はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

命の境。

2013年01月31日 20時46分18秒 | その他シリーズ
昨晩から今日と、人の命を考えた。
注意しながら考えた。
でないと、はまって、抜け出すのが難儀になるからだ。

命、生き死に、について思いを巡らせると思考が堂々巡りになる。
ただ回ってくれていれば救いはあるのだが
底なしに落ちながら回転するものなのでつらい。
度を越すと鬱になる。
充分な注意が必要だ。

自殺他殺事故はまた別な話だが
僕はついこの間まで元気だった人が間もなく亡くなるなんて
医療云々をのぞいても信じがたいと思っている。
しかし、それが現実だ。
人の命はそんなに単純でやわじゃない意外にしぶといのだぞ、と思いたいが
もうダメとみたところからダメは加速するようだ。
かなりがんばってみても、命のもちは余命を数ヶ月こえるくらい
それから何年も命を保ち
ゆくゆく元気になるなんてまあなきにしもあらず?
それはアンビリバボー!まさに奇跡に等しい数だろう。
突然死ってのもある。

僕は生命や人体の仕組みにまるで疎いので“命の理由”を知らない。
身体は生まれた時から既に生きながらにして死んでゆくものなのかもしれない。
細胞は必死に活性し、悪細胞も同じく必死に活性する。
善は悪に勝つ定説が崩れた時、ヒーローは去り、最終回をむかえる。

単純に生きているようでそんなことはないと思うと
単純に死ぬわけもないなんて考えてしまう。
生き続けてきた力を一瞬にして砕く死の力を僕は漠然と知ってはいるが
いまいちすんなり受け入れられてはいない。
火はつけたら消える。コンセントを抜いたら消える。視聴率が無いと打ち切られる。

今まで元気だった人間が生のモードから死のモードに切り替わる瞬間
いったい何が起こって、その先何が起こり続けてゆくのだろうか。
確かに、人体は摩訶不思議、複雑であるからして
わずかな部分の歪みが繊細に反応し、容易く広がりそうでもある。
癌細胞は誰しも常に発生しては消えているらしい。
複雑な人体の内部で複雑なことが起こっている。

人体の仕組みが“ざっくり、曖昧に、だいたい”こんな感じ~ですめば
命に関しても“ざっくり、曖昧に、だいたい”こんな感じ~
で説明つきそうにも思うがそうもいかない現実だ。
人体の不思議はかなり医学で解明されているのだろうが
命や魂など精神世界にまで及ぶとなかなか難しい。

人間は、誕生から今日まで着々と寿命をのばしてきている。
医学や食の進歩もあるが
それは人間が命に対して貪欲であるからだとも思う。
生まれながらに命への意識を持って生きれば進化に影響を及ぼし
様々な発展も助けてずーっと先の未来
平均寿命がちょーのびるかもしれない。
生きたい!という力が生きる期間をのばす奇跡をうむなんてこと
無いとは言えないだろう。
寿命がのびて、のびて、度を越して
今度はなかなか死ねなくなったりして。
そうなったら命のありがたみなんてなくなるのかな。
生きたくて生きているのではなく
生きちゃてるから生きている。
やがて疲れた人間は次々命を絶つ。
自殺して助かったらまた死ねない日々を送るわけだから
自殺も本気で挑まにゃいかん。
寿命がのびて思考がちぢんだ。
こうして狂った人類は
永年かけた自らの願いが事実上叶ったおかげで絶滅してゆくのだ。

命ってなんだろう。
生きている人が考える、答えの無いような課題でもある気がする。

めけめけ~。

写真。生花のようなきれいな造花。

ひとりとふたり。

2013年01月30日 18時50分03秒 | お酒&泥酔シリーズ
今日はポカポカとあたたかく、しかし強く吹く風は意外と冷たく
なんてそんな1日でした。
鼻がやけにつまり、むずむず。
くしゃみ止まらず、じゅるじゅる気味。
嫌な予感のその予感、いよいよ多分花粉みたい。
もしかきっと多分そう。
また気持ち悪いいやな時期に突入してそうです。

春が来てます。
そんな予感です。

午前中会社事務所であれこれバタバタとお仕事し
外でお昼を食べて事務所へもどり、再び外出、営業回りです。
歩いて最寄り駅へと向かいます。
強い風に身体がもっていかれそう。
前屈みで踏ん張って前進前進で進みます。

駅到着。いくつかの路線が強風の為止まってしまっていました。
僕が乗る路線はなんとか動いていました。ラッキー。
そして、座れました。これまたラッキー。

さてブログを書きましょう。
携帯電話をパカッと開く。
今時パカッて。スマホじゃないのよ。
パカッてした途端、いきなり睡魔に襲われてグー、眠ってしまいました。
ポカポカ、あたたかさにやられちゃった。
駅に到着し、電車が停車するたびにその揺れで起きます。
また動きだしたらウトウト。その繰り返し。
いかんいかん!ブログを書くのもそうだけど
電車の中では色々考えなければならんのです。
しかしウトウト。
なんてやっぱりそんな繰り返しです。

すると前方からアルコール臭がプンプン漂ってきました。
ふたりのおっさんが昼間っから缶チューハイを飲んでおります。
しかも、ひとりのおっさんがコンビニ袋に、大量に缶チューハイを詰め持ち
ふたりめのおっさんは同じようにコンビニ袋。
ただしそっちの方の中身は空いた缶
相当飲んでご機嫌なご様子。

そりゃ酔っぱらってもおかしかない。
ひとりのおっさんの持つ大量の未開封のチューハイと同等くらいの数で
ふたりめのおっさんの持つチューハイの空き缶がありますもの。
どんだけ飲んでんだ!?
そして、これから更にどんだけ飲もうとしてるんだ!?
睡魔はいったいどこへやら
唖然としてひとりとふたりのおっさんに見いってしまいました。

ふたりめのおっさんが缶チューハイをぐびぐびっと飲み干します。
空き缶を片手の袋にポイ
ひとりめのおっさんが新しいチューハイをホイ
ふたりめのおっさん、それを受け取りプシュ、嬉しそうにグビります。
ひとりめのおっさんの缶が空になりました。
ふたりめのおっさんにゴミをホイと手渡し
かわりにもう1本を取り出しプシュ、嬉しそうにグビります。

アルコール中毒者の酒への見事なまでの貪欲な姿勢を垣間見ました。
アル中の素晴らしきタッグプレイ。
まるで、杵と臼の餅つきを見ているかのようです。

真夏に水をガンガン飲みまくるように
まるで体育界系の若者が一気しまくっているかのように
おっさんふたりが暴走した飲みっぷりをみせていました。

しかしまあ、臭い臭い。
まだお日様が絶好調なこの時間に
しかも混雑した電車の中でチューハイを飲みまくるなんて
ある種異様な光景、勝手にやっていようが迷惑行為に近いものがあります。

