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はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

素晴らしきこの世界♪

2014年11月22日 20時19分30秒 | 音楽全般シリーズ
昨日新幹線で東京へ戻り
19時、渋谷公会堂へ。
大好きな真心ブラザーズの対バンライブ
恒例マゴーソニックへ行きました!
今回の対バン相手は藤井フミヤ!
フミヤ先輩!こういう機会でもないとなかなか見られません!

藤井フミヤ、圧倒されました。
チェッカーズ世代ではありますが、ファンではありません。
そんな僕、まさに“かまされた!”感じ。
絶対的なパフォーマンスにゾクゾク。
一曲終えた後、大体が真心ファンで埋まる渋公がどよめきました。
会場は藤井フミヤワールドに一変します。
かっこよかった。
藤井フミヤはこうだ!
てのを安定したステージで魅せてくれます!
誰でもない、他でもない
藤井フミヤは藤井フミヤで
今、まさに皆さんの目の前で繰り広げられているそれこそまさに
そうです、なににも換えられない藤井フミヤなのです!
と叫ばれているみたいで鳥肌ものでした。
終始ニヤニヤしちゃった。

そして真心!相変わらず楽しかった。
昨晩のライブはやけにテンション高かったな。
ひじょーに前向きで元気のでるポップなパフォーマンスは
僕の疲れた身体と脳みそと
そして心にほんわか響きました。

時々観に行くライブや芝居や映画やコントや美術展
そしてビジネス本でない本、小説雑誌マンガ
ふとした隙間に聴く曲、観るDVD
なんも考えずながめるテレビ番組
ちょいと書いてみる詩やイラストや脚本小説など
それらはみんないつでも僕の気持ちを軽やかにしてくれます。
カッチカチな感情をくすぐってくれます。
日々、結果まぁ仕事バカで仕方ない僕ですが
そんな文化なあれこれに助けられています。
ひじょーに感謝しています。

さて
今日は朝からずーっと事務所にこもって
経理だなんだの仕事をしておりました。
未だやっぱり数字とはいまいち仲良くなれません。
電卓叩きながら、合わんぞー!?キィーッ!て吠える。
なんとか終わりました。
先ほどまで、夜の営業回り。
お取引先さんから今帰りです。

出張中の街も東京の街も
あちこちみぃんな
きれいなイルミネーションにラッピングされています。
ちょいと寄った街も
すっかりクリスマスの装いです。

寒くなりました。

じき師走です。

♪夜道を一人であるいていたら
どこからなにやらカレーの匂い
僕もこれから帰るんだよ
湯気がたってるあたたかい家
素晴らしきこの世界♪

めけめけ~。

街見る。ライブ観る。

2014年09月21日 14時48分36秒 | 音楽全般シリーズ
何かを得るためには
他の何かにかける時間を犠牲にしなければ得られない。
仕事にも優先順位がある。
上手く組んで事を円滑に運ぶようにする。
自分の立ち居地を考えて仕事をスタッフにふったり
また時には断念したりもする。

自分の会社の世界だけの価値観に支配されるリーダーの幅は狭い。
異業種の方々と交流すると気付くことがでかい。
自分以外の全ての人とも然りである。
それと同じくして仕事だけに突っ走ると見えてこないものもある。

なるべくいろんな分野の方々とお話をしたり
頭をくねくね柔軟にいられるよう意識している。
時には仕事を考えぬ時間をつくるようにもしている。

事務所仕事に一段落つかせて営業用リュックを買うため昨日夕方街へ出た。
使用目的と好みがはっきりしている為
これ!というリュックは早々に見つかった。

買い物が、いくら仕事目的とはいえ
街を見て、新しいものを見て選んで話して購入する
お買い物の流れってとても楽しい。
買い物に出るたびにいつも感じているワクワクだ。
働いて、お金を頂き、使って、大好きなものを得てまた街へ出る喜びだ。
そして店員さんとのお話も楽しい。
非常に勉強になる。

街へ出て
のびのびと楽しむ。
生活を楽しむ。
すると自然と気付くことがある。
仕事上の気付きやヒントは多い。
悩んでいるときはなおさら多い。
それはやっぱり
すべてが人の成す世界での出来事だからだ。


買い物を終え日比谷へ出た。
SMA40周年記念企画
YO-KING day「キングって、エライよね」を
日比谷野外大音楽堂に観に行った。
真心ブラザーズ然り、YO-KINGの過去のユニットが揃う。
楽しかった~♪
缶ビール片手に脱力してライブを観る。久しぶりの贅沢だ。

