みガタゴト走る。
商店街ちょい手前のカーブにさしかかった時
身を乗り出して外の景色を眺めると
車窓に飛び込む熊本城の姿をチラリ拝めたりも出来る。
今日の熊本城もなかなかだったが
以前桜の季節に見た熊本城は
それはそれは綺麗であった。
城を守るかの様に囲まれた満開な桜の木々。
降りしきる花吹雪。
路面電車がカーブする僅かなひととき
そんな城と桜のコラボレーションに見とれたものだ。

ちょいと途中下車しちゃって
ビールにツマミでも買って
少しばかり花見でもって気になってしまう。

しちゃえば?
しちゃうか!

まだ桜は咲いてはいないが
天気も良いし
熊本城見物兼ねてちょいとお散歩ってのも良いかも!

プルル…
と携帯が鳴り
「あなた何熊本城行こうとしてるのよ!」
ええ!?
しゃ、社長!?
「この携帯にはね
個人の気持ちを監視、盗聴出来る機能が搭載されているのよ!」
ぎょええ!

なんて
そんなちょーハイテクな事はありえませんが
仕事も遊びも
心のゆとりは必要すよね。

そんな季節です。

路面電車みたいにガタゴトと
のんびりローテクで
まだまだ九州出張は
続くのであります。

めけめけ~。

写真。熊本路面電車の車内、運転席の車窓から。

自然をなめたらイカンですたい!ドカーン!と鹿児島。

2009年03月10日 18時59分24秒 | 出張中の日常シリーズ
鹿児島で放送されている天気予報では明日の天気と共に
桜島の風向&風量予報というものも同時に伝えられている。
日々ボンボコ火山灰を撒き散らしている桜島が聳え立つ
鹿児島ならではの県民へのはからいだろう。
灰情報はそれだけ鹿児島で暮らす方々にとって重要で
かつ生活に密接しているようだ。

初めて出張で鹿児島を訪れた日
市内と伊集院とを営業回りし
夜のうちにフェリーに乗って鹿屋という土地へ渡った。
夜遅くホテルに到着も
ぐったり感により直ぐ様お風呂につかる。
はぁ~。
疲れがみるみる抜けホッと一息。

湯を顔にあてる。
チャポン。
…ジャリ…。
おや?
と、違和感。
髪をモサモサ触る。
ジャリジャリ…。
そっと手を見る。
!!!?
な、なんじゃこりゃぁーっ!?
火山灰だ!そりゃぁーっ!
フケじゃねぇぞ!こりゃーっ!
髪をバッサバサかきむしると
出るわ出るわ
飛び散り舞い散る火山灰!
びびった!
びびった後よく洗った。
湯を流すと浴槽底に火山灰が沈殿していた。
ちなみにメガネも灰で汚れてた。
ワイパー装着!
なんて、そんなもんねーーーっ!
こまめに拭かねばなるまい。
桜島のパワーを
自然の凄さを
鹿児島の人達のたくましさを
まざまざ思い知らされた日だった。

そんな初めての鹿児島が
衝撃的な火山灰で出迎えてくれた為
後々注意して街を歩いているならば
晴れているのに傘をさして歩いておられる方が多い事に気付く。
特に日傘ではない。
灰を避ける為の傘
つまりは“灰傘?”だ。
そんなもんがあるのかどうかは定かでないが
皆さん前日に天気予報と一緒に
“桜島火山灰予報”を見て
明日は傘要る?要らない?
などとやっているのだろう。

灰が多い上に雨が降った日などは最悪らしい。
ぐちゃぐちゃだそうだ。
タクシーの運転手が嘆いていた。
そんな日は
何度も洗車しなくちゃならないから
大変だと。
放置しておくと車体にこびり付いてしまうらしい。
当然運転手も“桜島火山灰予報”を要チェックしている事だろう。

しかしこうもボンボコ灰が降ってて
常に鹿児島の地で暮らす方々の人体は大丈夫なのだろうか。
火山灰を日々吸い込みまくり
飲み込みまくり
食いまくり
多少なりとも体に影響受けててもおかしくないと思うのだが。
鹿児島の人々の体は
火山灰に順応した
この土地に適する体質に進化しているとしか思えない。
でないと説明つかん。

例えば
肺や胃やすい臓なんかに“灰袋”かなんかがあり
常にそこへ無駄な灰を送り込み
何らかの形で排出する事のできる体になってるとか
口内の頬っぺた部分に
まるでリスがクルミを蓄えておくための“貯蔵スペース”みたいのと同様の
“口内灰貯蔵倉庫”があり
そこにある程度溜め込んで
膨れてきたなぁ思ったら
順次ペッペッ吐き出せる仕組みになっているとか。
又は
完全に灰を体内に取り込んで
ミネラルなどの栄養分として吸収し
普通に糞尿汗などとして排出しているとか。
それとも
鹿児島県民の体は
全体的に薄い膜で覆われていて
毎日毎日夜な夜な脱皮しており
その粘膜は口鼻耳といった穴に上手い事張られていて
異物、特に灰等の侵入を完全ブロック出来るとか。
ちなみにそうだったら
アレルギー持ちの花粉症で鹿児島県民の人は
願ったり叶ったりな進化だろう。

長い長い年月を経て
鹿児島の方々は少しづつ体を変化させ
雄大な桜島と共に生き抜く事を宿命とし
今日も、そしてこれからも
まだまだ進化を繰り返しながら
薩摩の誇りを胸に抱き
桜島のホコリを吸い込み
又は吐き出し又はブロックし
生き続けてゆくのであろう。

そんな訳あるかいっ!
それじゃ妖怪だいっ!
人間一様みな同じく
普通にたくましく生活しとるだけだわいっ!
灰が人体に及ぼす影響は知らんが
火山灰を迷惑がりながら桜島を観光スポットとし
懸命に稼いで生きとるわいっ!
灰にホトホト困り果てている
だ・か・ら!
天気予報の“桜島火山灰予報”項目は
要チェキラッチョなんだろがいっ!
と怒られそうなので
この辺で進化話は止めておこう。

以前、
いつもと違うバスルートで鹿屋から鹿児島市内に戻った事があった。
その時見た桜島を今でも忘れない。
雲1つ無い快晴の青空。
勇ましく聳え立つ桜島の山頂周辺にだけ
モヤモヤと雲の様な噴煙が漂っていた。
やりたい放題な僕ら人間を威嚇している様にさえ見え
なんだかやたらに圧倒されたのを覚えている。

今、鹿児島は『篤姫』で盛り上がっている。
街中『篤姫』『篤姫』うるさいくらいなアピールだ。
さかのぼる事、かの『篤姫』もまた
桜島の火山灰に悩んだのだろうか。

実は『篤姫』
肺、胃、すい臓等に“灰袋”を持ち
口に“口内灰貯蔵倉庫”があり
灰を吸収したり
脱皮したりブロックしたり出来る
“スーパー灰ヤ人”
だったりして。
現代の鹿児島県民は退化した形でさ。

だ・か・ら!
んな訳ないだろがいっ!

今日の鹿児島の灰状況はと言いますと
とっても穏やかでありました。

「は~っくしょんっ!」

火山“灰”より
花“粉”の方が
おいどんにとったら
辛かとですたいっ!

めけめけ~。

写真。街中にあった
火山灰を知らせるなんか…分からんが…
う~ん…
石?

『銀河』卒業メモリアル・宮崎。

2009年03月09日 17時04分33秒 | 出張中の日常シリーズ
「卒業は1つの区切りで
次へ向けての片道切符である。
そんな区切りが無くなるなんて想像するだけで
ゾッとするのだ…」
談)ばんぱく。

なんてな~。

卒業シーズンである。
本日より九州出張の為、羽田空港へ。
空港はあっちゃらこっちゃら卒業旅行の若者でごった返していた。
ウッキャキャッ!ウッキャキャッ!
サルみたいにはしゃいで皆楽しそう。
仲間との別れに胸が張り裂けてしまいそうなちぐはぐで切ない気持ちを
狂い、はしゃぐ事で隠しているかのようだ。
んな訳ない!
ただ単純に卒業イコール解放感で
テンションアゲアゲになっとるだけだ。

ただ若者よ。

・危ないよ 動く歩道で 猛ダッシュ!

・団体で 金属探知機 鳴りまくり!

最後に短歌で締めまして

・飛行機で 駆け込み乗車? ありえねぇ!
しかも携帯 話しながらて!

楽しい旅はマナーから。
『日本トラベル振興協会』からのお知らせでした。
そんな団体ねーーーっ!

いやはやこんな事思ってしまうなんて
僕もすっかり若さから卒業して、おっさんになっちゃったんだなぁ。
にしても、おいおい!
自分が彼ら彼女らの歳の頃なんて
マナー通り越して
人としてヒドイ、ふらちな悪行三昧だったクセに!
現代の若者にそんな事言えたぎりか?
桃太郎侍に叩き斬られてまえ!
「お前が若者にとやかく言う資格はねぇっ!
でやーーーっ!」

“ズババーーーッ”

うぎゃ~っ!