僕は途中の乗換駅で下車しました。
気付いた時から既にごきげんなおっさんらは
またより一段とごきげんになりながら
乗車したそのまま神奈川県方面へ消えてゆきました。

おっさんら、ちきしょーめ
飲みたくなっちまうじゃねーか。
僕は車内じゃ飲まないけどね。
電車で飲んだりする人は、もうすぐにでも飲みたいのでしょう。
酔っぱらいがホームに転落し、それを助けようとした人も巻き込まれ
電車との接触事故が多発しています。
よくねーなー。
同じ酒飲みとして言いたい。

家で飲め。

めけめけ~。

写真。電車。

わきつる。

2013年01月29日 19時25分27秒 | 過去の産物・回想録
元気元気、元気な子供はワキ毛が千羽鶴
と、むかしむかし所ジョージが言っていた。
僕のワキの下を見てみる。
ワキ毛は千羽でもなければ鶴でもなかった。
ただ黒いのがちぢれてもじゃもじゃしているだけだ。
僕は元気でも子供でもないってこと。残念だ。

元気な子供がいたらワキの下を見せてもらいたいものだ。
嫌がるならば、つかまえて無理矢理にでも見たい。
千羽鶴のワキ毛とは如何なるものか。
ワキ毛が折り重なり折り紙状になったもの×1000枚で折られた鶴なのか。
元気な子供はそれで何を祈ろうとしているのか。
病気の誰かを見舞おうとしているつもりなのか。
千羽鶴が元気な子供のワキの下にくっついているから
んなもん病室に置いて帰れないじゃないか。
剃るのか?剃ったら、せっかくの千羽鶴がバラバラになりそうじゃないか。
じゃあ病気の子供が退院するまで元気な子供は病室に滞在するのか?
元気なのに。
優しすぎる!大したもんだ!

いやいや、僕は何を言っているのだ。
子供にワキ毛がはえててたまるか。
たとえば、もしもはえていたとしても、うぶ毛程度なもんだろう。
千羽鶴を折れる量じゃない。
うぶ毛すらも怪しいもんだ。
じゃあエクステ!?

っちゅうか、子供をつかまえて無理矢理って、こっちが警察に捕まるわ。
男の子のワキをガン見するおっさんて、変態レベル高そうだろう。
いや、別に男の子と決まったわけではない。
所ジョージは、子供とは言っているが性別まで特定してはいない。
だから女の子かもしれない。
元気な女の子のワキ毛が千羽鶴。
見てみたい。変態か!
女の子、ワキ毛、黒木香を思い出す。
なつかしい。
元気元気、元気な黒木はワキ毛が千羽鶴。
想像出来て怖い。
元気な黒木似の女の子のワキ毛が千羽鶴
想像出来て怖い。て変態か!

いいや、僕は変態じゃない。
むしろ子供の方が変態じゃないのか?
ワキ毛で千羽鶴を作り
周囲にそれを気付かれぬよう毎日元気にふるまってはいるが
しかし時と場合によってワキの下にたくわえた千羽鶴をチラ見せして
異性の友達や大人までもをたぶらかそうとする子供。
ワキの下を切り取り穴を開け、時々バンザ~イて千羽鶴を見せる。
今や懐かし全裸にトレンチコートで陰部チラ見せ変態おっさんを彷彿とさせる。
それってハイレベルな変態チルドレンじゃないのか?
勝手に決めつけるな!

僕は子供じゃないからワキ毛が千羽鶴でもない。
元気な子供が千羽鶴なら
たとえば元気な大人のワキ毛は何なのだろう。
単純に鶴の数が増えるだけだったりして。
大人の威厳を見せつけるように
元気な大人のワキ毛はトーテムポール
てのも考えのひとつだ。
大人のたしなみとして、元気な大人はワキ毛にリスでも養っていて欲しい。
そんなもののどれにも当てはまらない僕は
大人であるが、元気じゃないのか。

最近不景気極まりない。
売上乏しく不安とため息ばかりが溢れだす。
こんなんで、うちの会社は大丈夫なのか…常に疑問と戦う日々だ。
まあまあ、そんな事考えず、ワキ毛で千羽鶴でも折って
日々を元気に過ごそうじゃないか!
元気元気、元気ない僕は、元気な僕のワキ毛の千羽鶴に励まされ。

なんだかな~
なんだかなんだかな~。

めけめけ~。

写真。脇付近。

おしろい。

2013年01月28日 19時14分14秒 | 過去の産物・回想録
今朝、出社しようと自宅を出たら地面がうっすら雪化粧だった。
僕は天気予報もなにも見ていなかったから、その予定外の景色にびっくり
びっくりした後うっとりだった。

しっかりがっつり積もっているのではない。
ホント、うっすら、パウダー状に残っている。
空からふりかけられたような景色。
エアブラシでサーッと描いた繊細な絵のようだ。

道路脇に植えられた草木に軽~く乗っかった雪は花そのものにみえた。
白い花がパッと開いたみたい。
春がきたようだ。

おじさんがすべってコケそうになっていた。
子供がはしゃいで、わざとコケて大笑いしていた。
きれいな景色を壊さぬようになるべく雪をよけながら
僕はバス停へとむかった。

会社で雪の話をした。
冷え込み、雪がちらつくかもしれないと
既に昨日の段階で予想されていたことらしい。
天気予報で言っていたそうだ。
知らなかった。
知らなくて良かった。
予期せぬ出来事に喜びも倍増だ。

先週の北海道での大雪に比べ、控え目の控え目
全然レベルは違うが残る今朝の雪。
僕が見た、まったくの正反対なふたつだが、白銀のきれいさは共通している。

今朝の雪は決して迫力があるわけではない。
しかし、量ではない景観の迫力を感じた。
はんなりと、わびさびを思った。

僕は、雪ならじゃんじゃん降るパワフルな降雪が大好きなのだが
こういったサラッとした薄化粧も色気があっていいものである。

今年は寒さが厳しく、例年に比べて雪が多いという。
僕の暮らす東京でも雪は多いようだ。
といっても、僕が小学生の頃、今から30年ちょい前くらいの方が
今に比べて雪は多かったように記憶している。
関東の積雪の回数も量も、である。
記憶の限りでは、昔は埋まるほどしょっちゅう降っていた。
かまくら作ったり、スキーのジャンプ台みたいなものを作ったりして
危険な遊びをよくしたものだ。
だから冬にある程度の雪が降るのは
当時の僕らのあいだじゃ当たり前に考えられていた。

いつの日からかはまったく分からない。
その当たり前が当たり前じゃなくなり、いつの間にか大人になった。
子供の記憶などあてになりゃしないが
昔に比べて最近は確かに東京の降雪は少ない。
そう思う。

そうそう、雪は大学生時代も多かったっけ。
相当降って、やはり危険な遊びをたくさんした思い出がある。

大雪という、普段とまるで違う状況が特別だから覚えており
昔のその記憶のインパクトが強いせいで
当時、雪が多かったことになっている
なんてことも否めやしない。
昔は美化され、今が現実とされがち。
今もまた昔に、すぐなってしまうから
未来には今年の大雪が記憶の参考資料として比べられる事だろう。

