はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

バカ盛り中華キノコ。

2011年05月31日 19時21分07秒 | 食にまつわるシリーズ
僕の会社は
東京のはずれのとある街の一画にあたる
オフィスが集結した地区にあります。
とはいえ丸の内の様なイメージとは若干違い
ビルの数と同等なくらい木々も多く
自然に囲まれた環境となっております。

この地区には様々な食べ物屋さんが点在しており
それぞれの店舗はランチタイムになると
サラリーマンやOLでごったがえしたりしとります。

「会社やってます」以来
この土地に事務所を移転して早1ヶ月。
毎日毎日あちこち食べ歩き
とりあえず事務所の入ったビル周辺ほぼ全店を制覇しました。
で、気付いたこと。
この地区の店はどこもかしこも量がめっちゃくちゃ多い!
んです。

本当、半端無ぇ!
ランチの量じゃねぇ!
食べ放題で調子こいて持ってきすぎた感じか
高校球児が集う食堂か!っちゅうくらい凄い!
だから昼を境に、小一時間くらい気だるくなってしまう。
燃料入れすぎ
あんまし良いとは思いましぇん。

そんなバカ盛り料理店の中でも
グンを抜いて更に大バカ盛りな料理店があります。
RCサクセションの曲にもなっている街道沿いにある
スタッフに1人も日本人がいない中華料理店です。
ここは全てに於いてスーパーヘヴィ級のど迫力です。

広い店内いっつも満員で客入りヘヴィだし
中国人スタッフの人数もヘヴィだし
飛び交う中国語のボリュームもヘヴィで
メニューの数も量もちょーヘヴィ!
そのわりに料金が驚きのライト級ときたもんだから
みんな大喜びな訳です。

とにもかくにも、おかずも何もかも
盛り方がちょーマウンテンです。
いつも一緒に行くスタッフと共に
今まで数種類のランチを注文しましたが
何を頼んでもマウンテン!
何を頼んでもちょー安い!
で、ご飯スープおかわり自由て
誰が頼むかーっ!
この店、バカ以外の何ものでもありませぬ。

この、量と価格の驚きのバランスのからくりは一体何なのよ!?なんて
一緒に行くスタッフとしょっちゅう話ながら事務所へ戻ります。
謎だらけのバカ盛り料理店です。

先日
毎度の事ながら
胃袋ぱつんぱつんにして事務所への帰り道
オフィスビルとオフィスビルとの谷間の広い道路の歩道に
なんとまあ!大量の“ヤバいっぽい”キノコが生えているのを発見しました。
歩いてたらいきなり現れたからびっくり!
色的に巨大なうんちかと思っちゃった。

切り株を囲むように無数のうんち…じゃなくてキノコ。
オフィスビルがにょきにょき建ち並ぶ街の道に
怪しいキノコがにょきにょき。
気味の悪さを感じつつも
「はっ!」
これか!?
山盛りバカ盛り中華料理店の材料は!?
なんてまた
おかしな事を思う訳です。

もしやあの店
自給自足だったり!
材料は全て自然の恵み
使えそうなものは何でも使うとばかり
毎朝地元へ狩りに出る!
所々罠や種をまいており
かかってたり育ってたりするものを回収にもまわっているのだ!
仕入れほぼゼロ!
スタッフの中国人たちはみんな
元締めに弱味を握られ低賃金で労働を強いられている!
つまり僕らは
何だか分からん奴らが、何だか分からん材料で作った料理を
何だか分からんまま食わされているのだ!

このキノコも
彼、彼女らが種付けしたものが良い感じに育ったもの。
今がまさに狩り時。
このキノコを食べた者は
また食べたくなるっちゅう中毒症にやられてしまう。
だから我々は頻繁に中華料理店へ通うようになっているのだ。
これもまた知らぬ間に仕掛けられた種
彼ら彼女らにとっての自給自足の罠なのである
なんちゃって、そんなわけあるめえ。

美味しいものをたらふく食べさせてくれる店が多いのも
これ小さなオフィス街の恩恵なのでしょう。
盛りすぎ、毒キノコだ何だと毒吐かず
これからもありがたくいただきたいと
こう思う訳です。

ごちそうさまでした。

めけめけ~。

写真。キノコ。

飲み屋貯金。

2011年05月30日 19時16分13秒 | お酒&泥酔シリーズ
激しいやら激しくないやら
とにかく雨は続きます。

昨日の東京競馬場、日本ダービーは
荒れた天気に反して全く荒れる事もなく終了。
あぁ買わなくて良かった~!
買ってたら
ぜっっったい外してた。
ある意味これも、幸運のうちなのでしょうか。

さて
ダービー開催と同じ昨日
当ブログにて
近所の焼鳥屋さんの記事を書きました。
うちの近所じゃ人気のお店。
不況と地震と風評とで
ここ最近お客さんも減り気味。
かなり厳しいと嘆く
馴染みの美味しい焼鳥屋さんです。

土曜の夜に食べに行った際
お勘定がやたらめったら高かったっちゅう話。
ん?あれれ?とは思えど
大して気にもせず
まぁネタにはなるよねと
ブログに書いたらそれっきり
すっかり忘れておりました。

そんでやっぱり昨日の事
夜に仕事を終えて銭湯寄っての帰り道
家の近所のその焼鳥屋さんの前を通り過ぎたら
店長さんがいきなり出てきて僕を呼び止めまして。

「お客さん!お客さん!
良かった~お客さん!
あのね、昨日うち、お客さんからお勘定多く頂き過ぎちゃってたんですよ!
あの後すぐに追いかけたんだけど
もうお客さんいらっしゃらなかったもんで。
よく来ていただいているのに連絡先も分からないし
お名前も存じ上げないからお客さん
ほら、今もお客さんをお客さんと呼んでるくらい。
余計に頂いたお勘定
さて、どうしたもんかなぁと思っていたんですよ。
いや~でも、今日会えて良かった!
ちょっと待っててください!
多くもらっちまった6000円
今すぐ持ってきますから!」

店長さん、あまりのテンションで一気にしゃべるものだから
僕は呆気にとられてキョトンです。

いやしかし成る程
やっぱり払い過ぎてましたか。
でも何だか
一回払ってしまったものを
わざわざ返してもらうのも面倒な気がして
「いや、あれ、いいです、そのままで。
どうせまたすぐ食べに来ますし。
そん時のお支払いでさっ引いてください。
その方が、何か得した気分」
なんて
全く得も損もしていないのに
ひとまず次回へ持ち越すことにしました。

焼鳥屋さんに6000円かぁ
何だかニヤニヤしちゃう僕。
ただ払いすぎてたお金が戻って来るだけ
プラマイゼロなんだけど
配当金がかえってくるような
そんな気にさせられちゃいます。

飲み屋貯金てものがあるのなら
多分こんな感じでしょうか。

ボトルを入れておくってのもある意味飲み屋貯金みたいなもんですが
余裕のあるときに多く現金を支払っといて
後でパァッとやる!
お店だって貯金されてりゃ予約みたいなもんだから
次いつ来るかさえ知っとけば
予算の都合もつくってもんで。
利息として
おつまみの品数や量が増したり
生ビール中が大になったり。
まぁ飲食は水物だから
上手くいくいかないは分からないけど
何かそんなんも面白いなぁなんて。
後輩に「俺の貯金で飲んでっていいぞ」
とか言って格好つけたりしてね。
まぁ僕には後輩いないけどね。