さて、
卒業というとこんな歌を思い出す。

♪春はお別れの季節です
皆旅立ってゆくんです
淡いピンクの桜
花びらもお祝いしてくれます

ずっとこのままでいたかった
時は思い出の宝箱
そんな悲しまないで
大人への階段をのぼりましょ

じゃあね そっと手を振って
じゃあね じゃあね
ダメよ泣いたりしちゃ
あぁ いつまでも私達は
振り向けばほら 友達♪

『おニャン子クラブ』の『なかじ』卒業時シングル『じゃあね』である。
『おニャン子』世代な僕は
このシーズンになると何故だかこの歌が
フッと頭をよぎるのだ。
おっさんキモいかもしれんが
よぎっちまうものは仕方ない。
卒業っつって、この歌がよぎると
おっさん胸がキュンキュンしちゃうのだ。
だからキモいってっ!

僕の場合の卒業て
次への不安はあったものの
どちらかと言えば期待のが大きかった様に思う。
それは次のステップに対する期待などではなく
“式”そのものへの期待だ。
ははは。
なんじゃそれ!

“式”って1つの区切りの祭みたいなもんでしょ。
よってたかって送られるのかと思うとワクワクしてくるのだ。
“式”が人生をリセットしてくれるっちゅう感じもあったしね。
その時々でそれぞれ華々しく感動的に
趣向を凝らしたグランドフィナーレが行われる。
だからとても楽しいっちゅう訳。

その逆で入学式は希望に満ち溢れているようで
決してそうではない。
初めての場所で形式ばったつまらない“式典”に
真新しい“ヤバい”格好で座っていなければならない。
周りは当然知らない奴ばかり。
こいつらとこれから数年過ごしてゆくのかと思うだけで
何だか不安でいっぱいになったりする。
まぁそんな不安も新生活が始まっちゃえばすぐに消えるのだが。

幼稚園、小、中、高、大と区切り区切りで生きて来た訳だが
僕は昔、よく“大人になったら”っちゅう事を考えて
憂鬱になっていた。

大人になったら区切りが無くなるんじゃなかろうか。
自分の責任で自分自身で何らかの道を選択し
その道で“半永久的に食って、生活して”行かねばならんのじゃなかろうかと。
『サザエさん』の様に同じ事を繰り返し
死ぬまでグルグル終われないんじゃなかろうかと。

アホだ。
定年があるし、転職もあるのに。
ただ、もし区切りがない人生があったらと考えたら
何だか憂鬱で途方に暮れてしまう。

羽田空港からANAで宮崎空港到着。
仕事開始時間より1時間30分程早く着いた為
取引先さん近所の『TULLY'S COFFEE』にて時間潰し。
分煙の為喫煙ルームに入ると
奥テーブルに腰パンにアクセジャラジャラな
ヒップホップ系の若者が15人程
輪を成して座っていた。

なんか怖ぇな…。
少し離れた席に腰をおろす。
しかし、彼らは一体何者なのか?
くつろぎながら様子を伺う。

中心にいる比較的年齢上っぽい人物が若手1人1人に
今までとこれからの仕事への取り組み方みたいな事について意見を促している。
話を盗み聞きしているうちに
どうやら彼らは仕事上がりの私服ホスト達らしいという事が分かった。

「自分は先週もずっと考えていたんすが
指名を増やす為には
自分にはまだまだ積極性が足りないのではないかと
思っているっす。
自分の努力が積極性を生み
その積極性がお客様を生み
そのお客様が売り上げを生み
また自分を大きく育ててくれ
店にも活気が生まれる。
自分は明日よりそこらへんに重点をおき
仕事に挑んでいけたらと考えてます。
ウッス!以上です!」
すると全員が
「ウッス!」

熱い…。
ここは南国。
土地も熱いが人も…
いやホストも熱い。

で比較的年齢上っぽい奴が次の発言者を指名。
「じゃ次、“銀河”」
「ウッス!」
え!?
ぎ、“銀河”!?
源氏名だろうが…
“銀河”…
ちょいと“銀河”見たれ。
お!“銀河”カッコイイ!
THEホスト!って感じ!
で、その銀河が
「ウッス!自分は…」
みたいな調子で語り出す。

彼らは毎度閉店後に
ホストクラブ内の熱い会議を
こうしてここで頻繁に行っているのだろう。
真面目なホスト達じゃないか。
なるほどなぁと僕は
タバコをくゆらせながら
コーヒーをひとくち。
すると“銀河”の口からとんでもない言葉が飛び出した!

「ウッス!
自分…この世界辞めたいと…。
いや、
自分ホスト向いてないっす!」
ざわめく他のホスト連中。
“ブッ!”
コーヒーをちょこっと吹き出す僕。

「ここ数日真剣に考えたっすが
こんな浮わついた気持ちのままホスト続けても
自分に対して良くないし
店にも迷惑かけちまうし
すみません。
俺、店ぬけさせてください!」

えぇ!?
な、何これ!?

「“銀河”さん!」
若手が叫ぶ。
「ごめん。
なんつうか俺、もう精神的にも限界なんだ」
「だって“銀河”さん、ずっとトップだったじゃないっすか!
何すか、突然どうしちゃったんすか!
オーナー!
“銀河”さんとめてくださいよ!」

何だ!?
この熱いやり取りは!?
そして“銀河”とやら!
何があった!?

あ、比較的年齢上っぽい奴はオーナーだったのね。
で、そのオーナーが口を開く。
「そうだな“銀河”。
今のお前の状態で店に立たれたら
うちに迷惑かける云々よりもな
お前についていたお客様を裏切っちまう事になるだろう。
そして何よりそれは
お前自身を裏切る行為に繋がるわけだな。
モチベーション上げていかなければ
たちまち転落するのがこの世界。
お前の望む通り
別な世界で自分見つめ直す事が
今のお前には必要なのかもな。
いいだろう。
ただし今月いっぱいは働いてもらう。
今までお前に尽くして来てくれたお客様に
お前なりの恩返しの時間だ。
それから先はお前次第。
カタギな仕事に就こうが
別な店に行こうが
好きにすれば良い。
ただ
俺達はいつでもお前の帰りを待ってるぜ。
“ナンバー1銀河”の帰りをな」

「オーナー!」
「“銀河”さん!」
なんじゃこれーーーっ!

宮崎の中心街。
メイン通り横の『TULLY'S COFFEE』
ここにまた1つの、
熱い“卒業ドラマ”を
見たのだった。

“銀河”
ホスト卒業
おめでとう。

ウソの様な本当の話。

♪じゃあね そっと手を振って
じゃあね“銀河”
ダメだ 泣いたりしちゃ
あぁ いつまでもホスト達は
振り向けばほら “ダチ”!♪

じゃあねっ!

めけめけ~。

写真。熱い南国宮崎と言えばこいつ!

日本酒飲んでも飲まれるな!

2009年03月08日 17時21分49秒 | お酒&泥酔シリーズ
以前も何度かブログに書いたが
僕の体には
日本酒がどうも合わない様だ。
なら“飲まない”が賢明なのだが
これが飲んでしまう。

家にいる時は
“無い”から飲まずに済んでいるのだが
居酒屋へ行くと“ある”ので頼んでしまう。
頼んだら当然店員は日本酒を運んで来る。
運んで来るから飲まない訳にはいかぬ。
では、ちょいとおちょこに
トクトクトク…
「きゅっ」
とひとくち。
ふんわり口の中に
ちょっぴり辛口の旨味が広がり
「くぅ~っ!もう1本っ!」
つまりは美味いからいけない。
酒飲みの屁理屈だ。

そんなこんなで昨晩も
居酒屋にて日本酒を四合程いただきまして。
ただそれっぽっちで酔っ払う俺ではありません!
と、思っているのでありますが
そう。
なにせ日本酒が体に合わない訳だから
後でガツンと来る。

マンションに帰り
飲み直しとばかりにウーロンハイをつくり
パソコンを立ち上げ
ネットをひらく。
うだうだしながらそのうち

ZZZZZZ…zzzzz。。。

就寝。

今朝、目覚めて
朝食、掃除を済ませ
出張の調べ物があるため再びパソコンを立ち上げる。
調べ物、済み!
自分のブログ『らーめん放浪記』を読み返し
ふむふむ
もうじき『沖縄編』もクライマックスだなと
自分のブログでアホみたいに浸り
さて
友人のブログを見るかなと
クリック。

ん?