そうそう
ささやかなパウダースノーの雪景色を見て
のし餅を思い出した。
実家の米屋で年末に毎年やったお餅つき。
じいちゃんのこしらえたのし餅。
その餅にふりかけられた白い粉。
そんな、幼少の記憶までよみがえらせる今朝の雪。

めけめけ~。

写真。今朝の雪。

昔も今もこれからもすばらしい日々。

2013年01月27日 09時59分26秒 | 友達&知り合いシリーズ
お正月に行けずのお墓参りが心残りで仕方なかった。
昨日、朝から仕事をし、なんとかひと段落つけ
そのまま実家のある街へ向かう。
外はとても寒い。景色はすっかり冬である。
ゆれる電車、車内乗客のファッションもすっかり冬。
当たり前だ!1月だぞ!冬って今さら気付いたのか!
あらためて冬のことを考えてみれば
そうそう、冬を深々感じずに今日まで来たことに気づいた。

早いものでもうじき2月だ。
冬まっただ中のお寺さんは、無数のカラスが鳴いていようがすごく静かに感じた。
お墓を掃除し、お線香を焚いて、手をあわす。
なに急ぐことのない静寂を感じた。
普段ずーっと慌ただしく毎日を送っているのだが
お墓を目の前にするとそれが止まる不思議さを感じた。

うちのお墓があるお寺さんのすぐ隣が神社である。
お墓参りをし、神社もお参りし、僕の年初めに残した心を取り戻し終える。
おごそかに、晴れ晴れだ。

そしてその後、神社近くにある悪友宅へと向かった。
当ブログに度々登場する悪友けんけん宅である。
昨日、悪友軍団が集まり、新年会が開催された。
いつものメンバーに今回はもうひとり、7、8年ぶりの悪友も加わり大盛り上がりだ。
僕は先日行っていた北海道から鮭やらハタハタやらホッケやらを送っていた。
だからして新年会は石狩鍋や鮭グラタンや焼き魚やといった北海づくしとなった。

我々悪友軍団新年会「ちんちんかいかい・新(ちん)年会」がはじまる。
(僕は新年会を勝手にそう呼んでいる)
まずはビールで乾杯。
去年の「ちんげボーボー忘年会」(こちらも勝手に呼んでいる)のバカ写真をスライドショーで見ながら
今年1年楽しく過ごそうと語り合う。

さて石狩鍋だが、これがスゲー美味かった。
豆乳と白ごまたっぷりのお手製スープ、鮭のいいだしも出ていて絶品だった。
しめに食べた麺も最高にからむコクうまスープだ。
そして途中べろんべろんになったけんけんが作ってくれたチャーハンがうますぎた。
けんけん夫婦が用意してくれたおつまみ全てがうますぎた。
肴が美味い!酒が進む!
だからもうみんなべろんべろんである。
ビールからはじまり、焼酎、日本酒、ワインとものすげーちゃんぽんしてしまった。
そのまま泊まっていっちゃえくらいの勢いだったが、仕事もあるので終電で帰宅した。

美味い肴に美味い酒にバカな仲間、楽しかったなー。
20年弱くらい前
このメンバーで飲んだくれてたあの日々がよみがえる。
残飯みたいなつまみで安酒をかっくらったあの日。
あの頃のバカどもが
今ではうまい料理で久保田や八海山や甲府ワインや焼酎くじらボトルや地ビールやで
乾杯ができるようになった。
過去と現在が交差して、僕らも大人になったもんだなんて思うわけだ。

どっちが良いとか悪いとかは無い。
昔も今も、どちらも自分たちの、すばらしい日々である。
そしてまた是非、今を昔と懐かしみ
爺さんになってもバカが集いて飲んだくれたいなと思うのである。
なんならお墓に入っても、是非!

めけめけ~。

写真。帰りにけんけんに持たされた乾きもの。

お土産シリーズ・北海道中膝栗毛。

2013年01月26日 08時59分32秒 | 出張中の日常シリーズ
冬の北海道はとてもよかった。
雪がいい!これにつきる。
そして、たまに訪れる僕みたいなヤツが
積もった雪に不便を思い時折顔をしかめているのに対し
土地の方々は笑顔でいっぱいだ。
北海道、これが普通で、あなたがいつも来ている春や秋は裏の顔なのよ
と語らんばかりといった雰囲気である。

「結局人間は自然に勝てやしない。自然に逆らわず、敬い、共存する心が
北海道にはあるように思える。
僕が北海道の方々をなんとなく強い人間に感じるのはそんな所からだ」
以前知り合いのブログでそのような文を読んだ。
確かに!と思った。
そのブログの文言のお話を今回の旅の行程でお取引先さんに話したら
「そんな大げさなことじゃないっしょ。
大雪もなんもかんも、ただ普通になっちゃっているだけ~」
なんて声が返ってくる。
雪の問題や動物の問題などなど、仕方ない、ってわけではない。
自然の猛威を受け止める知恵と力を持ち、それを日常にしてしまった強さがある。
自然と共に、時には上手い工夫で自然を超えていたりして。
なんて言うとまた北海道の方々に「そんな大げさなもんじゃ~ないっての!」と怒られそうだ。

とにかく到着していきなり「極寒」を体感し驚いて
JRと地下鉄を乗り継ぎ、地上に出た瞬間の雪の壁にびっくらこいて
どこもかしこもアイススケートリンクと化した土地を爆走する車たちに仰天し
意外と薄着、雪の中をガンガンあるく方々に僕も負けじとくらいついたのだ。
スゲー!と。

変わる環境にすぐ興奮する僕は、この4日間ずーっとドーパミン出まくっていただろう。
帰りの飛行機も大雪のため出発が大幅に遅れ
飛行途中今まで僕が体験したことのない大きな揺れを何度も感じ
それにもまた不謹慎に大興奮しながら東京へたどり着く。
そしてまた、いつもの慌ただしい東京での僕の日常がはじまる。

これ書いていて
道内、訪れたお店にて、大興奮気味に雪やなんやのパニック話をしていた僕を
なんだこいつは?ってなすっとんきょうな顔でみていたお取引先方々を思い出した。
パニック大好き、話をすぐに大きくふくらまし狂ったようにしゃべる僕。
相当キチガイに見えていたことだろう、今さらながら反省である。

そんな反省ブログ記事はこの辺でおしまいとなるわけだが
最後に、お土産シリーズを少し。
毎度出張帰りに最終地で買ったお土産を勝手に紹介するってだけのコーナー。
今回ははじめて新千歳空港から帰った。
興奮して空港内あちこち歩いてスゲー疲れた。。。
そこで買ったお土産は?
ずらずらーっと、連続写真でどうぞ。

とうきびショコラサンド・コレット
空港で売り子のおばちゃんが絶賛してたから買ったが言うほどかー?と思ったよー!

雪だるまくんチョコレート
雪だるまのカタチしたホワイトチョコが絶品だよー!