はじめ雨。じき上がり。夕焼け。気づけば暗くなり夜。虫の音。
楽しむ舞台。楽しい。観せて、受けとる。
リラックス・オープン・エンジョイ。

頭空っぽにして目の前から流れる音に耳と身をまかせる。
詞がストレートに入ってくる。

いいな、と感じる。これだ、と思う。
込み上げるものに気付く。
そしてまた今日がはじまる。
昨日のライブで得たものを忘れぬように刻む。

ライブがはじまる前の諸注意として、と
YO-KINGが冗談めかしに言っていた。
「まず、あまり期待しないこと!笑
そしてYO-KINGのカッコいいとこをひとつでも多く発見すること!笑」

自分たちのするべき事を、信じブレず、通す。
観せて、受け取ってもらう。
リラックス・オープン・エンジョイ。
うまくいくさ、自分のために、イージー。

何かから得て、何かに繋げて、受け渡す。
何かを得るための時間を流さぬように心に刻む。
いろんな楽しみ方があっていいと思う。

自分がいて、たくさんの人がいて
街があり、人の数だけ楽しみがあり
人の数だけの考えがあって
そして僕は今ここにいるのだ。

めけめけ~。

5月2日。

2014年05月02日 23時41分07秒 | 音楽全般シリーズ
5月2日
国立にいた。

ある時期から
この日か
この日前後は
国立にいる。

多摩蘭坂にいることもある。
駅前から
大学通りを歩いていることもある。

今日は
国立で仕事をつくり
午後に出向いて
仕事を終えて
多摩蘭坂を通過するルートで
バスにゆられて地元へ戻った。

一日中せわしなく
バス車内でようやく落ち着いた感じだが
心はせわしないまんま
なんの落ち着きもなく窓の外を眺めた。

毎日ニュースを見ても
なんでこんなに日々話題があるのだろう
と思うほどに時間がうまっている。
新聞、雑誌も記事がうまっている。
いいことばかりじゃない
わるいことばかりでもない。
が、情報や事件事故は常にある。
人は常になんかを引き起こす。
関わりあっては別れては
なんかを引き起こす。

僕の毎日も
ただ同じことを繰り返しているようで
毎日を観察しながら過ごしてみれば
きちんと新鮮の繰り返しだったりするのだ。
それは
いいことばかりじゃない
わるいことばかりでもない。

5月2日
大好きな曲をたくさん聴く日。
いや、いつでも聴いているんだけれど
たくさんの想いをよせながら聴く日なのかな。

自分が影響を受けた曲を
敢えて想う日ってのがあっても
いいじゃんなんて思うわけ。

そしてまた
明日へ歩く。
いまだに影響を受ける曲たちを
作り上げたその人って
すげーな~と
思ったりしながら。

おやすみ
ベイベー。

と、
言われているかのように、

めけめけ~。

奥田民生ライブ行く。

2013年11月09日 10時58分36秒 | 音楽全般シリーズ
あれは確か僕が中学生の頃
アマチュアバンドが腕を競うイカ天(いかすバンド天国)という番組が大ブレイクしていた。
イカ天から出たイカ天バンドも大流行。
日本のロック&ポップスはごった煮のどんちゃん祭と化していた。

その頃僕は父親の影響で60年代70年代アイドルを聴き
母親の影響でビートルズやモンキーズを聴き
自分ではRCサクセションにはまり
なんだかやっぱりごった煮のどんちゃん祭と化していたのだった。

中学3年から高校1年くらいだろうか
レンタルショップでユニコーンのBOOMやPANIC ATTACKや服部といったアルバムを目にしたのは。
買うのはあれだが借りてみようなんて、ユニコーンに、そこからハマってゆく。

遊びと、心得、渋い暴力的実験と、おちゃめアレンジ
ユニコーンに僕は、なんとなくそんな勝手なイメージを描く。
解散し、復活したユニコーン。
そのただ中で、僕は奥田民生さんのソロにもハマる。
こちらは成熟したおっさんの楽しい遠足ってイメージ。大好きである。
成熟しすぎてついてゆけない曲も中にはあるが…無理やりついていって怪我をしてみたりしている。