んん?
俺、コメントしてる!
友人のブログ数日分全てに俺、コメントしてる!
ん~…あ、あぁしたした!
昨晩したわ!
思い出した!
しかし、何とコメントしたのかはあまり覚えていない。
読む。
あっちゃ~…
何だこのテンション高いコメントは…
“!”が多い多い。
しかも若干意味不明。

あぁそういやこんな事書いたわと
思い出しつつコメントに対する友人のコメントを読む。
ありゃりゃ…
こりゃりゃ…
友人完全に引いている。
しかも“?”感満々。
やってもうた…。
ブログやコメントって残ってしまうから
酔っ払った時には書かないようにしているつもりだが
書いちゃったのね、俺。

昔、コント台本書くときに
わざと酔っ払って書いた事があるが
はちゃめちゃでそれはそれで結構おもろかったが
ブログは別!
一切ノンアルコールで書いている。
しかしコメントは時々
やっちゃうんだよね~。
滅多にはしませんよ。
しかし昨日ので懲りました。
以後気をつけようと
思うのであります。
後でガツンときちゃったね。
トホホ…。
日本酒、恐るべし。

お酒を飲んで全く記憶を無くす事は
今じゃそうそう滅多に無いのだが
大学生、劇団時代は時折記憶喪失になっていた。
翌朝目が覚めたら血まみれだった!
て事もあった。
そんな時は二日酔いのポンコツ頭をフル回転させ
鈍いながらも記憶の断片をつむいでゆく作業をする。
時には友人に電話して
その時の状況を聞いてみたり。
記憶を摘まんで摘まんで
パズルが完成された時
毎度毎度、赤面する訳だ。
自分で自分を責めてやりたい気分でいっぱいとなる。
呆れて物も言えないとはまさにこの事か。
はぁ~…
とため息ひとつ。

歳を重ね、最近ではお酒は量がいけなくなった。
しかも体力がもたず
すぐに眠くなってしまう。
こんな僕にとったら好都合な現象だ。
深酒してわけわからなくならずに済む。
今まで酒飲んではちゃめちゃやってきた僕へ
神様からの戒めなのかもしれない。
「そういうこっちゃ」
あはは。
神様、謝謝!謝謝!

お酒による記憶喪失は減ったのだが
酔っ払うとついついしてしまう“癖”は未だ消えない。
その“癖”とは
“買い物”だ。
これがまたヒドイ。
“役に立たぬ物”を買ったり
“必要以上に大量に”物を買ったりしてしまう。

これも劇団時代の話だが
かなり盛り上がった知り合い劇団の決起飲み会の翌朝
目覚めて早々枕元に不思議な物を目にする事となる。
大量に積み上げられた『ジャポニカ学習帳』だ。
なんじゃこれ!?
また記憶を手繰り寄せる作業。
そういえば…
何か夢中でコンビニあさってたような…
同席していた芝居仲間に電話する。

もしもし。
ほうほう、ほうほう。
えぇ!?
……ははは
ありがとう。
ガチャリ。

理由は分からんが
どうやら僕は『ジャポニカ学習帳』全表紙を集めるのだ!と、
タクシーまで使いコンビニを回ったのだそうだ。
後々それは芝居の小道具と判明するも
必要だったのはたったの1冊。
意味不明でまったく困ってしまう。

ちなみに昨晩は…
スナック菓子2袋
菓子パン5つ…
食おうと思ったのだろう。
これまた
自分で自分を呪ってやりたい気分だ。
はぁ~はぁ~…。
ため息ふたつ。

明日より九州出張の為
本日チケット等々を手配に街へ出る。
不景気は深刻で
あれ?ここってこんな店だったっけ?
うわぁここの洋服屋さん閉店だわ
といった具合に
商店街が
街が陳腐化していた。
何だかやるせない気分だ。

みんな日本酒飲んで
酔っ払って買い物しまくれば良いのに。
アホかっ!
なんじゃそりゃ!
あはは。
買いまくれば良いのさ。
『ジャポニカ学習帳』を。
だからアホかって!
それじゃ駄目じゃん!

全てを反省しながら
中山11レース『報知杯弥生賞』の馬券を買ってみる。
ハズレ!

♪ちゃんちゃんっ♪

めけめけ~。

写真。東京競馬場。

『らーめん放浪記』麺16 本目。

2009年03月07日 13時21分42秒 | 連載書き物シリーズ
『らーめん放浪記』

〈1-(15)・沖縄〉


ウシ男臨終。
それと同時刻。

ベ子はICU(集中治療室)で意識を取り戻した。
「!」
大汗。
どうやら相当うなされていたようだ。

捨て身で取った急性アルコール中毒になったるで行動による昏睡状態のさなか
ベ子は奇妙な夢を見た。
ベ子の視点で進む奇妙な夢。
夢の中でもアルコールが回っているのか
視界がまるでペロリンキャンディーの様に
ぐるぐる渦を巻いていた。

それもそのはず
夢の様に…
まあ“夢”なのだが
そう夢の様にきらびやかで
幻の様に…
う~ん、“幻”なのだが
幻の様に豪華で
お城みたいにキュートな『メリーゴーランド』に
家族みんなで乗っている夢だったからだ。

馬車の白馬にまたがる夫、『ムネ彦』。
その後ろ、王冠型の車体部分にベ子と“息子”の『ギュウ太郎』。
そしてその馬車を追うような形で
後方の白馬に父、ウシ男。
ぐるぐる回る『メリーゴーランド』。
とても、とても楽しい!

ウシ男の馬がベ子達を追っているのか
はたまたベ子達がウシ男の馬を追っているのか
まるで分からないくらいのスピードで回る『メリーゴーランド』。

ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる
ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる

目が回る。
でも
楽しい!
嬉しい!
皆で一緒に遊園地。
ベ子が夢見ていた世界だ。
何度も言うが、“夢”なのだが。

息子の『ギュウ太郎』も
「キャッキャキャッキャ」とはしゃいで
かなり興奮気味。
しかし顔は定かでない。
モヤモヤとモザイクがかった顔の『ギュウ太郎』。

「あはは!こっちこいよ~!」
と、いつの間にか王子様の格好になっている『ムネ彦』。
「丘の上の王子様!」
まるで『キャンディー♡キャンディー』気分で
白馬にまたがる王子『ムネ彦』に手を伸ばす。

瞬間!

回る『メリーゴーランド』の遠心力で
緩んだ手からモザイク『ギュウ太郎』がすっぽ抜け
馬車から投げ出されてしまった!
「!?ギュウ太郎!?」
すると天井から毛むくじゃらの巨大な手が“ニュッ”と伸び出てきて
モザイク『ギュウ太郎』をむんずとキャッチし
どこかへ連れ去って行ってしまう!
まるで『UFOキャッチャー・クレーンゲーム』の様!
「ギュウ太郎!!!」
次に『丘の上の王子様』…
いや、『ムネ彦』が“毛むくじゃら”に捕らえられ
「キャンディ~!」
連れさらわれた!

「何!何なの!何なのコレ!?」
「ベ子!とっちゃんが敵を取ってきてやるさ~!」
「え!?やだ!とっちゃん!行かないで!
とっちゃんまで行っちゃったらウチ…」
「とりゃーーー!」
馬から軽快にジャンプするウシ男!

“ガシッリ”

あっけなく“毛むくじゃら”に捕まり持って行かれる。
「とっちゃ~~~ん!」

ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる

回る『メリーゴーランド』……が……
「えええええ!!?」
いつの間にか回る『回転寿司』に変わっていた!
“白い皿”の上に乗せられて
ぐるぐる回るベ子。
壁には
“本日のおすすめ。『ムネ彦』『ギュウ太郎』『ウシ男』”
と張り紙がなされ
見上げると頭上に巨大な猫が!

「もぐもぐガリッボリボリッ。
大将!さすが本日のおすすめはネタが新鮮でうまいニャー」
いつの間にか出来たカウンターの向こうで陽罵琉院長が
「へい!上物でっせ!」
「ニャニャニャ!満足ニャ!」
猫はペロリと舌なめずりし
ベ子をギョロリ見つめて
「次はベ子!お前だーーー!ニャーーーーーーーー!!!」

「!」
そこで目覚めた。
嗚咽がこみ上げる。


同『ヤンバル病院』の
これまたベ子が目覚めたICU(集中治療室)隣の病室で
『みたらし組』が経営する『島んちゅぬ湯』のサウナにて
脱水症状で倒れた犬山源五郎(いぬやま げんごろう)警視が点滴を打っていた。
1滴1滴落ちる点滴を見つめ犬山は思う。
あのサウナ室での会話を。

沖縄ヤクザ『みたらし組』の存在は当然知っていた。
広島の粉物会系指定暴力団『お好み組』系列で
那覇を拠点に沖縄全土に勢力を拡大しようとしている団体だ。
“暴力”というよりは
どちらかというと“インテリヤクザ”的な部分が目立つ組織と記憶している。
“表と裏”“光と闇”があるのがその筋の世界。
しかしそれと
ワシが今いる『ヤンバル病院』と
あの『屋台』とが繋がっている?
『陽罵琉』?『3兄弟』?
なんらかの形で死亡した遺体を
病院から『みたらし組』に流し
どこかを経由して販売している?
何故、何故そんな悪趣味な。
しかし需要があるからなりたっているのだろう。
『屋台・黒猫』?
だとしたらどいつもこいつも“死体”を食って喜んでいるっちゅう事か?
そんな狂った話…
そんな“小説”の様な話…
フィクションならまだしも
ノンフィクションで
あってたまるか!
…たまらんのか!?