しろくまタイムズスクエアー
萩の月みたいなもの、甘みをおさえた味が上品すぎて、萩の月のほうが美味かったよー!

じゃがポックル
いつも買ってるよー!

Oh!焼きとうきび
うめーよー!

以上。

めけめけ~。

写真。ピンボケ札幌テレビ棟。

宴。

2013年01月25日 17時47分04秒 | 出張中の日常シリーズ
昨晩、今回の出張のメインイベントでもある懇親会へ参加した。
お取引先さん主催の新年会を兼ねた交礼会だ。
お取引先さんは道内でかなり手広い経営をされている会社さま。
店舗責任者や会社役員、取引先や関係会社を招待し
毎年懇親会を催しているらしい。
らしい、というのは聞いた話だからで
実際そのような会に当社が過去呼ばれた事は無かった。
今回、どんな経緯かは分からないが、何故か招待をされ
まあたまにはいいかと参加させていただいた訳だ。

会場は某ホテル。
すべての仕事を終えてタクシーで向かう。
受付でコートを預け、入り口へ進むと
お取引先スタッフさんがずらり並んでおられた。
まるで結婚式の披露宴終わりみたい。
ひとりひとりと挨拶。
こういうの苦手なので照れてしまう。

渡されたカードに書かれたテーブルにつく。
会場まで、結婚式の披露宴さながらだ。
すごい数の出席者で場内はパンパンにふくれあがっている。
うちの会社はアウトロー気質な為、他社との付き合いが薄い。
なのでまったくしらないおっさんがいっぱいだ。
いたたまれないので、ひとまずテーブルの片っ端から名刺交換をする。
おっさんらペコペコしている間に懇親の宴ははじまった。

正直僕は、ただの飲み会みたいなものを想像していた。
が、実際はそんな想像をガラリ覆すような
きっちりし、且つすさまじく濃い
摩訶不思議な“会社披露宴”だった。

社長さまのごあいさつからはじまり
よく知らない偉いおっさんのあいさつが次々と繰り広げられる。
みなさん結婚式のスピーチさながら
やれ過去へび年は激動の歴史をたどっているが今年は脱皮し良い年に~だの
やれたまごかけご飯は素材が同じでも食べ方によって味がかわる、がどうだの
様々なためになっているのかどうかわからん長いお話を次々。
ふむふむなんて聞きつつ、実際これが結構面白い。
なにがって自分の置かれているこの状況と
目の前で繰り広げられるあれこれの違和感がだ。
むしょーにおかしくなり、笑いをこらえるのがつらくて仕方なかった。

そして、お取引先さん役員の紹介タイム。
その後がすごい。
お取引先スタッフさんや、関係各社さんの余興タイムだ。
お取引先さんが、一気にパフォーマンス集団に変貌
くだらなく、しょーもないレベルが高い芸が次々飛び交う。
普段商談させて頂いている時はおとなしめなスタッフさんや
生真面目イメージな店長さんやが
おもいっきり阿呆になりドタバタと余興を繰り広げている。
それを、正装姿のおっさんや女性方々らが見ている。
ギャグが炸裂。
すべる!すべる!すべる!
そんな全てがみょーに楽しくて仕方なかった。
フジテレビ27時間テレビ深夜から翌日昼間のぐだぐだ感に似た
そんな愛すべきハチャメチャさを感じた。

なし崩しに会が進行されてゆき、ビンゴ大会。
僕はたこ焼き器をゲット。
冒頭写真のもの。
景品はたくさんあり、ハズレなし、優しい。

こちらの会社さまは面白い企画をしょっちゅう催していたりと
ある意味芸達者が多い、
長年にわたり営業で通い楽しい会社だなぁとは思っていたが
ここまでとは予想外だった。
仕事も阿呆も本気で取り組む姿勢はあっぱれである。
遊びのある、変に元気でおかしな会社がこれからは躍進するだろうと信じ
当社、特に僕は今日まで色々やってきたが
今回の懇親会で、僕のバカ心は刺激され更なる増殖をみせている。
北の大地でおかしなものみて、いやはや、来て良かった~!

めけめけ~。

写真。たこ焼き器。

至極のモーニング。

2013年01月24日 18時33分43秒 | 出張中の日常シリーズ
朝から札幌はいい天気。
なのに尋常じゃない寒さだった。
ホテルから出て少し歩いただけで
冷えて冷えて手の指がもげるかと思ったくらいだ。
空気が痛いくらいに冷たい。
雪が降っる方があたたかいんです。なまじ晴れると一気に冷え込み厳しくなります。
昨日お伺いした旭川のお取引先さんの言葉を思い出した。
なにそれ真逆な現象だなぁ、ひねくれている
すごく不思議だなんて思ったが実体験すると
このちぐはぐな真実を納得せざるを得ないわけだ。
寒すぎてもはや笑うしかない。
ガハ、ハ、ハハハ、ハ!
笑い声が凍って落ちた。

今回もホテルは大好きなチェーンホテルドー〓ーインに泊まっている。
札幌のドー〓ーインはリニューアルされ
今まででも快適なのが更に深いくつろぎの宿になった。
全国の他のドーミーインと比較してトップクラスのグレードである。

僕はドー〓ーイン依存症かってくらいどの地でも何かにつけて泊まる。
今回の出張はJALツアーで来ている。
格安プランの中の宿にドー〓ーインが組み込まれていなかった。
プラン内でおさめればいいものをどーしてもドー〓ーインに泊まりたいのでと
オプション変更として数千円プラスして今回も宿泊したわけだ。

僕は出張自体、沖縄以外いつもツアーは利用しない。
あまりにも出張エリアが広範囲にわたるので
ツアーより自分で組んだ方が安いし便利がよかったりするからだ。
というか、例えば北見から入り道内1週間回り青森にぬけ
東北を1週間回って東京へ帰る
なんちゅうプランはそもそもツアーじゃ無理があるようだ。
今回のツアーをとった時ついでに旅行会社さまに聞いた結果がそんな回答だった。

さてホテルドー〓ーインの売りのひとつに朝食がある。
大切な1日のはじまりはしっかりとした朝食から
と銘打たれたドー〓ーインの朝食バイキングはすさまじく豪華だ。
まだあるのかっ!というくらいメニューが豊富である。
しかも全国にあるドー〓ーイン、地域地域でメニューが違う。
その地の名物料理があるのも楽しい。
例えば札幌の場合はスープカレーや海鮮飯や他色々“ならでは”がある。
いつもは朝食無しで安く泊まるのだが
今回はツアーだったので朝食つき。
今朝も朝っぱらから食い過ぎにも程があるくらい食ってしまった。
冒頭写真がそれ。
メニューはこの10倍以上あるのだ。
欲張ったら腹が破裂する。

こちら、ただメニューが豊富ってだけではない。
とっても美味しい。
美味しいから食う!食う!食って
今朝も朝っぱらから苦しくなって
「モータベラレナイヨーッ!」とシャウトしてしまった。
調子にのりすぎた。

腹ごしらえでこの後朝サウナ大浴場にはいった。
ぬくぬくだ。
お腹もね。
至れり尽くせり、ドー〓ーインである。

豪華な食事と温泉入浴て
こんな“夜みたいな朝”をだらだら満喫して
こりゃ堕落道
人間腐りそうだなんて思いつつも
いやいや、たまのこんな贅沢な朝だからこそがんばれたりもするのだと
つかの間の至極のモーニングを味わったのだった。

酒が、欲しかった。
それはいよいよ本格的な堕落!