先日、仕事をがんばって切り上げて、奥田民生のライブへでかけた。
楽しかったな~♪つかの間の贅沢な休息をとれたって気になれた。
聴きなれた曲でもアレンジがたまらなくかっこいい。
今月リリースされるNEWアルバムの中からも数曲やっていたが
こちらもズバーンと、どストレートにかっこいい。
めいっぱい遊びたいおっさんのギリギリラインのエンタテインメントを感じて
そのスレスレ感が不思議なかっこよさを醸し出している。
絶妙な渋さである。すごい。
ゆるゆる~っと内側から燃える何かを観客が掴まされた瞬間の盛り上がりをみて
奥田民生さんの凄さってやつをあらためて感じた。
なにはともあれ、ぐちぐち言わずに楽しかった!ってやつだ。

「考えるな、感じろ」つまりは「頭で考えるな、肌でつかめ」ってことを
だいぶ昔にブルース・リーが述べている。
それこそ全ての行いの根幹、楽しさへの理想であり、単純明快だが、すこぶる難解だ。
難解と感じてしまうことこそ、その域を達観できていない証なのかもしれないが
その落とし穴は、もしかしたら誰もが通るいばらの道で
誰もが既に感じる素晴らしさを知っているのかもしれない。
しかしみんな必ず道に迷う。
楽しい遠足の途中で暗雲がたちこめる。
無数の分かれ道。どちらへ進むかなんて分かっている筈なのに見失う。
つらい。苦しい。もがいてみせる。悪循環を放浪する頭。
再び楽しい遠足のルートへ戻るのは、意外や意外、しごく簡単なことなのかもしれない。
その簡単が、難しいから、人はまた彷徨うのである。
貫通して、また壁にぶつかり、貫通しての繰り返し。
でも、誰しも必ず1度は貫通を経験しているのだから
頭と肌の世界の境目を感じる楽しさは熟知しているはずで
仕組み図も、そこへ至るマップも持ち合わせているはずなのである。

ステージの向こう側の現実はさておいても、民生さんがみせてくれたライブでは
突き抜けた後の大草原が広がっていた。
どこまでも広く、うだうだできて、呑気だ。
よし、先を急ごう!と思えばすぐゆけるし、ごろごろしたけりゃとどまれる。
理屈なんて無意味に楽しめるライブを見られて満足である。そんなふうに思う。

また今日も事務所にこもってお仕事である。
寒さは日に日に増してゆく。ちゃんと地球が回っている証だ。
忙しくてたまらない。ちゃんとお仕事が回っている証。
朝が来て、夜が来る。ちゃんと時計が回っている証。
今ここには理屈などない。ただ自分がいるだけだ。

♪僕らの自由を 僕らの青春を
おおげさに言うのならば きっとそういうことなんだろう♪

ちょいと口ずさんでみる。
風が今日もおだやかに吹いている。
奥田民生 『イージュー★ライダー』

さだのものさし。

2013年07月23日 18時14分44秒 | 音楽全般シリーズ
なんだろう
涙が止まらなかった。

自堕落な、僕の大学生活も終り
更に堕落の奈落へはまっていた自由人時代の大晦日
テレビからこの曲が流れた。

さだまさし
案山子

いや、知ってるんだよ
これ知ってるし、何度も聴いてるし
でもなんだろう
もう涙が止まらん。

♪元気でいるか
街には慣れたか
友達できたか
寂しかないか
お金はあるか
今度いつ帰る♪

たぶん紅白だったかな
いやちょっとはっきりとした記憶がないが
うん、きっとNHKの紅白歌合戦
本気でみていたわけではない。ただのBGM化したテレビ。
ほんの一瞬のことで僕の心の水瓶はいっぱいにあふれた。
「なんだこれ、ズルいよ」
やられた。
同じさだでも今時のNHK大晦日の夜の番組
年のはじめはさだまさしのトークもズルいが
この時のさだまさしの歌は別。
(さだとか、さだまさしとかいう書き方にて失礼をば…)
予期せぬさだまさしのズルさは、こ生意気で強気だが弱い僕の心に染みた。

当時の僕はといえば、まるで
はっぴいえんどというバンドの春よこいという曲の世界みたいで
やりたい事をやりたい放題、夢だけを追いかけ両親には迷惑三昧
実家からは半ば勘当状態で孤独だった。
彼女とも別れ、正月にもなれば仲間はみんなそりゃ実家で楽しく過ごしてる。
僕は大掃除もすませたやけに殺風景できれいな部屋でひとり
お酒を飲み、この歌を聴いた。