うつらうつら…
うつらうつら…。

いつのまにか犬山は夢の中にいた。
ここ沖縄の小高い丘。
巨大な桜の木。
怖いくらいに満開だ。
怪しい美しさ。
桜の花びらをシャワーの様に浴びながら
犬山はうっとり。

すると!
その桜の大木がモゾモゾと動き出し
犬山の前から逃げ出したではないか!
「待て!どこへ行く!?」
薬中患者の様な目つきで桜の大木を追う犬山!
逃げる桜!
追う!
逃げる!
海を渡り、大地を這い、また海を渡り
沖縄にいたハズの犬山が
夢中で桜を追いかけて
いつの間にか北海道に辿り着いていた!
沖縄から九州、四国、本州、北海道と
桜を追いかけ日本を旅していたようだ!

しかしなんと…
なんともはや…
今のこの地、北海道で見ている桜は
沖縄で見たそれよりも
同じ大木なのに
言い表せぬくらい物凄く妖艶に見える。

すっかりその桜の虜になってしまった犬山は
「ああ…このまま死んでしまってもかまわない…」
と滝の様な量のヨダレを垂らし
身も心も完全に
そう、完全にイッてしまったのだった。

病室のベッドで
ヨダレを垂らした犬山は
年がいもなく
夢精した。


時間は少しさかのぼり
『島んちゅぬ湯』事務室。
『みたらし組』組長『陽罵琉チン平』と
『ヤンバル病院』婦長とが
『ちんすこう』をお茶請けに密談のご様子。

「『ガジュマル』コレクション、どうやら揃いそうよ」
「娘か?」
「今さっき運ばれたって。
向こうから来てくれて手間が省けたわ」
「よし、猫田さんの為にも
早いとこ手を打つんだぞ」
「モチのロンよ。
でも慎重にやらなくっちゃ。
警察やマスコミも嗅ぎまわってるわ」
「がはは!
いざとなったら消しゃ良い。
何でもかんでも消しゃ良いさ」

サウナ上がりで白いガウンを身にまとっている組長のチン平。
『さんぴん茶』をワイングラスに注いで
ぐるぐると拡散して一気に飲み干す。
「美味っ!ゲプー」
「後は1番の“問題児”が残ったわけよね」
「がははっ!
奴だって時間の問題だわ
とにかく事を成立させ
なおかつ物語の進行を円滑にすすめるには
邪魔は排除。
これ鉄則」
「手は打ってあるの?」
「俺が打たなくても
猫田さんのシナリオではそろそろ」

♪チャララ~チャララ~♪

着メロ『仁義なき戦いのテーマ』
チン平の携帯が鳴る。
肉屋の弟『カン太』からの着信。

“ピッ”

「おう。
…そうか。
ほっほー。
分かった。
待ってる」

“ピッ”

携帯をプッシュ。

「………
あ、トン吉兄さん?
“まぐろの解体ショー”やるから!
うん、そう!
がはは!
“まぐろ”っつううより“牛”って
兄さん上手い事言うねー!
がはは!
じゃ、すぐ来て!
え?明日?
何で。
……ほう…ほうほう…
ほうほうほう!!
がははは!
なるほど!
そう!そりゃいいわ!
『鉛筆銀(ぺんぎん)』も一緒にやっちまうか!
がはは!
ほいじゃ、明朝、奴のアパートへ。
じゃ!」

“ピッ”

「獲物がかかったみたいね」
「おう!
そんでもって明日にはあんたんとこの『鉛筆銀医師』もとっ捕まえて
いっしょに解体って訳!
興奮すろぜい!」
「『鉛筆銀』君はちょっぴり可愛そうな気もするけど
ま、仕方ないわね。
彼は知りすぎたまま逃げた訳だし」
「さて。
“牛”が運ばれて来る前に
一戦交えるとするかい!」
ペロリ舌なめずりのチン平。
「良いの?
私すぐに病院戻らなくて
かわいい小鹿ちゃんが
“早く絞め殺して!”って待ってるわよ」
チン平はスルリと白いバスローブを脱ぎ捨てて
「これからの惨劇思い
興奮し過ぎてイキリ立っちまったこいつを
まずはどうにかしねーとな!
へへっ!」
婦長舌なめずり。
「『ちんすこう』好きにはたまらないわね」
チン平は婦長のふくよかな胸の谷間へ
勢い良く図太い腕をすべらせていった。


翌日。
鉛筆銀逃亡、失踪。
白烏(しらからす)は病院へ向かい。
ウシ男臨終。
陽罵琉3兄弟の影は着々と伸び。
ベ子が目覚め。
犬山は夢精していた頃
那覇空港の滑走路に
赤い羽根のジャンボジェット機が
轟音と共に滑り降りる。

機内サービスでもらった色とりどりの『レイ』を首から下げて
とぼけた顔で
『上野の森署警察官・鳩山豆郎』が
那覇空港到着口に降り立った。

「さて、手始めに」
真面目な鳩山は
「まずはここ空港で沖縄そばでも食べようかなー!」

すぐにレンタカー借りて
犬山探しに街へ行け!

まさに今
大変な事になっちゃってんだぞーーー!
鳩山君!


♪パララ~ララ
パラララララ~~~♪

街に夜鳴きの音(ね)が響く。
今夜もらーめん屋台『黒猫』は営業中。

めけめけ~。


『らーめん放浪記』つづく。


(注)この物語はフィクションです。
登場する人物、建物、団体名等はすべて
架空のものです。


写真。猫バッヂにつぐ、茅ヶ崎作家さんの犬バッヂ。

祭の国に行きたくて♪

2009年03月06日 20時06分15秒 | ほのぼの日記シリーズ
桜開花予想が発表された。
東京の今年の開花は3月25日頃と
例年に比べかなり早いらしい。

まぁでもあちこち咲ききってるのに
例の場所
そう、靖国神社の
例の桜
そう、ソメイヨシノが咲かない事には
無事“開花”とならん訳だから
開花予想日前日の24日には
是非ともその桜の木周囲を取り囲むようにして
巨大ハロゲンヒーターでも置いて
ガンガン温めてやり
ドンピシャ25日に開花させて欲しいものである。
実際やったら即逮捕だろうけど。

でも
予想を現実にしろっ!
っつっても僕
25日に花見の予定が入っている訳じゃないんだけどね。
なんかワクワクするじゃない?
“開花”!
って。
“祭”!
みたいで。
“KAIKA!”“MATURI!”
“YAZAWA!”
みたいな。
なんじゃそりゃ!

いやまあ、
桜が咲いたぞ、春が来た!飲めや歌えのお祭り騒ぎだ!
わっしょい、わっしょい!
みたいなウキウキワクワクの純情な感情が空回り。
ただそれだけの理由。

その花見のお誘いメールが昨日入って来た。
うちら“悪友軍団の花見祭”だ。
毎年行われているのだが
これが毎回全くの時期外れに集まっている。
まだ咲いて無かったり
もう散っちまってたり。
んでもって何故か雨が多い。
今年の“悪友軍団の花見祭”は4月の頭。
久々にドンピシャな花見になりそうだ。
お誘いは悪友『けんけん』(仮名)の弟『たけちん君』(仮名)から。
毎度色々こまめに手配してくれている有難い奴だ。
感謝感謝!

場所はまだ未定なようだが
んなもんはどこでも良い!
おもろい仲間が集まって
ヤイノヤイノと
美味い酒が飲めて
その酒にうつる
ゆらゆら揺らめく綺麗な桜を拝めれば
それだけで良い!

昔、そんな“悪友軍団の花見祭”を
何と5月に開催した事があった。
当然桜は…
散っているっちゅうレベルでなく
全裸に緑の衣をまといっちゅう状態!
しかも雨!
強い雨!
その日にしか皆が集まれなかったのだから仕方ないが
にしても花見…するかぁ?
居酒屋行け!

そんな忠告も無視かまし
僕らは地元埼玉の
本来なら桜が蘭々と咲き乱れているハズの某土手に
雨ん中ワラワラと集合。
どうせなら『笑笑』にでも集合すりゃ良かったのにね。
酒やツマミや弁当なんかを買い込んで
さぁ、祭開催だっ!