何でもアリなこの時代
そんなやり方もひとつアリかと思ったり
まぁそんなサービス
問題多そうでいけねぇわと思ったり。

ひとまずとにかく
次は6000円分気にせず飲める訳だから
ある意味これも、幸運のうちなのでしょうか。

飲んべえに
余裕を与えるべからず。
なんて。

めけめけ~。

写真。焼鳥屋さんの赤提灯。

お札が飛んでく。

2011年05月29日 09時49分49秒 | お酒&泥酔シリーズ
焼鳥が恋しくなって
昨日、仕事を19時できりあげ
銭湯行ってから近所の焼鳥屋に行きました。
長年にわたり、よく行っているお店です。

うちの近所の商店街は
商店街、と呼ぶにはちょっと寂し過ぎるシラケた通りです。
♪シーラケ鳥 飛んでゆく 南の空へ みじめみじめ~♪
と小松の親分が歌って通り過ぎてゆきそうなくらい。
カー、カー
の、割に居酒屋系は意外とありまして
その中の1軒、その焼鳥屋が僕のお気に入りです。

20時すぎ、店に到着。
お客はカウンターに常連さんしかおりません。
僕もかなりご無沙汰していましたが
長引く不況と震災のあおりを受けて
他の外食産業と肩を並べるように
こちらも暇で厳しそうです。

生レバやユッケなどお肉の刺身モノも、ここの人気の定番メニューですもの。
例の焼肉チェーン問題の影響も
無いと言ったらウソになるしねと店長さん。

風評被害の怖さ
ちょいと一杯ひっかけるにも財布が乏しい不景気社会。
一体日本は、どうして、どうなって、どんなんなっちゃってゆくのでしょう。
不安は尽きません。
とか言ってっから
益々防御のみに走り、世の中悪化してゆくのです。

現実問題、贅沢は敵ではあります。
でも、たまの贅沢、心に至福のトキを与えないと
ただただ、みるみる腐ってゆくばかり。
頑張って、使って、そしてまた頑張る。
たらふく食べたいなら、その分頑張る。
楽しみの為なら頑張れる。
テレビで若い夫婦が語る
「子供欲しいけど今の稼ぎじゃね~、不況だから産めないです」
分かる。けど
その分もっと頑張りゃ良いじゃん!
みたいな、そんな単純で、どことなく非現実的な発想ですが
バカっぽいけど、それって大事な気がします。

不安だ不安だ
と言っている間に人生終わり。
あっちの世界であっちの人に
「あなたの人生どうでした?」
って聞かれても
そんなんじゃ「不安でしたぁ」くらいしか言う事ありましぇん。

それぞれの時間なんて
本当「あ」っちゅう間
儚いものなのですから。

ならば楽しく生きたほうがいい。

でも現実は厳しい。
焼鳥屋さん、僕が行って22時あたりに帰るまで
お客は結局常連と僕だけ。
以前は土曜日と言ったら入れない日もあったくらいなのに
いっくら雨だと言っても、そりゃないゼ。
悲し過ぎます。

さて、いつもとまったく同じようなものを飲み食いしお会計。
大体いつも6000円前後、いっても9000円くらいですから
1万円札出して待っていたら
「13000円になります!」
え?僕は一瞬、耳を疑いました。
あれ?僕そんな食ったっけ?
おっかしいな~…
でも、なんとなく追求するのも何だし
気持ち良くね
そのまま支払い「ごちそうさまー!」と店を出ました。

でも、おいおいどうした焼鳥屋!
単純にレジミスか
焼鳥串の本数で計算してレジに打ち込む所を
間違えてコロッケか何かの金額で焼鳥の本数打っちまったとか?
そんな天然的な間違えか?
それとも…
厳しいからって…
そりゃないない!

考えたってキリが無し!
まあ良いやと思うのです。
だってここ、以前逆のケースで
僕、得しちゃった事もあったから。
12000円分くらい飲み食いしたと思ったら
「3000円です」って事がね。
変なの!

何なんだろう
なんか店主の気分で適当に数字言ってんのかな~。
まあ、プラマイゼロってことです。

お人よしと言われても
とにかくギスギスするのも嫌。
これも、あれ、回って来るから!と思い、良しとしよう。
いいことも、そうでないことも
捉え方で結局プラマイゼロ。
月並みに言えば、些細なことも大きなことも
人生色々あるもんさね。
不安は分かるけど、どうせなら
ふあ~んふあ~んと緩やかな心持ちで
生きてゆきたいと思うわけです。

でも
ここへ来ての13000円は
痛いっ!

♪みじめ みじめ~♪

めけめけ~。

写真。13000。

トイレ、カメ羽目派。

2011年05月28日 09時17分19秒 | 病気・病院シリーズ
あなたは、トイレ開けてする派?閉めてする派?

肛門の話ではない。
肛門だったら、閉めてする派は
凄まじい趣味の持ち主だ。
大概開けてするだろう。
っちゅうか、するために開くだろうに。
そんな自然の摂理に逆らって
わざわざ開こうとしているものを閉じようとする奴は
相当スケベで偏屈で勝手者だ。

って、そんな話をしているのではない!
用を足す時、トイレのドアを開けてするか閉めるかの話である。

この場合よく
開けてする人は閉所恐怖症で閉める人は引き篭もりの傾向あり
なんて言われたりする。
嘘、しない。
なんとなくそう言われていそうな感じもする。

あなたはどっち?
僕はどっちも。
女子でも男子でも
って、バイセク違う!
おいおい!また話が変な方向へいっちゃってるよ!全くもう!
反れた話を戻して
そう、開閉どちらでも。
気持ち的に落ち着きの無い時は、大概ドアを開けてしているような気がする。
「出ちゃう!出ちゃう!」と慌てていたり
頭ん中がとっ散らかっていたりする時はオープンにしがちだ。

一概には言えんが、それは不安が先走っている証なのかもしれないな。
しかしそんな時のドアの開けっぴろげは、心のドアをも開けっぴろげにしてくれて
なんだか無性に落ち着くのだな。
遠く、遠く、遥か遠くまで見渡せる大自然の中の、そう牧場か何かにいるような気分。
開放感って奴か。
小川のせせらぎ。
それって小便なんだろうな。
牛の鳴き声。
それはうんち?
そして最後に、大滝!
ジャーーーーーッ!
そんな自然の音が聞こえてくる。
「すっきり~~~!」みたいな。
変な話だが、何かがふっきれて気分も爽快、がんばるぞってなる。

さて逆に落ち着いている時はドアを閉めているようだ。
この時は、しっかりトイレに根をはり
何か考えを煮詰めようとしていたりする。
正解を導き出そうと、脳が懸命に動いている時だ。
自分の頭と心ん中をクローズし
同時にトイレもクローズ。
限られた空間で、ジッ………と腰を据え
目を閉じ、たっぷりの時間をかける。
すると、頭の中で考えがまとまって正解が
出た!
ついでにおしっこ&うんちも出た!
なんて、汚いな~、もう。
でもそんな感じ。

このように僕はどっちもだけど
どちらかと言えば、開けてする事の方が多いかも。

結局どちらも最後は開放感に行きつくのだが
それまでの過程が開くか閉じるかで違うっちゅう話である。
どっちが良いかは分からんが
常識的にはそりゃ閉じた方が良いだろう。

で、トイレのドアもそうなのだが
例えば男性、おしっこ立ってする派?座ってする派?
これはバッサリ分かれそうだ。
うんちは座るでしょう。
立ってする人がいるならば
その方の前世は絵の具又は歯磨き粉又はねりわさびのチューブである。
ムリムリネリネリブリブリ~…って、また汚い!