♪元気でいるか
街には慣れたか
友達できたか
寂しかないか
お金はあるか
今度いつ帰る♪

18歳で実家を出た。
気合いを入れて通おうと思えば通えた往復6時間弱の大学通学を勝手に断念し
親の反対を無視して
大学近くの四畳半風呂無しトイレ共同アパートに引っ越した。
家賃2万6千円。
もちろん仕送りなし。
それが堕落のはじまり。
自由を履き違えた度重なるバカな行動で、大切な親を本気で怒らせる。
こちらも強気だ。怖いものなど何もない時代。
ああいいさという気持ちで実家と縁を切る。
正直、バカなことをしていると後悔していた。
しかし決めたらなにがあろうが我を通す意地っ張りの損な性格である。
自分は正しい。別にどーでもいいさ、なるようにしかならねー
と、自分に暗示をかけた。

そんな僕に母親父親交互に、ことある毎に連絡があった。
「元気か。父さんにはナイショでいろいろ送っておいた」
「お金、振り込んでおいた。母さんにはナイショだ。ところで元気なのか」
そのたびに、うるせー!いらねー!と強がってみせたりしたものだ。
さだまさしの案山子は、そんな僕のことを優しく説教してくれたわけだ。

四畳半のボロアパート。
よくテレビで語られる芸人の苦労生活そのものかそれ以上。
ひどい雨漏りで部屋にキノコを生やしたことがある。
食べて、吐いた。バカなのだ。
そんな環境で友人とよくフォークギターを弾いた。
古くさいと思われようがフォークの重鎮たちの歌をたくさん歌った。
大人になった今
当時の自分と同じくらいの年齢の若者に聴いてほしいと思う曲が
当時の四畳半にたくさん響いていた。
その中のひとりの1曲が、さだまさしだ。

今40歳のおっさんが、ググッと若い世代の方々の考えを分かろうとしても
きちんと分かることはなかなかなもんだ。
なんとなく分かった気にはなれる。本気で納得は相当だという意味。
世代間の溝というものは
互いの興味と気付きでつながるものだと若い頃の経験で知った。
人生は短い、ようでいて
すすめられた半信半疑なお料理を
口にしてみようと思い食べてみられるだけの試しの時間はたっぷりある。
温故知新とはよくいったものだが
いろんなものにチャレンジしてみるのもとっても良いこと。
それぞれの価値観が違うのは当然だが
時間の無駄には、たぶんならないだろう。

ちょいとさだまさしを聴いてみてほしい。
たまたま最近ベストが出た。
さだまさしの曲はかなりパンクだ。
おちゃめで毒っ気のある、あたたかな優しさで包まれたハードパンクである。
今日も電車の中でさだまさしを聴いて涙があふれた。
大汗をかいていたのでごまかせてちょうど良かった。
なんて言ったらさだまさしに
ごまかさず、泣く時ゃ堂々と泣け!と一喝されそう。
なんて、いいやどちらかといえば
泣くんじゃないっ!泣くときはズル泣きだけっ!
なんてのがふさわしいのが、さだまさしなのか。
なんてさっきからまことに勝手なことばかり言っている。失礼。

嫌な自分の身ぐるみをはいでくれる曲。
ズルいやつなら聴いてみると
その感覚が痛いほどよくわかる。
そして、少しは周りが好きになれるかも。

いい曲が
いっぱいでした。

めけめけ~。

写真。ベストCDジャケ。

真心ライブ行く。

2013年05月28日 18時14分50秒 | 音楽全般シリーズ
時にして歌に助けられることがある。
悶々としたとき、ふと耳にした歌が、心の暗雲を裂き、瞬く間に快晴としてくれることがある。
真心ブラザーズの曲は僕にとってまさにそんな感じ。
いろいろと考え、どうにかして欲しくて、すがるように聴くなんてことは決してしない。
ただ聴く。
すると
自然と、楽な流れになってゆくから不思議だ。

先日、真心ブラザーズのライブに行った。
はじまりから終わりまで、全ての曲が僕の心にグイグイ食い込んできやがった!
むむっ!いや~良かった!楽しかった~!
真心のライブはしょっちゅう行っているが、今回のはまた
“熟成された”という感のライブだったよう気がする。