“ザァーーーーー”

………寒い……冷たい…

橋の下に移動。
そこでやむはずのない雨がやむのを待ちながら
御座を敷いてとりあえずバーチャル花見を始める事に。
一同、常に小刻みに震えながら酒をあおる。
寒くて寒くて
コップを持つ手がガタガタ揺れる。
体はまさにマグニチュード7.2震度7強の激震といった具合。
コップん中の日本酒は
手がびちゃびちゃになる程の津波が発生していた。

「あわわわ、そぉこぉのぉぉ
あわわわ、チィイィカァァァマァァァ
ガチガチガチガチ、取っっってぇぇぇくれぇぇぇ」
「スゥ~ッハァ~ッ
ガクガクガクガク
はぁぁぁぁぁいぃぃ」

凍えた体を温める為に
ドンドコドンドコ酒を飲む。
飲んだそばから凍える。
飲む。
凍える。
飲む。
凍える。
酔えない……。
そんなアホな“花見ない”をしていると
土手の遠く向こうの方から
犬を連れたお婆さんが
こちらへ近づいてきた。
お婆さんは傘をさしながら
わんこはびしょ濡れでめちゃめちゃはしゃいで
1婆1犬、楽しい散歩の様だ。

「この雨で寒い中散歩かよ。
どんどんこっちに近づいて来るなぁ。
あぁいう老人は話しかけるとすぐ戦争の話すっから
気をつけた方が良いぞ」
と、僕。
でも向こうからしたら
この雨で寒い中
橋の下で宴会かよ!
あぁいう若者は話しかけるとすぐ戦時中の強盗団みたいに襲いかかってくるから
気おつけた方が良いわ~な~
と思っていたかもしれない。

構わず“震える花見ない宴会”を続けていたら
案の定お婆さんが話しかけてきた。
面倒くせぇなぁと思いつつも
僕らのこの状況と事の成り行きを説明するも
お婆さんはちんぷんかんぷんな様子。
そりゃそうだ。
花が散りきってんのに
雨降ってんのに
寒いのに
橋の下で若者達が
“花見”をしていると言うのだ。
こんな状況お婆さんサイドからしたら
ナンセンスに他ならない訳。

するとお婆さん。
「私も戦時中に疎開先の防空壕の中からお花見した事あったわぁ。
あの時代はねぇ…」
出たぁーーーっ!
やっぱし出たかっ!
戦時中話っ!
馬券はロクに当たらねぇのに
こんな事で予想的中!

僕らは呪いにかけられたかの様なうつろな目付きで
お婆さんに戦時中話を聞かされた。
時は戦時中へとタイムスリップ。
しかしその話は左の耳から右の耳へと
ツーツーに抜け

→→→→→→→→→→→→

と垂れ流されていく。
たる~いたる~い時間。
いったいどれくらいの時が流れたろう。
その時
悪友『けんけん』の奇声が
その生ぬるい戦時中を切り裂いた!

「うぎゃあ!」

お婆さんの戦時中に気をとられて
ぼーっとしていて気付かなかったのだが
僕らがウツロになっていた最中に
お婆さんの犬が
僕らのツマミを食い散らかしていたのだっ!
ツマミがっ!
ツマミがぁーーーっ!

あらやだこの子。
ごめんねぇと
悪びれもせず
お婆さんと犬はそそくさと去って行った。

“ザァーーーーー”

………寒い……冷たい…

僕らの花見会場は
まるで空襲後の焼け野はらの様に
はちゃめちゃにとっ散らかっていたのだった。

♪祭の国に行きたくて
河を下ってさがしにゆく
のんびりゆこう 小舟に揺られて♪
『ボガンボス』の歌のように
ゆらり揺られて“祭”を求めたくなるような季節だ。

インドネシアの人達は
“祭”があるとその前後十数日は全く働かなくなるという。
“祭”に全精力をそそいで
仕事などそれどころじゃねーっちゅう事だ。
それだけインドネシアの人達にとって“祭”は生活や人生と密接で
大切な行事の1つなのだろう。

ギスギスした現代。
僕らもたまには浮かれ気分で
インドネシアの人達の様にとまではいかんにしても
まぁそれくらいな気持ちで
“祭の国”に行きたいもんです。

さて、もうじき桜の季節。
祭だ祭だっ!
わっしょいわっしょい!
ほんの一時辛い事などスカッと忘れて
パァッとパァッといきまっしょいっ!

いや、無理せず
凍えず
泥酔しない程度にね。

めけめけ~。

写真。河津桜。

『5時もまるまる・ばんぱくの、めけめけサーズディIN 東京・八王子、高尾周辺』・にじゅう

2009年03月05日 17時46分07秒 | 毒ラジオ・毒宇宙!
ザッ
キュイ~ン
…道路は、暖かくなって雪など降ってもいねぇのに
ジジィに傘をかぶせられた地蔵軍団が
こんなんチクチクして気持ち悪いからいらねぇと
その傘をジジィん家に返しに行く途中だという地蔵行列により
流れが強烈に悪くなっております。
ジジィ!余計な事すなっ!
次の交通情報は6時50分からです。

その行列、又の名を
『地蔵東京マラソン』
て呼ばれて地域住民に嫌がられてるんですよね。
ありがとうございましたぁ。
さぁ時刻は間もなく5時になります。

<提供CM>
「お~い!山田君!
馬鹿な木久ちゃんの座布団全部取っちゃって
ホモっぽい好楽さんと
偽インテリ楽太郎さんに
その座布団半分に分けて
500枚ずつあげなさい!」
「えぇ!?
木久扇師匠そんなに座布団持ってたの!?」
「あ、あと山田君!
“例の物”を皆さんに配ってください」
「なぬ!?
そんな“ヤバい”もの
ここで配っちゃマズいでしょうに…」
♪山田は無駄に子沢山♪
「山田君!
ほら、たい平さんが馬鹿にした歌を唄ってるよ!
早くドツいて座布団全部取っちゃわないとっ!」
「ええぇ!?
そんな一気に色々言われてもっ!」
「山田君!早く!」
「は、はいぃ!かしこまりましたぁ!」
『山田隆夫』を頼る前に
同じ“山”に“タカオ”なら
“高尾山”!
参拝には
“高尾山”!
これで『山田君』も楽できるね。
「座布団と幸せを運ぶ、山田隆夫と高尾山で~す!」
『高尾山』が5時をお知らせします。
♪チャララ、パフッ♪
5時です!

モッコリもくもく木曜日
『5時もまるまる・ばんぱくの、めけめけサーズディ』

〈Music・IN〉
シャーッ!コラァッ!
今週もな、クソみたいな時間がな、やってまいりました。
まぁな、嫌がらせの様にな、毎週毎週きっちりとな、やってまいりますがな
どうか皆さんな、干されたヤクザ親父史郎な気持ちでな
聴いてやってくださいな。
聴いててイラッとくる方はな
今すぐな、周波数を変えて!
急いでFMにな、変えて!
テレビが良けりゃな、TBSに変えて!
TBSはな、亀田に優しいからな。
まあな、聴いていても頭痛と吐き気をもよおすくらいでな
別にな、害はありませんからな。
今日もな、最後までゲロッてな、お付き合いくださ~い!
な!
大毅!和毅!
シャーコラァッ!
シャーウッド!積水ハウスッ!コラァッ!

この放送は『高尾山』の提供で
八王子暴走族の族車のホイールに付着した
『都内でも気温が低いよ八王子ラジオ放送局』より
エリアを絞ってローカルにショボ~くお送り致します。
丸太をな、担ぐんや!
シャーコラァッ!

さて最近めっきりモッコリすっかり春めいて参りました!
僕の“つくしんぼ”も
さっきいじっていたらば
春を感じてにょきにょきと
すっかり伸びきった状態になりまして。
全くゲスでございます。
しかし春はやたらと眠い!
先日朝7時に起きる所を寝坊して8時に目覚めちゃって
慌てて起きるも様子がおかしい。
おや?
っと思ったらば翌々々日の朝8時でした!
寝過ぎっ!
ホゲゲッ!
まぁポカポカしてるからね。
仕方ない。
このポカポカが眠気を誘う。
ポカポカでなく、
フガフガだったらそんな事にはならないのにね。
“春は日差しがフガフガして気持ち良い!”
眠くならねぇーっ!
ホゲホゲでも良いよね!
ヘロヘロ、アヘアヘでも!
ムンムン、ムラムラでも!
何だか別な意味で気持ち良くなっちゃう感じですがっ!
眠くならない分
ポカポカよりはマシな気がする訳DEATH!

はい!そこで!
春を表す擬態語を大募集いたします!
春野郎にピッタリな言葉を待ってるZッ!(ゼットッ!)
FAX番号は
『0426の(20)の0930』
『0426(20)0930』
『オシッ!風呂に大奥様!』
まで、どしどしFAXお待ちしております!
え~メールでも受け付けております。
アドレスは
『@!tentoude-brunch-reporterga-zu.tentou!.ne.jp』
『あっと!店頭でブランチレポーターがズドッと転倒!
ドットエヌイージェーピー』
です!ヨロシク!