おしっこの話である。
「おしっこが飛び散ってトイレが汚れるから座ってして!」
と、よく女子の皆さんは言う。
分かる!
僕は座る派だ。

でも、男だもの、立ってする派の気持ちも当然ちょー分かる!
公衆トイレは立ってするもの。
デパート等のきれいなトイレは座るかな。
っちゅうか座りたくなるのかな。
この場合はちゃんとドアは閉めるけど。

大体、ズボンには俗に言う社会の窓、つまりはチャックがついている訳で
男には自由自在なおちんちんがついている訳。
だからそれって、立ってするように歴史がお膳立てしてくれている訳。
でも、歴史は変わるし、生き物は進化する訳だから
今、まさに我々男子は、その変革と進化の丁度ハザマにいるのかもしれない。

以前何かで読んだ事があるが
今の若者男子に於ける立ち小便率の割合は
座り小便よりも低くなってきているそうな。
「座ってする」これが今の男子のトレンドらしい。

数年、数十年後
このままでは多分、立ちしょん男子は絶滅する恐れがあるな。
時に立ち、時に座ろう!
何事もケースバイケース、両刀使いが良い。

自由自在なおちんちんを駆使して
男臭さをアピールするなら立つ!
優しさをアピールするなら座る!
みたいに2本の刀を振り回せ!
って、なんだかノンポリ傾向の今の世をそのまま反映しちゃっているような。
臨機応変にって事で。

ところで男子諸君
あなたは、公衆トイレ等での立ちしょん用便器でおしっこする時
チャックからおちんちんを出してする派?
それともベルトを外し、ズボンを完全にオープンにしてパンツをちょい下ろし気味でおしっこする派?
どっち?
僕は後者である。

う~ん
ドア開けて、座って、公衆トイレじゃズボン下ろして用を足す。
僕はあれだな、こりゃ相当偏屈な勝手者だな。

めけめけ~。

写真。トイレのドア。

赤なのに青。飛び出せ!

2011年05月27日 19時34分48秒 | ほのぼの日記シリーズ
駅から我が社へ向かう途中に
何だか妙な感覚に襲われる信号機がある。
RCサクセションの名曲の1つにも登場する道路と
しょっちゅう渋滞ばかりしている某道路がクロスする交差点の信号機だ。

至って普通の交差点。
どこにでもある信号機。
なんにもおかしな点は無い。
しかし
何かに吸い寄せられるような
気持ちの悪い不のパワーを感じてしまう。

国立方面へ向かい、赤信号を待っていると
“赤が青にかわった”ような錯覚に陥り
「青だ、進め」とばかり
平然と道路へ飛び出してしまうのだ。

何でだ?
意味わからない。
脳は「赤は止まれ」と常識として理解している筈。
僕自身長年生きてきて
「赤だ!渡ろう!」なんて本気で思っ実際渡った事は
“いたずら”以外ない。

しかしこの交差点の信号にさしかかると
何故か“赤が青にかわったように”感じ
“いたずら”でもなく一歩前へ出てしまうのだ。

信号は赤
だから交わる道側は青。
当然左右からおもいきり車が突進してくる訳。
で、驚いて前方の信号機に目をやれば
そりゃマジ、やっぱり赤なのよ。

ブッブーッ!とか
まるで「あんたそれ不正解!」なんて言われているかのような
車のクラクションを浴びる僕。
あわわ…あわわと
戻るか進むかアタフタする僕。
慌ててとどまっても車来ちゃうから
とにかくどちらかへ避けるために進む訳。
「青になった」と思っちまうその錯覚は
本当危ないやら気味悪いやらな錯覚なのである。

あれはいったい、何の現象なのだろう。
ここへきて既にもう数回飛び出してしまっている。
注意していれば何とか踏みとどまれる。
しかし何か考え事をしていたり
気もそぞろで散漫な時
左右からクラクションを鳴らされるのだ。

そう
これは僕に問題があるのかもしれない。
最近常に考え事をし
いつも疲れている。
疲れを気力でカバーしているんだけど
まぁ常に気ぃ張りつめてはいられんわな。
抜き時はある。
所々、時々
一瞬気を抜く。
で、一瞬休んでまた元気に活動する。
この繰り返しで日々体力と精神力を保ち
持続させているのだ。

だからほれ
一瞬の脳味噌の休憩が
信号機の点滅により刺激され
誤作動を起こしちまったのかもしれない。
意識と無意識の狭間の一瞬で脳が赤を青と認識し
自然と足が前に出るよう指令を出したのかも。

なんじゃいそれ!
みたいな事だけど
疲れた人間の
疲れた脳味噌なんて
どこまで信用できたもんか知れんのだ。
水に乾麺入れて「茹であがんないなぁ」なんて騒いだりしかねん。
水に乾麺程度ならまだ良いが
赤信号に突っ込むのは生死に関わる事。
深刻な事態である。

いやまてよ
僕だけの責任とは、こりゃ限らないぞ。
この交差点で赤を青と錯覚してしまう人は他にもいるかも。
なんて考え、ちょいと観察してみたら
他に1人いた!
若いサラリーマンが赤で飛び出し「おっとっと!」なんてなっていた!
おぉ!同志よ!なんちゃって。
だとすればやはりこれは
この交差点に原因ありの可能性が強まる。
ここ“何かいる”んじゃねぇの?
何か…怖いのがさ…
そいつが僕らに一瞬とり憑いて
勝手に身体を操作して
“同じ世界”へ導いているとか…
「こっちへおいでぇ~~~」って…。

ギャーーーッ!

世の中摩訶不思議の宝庫。
人それぞれの認識によって
奇妙な出来事の連続だ。
憑依…なきにしもあらず!

いやでもそれじゃ怖すぎるから
せめて鬼さんの“いたずら”って事にしておこう。
赤鬼が青鬼さんにしたかわいい“いたずら”。
僕ら人間にとっちゃ
全くかわいかないんだけどね。
青ざめた後、視界は真っ赤に染まる。
命にかかわるから。

忙しい毎日
せめて交差点では
気をしっかり持ち続けるとしよう。

めけめけ~。

写真。交差点。

つるのこむら返し。

2011年05月26日 20時32分59秒 | 病気・病院シリーズ
最近よく足がつる。
疲れ過ぎだか何だか知らんが
日常様々なシーンで見事突発的につる。

これが痛いのなんのって!
反省などしない極悪なこの僕が
思わず神に過去の過ちを懺悔してしまうくらい
痛みの度合いは激しい。
しかし例え懺悔をしようとも全く痛さは和らがず
最終的にはもう神様にファックな思いだ。

激痛がやっと治まっても
ちょっと動けばまた激痛。
ついには
「母さん!もう悪さはしません!許してたもれ!」
なんて声まで出てしまうくらい。
最近の足のつりは特に厄介である。

太ももからふくらはぎ、細かくは足の裏から指先までつる。
各部位一気にでなく
要所要所バランバランに
バランス良くつる。
そりゃもうピーンッ!て音が聞こえてきそうなつり具合。
各所分けて、時間差で
ピーンッ!ピーンッ!ピーンッ!ピーンッ!
まるで非常事態を知らせる警報器だ。

大概は真夜中から明け方に勃発する。
多くは一旦目が醒めてしまった直後に起こる。
それ以外は日中、急いで歩いている時だったり
座っての商談中が多かったりする。
ただやはり大体が事件はお日様がのぼっているうちに起きているんじゃない
日没後に起きているんだってな具合だ。

夜間あまりにつり過ぎるので
はじめ亡霊にでもとり憑かれたんじゃないか!?とすら思ったものだ。
保証は出来無いが、まぁそりゃないだろう。

これは多分、身体がなまっているか
又は非常に疲れている証拠だろう。
あと、水分不足も原因の1つと考えられる。
出張中、サウナ入りまくって直ぐ眠ると
かなりの確率でつる事が多いからだ。

年齢は関係あるだろうか。
う~ん、大して影響はないだろう。
どちらかと言えば、今より若い頃の方が
つる頻度はべらぼうに高かったように記憶しているからだ。
特に野球やバスケやってた時などスゲーつっていた。
鍛えるとつるのか?
鍛えと疲労と成長が渾然一体となり
僕の身体をしょっちゅうつらせていたのかもしれん。

つる、つる、つると連呼書きしてきたが
足のつりは、こむら返りとも言い
筋肉の痙攣によるもので
ビタミンや栄養不足時、やはり水分不足時にもなりやすいようだ。
何らかの病のシグナルと取る事もあるとか。

恐ろしい!
病気とは
ある意味亡霊がとり憑くより恐ろしいかも!
逃れられぬ現実的な恐怖である!