めけめけ~。

写真。モーニング。

カツゲン。

2013年01月23日 17時41分19秒 | 出張中の日常シリーズ
昨日から今日と、なにもそこまで驚かんでもっちゅうくらいスーツが(ある意味)好評だ。
やれ北海道の親戚か誰かの葬式のついでに営業に来たのかだの
やれ社長いよいよスーツになりましたね!だの
やれ何か黒いっすねだの
みんないろんな事言う。
いじられるのは“おいしい”から良いこっちゃ。
とあるお店では
「誰ですか?」「あれ?なんか違う」「髪きりました?」
なんて言われたりして。
誰って…髪きったか?って…おいおい
そもそもいつも帽子だから髪きってもきらんでもわからんだろう…。
スーツに加えてNO帽子も好評頂けた。
常に丸坊主、こんな感じだ。
まあ総じてこれは“ウケている”と解釈させていただく。
たまにはいいもんだ。
たまにしか嫌だが。

ドッタンバッタンした昨日は始発電車が走る時間から出て
最後のお店のBGMが蛍の光になるまで回り、ホテルで発注の整理。
事務仕事も終わらぬうちにお取引先さんのご接待をいただきに外出。
ワイワイやって帰ってまた伝票整理して寝たのが夜中の2時か3時か。
いそがしすぎだが、疲れは無い。

会食は焼肉屋さん。
北見市から札幌へ進出してきたお店らしい。
珍しい部位のお肉が食べられ嬉しかったし
なにより野菜がうまいのなんの、バクバク食べる。
初日から栄養とりすぎた気がしないでもない。
昔修学旅行や前の会社の社員旅行でバスガイドがよく言っていた定番の
「北海道に旅行へ来られると必ずみなさま3kgほどの“おみやげ”を身体に蓄えて帰られます。
みなさまどうぞ、思う存分食べていただきまして
おみやげをた~~~くさん東京へ持ってお帰りになられてください」
なんてセリフを思いだしたりした。
うまいぞ北海道!

いやはや食べて飲んで、しゃべったしゃべった。
しゃべったのは僕でなく
今回はお取引先さんがマシンガントークだった。
ほぼ仕事の話だったが、嫌な話題じゃなかった。
僕はビールを、お取引先さんは車なのでジュースを飲みまくった。
お取引先さん、何故か「カツゲン」ばかり飲んでいた。
「カツゲン」とは北海道限定販売の乳製飲料。
ヤクルトやミルミルやみたいなものである。
焼肉屋で子供じみた飲み物「カツゲン」をジョッキで何杯も飲み
白ころホルモンやらさがり肉やらミノやらをむさぼり食うおっさんが
わんぱくなガキ(餓鬼)に見えてかっこ良かった。

結局焼肉屋さんが閉店するまで食って飲んで喋った。
お会計を済ませ、コインパーキングへ戻る。
車でホテルまで送ってくださるという。
パーキングへ行くとなんかおかしい。
駐車したスペースの車体を止めるバーが
どうやら凍結して上がらなくなったようで
無料で停められちゃったみたいだ。
焼肉屋さんから駐車場利用券をもらっていたお取引先さん
「やったー!」もうけたとご機嫌だった。
そのまま駐車場をGO!
アイスバーンのアスファルトをとばして無事ホテルまで送ってくださった。

そうそう
何度となく訪れている北海道。
そんな北海道。
こんな時期の雪の北海道ははじめてだ。
景色や北海道の方々の雪への行動や実際の雪道自体も
僕にとっては斬新でおもしろくて仕方ない。
北海道のお取引先さん方々にそんな話をしたら
いやいや、こちらからすれば、そっちのスーツ姿の方がおもしろくて仕方ないよ
なんて言われてしもた。

おもしろいとはなんだーっ!

めけめけ~。

写真。旭川、道路わきに積もった僕二人ぶん以上もある雪山。
街中こんなん。

スーツで集え。

2013年01月22日 21時10分21秒 | 出張中の日常シリーズ
スーツで出張営業に出ている。
こんなことは確か15年かそこらぶりだ。
奇跡に近い。
スーツで仕事なんて自分の中ではもうないだろうなと思っていたから
自分で自分の姿に驚いている。

なんで突然そんな暴挙に出た…暴挙て…
なんでそんなことをしたのか。
きちんとした意図はあるのだが、これもひとつ自分なりのチャレンジである。

昨年末に北海道のお取引先さんからお誘いを受けた。
お取引先さんは道内に数十店舗を構える会社。
全店スタッフと取引会社が集まり懇親会のようなものを催すとの事。
当社は先代から永きに渡りそのようなお誘いを断り続けてきた。
僕は、そして先代も群れるのがあまり好きではないし
ビジネス上そういった会は優先順位の上位にあまりないと考えていた。
しかし、今回参加することにした。
なんでよ。
こちらも自分なりのチャレンジである。

懇親会は札幌の某ホテルで催される。
「別にあれっすよね、いつもの格好でいいっすよね」
何かの用事でかけた電話のついでに先方のバイヤーさんにそう聞いてみた。
構わないが、多分私服は〓〓さんひとりになるかも
目立っていいかもね、“らしくて”
なんて言うもんだから、慌ててスーツにして“やった”。

スーツと懇親会参加ふたつのチャレンジ。
仕事でスーツ、このような催しにスーツ
仕事のお付き合いに積極参加
ビジネスとしてごくごく常識的な事だけど
自分にとっては大きな決断と行動である。

今年のはじめに当ブログで書かせていただいたが
2013年、僕の抱負は「チャレンジする」である。
故にチャレンジをしてみた。
っちゅうかこれ、常識的にふるまってみた、てだけな気が。
だからして自分は非常識なやつなのだな。
いいや“型破り”とでも言っておこうか。
ひねくれものだ。

さてスーツといってもこれが困った。
持ってはいたが、出してみたらスゲーカビ臭くて
そしてなによりパツンパツンで着られたもんじゃなかった。
取り急ぎ、適当なものを買った。
むちゃくちゃすっきりしたスーツ。
北海道、寒い寒いとは言え、まあ大した事はないだろうと思ったが
まあついでに極寒だった場合に備えて、スーツにあったビジネスコートも買った。
ちょーシンプルなコート。
サンマみたいなギラギラ光るシルバーのネクタイしか持ってなかったので
水玉のかわいいネクタイも買った。
(ツモリのもので、ドットのひとつが蟻の刺繍になってる)
それに、元々持ってるビルケンの革靴とporterの黒バッグをあわせ
黄色い巨大なボストンバッグといういつもの営業スタイル。
丸坊主に黒ぶちメガネで、スゲー怪しいおっさんが完成である。
これでウロウロ自体がチャレンジである。