では本日の1曲目まいりましょうか。
八王子市ラジオネーム
『カブトムシ、いたっ!』さんからのリクエスト。
卒業シーズンにぴったりなこの曲。
八王子出身『荒井由美』で
『卒業写真』

〈Music・IN〉
♪悲しい事があると
開く皮の表紙
卒業写真のあの人は
やらしい目をしてる
……♪
〈Music・END〉

『恋愛にいやらしい荒井松任谷由~美ん』で
『卒業集合写真の左斜め上には、登校拒否の俺がいる』
聴いていただきました。
さて先程募集いたしました
『春を表す擬態語』ですが!
早速FAXが殺到!
メールもじゃんじゃん届いております!
ありがとう!
ただ何故かどれもこれも皆同じなワードなんだよね。
っちゅう事で引き続きまだまだ募集は続けますが
リスナーのみんな!
どうか“チンチン”以外にしておくれっ!
頼んだZッ!

さてここでお便り紹介しちゃおうかな。
え~ラジオネーム
『谷でも金!ママでも金!萩本欽!』さんから。
「ばんぱくさんなんてちょろいわ!
一発やわ!」
興毅!
「我々は八王子周辺8ヶ所に点々と点在する城で暮らす
8人の王子、『エイトプリンス』軍団でRッ!(あーるっ!)
ハウンド・ドッグ歌うでぇ~!」
大毅!
「我々8人の王子はそれぞれ天地自然界を司る名を持つのでRッ!
私はリーダーの“月”
下に副リーダーの“火”
専務の“水”部長の“木”
次長の“金”課長の“土”
課長補佐の“日”平の“うんこ”
8人集まり日々王子仕事に勤しんでいるのでRッ!
オリンピックに出るんやっ!」
和毅!
「ここの所もっぱらの仕事は『王子募金』活動Rッ!
我が街八王子の下じもの市民から
我々の活動資金、つまりは年貢を収めてもらおうといった運動でRッ!
毎日飯を作ってるでぇ!」
史郎!
「しかし、この不景気のせいで
年貢の集まりが悪いのでRッ!
そんな矢先に平である“うんこ”が失踪Rッ!
ホトホト困り果てているところでRッ!
いったい“うんこ”は何処にいるのでRぉうか?
ばんぱくさん、教えてくれなのだっ!
でRッ!
シャーコラァッ!」
『谷でも金!ママでも金!萩本欽!』さんありがとう!
成る程、失踪ですか。
でもど~でも良い事だよね!
便所か草むらにいるんじゃね~の!?
ではそんなブタ野郎からのリクエスト。
私ばんぱくの新曲!
『Burning Heart』
ロッキー4の曲で
亀田興毅の入場曲。
スコットランドのバグパイプまじりバージョン。
発売早々、廃盤決定のNEWマキシシングルです!
どうぞ!

〈Music・IN〉
♪ブィ~ン
ブィブィ~ン
アジャホゲラ~バ~ニングハ~ト
ハチュバチュ~ゲッ
ブィ~
ブィ~ン
……♪
〈Music・END〉

皆さん買ってね!
売ってね~よ!
それでは続きましてはこのコーナー
『めけめけ!ドレミファドンッ!』!
イントロを流し、その曲のタイトルを当てるといった
昔、『高島忠夫イェ~イうつ病』が司会をしていた
テレビ番組のパクリなコーナーです!
さて本日の一発目!
立川市ラジオネーム
『電車つり革でモリスエ』さんからの投稿!
痛い名前のビッチ野郎ですね。
もしも~し!
「ちゃっらぁ~ん!」
えっ!?
「『笑点』は引退したけれど
落語卓球倶楽部で毎日汗を流してま~す!
こん平DEATH!」
こ、こん平師匠!?
「ちゃーざー村に春が来た♪
お米が美味くて、また食ったまた食った~♪
八王子!
地物の野菜なんか新鮮で美味いですよねぇ!
私のカバンには
まだ若干の余裕がございます!
こん平DEATH!」
じゃあこん平師匠
早速まいりましょう!
ちょーウルトライントロドレミファドンッ!

♪あ~♪

“ピンポン”
こん平師匠!
「卓球だけにピンポン!
なんちゃって!
ちゃっら~ん!」
師匠!答えはっ!?
「あ~……あ~川の流れの様に~」
“ブブーッ!”
正解は

♪あ~いは、心の仕事よ♪

『愛は心の仕事です/ラ・ムー』でした!
「ちゃっら~ん!
こんなんインチキだっ!
お~い!山田君!
このラジオDJばんぱく
カマ掘っちゃいなさい!」

「はい、かしこまりました!」

えぇ!?
「シャーコラァッ!」
うわぁっ!
やめてっ!
助けてっ!
許してっ!
ごご、ごめんなさ~いっ!
「そんな『のび太』みたいに叫んで逃げても無駄だよ!
こんなラジオ!
どうせ誰も聴いちゃいねぇんだよ!
ズートルビドリ~ルッ!」

“ズートルビガガガガガガッ!”

あああああああぁ~っ!

ズキドキ~ンッ!
突き抜けたぁっ!
新境地!
新たな愛の目覚め~っ!
今週のビックリドッキリめけめけメカ、発進っ!
乳首ポチっとな。

“ポチッ”

口からミニミニばんぱくが出てきて!

めけめけめけめけめけめけめけめけ
めけめけめけめけめけめけめけめけ
めけめけめけめけめけめけめけめけ
めけめけめけめけめけめけめけめけ
めけめけ~…

写真。京王八王子駅。

『喫煙者の巣窟』

2009年03月04日 17時39分38秒 | 愚痴をポロリの日
3月にもなったし
ここ暫くずっと
怪獣が街をぶっ壊してる壁紙のままだったので
気分を変えて『針ネズミ』にしてみました。

春なのに
秋っぽい…。

いやいや良いのです!
可愛けりゃ!
可愛くない?
ぬぬっ…そう来たか。
だいぶ早い秋っちゅう事で。
夏すっ飛ばして
秋までずっとこれ!
なんて
僕の事だから
飽きるでしょ、どうせすぐ。
まぁそんな事はどうでもよろしい。
暫く『針ネズミ』をば
よろしくお願いいたします。

昨日の雪も夜には雨となり
今朝は雨もあがり晴れ間も見え隠れしておりまして
夕方、雨。
“都会”の天気は変わりやすい。

「それを言うなら“山”でしょう!」

と『キテレツ大百科』の『トンガリ』バリな突っ込みかましつつ
いやいや、昨今『ゲリラ豪雨』とかあるでしょう!
都会のコンクリートジャングルを甘く見るな!
なんて1人つぶやきながら
本日もそのコンクリートジャングル・東京を
『ブタゴリラ』な気分で回っている訳であります。
らっしゃい!

すると各駅にて
冒頭写真のポスターが度々目に入ってくる。
“目に入れても痛くない”のは可愛い子供だが
“目に入れたら、あぁ痛い!”このポスター!

バビローンッ!

僕らが一体何をした!?
国が認める物を
高い税金支払って
隅に隅に追いやられながら
肩身の狭い思いをしつつ
誰にも迷惑かけずに
つつましく楽しんでいただけなのにっ!
何をした!?
僕ら『喫煙者』が!
僕ら『愛煙家』が!

本年4月1日より
都内JR全駅が全面禁煙となる。
すでに私鉄は全てそうなっている訳だから
これで喫煙者は鉄道関係から完全に追いやられてしまった訳だ。

百害あって一利無しなタバコ。
副流煙がもたらす受動喫煙の害。
僕達、私達に迷惑かけないでよ!
向こ~~~~~うの方に喫煙所用意したから
もしくは
そこにガラス張りで隔離した喫煙所用意したから
吸いたきゃ勝手に吸って
勝手に主流煙で野垂れ死んでりゃ良いじゃない!
ってのがちょっと前の風潮。

今じゃただひと言。
“禁止”
つ…冷たいっ!