この「つる」っちゅう言い方もニュアンス的に何か怖いものがある。
「足がつる…」
怪談話的な、サダコ的な
日本独特の怖さの響きにも思える。
夜1人で便所へおしっこしに行けそうにない言葉の感じだ。

もう怖いから
「つる」を「釣る」と書く事にしよう。
足が釣る。
何故かのんきな雰囲気が漂って良い。
幸運の獲物を捕らえられそうで得した気分だ。
足が釣る、足で釣る
何これ凄いね!誰が釣ったの?
足が釣ったの!
足で釣り上げたものは亡霊だった…

ギャーッ!それダメーッ!

では「吊る」にしよう。
足が吊る。
あぁなんとなく軽いイメージだなぁ。
しかし吊るって
天井より足から吊られてリンチ!
見事にサンドバッグ化!
ズバングッ!ズバングッ!ズバングッ!
うげーーーっ!
お死にになり、後に亡霊、成仏出来ずみたいな…。

コラーッ!ダメーッ!

もうこれ、「鶴」!
足が鶴!
良いね~、1本足打法!みたいな!
OH!貞治みたいな!
ある夜、足が言うの
「絶対覗いてはいけませぬ」
んで布団の中で足がモゾモゾ何かやっててさ。
覗くな言われたけど
気になるから布団めくってみたら
足が自分のすね毛むしって反物織ってんの!
見たなーっ!
足、いきなり僕の身体から分離して飛び立つ!みたいな!

ギャーッ!何の恩返しこれーっ!
ホラーだよ!むかしむかしのホラーだよ!

じゃあもうカタカナで「ツル」
足がツル!
滑・り・そ・うっ!

なんてこんな記事を携帯電話で書いてたら
「うっ!」
手の指までつってしもた!

めけめけ~。

写真。つるあし。

パンダ年代。

2011年05月25日 20時36分00秒 | 動物王国
東京上野にパンダが来て数ヶ月が経ちました。
当初は色々とあったようですが
今では国も動物園もパンダも多少落ち着いてきているようで。
とは言えそれは内々の問題で
実際パンダちゃんブームは大盛り上がりをみせ続けております。

連日上野動物園はパンダちゃん目当てで長蛇の列。
報道も過熱気味。
あちこちで“パンダ”っちゅう文字やパンダ写真やイラストが見られ
パンダちゃんグッズも売れに売れている様子。

何だか楽しい!何だか嬉しい!
パンダちゃん、マンセーーーッ!
て、おいおい…。

パンダちゃん、バンザーーーイッ!
明るい話題はテンションも気持ちも上げてくれます。

パンダちゃんはこの時代の救世主。
日本を明るくしてくれるマスコットです。
実際、当社のペットブランドの商品にも
パンダちゃんプリントの布地を使った商品があり
かなりの売れ行きをみせています。
パンダちゃんに乗っかろう!て、狙って出した訳ではありませんが
上手くハマってくれて嬉しいかぎりです。

こんな感じで日本が活気づいてゆけば良いなと
本気で本気で思う訳です。
その一方でパンダちゃんは
僕ら日本人の期待の念を浴びて疲れちゃったりして。
そりゃないか。
テレビなんかを見ているとパンダちゃん
ゴロンゴロンてのんきで無邪気に振る舞っとりますもの。
それがまた良い!
マイペースに着々とかわいい!
そこんとこ、あやかりたいものです。

先日実家へ帰った際
親父と妹の話をしましたら
突然話しが飛んでパンダちゃんの話題になっちゃいまして。
「何で急にパンダなんて言い出すのよ」
なんちゅうと親父
「この間のゴールデンウィークに
上野動物園へパンダ見に行ったんだよ」
連休に上の妹夫婦と子供らが遊びに来たそうで
みんなでパンダちゃんを見に出掛けたようです。

ちょうど子供の日だったらしく
いきなり入場ゲートから長蛇の列で
パンダコーナーに至っては
そりゃ恐ろしい行列だったそうです。

それでも「みたい!」と騒ぐ甥っ子姪っ子。
「見たい!」と思う妹夫婦。
「並ぶか」と決心する親父と母さん。
我々人間に、そう思わすパンダちゃんパワーは
トータルで凄まじいモノがあるなぁと思います。

結局、果てしない時間並んで
パンダちゃんを見ながら前を通り過ぎた時間は
たった1本のCM分くらいだったよう。
それでも一同大喜び
周囲の方々も皆ヤンヤヤンヤの代喝采だったらしいです。

そんなしょぼい時間で満足するなんて
「何だかなぁ」
なんて言う僕に親父
「お前が小さい頃
やっぱり同じ様に上野にパンダが来てさ
みんなで見に行ったんだぞ。
その時の行列は、今のそれとは比べ物にならないくらい長かった。
お前泣いてなぁ
でもパンダ見たら泣き止んでさ。
本当、一瞬しか見られなかったけど
あれはあれで凄いパンダだったなぁ」

丁度オイルショック後くらいの時代である。
とにかく日本は活気にみち溢れていた
そんな時代。
キャンディーズ、ピンクレディなどのものまねを
テレビの前でしきりにしていたらしい僕。
前向きで懸命に働いていた両親や親戚のおじちゃんおばちゃん達や
友達の親や近所の人達や周りの人達や
日本や。

そして今
平成のパンダちゃん!
ここらで一気に時代を見つめ直してみても良いのかもしれないな
なんて思ったりもするのでありまして。

楽しくいたいから、楽しい事を生み出して
楽しんでまた、その楽しさを還元する。
元気になって
また楽しみを見つけだし、だからまた頑張る。
頑張れる。

パンダちゃんには
人を時代を楽しくさせる
その方向へと向かわせられる
そんなお茶目な要素が満載な気がしてなりません。

じゃあ
パンダ見に行こう!

めけめけ~。

写真。JRパンダポスター。

夢の微笑み返しジャンボ。

2011年05月24日 19時30分40秒 | ほのぼの日記シリーズ
浅草橋駅前の宝くじ売場のオヤジの眼力に負けて
この日買う予定の無かったドリームジャンボを購入してしもた。
まぁいずれ買おうかと思っていたものだから
良いっちゃ良いんだけど
おっさんの、笑顔と目の奥に潜むパワーは
いったいありゃ何だったんだろう。

先日記事に書いたオフ会の日
待ち合わせ場所へと向かうべく
浅草橋にてJRから地下鉄に乗り換え。
JR浅草橋駅の改札を出て階段を下る。
さて地下へと潜ろうか
とした目の前に、宝くじ売場が現れた。

あれほら
ちっこいプレハブか?
ちっこいイナバ物置の小屋?みたいな
あの“箱”。
100人乗っても象が踏んでも大丈夫…じゃなさそうな箱。
そん中に、こじんまりスッポリとおっさんが収まっているのを発見した。

おっさんはまるで置物のように
小窓から顔を覗かせ内側から外の世界を眺めているようだった。
おっさんから下へ視線をずらす。
ドリームジャンボの文字が見えた。
そういえば発売されていたんだっけ。
CMで西田敏行が
♪運の花が咲く日が来ると~ドリームジャンボ宝くじ3億円!♪
て、オペラみてぇに力強く歌ってたもの。

買おうか
いやいや
買うならもっと別な売場が良いな。
なんて考えてたら
宝くじ売場のおっさんが
世にも奇妙な驚きの笑顔をふりまいて来たではないか!