懇親会は木曜日。
それにあわせて今回札幌旭川苫小牧と回る。
別に私服で営業回り、スーツはホテルへ送って着替えてもよかったのだけど
行って来いの荷物の送料が無駄にもったいないので着て行った。
常識的には半人前だがこういう経費にがめついトコロは一丁前だ。

怪しいおっさんが歩く札幌はちょー寒かった!
そんなに大した事ないだろうとなめまくっていたがコート着て来て良かった!
大好きな雪も、もういいやってくらい、おなかいっぱいである。
積もっているレベルじゃない。
もうほとんど“建っている”レベルの雪の層だ。
すごい。おそろしや。
でも、おもしろや。
毎年4月と9月に出張で訪れてる北海道とはまるで違う表情が良い。

本日から金曜まで
慣れないスーツと雪を堪能しよう。
これもひとつのチャレンジだ。

めけめけ~。

写真。ネクタイ。蟻がいるよ。

書いても書かなくてもいいこと。

2013年01月21日 18時55分19秒 | ほのぼの日記シリーズ
仕事、上手くいっていることもあれば
まずいこともあり
それでも無情に時は流れてゆく。
いいや、無情と取るか、これをまた教えと取ってなにくそ奮起するかは
己れしだいだ。
人生も然り、そんなもんさ。
この世に生きる全ての人の人生は山あり谷ありさ。
山だったり谷だったりを、それほど高くも深くも感じない人が
人生を楽しんでいる人なんじゃないかな、なんて思うわけだ。
貪欲でもなく、ただやりたいことをやっている人。
そいつを時と場合の身の丈で貫き通している人は強い。
おのずと時代がついてくる。
僕もそうあろう。

あぁ、腹へった。

「はぁくしょんっ!」
事務所でそんなことを考えながら
ぎゅるる…鳴る腹をさすり、ちょろりと鼻くそをほじくった所を
まんまとスタッフに目撃された俺。
違うんだ!
俺の場合はこの穴入り口から2cm奥まで顔の一部と同じってことにしてるから
今のはただ顔をかいただけってことになっているんだ!
なんて頭がおかしいことを心の中で叫び
なにくわぬ顔で鼻をすすってこの状況をスルーした。

はやしんばんぱく(ブログネーム)
男、39歳
しゃちょー

このブログを書きはじめた当時はまさに
「営業しながらめげまくり、人生模索中、色々書いて」いたわけで。
サラリーマン、ブツクサ文句や意見を吐き出しながらのらくらやっていた。
書きはじめてからどれくらい経ったのだろう。
暇がなくて確認できないが、結構な時が経過しているのは間違いない事だ。

時は流れ、あれから今の自分はどう変わっているだろうか。
あれよという間に会社継いで
人生の方向性は決まったが、営業は続けており、めげてもいる。
めげても、それを外には出せないカタガキになっている。
めげても、すぐ立ち直らにゃならん役職である。
あの頃と状況は変わっているが
ブツクサぼやき
色々書いているって点においてなにも変わっちゃいないものだ。

とりあえず、ブログは続けている。
誰が望むも望まんも
相変わらず内容ないものをダラダラ長く、毎日書いている。
いろんな会社の社長ブログを読んだりすることがある。
みなさん、生き方や考えがちゃんとしてるなぁ
ブログを活かして経営ビジョンを表現し前向きに臨んでおられる。
自分の場合は…まあ、こんなもんだ…。

こんなもんでも日々を書き記し
毎日を懸命に生きている。
仕事、上手くいっていることもあれば
まずいこともあり
それでも無情に時は流れてゆく。
ドタバタと毎日をおくり、当然今日もドタバタと過ぎ去った。
朝から晩まで上手くいったりいかなかったり。
今日だけで2社の廃業話を聞いた。
その度に一瞬堕ちて、お金にならない仕事が増える。

自分も同じように落ち込んだり
んなもんに引きずられたりしていたらバカをみる。
バカは既に自分だ。
他のバカを今更みてもしゃーないのだ。
自分は自分の身の丈で、やりたいことをやって
他社にまみれず、わがみちをこそこそ進んでゆきたい。

とりとめなき記事
今、かきとめておいて
また来年読み返し。
いいや、読んでらんないくらい忙しい日々を送っていることを願おう。
想像するだけでニヤけてしまう。
はたからみたら、悪人顔だ。

めけめけ~。

写真。本日最後の打ち合わせ先、浅草橋にて。
屋形船の灯りが水面にゆれる。

お土産シリーズ・長瀬さんドラマ観て食う!

2013年01月20日 10時39分41秒 | テレビ番組シリーズ
TOKIOの長瀬さんが好きだ。
あの存在感はヤバい!
「俺はここにいるぞーっ!」と常に吠えながら生きている様なワイルドさがある。

TOKIOのボーカルとしての長瀬さん
そしてアイドル、タレントとしての長瀬さんもヤバいが
特に俳優としての長瀬智也という人のかっこよさは更にヤバいものがある。

本来ならば嫌悪感をおぼえるような
猛進型、若干暑苦しく、デフォルメしすぎるほどにナンセンスなパワー演技が
何故だかとてもナチュラルに思えるキャラなのだ。
そこには不思議さを超越した説得力を感じる
コミカルなのに自然、乱暴でハラハラするのに安心感が持てる。
長瀬さんはチグハグで面白い俳優である。

そんな長瀬さんにぴったりなドラマが昨晩からはじまった。
日テレ土曜夜9時ドラマ「泣くな、はらちゃん」である。
主人公はらちゃん役が長瀬さん。
ヒロイン役はこれまた僕の大好きな女優、麻生久美子さんが演じる。

かまぼこ工場で働く控えめな性格のヒロインが
憂鬱で嫌な日々を、毎日描いている日記マンガに爆発させ憂さ晴らししている。
そのマンガのタイトルが「泣くな、はらちゃん」
マンガから飛び出した主人公はらちゃんが
荒れ果てた自分の世界(マンガ)の生みの親ヒロインの人生を懸命に変えようとする
なんちゅうかファンタジー恋愛ドラマである。

“マンガから出て来た主人公”ってところがまた突っ込み甲斐ありで面白い。
この主人公、マンガから出て来ただけあってまさにマンガ的。
真っ直ぐで、純真、オーバーで熱い。
長瀬さんにドンピシャなキャラクター、はまり役である。

ドラマは、設定自体がマンガ的であるから、ポップでコミカルなので入り込みやすい。
昨晩の第1話の内容からみて、今後の展開が期待できる楽しいドラマである。
コメディドラマ、ホームドラマが好きな僕にとってはたまらなく興味が湧くドラマだ。
このドラマでの長瀬さんに、大いに期待である!