だったら
OL連中なんかが
車内で堂々と“お店”広げて
アホヅラ引っ提げて化粧の厚塗りしとる行為や
クソオヤジ連中が車内で
こ汚い声張り上げアホみたいに携帯で話してる行為
混んでんのにガンガンとバギーで突っ込んで来たり
駆け込み乗車時に閉まるドアをそのバギーで挟み止めたりするヤンママ連中の行為等々も
4月1日より
“禁止”
しろっ!
なんて論点のズレまくった屁理屈も言いたくなるわな。
それらだって充分迷惑な行為だと思う。

昔、満員電車でキラキラマスカラをズボンとバッグにぶっかけられて
非常に迷惑を被った事もあったし
携帯オヤジを注意してぶん殴られそうになった事もあったし
バギーをスネにぶつけられ
すげー痛い思いをした事もあった。

だ・か・ら
“禁止”!
家で化粧しろっ!
外で話せっ!
おぶるかスリングで抱きかかえろっ!
うちら愛煙家も我慢すっから
お前らも同じく自粛しろっ!
みたいな。
まぁそんな事言っちゃったらキリがないけどね。

そう。
さっき副流煙と言ったが
確かに吸わない人にとったらタバコの煙は
健康被害も被って
なんとも迷惑極まりないものだろう。
それに一部喫煙者のマナーも問題となっているのは否めない。

どこでもかしこでもプカプカ。
街中を歩いてプカプカ。
そこいらに灰をポイポイ。
唾液をペッペッ。

全く信じられないでございますわよ
な、
『デヴィ婦人』的怒りを覚えるも
全面禁煙は可哀想だと
情けを頂き隅にでも喫煙スペースを設けてもらったのに!
それでもモラルやルールは無視無視と
やりたい放題迷惑な一部喫煙者達。
その結果が今回の
“全面禁煙”
なのだろう。

仕方ないっちゃ仕方ないのかもしれない。
僕も自分を完璧善良な愛煙家だとは言いきれない。
歩きタバコだって
路上喫煙だって
ポイ捨てだって
した事はある。
結構ある。
受動喫煙防止法で捕まり
秋葉原で罰金払わされた事もある。

規則で縛らないと言う事聞けない人間て馬鹿な生き物よねぇ
と『針ネズミ』が言ったか言わずか
快適な街づくり、快適な駅づくり、快適な車内環境づくりには
やっぱしタバコは適さないのかも。

僕の場合
2、3日で1箱くらい吸うペースで
そんなにヘビーじゃないんだけど。
でもなぁ。
ホッと一息したいしなぁ。
電車待ちに吸いたくなっちゃうしなぁ。
もうこの際だから地下の奥深くまで穴掘って
そこにシェルターみたいな
『喫煙者の巣窟』なるもの造り
愛煙家はそちらでどうぞ
みたいな事しちゃうってのはどうでしょうかねぇ
JRさん。
それが駄目なら
次の電車を待たぬ程
革命的にダイヤ改正して
もっともっとも~っと本数を増やしちゃうとか。
なんじゃそりゃ!

ホーム端っこの重い鉄扉を開き
真っ暗闇の階段を
地下へ地下へと
潜ってゆくと
また1つ分厚い扉にぶつかる。
コードNo.4188
“良い葉っぱ”
ボタンを押して扉を開くと
そこは
煙もくもくのタバコ天国
その名も
『喫煙者の巣窟』
2XXX年
核戦争勃発も
生き残ったのは
『愛煙家』達のみだった。
別な意味で
タバコは“体に良かった”のだ!

あはは。
なんてくだらない事言ってねぇで

タバコ、やめるか。

今ん所
無理、無理!

めけめけ~。

ポ~ロリな気分でびろ~んっ!

2009年03月03日 19時30分49秒 | ほのぼの日記シリーズ
3月3日。
愛を込めて
『アホブログ』

♪あかりをつけたら消えちゃったぁ
お花をあげたら枯れちゃった
五人囃子は死んぢゃった
今日は悲しいお葬式♪

そんな不謹慎極まりない替え歌を口ずさみながら
3月3日ひな祭りの日の朝
僕は急いでラジオのスイッチをひねる。
本日火曜日は毎週聴いているラジオ『アホモーニング』放送日だ。
世の中についていけてない僕にとって
このラジオは必要不可欠な、いわゆる教材なのである。
今日もいつもの軽快なスキャット・オープニングテーマ曲で
ラジオは始まる。

「♪ボボボボボインパラッポ
ボ・イ・ンパラッポペ~
ウガウガガウンガガ
ビロリンチョチョチョラペポ~
ズ…ズズ…ズズズ…
ズゥベラッチョッ!
ブリ~ンペロベ~♪

アホのアホによるアホの為のアホモーニングッ!
グッ!ググッ!フグッ!
“ぷぅ~”
今日もホゲリンチョロピ~っとまいりましょうか!
もうすっかり世の中アホ尽くしとなってまいりましたが
リスナーの皆もバホッとアホ道極めている事と思いバホッ!
では本日はアホのスペシャリストであります
『アホ大統領』をゲストに迎え
よりアホレベルをアゲアゲてまいりましょう!
おしっこジョビジョバ~!
では本日のゲスト!
『アホ大統領』の登場です!
どうぞこちらへペロリンチョ!」

再び軽快なスキャットが流れ
『アホ大統領』なる人物が登場してきたようだ。

「♪ボボボボボインパラッポ
ボ・イ・ンパラッポペ~
ウガウガガウンガガ
ビロリンチョチョチョラペポ~
ズ…ズズ…ズズズ…
ズゥベラッチョッ!
ブリ~ンペロベ~♪

“ホゲ~”

出たぁっ!
一世を風靡した、あの、あの有難い『アホ大統領』のお言葉っ!
ホゲ~ッ!

“ホゲ~”

また出たぁっ!
本日2度目っ!
出しすぎですよ大統領!
ベロ~ンッ!
チンポベロ~ンッ!
では『アホ大統領』本日のアホワードはっ?

“びろ~ん”

うわぁ~!
びろ~んと出たかっ!
やられたぁ~!
!~ぁたれらや
はてさてその意味とはっ?

“ポ~ロリ”

ななななるほどっ!ザ・鼻毛ッ!
深いっ!
深い鼻毛っ!
!っ毛鼻い深
じゃ、皆さんも今日1日
“ポ~ロリ”な気持ちで“びろ~ん”とゆきましょうっ!

“ホゲ~”

どひゃ~っ!
またまた本日3回目!
ヒィヒィッ!苦しいっ!腹痛いっ!
大統領もう勘弁してクレチョビレッ!

“ホゲ~”

土俵土俵ドッヒョ~ッ!
またまたまた出目金!
ムケールムベンベ!モゲリンチョ!
これぞまさしく
びろ~~~~~んっ!
さっすが大統チョモランマッ!
アットンピ~…」

“プツリ…”

アホに乗り遅れぬよう毎週聴いているのだが
どうも着いていけない。
やはり今日も理解不能なまま時間が来てしまう。
外出まであと5分。
テレビをつける。

「♪今日のわんころハゲチョビレ♪
下町は谷中。
ムッシュムラムラのホゲチョビラなのが
このわんころハゲチョビレの『びろ~ん』
この時期、桜ホゲホゲボ~ンがポ~ロリした土手ドテチンを
ご主人『うんこもらし将軍』とカッポするのが楽しみの
『びろ~ん』なのでした。
バウワウッ!」

………
何だこれは…?
気持ちが悪くなってきた…。
とりあえず会社へ行こう。
家を出て電車に乗り込み会社へ向かう。
車内で女子高生が騒いでいる。

「CD買ったぁ?」
「ホゲ~。
『泰葉』びろ~んて良いよねっ!ホゲ~」

『泰葉』?
何、今『泰葉』が流行ってんのかっ?

「もやし、ちょー美味ぇ!
昨日、尻から食った!ホゲ~」
「ポ~ロリじゃんっ!ホゲ~」

うぷっ…。
吐き気をもよおし、なんとか堪える。
わけ分からず
脳が船酔いした感覚をおぼえてしまったようだ。
なんとか我慢し尽くして
会社最寄り駅ホームに飛び降りる。

アホ…
アホ…
どうすればアホになれるんだ?
どうしたら皆の様なアホになれるんだ?
僕は何をすれば良いんだ?
ここのところずっと悩んでいる。
早く皆に…追いつかないと…。

会社到着。

おはようございまぁす。
…え?
何だ!?
何だこりゃ!?
社長から上司から社員、パート、契約社員まで
皆一様にハゲ上がっている!?
ツルツルずるむけハゲて
脳天にまるで『サザエさん』の波平の如く
たったの1本だけ“毛”がひょろり伸び立っている!?

「おはようじゃないよ!
びろ~んて遅刻虫だぞなもし!」

1本の“毛”にドライヤーを“弱”であてながら
社長が一喝吠えてきた。
同じくハゲた経理のミキがお茶運びついでに耳打ち

「ホゲホゲ~。
ホクロ毛ボーボー社長
相当シオシオのパーよ」

ミキとは同期で
現在内密に社内恋愛中。

ミキまでかっ!?
ふざけるなっ!
世の中全体ふざけるなっ!

「君。
そんなにあたま毛ボーボーにして
遅刻虫ポ~ロリまでもして
ふざけるのもいい加減ホゲ~にしてクレチョビレよ!」

うぷっ…。

「ダッダ~ンと外回り行ってきたまえ!
ボヨヨ~ン、ボヨヨ~ン」
「ホクロ毛ボーボー社長!
ちょーウケる受け口ホゲ~!」

ミキの奇怪な叫び声を背に
僕は会社を飛び出した!
このふざけた世界は何だよ!
アホになれ!?
僕が皆に合わせてアホにならんとヤハリダメなのか!?
大体アホの定義って何だ!?
取り残された気分だ!
助けてくれ!
助けてくれ!
助けてくれ~!
いつの間にか取引先の前に立っていた。
気が重い。
躊躇しながらも
重い扉を開ける。

ぎゃー!