ガビガビガビーン!

おっさん…何かスゲー笑ってんなぁ…。
明らかにあれ、こちらに向かって笑ってるよな。
そうだよな。
いや、そうなのか?
僕の顔に変なもん付いているのか?
そういうこっちゃないか。
しかしあれ、確かにこちらへ微笑みかけてるよ。
試しに僕はおっさんに微笑み返す。
するとおっさん
笑顔に激しさが増し
うんうん!なんつってうなずきだしたではないか!
やっぱり僕へ微笑んでたの!?
でもなんで!?
その直後
おっさん僕に手招き!

えぇー!?
招かれてる!?
確実に僕はあの売場に
招かれてる!
こっちおいでぇ
ここでドリームジャンボ買えぇ
と、言わんばかりだ!

うっわぁ
どうしよう。
買いにいく?
あのおっさんの売場で
大きな夢を買っちまうか?
う~む
よし!
どうせ買うもの!
まあ、5枚くらい買っとくか!
そう決断した瞬間
笑顔で手招きする宝くじ売場のおっさんが

ドロンパッ

幸運の老けた招き猫に見えてきたではないか!
またこれもいつもの
僕の勝手なバカ妄想に過ぎないのだけれど
宝くじ売場でなんとも目出度い感じの妄想が浮かぶとはこれ
宝くじ、ここで買ったら当たるんじゃなかろーか!?
当たってくれたら万々歳!
摩訶不思議な奇跡ってやつだ!
そうしたら
会社も一気に潤うぞ!
あぁ妄想が増殖しだした。
危ねー危ねー
危険極まり無し!

僕はおっさん招き猫に
「ドリームジャンボ、バラ5枚」
と告げる。
おっさんは笑みを顔面いっぱいに蓄えて
指先をベロベロなめて
唾液にまみれたぷるぷる震える手で
しかもちょースーパースローな動きで
「いぃち…にぃい…さぁん…ぷるぷる…よぉん…ごっ!」
と数え宝くじを僕に差し出し
「しぇんごひゃくまんえーんっ!」
なんて大声で叫んだ。

あ…
あぁ…
貧乏神の招きおっさん…

あー
こりゃ当たらねーや!

めけめけ~。

写真。ドリームジャンボ。
おっさん
目出度い袋に入れてくれました!

地デジカ、ガチャガチャ、デジタル化。

2011年05月23日 19時55分16秒 | テレビ番組シリーズ
2011年7月24日、つまり今年のこの日に
テレビはアナログからデジタルへ完全移行する。
僕たちに色んな楽しさを教えてくれたテレビというものが進化して
更に便利で、更に楽しく、更に身近に生まれ変わる。
これはちょー嬉しい事だ。

ちなみに、同月同日は、僕の誕生日でもある。
え~、何かくれ。
それはさておき
だから地デジ化が世に発表された時、思わず「お!」とか言っちゃった。
「お!俺の誕生日じゃん!」とか。

全く何の繋がりも意味合いも関係も無いのに
誕生日と同じって単純な理由だけで妙に地デジに親近感を持つ。
「地デジ化ーっ!」
とか叫んじゃったりしてみたりして。
おいおい、そもそも地デジの
意味やら仕組みやら分かってんのか?って感じ。

ついでに
「俺、地デジ化ーっ!」
て、とんでもおかしな事まで叫んでみたり。
おい、誕生日と重なっただけで
お前自身は地デジ化しねーよ!
と自らをつっこむ。

大体人間の地デジ化って何よ。
むしろ自分アナログ人間なクセによ。
なに言っちゃってんのよ。

僕は数字にちょー弱い人間なんだもん
自分をデジタル化出来たら
何となく数字に強くなれそうで嬉しい!
なんて妄想して
わけもなく喜んだりしてバカ丸出しである。
単純に勉強しろ。
数学、いいや算数からなっ!

ま~その~
あ~だこ~だとそんな誕生日なもんで
地デジ化される日を僕は決定からここまで
忘れる事がなかった訳。
地デジ化された後の僕の誕生日は、地デジ化記念日となるだろう。
なんて勝手に言ってみたりもするくらい。

だから何よ。
何よ?な・に・よ?

そう、これまでは自分の誕生日7月24日を
語呂合わせで「なによ(724)の日」と勝手に自分で言って来たのだ。
しかしこれからこの日を堂々と「地デジ化の日」、そう呼ぶ事にしよう。
何それダッセー!
なんの、そう呼ばれたそうに
スカイツリーも喜んでぐんぐんと勃起してっている。

僕が38歳になった瞬間
アナログは葬られ
デジタルが生まれる。
その時、その瞬間
アナログ画面は多分シャーッ!とかなって
かわりにデジタル画面がピッカピカだ。

誰が望むも望まんも
どちらにせよ問答無用で勝手に切り替わるのだ。
日本全国共通で、個々が選べる余地も無く
勝手に切り替わるのだ。
勝手に見えなくなり、勝手に見えるようになる。
何だか酷いような、仕方ないような
世の常の仕組みである。

そんな殺生な~的な
お上のやる事はいつでも好き勝手!血も涙も無ぇ!的な
そんな恐ろしく身勝手なシステム地デジ化なのに
そのやり口と似ても似つかぬ愛くるしいキャラが
そう、地デジ化イメージキャラクターの『地デジカ』である。

だじゃれネーミングもはなはだしい
鹿から進化したと言われのあるこのキャラは
2011年7月24日に近づけば近づく程
メディア露出度が増していっている。

先日、近所の薬局で
この地デジカのフィギュアストラップガチャガチャを発見した。
こいつはかわいい!
部屋に飾りたい!
キン消しくらいの大きさだろうか?
是非とも色んな種類をゲットしたい!
OH!なんかワクワクしてきたぞーっ!
この手のモノに目がない僕は
何の迷いも無しにガチャガチャへコインを投入した。

1回200円。
決して安くはない。
しかし
僕好みのかわいいフィギュアをゲットできさえすれば
それは決して高くはない。
様々な期待を胸に
まるで昔のブラウン管アナログテレビのチャンネルみたいなガチャガチャを
そう、ガチャガチャと回転させた。

ガチャ

コロリンとカプセルが落ちて来た!
中身を見ずにもう1回!
金にモノ言わす大人パワーをフルに発揮し
再び立て続けに200円を投入しレバーを回転!
2個目のカプセルがコロリンと落ちる!
そいつを取り出しウキウキ家に帰った。

部屋に入るなり直ぐカプセルを割った!
パカッと良い音がまたかわいい地デジカへの期待を増長させる!
さぁご対面だ!
今すぐ僕のコレクションの仲間に入れたるぜい!

カプセルの中から出て来たものが
冒頭写真の
…ヒョロくて小さな
鼻くそか、かさぶたみてぇな
しょっぼい…地デジカのストラップだった…。

なんじゃいこれーっ!

その場で中身確認しなかったから
鼻くそかさぶた地デジカが
400円で2個も揃ってしもたではないか!

あぁ…
所詮現実とはこんなもんだ。
ちゃっちい地デジカストラップがひょろひょろと風になびく…。
まぁシステムの方の地デジ化は
是非素晴らしいものにしてもらいたいもんだ。

今年の僕の誕生日から
テレビ界の夢と希望の現実化がはじまる。
それが、地デジ化なのかもしれないな。
楽しみだ。

めけめけ~。

写真。ちゃっちい地デジカストラップ。

『ホテルの窓から』オフ会ジャパンッ!!!