さて、いきなり内容ががらりと変わり
ここからは、昨晩そのドラマを観ながらパクパク食べたものをご紹介のこれ
「お土産シリーズ」
毎度出張帰りに買ったお土産を勝手に紹介するどーでもいいコーナーである。
今回の最終地は大阪。
なのに買ったお土産には「神戸」が付く

「神戸クリームチーズケーキ」

「神戸白いチーズロール」

毎度毎度、串カツやら豚まんやらたこ焼き煎餅やら
THEお土産なものばかり買っているので
今回はこんな感じでキメてみたのであ~る。
新大阪駅構内で購入、行列が出来ていた。
早速たべる!どちらも絶品!
チーズずくしでボリューミーなわりに、まったく飽きのこない味わいだ。
もちろん、一気には食べません。
また買いたくなる美味しさだった。
まんぞく!

ドラマもお土産もまんぞくで
今日のブログはこれにておしまい。

めけめけ~。

写真。お土産。

雪常と非雪常。

2013年01月19日 10時26分03秒 | テレビ番組シリーズ
出張から東京へ戻ったらあちこち雪が残っていた。
それも結構なかたまりだ。
東京、そして関東が大雪に見舞われたのは今週頭の月曜日のこと。
僕の場合は出張初日。
でかけた早朝は雨だったから在来線も新幹線もなにくわぬ顔で動いていたし
到着した名古屋はただただ雨だったので
こちらの雪のことはまるで分からずにいた。
知ったのは携帯で見たツイッター。
みんなが「すごい雪だ!」とつぶやきまくっていたのだ。
夜、ホテルのテレビで見てびっくり。
本当、大雪(東京にしては)である。

その雪を、帰宅した昨日の晩に見る。
相当量残る雪から
ネタ不足のワイドショーがここぞとばかりに食いついた大雪の東京模様がうかがい知れた。

僕は雪やらパニックが大好物である。
出張中、何度も天災などに見舞われ仕事が困難になった場面に遭遇している。
その度、本気で困る反面、困れば困る程に興奮が湧き上がり抑えがきかなくなってくる。
仕事にならなきゃ売上がとれないもの、絶望的な心境のなか
そんな気持ちを押し上げるように、ワクワク感が増大してゆくのだ。
このままどうにかなってしまえばサイコーッ!ってちょー不謹慎でいる。
見た事はないが、多分その時の僕は、気味悪い笑みを浮かべて笑っているだろう。
なんとも厄介な性格である。
だから大雪でパニックになる東京をホテルのテレビで見ていた時も
羨ましいのなんの、よだれが垂れそうだった。
ホント、本当に不謹慎である。

多分この感情は、特別感ってやつなんじゃないかとも思う。
非日常に身が置かれている事に対する特別感だ。
普通じゃ味わい知れない事を味わえているってことで、気持ちが高揚するのだろうと思う。
この世に起こる様々な事件や事故などのニュースを見ている時
ああ、この人はこのとき、どんな心境だったのだろう
と淡々と読み上げられる真実からつい想像してしまう癖がある。
ホント、本当に不謹慎である、が、勝手な感情、抑えもきかず、しかたないのである。

日常に潜む非日常はどこにでも誰にでもあること。
毎日の出来事からちょっとのズレで大変な事態に見舞われるが
そんなスリリングなハプニングがまた生活の、いや人生の刺激となるのであろう。
日常と非日常は背中合わせ、それが物語を色濃くさせる。

昨晩、あちこちに残る雪のかたまりを見ながら自宅へ帰り
つけたテレビで、たけしのニッポンのミカタという番組を見た。
「21世紀の幸福論」日本は不幸か幸せかを問うてみている。
幸せと不幸せは、つかみどころのない現象にすぎないから
感じかたとらえ方は人それぞれ違うし
カタチとして言いあらわすのは難しいんじゃないのかなーとも思って見ていた。
THE ALFEEの昔に歌の歌詞に
「幸せ不幸せなんていつも心の持ちようさ」というものがある。
不幸を知って、幸せを感じるってのもある。
不幸を想像して、今の幸せを定義づけるってのもある。
幸せのバロメーターは個人差があるが、いつでもやはり
不幸ありきなんじゃないかとも思う。
その不幸の定義もまた、人それぞれ違う。
当たり前な幸福の背中に不幸がびったり張り付いているから
嬉しさや楽しさがより強調されて、幸せを噛みしめる事ができたりする。
良い事がありすぎると、こんなことはいつまでも続くわけがないと必ず思う。
悪い事への恐怖感をエクスタシーに変えて、またストイックに幸福を追い求める。
僕の場合は、不幸が幸せ?またややこしく不謹慎なやつだ。

雪はきれいで楽しい、でも冷たく怖い。

めけめけ~。

写真。灼熱の砂漠にペンギンが迷い込んだら
ペンギンはどう思うんだろう。

関西重っ!

2013年01月18日 18時11分39秒 | 出張中の日常シリーズ
昨晩三重から関西入り。
終点なんばで近鉄特急を降りて地下街を歩いている時点から既に
なんだか空気が重っ苦しく感じられた。

地上へ出てホテルをチェックインし、なんばの街をぶらつく。
まるで活気がない。
威勢のいいみなみの街が静かだ。

関西には一ヶ月も経たないほど前、去年の年末に来ている。
年末の、その当時と比較したらそりゃ落ち着いてはいるだろう。
いいや、年かわりの落ち着きとは種類がちがう。
明らかに景気の悪い空気である。

千日前にある有名な団体、大阪プロレスが無くなっていた。
よく行くコンビニが無くなっていた。
行ってみたいな~と思っていた有名な洋食屋さんが無くなっていた。
ホテル近くのたこ焼き屋が無くなっていた。
行列のできるお店に行列の影は無し、商店街に人が限りなく少ない。

2012年から2013年に切り替わるこの一ヶ月で一体何が起こったというのだろう。
怖いくらいに、街は生気を失っていた。
いや断定しちゃダメか、失っているように感じられた。

過去この時期に関西へ来たことは何度かあったがこんな冷え込みは始めてだ。
平日の木曜日であるということをさっ引いても静かさが過ぎていたのだ。

年末の反動とバーゲンセールの影響とで
1月はどうしても景気が落ち着いてしまうものだ。
それは全国的にそうだと思う。
うちの会社も今月ここまでひじょうに厳しい。
昨日まで回っていた東海地域も静かだった。
が、大阪の静かさはそれらと別物な気がした。
大阪に入った途端、変わる異様な空気を肌で感じるくらいだった。

なんばの街を歩けば歩くほどなんだかとても不安になってきたので
そいつを振り払うように法善寺にむかう。
毎度関西出張時にお参りするお寺さんだ。
なんばの街中にあり、法善寺横丁、夫婦善哉、みずかけ地蔵さんが有名である。
法善寺への今年の初詣だ。