取引先の男性陣全員が全裸で
尻にロケット花火を挟んでピューピュー飛ばしている!
女性陣は上半身『マッドマックス』の衣装のようなトゲトゲを着込み、
下半身フンドシ姿で
男性陣が尻から放ったロケット花火を割り箸でキャッチしようと試みていた!

こんな状況ん中で商談しようなんて無理だ!
ここは勇気を振り絞り
彼らに歩み寄る努力を
つまりはアホになる努力をせねばなるまい!
アホチャレンジだ!
思い切り!
力強く!
え~いっ!ままよっ!

“ポ~ロリな気分でっ!びろ~んっ!”

一瞬

シーーーン

静まるオフィス。

皆の視線が僕に向けられ

「お前なんて事言うんだ!?
変態かっ!?」
と全裸尻ロケット男達が
「キャーッ!
変質者よーーーっ!」
とマッドマックスフンドシ女達が叫ぶ!

変態、変質者はお前らの方だっ!
何だよ…何だよ…
もう勘弁してくれよ…
僕もアホの仲間に入れてくれよ…
アホの仲間に入れてくれよ…
アホに…
アホになりたいよ…
「警察を呼べ!」
「危ない!こいつに近づくな!」
などと騒がれる中。
アホになりたい…
アホになりたい…
僕は一心不乱に叫んだ!

“お母さ~ん!アホになりたいよぉ~っ!ヘゲッ!”

そして
ジョジョジョジョ~と
僕は失禁していた。

再び場が凍りついたのだが
何だか様子が暖かい?

「…あは…あはは
すげーっ!こいつちょーびろ~んなヘロチョビレじゃんかっ!」

…へ?…な…何?

「ホゲ~!
アホ神様よっ!
アホ神様だわっ!
ヘロ~ン!」

え…?
認められてる?
僕が…アホ…と
認められてる…?

一同うなずく。

僕…アホに…なれた…?
僕はアホになれた!?

「ホゲ~。おめでとう」

気付くと我が社の社長や社員
そしてミキ
両親や親戚
女子高生やラジオDJ
知らない人々が
僕を囲み盛大に拍手!
アホになれた僕を祝福してくれていた!
涙が…
涙が止まらない…
「ポ~ロリ。やったわね。
びろ~ん。これであなたは立派なアホ神様よ。
ちんぽろスポ~ン」
ミキが僕の手を握り優しくささやく。
「ホゲ~。さぁ、みんなで祝福のマイムマイムだ!
ウンコロベロンチョ!」
社長がオナラでマイムマイムのメロディを奏でる。

マイムマイムの輪は
いつまでも
いつまでも崩れる事は無かった。

僕は幸福の絶頂にいた。

3月3日。
ひな祭り、おめでとう。

なーーーんじゃこれっ!

めけめけ~。

『イヨネスコー』戯曲
『犀』に愛を込めて。

写真。ドトールで書いてます。
写真逆さま。ホゲ~。

お~前は~ア~ホ~か~?

2009年03月02日 22時25分15秒 | テレビ番組シリーズ
3月。
世界のナベアツ氏からすると
うってつけな月。

でもって3月3日、6日、9日、12日
15、18、21、24、27、30日は3の倍数であって
そん中でも3月3日&3月30日は3が付いていてなおかつ倍数である
ちょーアホになる日。
しかも3日は『さん×さん=倍数+ひな祭り』みたいな感じで
ちょーちょーアホになる日。

そんなベタな事言っちゃう感じで本日3月は2日。

明日3日は、ナベアツ氏にあやかって
“アホになるブログ”でお送りしましょう。
なんて予告したりして。
って毎度毎度これって“アホになるブログ”じゃなかったの?
で、大体誰がアホになるんじゃい!
書いてる奴か!?
読んでる人か!?
どちらもかぁっ!?

…3月3日ひな祭り
…有害ブログより愛を込めて
…どちらもアホになるでしょう。
なんのこっちゃ。

さてさて
最近、僕のブログと当社社長の発言が
何故かよくシンクロする。

例えば話しの流れで社長が
「あなた1日に1回は必ず外出しないとダメな体質なんでしょ?」
と突然言い出し
「はい」と答えるも
あれ?
ブログでは何度か書いたけど
そんな話した事あったっけ?
と思ったり
例えば
「最近じゃブログで悪口言われたりするから気をつけなくちゃね」
とか突然言われたり
その他色々な言動でシンクロしちゃって驚いている。

何だか気持ち悪い。
き、恐怖すら感じる。
しかし…
これはただの偶然の一致なのかもしれない。
こちら側を中心に物事を見聞きし解釈している訳だから
気にしているワードにただただ敏感になり
それが浮き彫られ自分の中で錯覚を起こしているだけなのかもしれない。

ただ…
ただもし本当ん所社長はこのブログを知っていて
毎日欠かさず読んでいて
過去のまで読破していたとしたら…

うぎゃーーーっ!
そりゃ恐ろしいこっちゃ!

えっと、この場を拝借致しまして
個人的な事で失礼致しますが
ごほんっ!
え~、社長!
もし読んでいるならば
「読んでいるわよぉ~」
と一言くださいなっ!
いやっ!
ちょっと待てよ…。
そんな事分かった所でどうすんの?
ブログでまで
僕の自由が失われちゃうじゃないの。
このまま何事も無かったかのように
社長はブログを読んでないテイでいてくれてた方が
僕にとっては幸せなのかも。
でも読んでいたとしたら…
今後もヒドイ事書かんとも言えん訳だし…
ど、どど、どーなんすかっ!
僕はどうすりゃいいのよっ!
神様ぁ!
教えとくれぇっ!

「んなもん知らんがなぁ」

うわぁんっ!
神様ひでーよーっ!
人でなしぃー!

「そりゃそうやぁ。
こんなんでも一応、わしゃ神さんやからなぁ。
人では無しやっちゅうこっちゃ」

神様だったら教えとくれよっ!
うちの社長、ブログ
見てんのっ!?
見てないの!?
どっちっ!?

「見てたらお前とっくに殴り殺されとるわぁ」

…ま、そっか。

それはそうとして昨晩
『フジテレビ開局50周年特別企画・激動!世紀の大事件~証言者たちが明かす全真相~』
っちゅう長ったらしいタイトルの番組を見た。

ん?
こんな事、昨日も書いたか。

不謹慎かもしれないが
取り上げられた数々の事件、事故に
かなり興味津々のめり込んでしまった。

いつの時代も前へ進む為に
かなりの人々の命と
そして思想が犠牲になっているなぁなんて思った。
何かが生まれる時には
必ず誰かが先頭をきって走らねばならない。
それがフェアプレイであれ反則行為であれ
結果が良かれ悪かれ
拳を突き上げる奴が現れ
持ち上げられたり叩き潰されなければならない。

以前のブログにも書いたが
学生時代僕は
生徒会長だというにもかかわらず
校則が気にくわないと生徒総会を乗っ取り
かなり乱暴な形で教師達に校則の撤廃改正を求めた事があったが
それだって、何もしないでブツクサ文句言っているだけより
どれだけマシな行為だったか
なんて思ったりする訳。

あの頃の自分を正当化したり美化したりする気は更々ないが
どう考えてもおかしい校則を
そのまんま黙って従って
で、我慢してるから皆影で愚痴言って
内申書だけ気にして
何事もないかのように日々を過ごす馬鹿馬鹿しさ。

そんな事したかねーや的発想で色々動いていたから
そりゃ周りからはキ○ガイ扱いで怖がられたり
犯罪者的扱いで校長室で監禁説教くらったり
教師達には
「思い出作りかっ!コラァッ!」
「目立ちたいからの行為だろっ!ワレェッ!」
「英雄気取りかっ!ボケッ!」
と脅しをかけられ殴られたりもした。

方法は確かにマズかったのかもしれない。
多少愉快犯的要素はあったのかもしれない。
結果失敗に終わり
暫くは校内で過ごしにくい日々を送った気がする。
しかし数年後
僕の妹がその学校に通い始めた頃
僕らが吠え噛みついていた校則の数々は廃止となっていた。

それは僕らが動いた結果が生んだものでなく
時代がもたらしたものだという事は良く分かる。
しかしあの頃小さな学校で
小さな事件の数々をしでかした事実は
今の僕の中で確実に大きな確信と変わり
残っているのだろう。

犯罪はいけない事。
事故は悲しい事。
けれども革命は
大小問わず日々起こすことを許されなければならない事。
又は自ら起こさねばならない事。

昨晩テレビ見ながら
色々思ったのでありました。
なぁ~んてデカイ事言っとりますが
安田講堂事件みたいな
あんなんは怖いしねぇ。
あはは。

社長が自分のブログを
読んでるか否かで
ビクビク怯えている奴の革命って
…何?

“読んでます?”
と社長に聞く事か?

「お前はアホかぁ」

神様ぁっ!

めけめけ~。

写真。明日、夜また雪かも!?
なんて天気予報が言っとりまして。
先日金曜の雪降る線路。