2011年05月22日 10時34分01秒 | お酒&泥酔シリーズ
出張にも出ていないのに
何故か久しぶりにこのコーナー

『ホテルの窓から』

宿泊したホテルの部屋の窓から景色を眺め
あーだこーだ言うコーナーです。

ここは東京浅草。
ホテルは
当ブログにて毎度おなじみチェーンホテルのドー○ーイン。
そんなホテルの部屋の窓を開けて
身を乗り出して冒頭写真を写メり。

パシャり。

目の前は松屋デパートと東武線浅草駅。
それを越えた向こう側に仲見世通りがあり
有名な雷門やら浅草寺やらがありぃ~の
丁度裏手にはスカイツリーが見えぇ~のしとりまして。
で、何で泊まってんのかっちゅうと
飲んだくれて帰れなくなっちまったのさ!
バカヤローチキショーめっ!

飲んで終電逃すなんて何年ぶりだろうか。
朝起きて多少の自己嫌悪に陥るも
「ま、いいか」
今日も1日頑張っちゃおう!と気持ちを切り替え
ドー○ーインに付き物の大好きなサウナ大浴場に入る。

あ~!
酒が抜けてゆく~!

都内で飲んで帰れなくなり
なんだかんだ言って自分はやっぱ自分ちが好きなんだなぁと実感。
結局我が家が落ち着くもんな。
出張なら良いんだけどさぁ
帰れるのに帰れないってつらいのね。
夜遅くまでガンガン飲んで
そんでぶっ通しで朝まで飲んじゃって始発で動く
そんな若者チックな事が出来なくなっちゃって。
じじいだよ俺、もうじじい。

忙しい日々が続いてすっかり最近疲れきっていたし
本当はカプセルホテルにでも、とも思ったんだけど
まぁたまには都内で泊まってみるのもいいかなって考えた訳で。

明けた今日も
どうせ朝から京成線沿線へ営業回りだし
ドー○ーイン浅草、泊まってみたかったしね。
憧れの都内版ドー○ーインに!

泊まってみたら
結構小さかった!
そんで意外と建物
古かった!
なんて
でもさすがドー○ーイン
サウナ大浴場は立派なものでした!

さぁ
朝方の地震が目覚ましとなり
二日酔いでも上手い事起床で
浅草を後にした訳っす。

で、うだうだと書いておりますが
そんなんなるまで飲んだくれた飲み会ってのが
当ブログによくコメントくださっております達ちゃんさん企画のオフ会!
地震以来、何かと元気のないJAPAN。
ここでイッパツ、パァ~ッ!といったれ!
みたいな
同じJAPANでも郷ひろみバリに「ジャパンッ!!!」くらいの勢いで
ゆこうじゃないか!みたいな
そんな想いのこもったオフ会へ参加した訳であります。

今回は達ちゃんさんサイドや
同じくよくコメントくださるぴゅあこさんサイドからもご友人が多数参加で
うちらは悪友まけいぬ氏と参加で
なんとまあ総勢14名あまりと
かなり大所帯のオフ会でした。

もうあちこち大盛り上がりでてんやわんや。
ゆっくりじっくり飲みが好きな僕ですが
たまにはこうしてワイワイも良いものだなぁなんて
そんな事を感じつつ飲んだくれて
気付けば二次会にまで参加。
で気付けば終電無ぇ!
なんつって。

いや~楽しかったし
美味しかった!
串焼きがたまらんくらい美味かった!
美味いモノの写真何も撮ってませんが。。。

楽しくて美味しいと時間はあっちゅう間に駆け抜けるものです。
達ちゃんさんとはもっと
福島県の話や地震に関する話などじっくりしたかったなぁ。
まぁそれはまた
次への楽しい宿題っちゅう事で。

オフ会に揃ったメンバーは
平均年齢高かった!
がしかし
我ら世代が
これからの日本を背負って動かし
引っ張ってゆくのです!
「やんややんや」と騒いだパワーから
そんな力強さをも感じました。
多少へべれけ感は否めませぬが。

酔っ払い
ろれつ回らぬ感じでも
元気よく叫んでゆきましょう!
億千万年先の地球を見据えて!
「ジャパンッ!!!」
てね。

めけめけ~。

写真。ホテルの窓から。

薔薇ジュース、いただく。

2011年05月21日 09時22分15秒 | 食にまつわるシリーズ
スーツ着て、あちこち回って会社に戻り
暑い暑いと騒いでいたら
宅配便の荷物が届いた。
バラ園のお取引先様からである。

早速開ける。
かわいいラッピング!
中身は、薔薇ジュースだった!

素敵なカードに書かれたメッセージを読む。
「会社はじめました」のお祝いとの事。
ありがたい!ちょーありがたい!
嬉しい気持ちでいっぱいとなった。



早速冷蔵庫へ入れて冷えた頃合いで飲んでみた。
美味しい!
薔薇ジュースは初めて飲んだ。
どんなものかいな?と思っていたら
なるほど、美味しくて
とても上品な飲み物だった。

薔薇の香りが、ふんわりと広がる。
そして、すーっと消える。
喉に通る甘さも程よい。
世の中には、こんな大人な飲み物があったのかと再発見。
大人な女性を感じる飲み物だ、なんて思った。
なんだかエロい?おっさんちっく?
コラッ!
いやいや、そんな事でない!
この気品ある味わいにとても感心してしまったのだ。

僕は昔っからジュースが大好きだった。
大人になったら、そう、ビール。
だから市販のジュースやビールは大概飲んでいると思う。

新商品が発売されたら、とりあえずすぐ飛びついてみる。
ひとまず飲んで、飲み続けるか否かを判断する。
気に入ったらいつまでも飲みつづけたりもする。
だから、限定ものなんかにハマルと辛い。
ある一定時期が過ぎれば販売が停止されてしまうからだ。
まあ、だから限定の有り難味が出るってことなんだろう。

そう、そんな感じで
今まで大体ジュースは飲んできたつもりでいたが
薔薇ジュースの美味さ
これは全くのはじめてだった。

こんな感じで世の中まだまだ知らない事だらけなんだろうな~
なんて思う今日この頃である。
味わえるものならば、味わえるだけ味わって
年老いてゆきたいものだ。

価値観や、住む世界や環境、見方を変えてみるだけで
様々な物事が見えてくるのと同様に
食べ物や飲み物も
単純に変われば増える、色々知れて、味わえる
という事なのかもしれない。

知り合う方々の持つ知識や生活からも
新しい分野は大いに得られるわけだ。

たくさんの方々と関わってゆく事は
たくさんの体験が出来るという点に於いてもとっても大切で
とってもありがたいことだと思う。

知識を分け合う事で得られる
未知との遭遇
まさにそんな感じ。
この薔薇ジュースもまさに
そんな感じの飲み物だ。

味も気持ちも知識も全て
美味しくいただきました!