僕はいつもお参りのお賽銭は15円かまたは5円と決めているが
今回奮発して賽銭箱に50円を入れた。
お地蔵さんにお水をかけてじっくり手をあわせた。

関西に不穏な空気を感じると共に
今年に入ってそもそも世の中自体があまり良くはないように思う。
実際厳しい状況の中で不安を感じながらもしかし必死に振る舞えど
会社自体に体力がなければ良い季節までもちこたえる事は困難になる。

最後はやっぱり神頼み、なんて
会社の景気対策への具体策からほど遠い気もするが
手をあわせる事で多少なりとも気が楽になるし
自分らの問題と向き合えるきっかけにもなるから悪くない。

法善寺の神様が今の世をどうみているやら
この先の未来をどうみているやら
ものすごく興味はあるが
たぶんそれは
「あんたらしだいやでぇ~」
てなもんなんだろうな。

僕らはこの困難をのりこえて
僕らの手で
新しい夜明けを切り開いてゆかねばならない。

めけめけ~。

写真。法善寺。

デフレストレス。

2013年01月17日 17時16分38秒 | 出張中の日常シリーズ
昨晩名古屋のホテルで真相解明久米宏SPを見た。
デフレ脱却出来ない日本人、実はデフレが大好きなんじゃないのか?
という切り口から角度を広げて日本のデフレを見てゆく番組だった。
日本人の特徴と経済にぼやきもの申す日本人の矛盾がよく見えておかしかった。

倹約を美徳とする傾向があり、ぬるま湯右ならえ人まかせが大好きな国民性。
金持ちを悪人にし、自分の悪さを運のせいにしておさめようとする国民性。
お金持ちになりたいと願うが努力はしない。
金持ちをひがみはするが方法を学ぼうとはしない。

ネズミが必死に走って車輪を回転させている。
ネズミは前へ前へと進んでいるつもりだ。
しかし実はまったく進んでいない
ただ車輪がカラカラ回っているだけ。
そのことにネズミは気付いていない。
それどころか、自分が精一杯走って回す車輪の力を
知らないところで何者かが
なにか別なものに利用して至福をこやしていることにも
まったく気付かずにいる。
走っても走っても、変わらぬ景色に違和感をおぼえながらも
頑張っていることにただ漠然とささやかに満足し
ネズミはいつまでも回転を続けるのだ。
もう、その回転から抜け出す術も体力もない。
想像に番組の内容とを照らし合わせていた。

デフレに嘆き、デフレに流され、デフレに利用され、また利用し、デフレに慣れる
そして、デフレに迷い、デフレ浸り、デフレで満足してしまう。
すごいホラーだった。

単純に政治がどうにかしてくれると思っているのもどうかと思う。
政治のせいにして自分を落ち着かせようとしているだけで
実際何も変わりはしていない。
自分の生活や生き方なんだもの、行動してなんぼだと思うわけで。
自分の幸せの為にしている事や、社会貢献を考えてしようとする事が
実はすべてが国のためで国に貢献していることだったりするからくり。
経営してみたら楽しい事ややりがいもたくさんあるが
いろんな矛盾も見えてくる。
そしてそりゃ矛盾じゃなく常識だとも思い知らされ
どうすることも出来ない歯がゆさと常に戦いながら
それでも前へと進まなければならないと踏ん張る日々を覚える。

番組内で、自宅のインテリアのほとんどをニトリで揃えたご家庭が紹介されていた。
大満足、ニトリ“さん”が無かったらきっと何も買わず
殺風景なお家になっていたと思う、と家主は言う。

美しい部屋という雑誌がある。
こだわり派の方々のご自宅を拝見できちゃう楽しい雑誌だ。
そこに掲載されているお家の記事を見ると
家主の価値観が伺い知れて楽しくなる。
家主のこだわりと生き方のこだわりが
生活に潤いをあたえるようなインテリア雑貨から見えてくる。

なにが悪いというものはない。
すべては人それぞれの価値観と満足度である。
ニトリの方の場合は気に入ってこだわったものがニトリ製品で
その居住空間がやすらぎの空間になっているのだから。
つまりは、どういう生き方をするのが僕私にとって幸せか、である。

ただ、極端は恐怖だろうとも思う。
ピンキリ知った上で自分の今と相談し
あれこれする選択なら救いはあるようにも思う。

昨日お伺いしたお取引先さんでインテリア雑貨についてお聞きした。
ご自宅にこだわりお金をかける人は多い気もするし
マルチカバーやクッションなど
大物は売る側として効率が良いアイテムだろうと僕は思っていた。
しかし聞いて唖然、今時自宅を飾る人は極端に減っているらしい。
家の中に見栄をはる必要もないし
ナチュラルライフも流行っているしとの事。
お客を呼んで、ということもしなくなっているようだ。
子供の誕生会はファミレスやマックのような所でサクッと済ます。
人との付き合いも外が基本みたいだ。
よほど自分にこだわった人でないとお家の中を飾らない傾向にあるようだ。

そうそう、先に書いた雑誌美しい部屋でも
内容が濃かったのは昔のお話。
少し前に読んだものでは
「100円ショップアレンジ利用術」や「シンプルなナチュラルライフの提案」
なんて記事だらけになっていたし
やたらと広告ページが増えていた。
読者のスタイルがあわなくなったかそもそも読者層を広げてきたか
そんな問題でもなく
部数激減を広告収入で補おうとしているのが目に見えてわかるもの
全てが数珠つながりで凹んでいっているのだ。

デフレの連鎖はとまらない。
日本人が自分らの手で傷口を広げている。
止めるためには、日本人の幸福観と価値観をかえる必要があるかもしれない。
あらゆる現実的手立ての中でそれもひとつの方法な気もする。

先程のインテリアに関してご意見を頂戴したお取引先さん
今年の6月で閉店することに決めたそうだ。
お店は30年、当社とのお付き合いが15年。
理由は、お客様の質の低下についてゆけず疲れたかららしい。
30年の節目できりもいいしと悩んだ末の決断だという。
デザイン性や質に徹底してこだわって
良い物をセレクトしお客様に喜んでもらえてきたが
今では良い物に対して「何で?(こんなに高いの?)」と言う人が多くなったという。
物のかわいさや質で買う人が減り、価格で選ぶ人が増えたという。
物に癒される生活がお客様から見えてこなくなり
1000円以下のものを探されたり
300円だ500円だで豪華なラッピングを求められ
楽しみを販売する雑貨屋さんを営み悲しさしか得られなくなった
と苦笑いしておられた。

物の仕組みや価格の理由を知らず闇雲に求める消費者と
消費者の言うことを聞きすぎる販売側
そして大手に締め付けられる下請け
やらなきゃ殺られる、やっても苦しい生き地獄。
こんなん好きな国民だったら、それってどーなのよ
どMかっ!

めけめけ~。

写真。話はかわるが
昼間営業行ったら冒頭写真のSCの最上階プレイランド(ゲーセンコーナー)が
老人で溢れかえっていたっけ。
この国は何かと問題が積もるなぁ。