めけめけ~。

写真。薔薇ジュース。

たんぱくケロイド。

2011年05月20日 19時12分17秒 | 病気・病院シリーズ
身体検索。
健康診断。
体の検診。
どれも同じか。

そういう類いの事
一体僕は
いつしただろう?
最後に受けたのは
いつ頃だったろう?
う~ん
忘れたぁ。

そうそう
大学生時代に治験の仕事をやりまくってたっけ。
いわゆる薬の人体実験のバイト。
そん時以来かな。
って、それは
健康診断っちゅうか
その試験で使う薬の効果や
薬の成分の体への巡りを調べるのに
治験者が適した健康状態かを見極める診断であって
適切な健康診断とは違うし
やった内には入らねー。
だからそいつを除いたら
もういつしたか記憶にゃ薄いくらいだ。

健康診断をここまで受けてこなかったのには幾つかの理由がある。
まず1つは
今まで社員として働いてきた2社の会社がそれを義務化していなかったから。
もう1つは、僕自身が受診をやんわりこばんでいたから。

僕がはじめて社員となった会社は
立派な社員旅行はあれど健康診断は無かった。
理由は不明だが、個々で受けて下さいっちゅうスタンスだったのだろう。

で、前勤めていた鬼締役の所も無かった。
ただ、おもいっきし後期に社長から
「健康診断受けてみる?」
なんて軽く言われた事があったが
その頃既に僕は忙し過ぎてそれどころではなかった。

ただそんなんを良いことに
結果僕は健康診断から逃げていたのだな。
不摂生な日々
確実に病んでんだろうと思うばかりの我が身から
ヤバいモノが発見されてしまうかもしれないぞ…。
なんちゅう恐怖をいっぱい抱え
ひた隠しにしながら…。

当然それではいけないと、分かっちゃいるけど
病は早期発見、てのも分かっちゃいるけど
その発見が怖いのよ
なんて甘えた考えなもので。

っちゅうか
本当は義務的に診断受けないといけないんだよね。
労働者の義務。
そうなんだよな。
でも怖いのよ…。

なんて
いつまでも逃げてばかりじゃいかん!
ちゅうわけで、今回診断を決心した
というのは建前で
本当は何となくな“流れ”による受診の決断となる。

この5月から新たに始まった「会社やってます」的僕の人生。
融資の相談で
当社のある街の商工会議所へ伺った時に
ついでにと商工会の会員になった。
この街で設立した会社として
地元と関わりを持つ事は大事だと
日頃から考えていたからだ。

そこで担当さんに
「ちょうど来週健康診断があるんですよ!
組合員はかなり安く受けられますし
義務ですから!
是非受けて下さい!」
なんて押され。
いつもの僕なら「遠慮しますぅ」なんつってお断りするのだけど
今回はこれ“流れ”で受けてしもた訳。

中小零細企業は暇無し。
忙しいからこそ
地元にしっかり関わり繋がり助け合い
それとほれ、健康第一
診断受けといた方が良いんじゃねーか
みたいな。
もうちょっと言っちゃうと
関わりは、はじめが肝心!
色々あるので多少媚びました、みたいな。
完全に理由は“流され”受診である。

先日、会社のちょーちょー忙しい日に
事務所にパートさんを残して
社員で連れだって商工会議所へ健康診断を受けに行った。
予想以上に凄い数の人が受けに来ており
かなり時間がかかってしまった。

ちっきしょー
こんなに時間とられるなら会社も忙しいし別な日にすりゃ良かった
っちゅうか今更ながら変な病気発見されるのがちょー怖くなってきた
てきとーに身長体重視力くらいで帰らせてくれ~
なんて
変な病気を未然に防ぐ為に健康診断を受けに来たのに
それらを全否定するナンセンスっぷりな僕。

ブツクサ言いながらも
一応一通り終わり
最終受付するのに順番待ちをする。
そん時何気に問診票を見たら
尿検索の項目に「たんぱく3」
問診の項目に「その他・ケロイド」
と書かれているのを発見!

たたたんぱく!?
ケ!ケケ!ケロイドって!

おいおい!
尿たんぱくは分かる。
出ちゃったのね。
しかしケロイドとは…。
僕のどこにケロイドが!?
もしや僕自身がケロイド!?
全ケロイド!?
そんな感じな謎と不安にまみれながら健康診断は終了した。

帰りに商工会議所の担当さんに良い感じで声をかけられたのは嬉しかったが
たんぱく…ケロイド…
会社のとは別な不安が
にょきにょき産まれたのを感じたのだった。
なんつって。

昨日
痩せたかも!
って記事書いたばかりなのにぃ!

めけめけ~。

写真。採血は今回無し
って意味ないじゃん(笑)

本日『毒・宇宙シリーズ』お休みの妖怪人間の巻。

2011年05月19日 19時13分59秒 | ほのぼの日記シリーズ
忙し過ぎて
ここ最近営業にも出張にもろくに出られていない。
会社の用事ばかりこなしている為
我が街と周辺の街をウロウロするのみ。
だから毎週木曜日に当ブログで書いている『毒・宇宙シリーズ』も
ここのところ同じ街ばかりになりがちである。

で、あるからして今後の『毒・宇宙シリーズ』は
営業や出張に出た日に限る事と決めた。
っちゅうか、元々この日のこのコーナーは
アクセス数激減の不人気な日。
くだらなすぎだからか
まぁそりゃつまらないからだろうな。
でも書き手である僕は結構これ嫌いじゃない。
回によって、つまりは地域や土地によってムラはあれど
そんなにひどいとは思っていない…けどひどいか(笑)
自己満足の悪ふざけ。
それはそれで…まぁ。

ひとまず木曜日は基本『毒・宇宙シリーズ』とし
移動の無い日は通常ブログにしようと思って
今日こんな事を書いた。
お・知・ら・せ(ハート)
てな訳でよろしくでござる。

さて今日はスーツであちこち回り。
相変わらずスーツはきついが…って
…あれ?
何となく、多少だけどきつさが緩んだような。
デブに無理矢理着られてスーツが「たまらんっ!」とばかり伸びたとか?
びろ~んて。
いや、これ
少~し痩せた?
いやいや、これ
もしそうならば
痩せたって表現はふさわしくないな。
やつれたのかも…。

なんて、まぁ理由はどうあれ
多少の、た・しょ・う・の
ゆとりがスーツに何となく出来ているようだ。
「苦しいけれど、くるしゅうない」
こんな程度に。

これはあくまで推測であるが
多分、生活が不規則でなくなり
不摂生の度がやわらいだからではないかと思う。

「会社はじめました」以来
早寝早起きが徹底されている。
食事もきちんととれている。
以前は睡眠時間が少なかったり
食事は朝とらず、昼油ものかジャンク、夜酒とつまみメイン
みたいな生活が多かった。
今は少なからずそうじゃない。
規則正しいとまでは決していかないが
正しくなくはない。
相変わらず日々不安はつきまとっちゃいるが
それ以外は多分結構イケてんじゃねーの?なんて思う。
その生活リズムと感覚が身体に現れてきているのかもしれない。

だとすれば世に言われる生活習慣やらカロリーコントロールやら
規則正しく!とか
例えば健康に関する言い伝えや知恵袋みたいなものって
ちゃんと理にかなっているんだなぁなんてあらためて思う訳だ。

そんなもん
多少なら大丈夫だろうとか
別に死にゃしないだろうとか
結構いい加減に考えていた部分はあった。
しかし今回身に染みた。
「ちゃんとしたら、ちゃんとするもんなんだなぁ」

でもまだまだパツンパツン!
ぶよぶよには違いない。
今後の我が身に期待したい。
なんてな~。

身体にゆとり。
この際会社にもそろそろゆとりが欲しいものだ。
予算無さすぎ!
人足りなさすぎ!
仕事ありすぎ!
有難いことに
注文ありすぎ!
なのに…
在庫無さすぎ!

あははははは!
あははははは!
「早く人間になりたいねぇ!」

めけめけ~。

写真。スーツ。

シュワッチ!

2011年05月18日 19時38分15秒 | 風呂・サウナ劇場
毎日毎日様々な事が起こり、頭も身体もぐるぐる動き回りヘトヘト。
そんな疲れた僕をいつも癒してくれるのがお風呂。
熱めの湯にゆったりつかり、ゆっくり漫画を読めば
じんわり疲れも抜けてゆく。
ついでに酒も抜けるしね。

この場合
お湯、プラスアルファで重要になってくるのが入浴剤である。
様々な入浴剤が世にある中で
暑がりな僕は特に夏場に出る入浴剤が好きだ。
爽快感がたまらんのである。

さて今年もいよいよ
夏限定入浴剤が発売される時期となった。
早速薬局へ走れ!とばかり即購入だ。
冒頭写真
『バブCOOL』爽やかミントの香りと新緑こだちの香りである。

これら、見事名前の通り
とけた湯の肌触り“SO COOL”である。
風呂場で熱いお湯につかっているのに
ひんやり爽やかとはまたちぐはぐであるが
感覚的にはそんな感じ
とっても気持ち良い。
シュワシュワと弾ける泡がだるい疲れをも弾いてくれるようだ。
その泡、炭酸ガスが温浴効果を高め血行を促進
爽やかに、あたたまれるのである。
摩訶不思議なまでに凄い入浴剤だ。

ここ最近、ずっと僕はこれ
バブCOOLのお風呂である。
仕事のあれやこれやをシュワッとリセットしてくれるのが良い。
思わず「あ~」っと声がもれ
無駄な力みがほぐれてゆく。

これ、香りがまたたまらない。
ラムネやソーダ的な香りがする。
スカイブルーなイメージがお風呂いっぱいに広がる感じだ。
これで加齢臭ベタベタなおっさんも爽やかさんになれちゃうみたい。

童心に帰るならこれガリガリくんの香りと捉えても良いだろう。
ガリガリくんソーダ味の風呂。
まさに夏休み!
日中暑い陽射しを浴びて
野山を駆け回りカブトムシやらクワガタやらと格闘したり
カラーボールで手打ち野球したりして
陽が沈んで帰り道。
途中のババに寄り道し
ガリガリくんソーダ味を買い食い。
お家でお風呂に入ったら
さっき食べたガリガリくんの香りが鼻からスゥーっと抜けた
「お!」みたいな。
そんな「当たり!もう1本!」おまけ的な香りである。

そういやガリガリくんの入浴剤てのも実際にあったっけ。
それもこんな感じなのだろうか。
ひとまずこれでも充分ガリガリ感が味わえる。

それに、ブルーやグリーンに染まったお湯の色も良い。
まさにTHE爽やか!である。
見た目から涼しげ
リゾート気分満載だ。

入浴剤のカタチも良い。
まんまるの大きなラムネ菓子みたいなそれは
学生時代のプールに投げ込まれた塩素か何かの錠剤に似ている。
プールで水泳的な気分だ。
とっても爽やか
気持ちスッキリと涼しいのである。

さて、今日も疲れた。
早くお風呂でCOOLになろう!
お風呂はごちそう
入浴剤はごほうび
なのかな、この場合。

めけめけ~。

写真。入浴剤。

鼻毛不動産。

2011年05月17日 18時35分16秒 | ほのぼの日記シリーズ
今回の事務所移転の件でお世話になった不動産屋担当の鼻の穴から
ボーボーに鼻毛が出ている事に気付いたのは
2度目の物件内覧をした時だった。
迂闊だった。
何故1度目に気付かんかったのだろう。
そう思う程、目立ってボーボーだったのだ。

そりゃ物件見に行ってるんだもの
担当の顔見るより部屋見るわな。
とかなんとか言えど
1たび気付いてしまったら
部屋見ながらも気になってしまう担当の鼻毛。
どうしても
どうしても気になる。
現場で直接家賃交渉したり修繕交渉したりしている最中
僕の目線は彼の鼻毛に釘付けとなった。

「ふさふさ」という言葉はまさに彼の為にあるんじゃなかろうか。
もうあれ
鼻の穴に筆の先を突っ込んだ感じでした!と報告しても全く過言ではない。
ハイパーボーボーなバカボンのパパみたいである。

「もう少し家賃安くならないもんすかね」
という僕の無理難題に
電卓たたきながら
「うはぁ!困ったなぁ!厳しいっすねぇ!」
とか叫ぶ彼。
彼が慌てたり興奮したりするたびに
彼の鼻毛が鼻息によって“そよぐ”のだ。
まるで真夏の扇風機に付けられたリボンかテープの様に
ゆらゆらそよそよと“そよぐ”のである。
「よし!分かりました!
なんとかしてみましょう!」
そう意気込む彼。
鼻毛も一緒に「ふさーっ!」意気込んでいるように見えた。

「ここ、多分ヤニでしょう、ちょー黄ばんでますが
借りる場合きれいに落としてくださいますよね」
「細かいなぁ!もう!」
わざとムキにさせて鼻毛を見る!
荒い鼻息で鼻毛がボッハーッ!て逆立っている!
「はい…分かりました
交渉いたします!」
再び意気込んでボハーッ!
その様がかなり異様でおかしい。

もはや僕は
物件よりも鼻毛が気になって全く集中できなくなっていた。
視界の中に常に鼻毛が見え隠れしている。
彼の鼻の穴からは決して隠れはしない鼻毛が見え続けている。
気になる!
えぇい、気が散る、邪魔だ!
いいや見たい、もっと見ていたい!
こんな立派な鼻毛
滅多にお目にかかれないもの!
こんな凄いの見たの
“2度目”だ!

って、えぇ!?
前にも見た事あるんかいっ!?

大学1年生の頃
友人に頼まれて新宿西口のとあるビルへ書類を取りに行った時の事。
そのビルがなかなか見つからなかった僕は
とりあえず近くにいた警備員さんに道を聞いた。

警備員さんはとても親切な方で
僕にかなり丁寧に分かりやすく
ビルの場所を教えてくれた。
しかし、僕にはその説明がまるで頭に入ってこなかった。
だって警備員さん、鼻毛がちょーロン毛だったんだもん!

「あぁ○○ビルね。
それだったらあそこの歩道橋を渡り
右手の階段を下りてまっすぐ行った2つ目の十字路を左にまがって
そのまま道なりに
ペラペラのペラペラ、ペラペラペ~ラ…」

ボーボーのロン鼻毛が
警備員さんトーキングの最中
常に“そよいで”いた。
僕はそいつに見とれてしまった。

“なんだ…この…鼻毛は…
この…鼻毛の…量は…
ふさふさしているではないか…
ふさふさ…
ありえない…ありえない量とそして…長さだ…
なんて…なんて素敵な鼻毛なんだ!”

「…ペラペラ
で、突き当たり右手斜め前の建物がお兄さん目的のビルですよ。
だからあっちです」
は?ビル?ビルがどうした?
鼻毛だろ?
鼻毛ビル?ビル?
あーーー!
「あ、ありがとうございました!」
僕は慌てて鼻毛から視線をそらし
警備員さんの指差す方と逆方向へ
一目散で駆けて行ったのだった。
ボーボーロン鼻毛。
鼻毛ボンバー。
あの時の衝撃は未だ色褪せず
僕の脳裏に絡み付いている。

その記憶が蘇るくらいの衝撃を
不動産屋の担当の彼の鼻毛に感じた。
警備員共々
一体どうやったらあんなに鼻毛を伸ばせるのだろう。
鼻毛以外は何もボーボーじゃないのに
どうやってあんなに生やしたんだろう。
カットせず放っておいたって
なかなかあんなボーボーに育たんぞ。
体質なのか。
それに気付いて以来伸ばし続けているのか。
ギネスにでも挑戦しているのか。
何らかの宿命みたいなもんを背負って。

直接聞いてみれば良かったのだが
そういったデリケートな事はなかなか聞けたもんじゃなし。
結局何も分からぬまんま
鼻毛の謎は迷宮入りとなった。

多分彼は今日も
不動産屋に訪れる数々のお客さんを
悩ませている事だろう。
この人「何で鼻毛がボーボーなの~!?」と。

めけめけ~。

写真。こんな感じ。