真心のライブは、大人たちのはしゃぐ遊び場、て感じがいい。
もちろん、それはファンもだが、もっとも遊び倒しているのはステージ上の大人たちだ。
そして、真心が、真心たるものをこちらに提示する仕方もいい。
爽やかで、理屈ぬきに楽しめちゃうのがいい。
それはあらゆるアーチストのファンがそのアーチストに対してファンであるスタンス。
純粋たるスタンスが成立するひとつが、僕の場合真心ブラザーズだったりする。

このライブへ行く前、実際問題膨大な量の考えなきゃいかんことが頭を支配して沸々としていた。
そんな考え事は大体が良くない事と決まっている。
ライブ中ともすれば意識をそっちへ持っていかれそうだったところを
そんな問題なんていとも容易く粉々に砕いたのが数々の真心の曲である。

僕は心掴まれ、逆に真心の曲の心を必死に掴みグイッとこちらの心へ引き寄せた。
あくまでイメージだが、そんな思いで僕は開場に立っていた。

好きなアーチストを好きでいる理由、対象へ引き付けられる理由。
つまりは全てが個性である。
周囲にあわせる個性なんていらない。貫く個性があればいい。
所詮大概自分がかわいく、対外的にはいい加減なのが定着化した世界だ。
それは人間ひとりひとりに、ひとつひとつの世界が存在する以上避けては通れぬかかわり合いである。
そんな大河に流され飲み込まれることのないように
自分として自分であることを熟知することが個性のはじまりで
そいつを更に貫くことが個性を深めるに相等する。

僕に“真心ブラザーズでなければならない”理由があるように
僕の会社が“僕の会社でなければならない”存在意義がある。
自分で理解する、自分のところの個性である。
周りに左右され出来上がってゆく架空な個性ではない。
それ以上でも以下でもない、なににも変えがたい当社の心がいかに存在するか
それでいいのだ!と開き直ればザッツオールおっけーなのだ。
そんなこんな、もはや当たり前なことに気付くきっかけをくれたのが
先日行った真心のライブである。
まあ、アーチストはお仕事をしているだけで
そんなんは全て受け手次第なことなのだが。

楽チンの楽は、ラクするためのものではなく、楽しむものである。
音楽は文字通り音を楽しむってこと。
音に楽することとは違う。

万人に良く思われようとするもの作りはいずれ無理が生じてショートしやすい。
いや、そもそもんなもんおもしろくもないし、てかそんなもの成立するのか?

気を張らず、気さくに、楽しんで
自分たちのスタイルを貫いて毅然とふるまい続ければそれでいい。
ノレる人あればノレぬ人もあり。
そんなんでいい。
数ある会社がある数ぶんあるもの、それが個性だ、なければ、おじゃんになるだけ。

変に難しくライブを見るな!
いや、ホント、ただ楽しかっただけ♪

めけめけ~。

写真。真心。

忙しくて。

2013年05月04日 09時53分17秒 | 音楽全般シリーズ
「忙しい」くちぐせのように人は言う。
忙しいと言っている側からしたら、言われた側の用事は
ただただ優先順位が低いってだけな気もしないではない。
忙しくなるってことは、用事がたんまり詰まって、はちきれんばかりの状態。
そこに、突然の用事の入る余地は無い、とされているだけのこと。
ならば、相手を考えて、忙しい人の忙しくなる用事の中に入れてもらえばいい。
こちらも工面すればいいし、気付いてもらうように願えばいい。
きっと忙しくても、次の列にいれてくれるか、もしくは運よく割り込みも可能だ。

昨日、ブログへいただいたコメントで
忘れていたことを思い出す。

僕がどえらい影響を受けた人が亡くなって4年が経ち
命日から2日が経ってしまったことを。

これは自分でも驚いた。
忙しすぎると、こういうことになる。
仕事の予定の優先順位ばかりを気にして
自分にとっての大切なことを想う時間を置き去りにしてしまった。

忙しいってやつは、恐ろしいな。
「忙しい!」と一方的に言われた側は
なんだか自分がないがしろにされたかのように傷つく。
あなたの忙しさの中に、僕(私)を入れてはくださらないのですね、なんて。
別な理由を忙しいで代弁していたとしたらなお更ショック。
そして僕の場合は「忙しい」で、自分で自分の根本にショックを与えた。

小学生時代
気付いたときからこの人の虜になっていた。

忌野清志郎

どっぷり、だった。
そりゃ生き方まで影響うけるほど、どっぷりにも程があるくらい、どっぷりだ。
大学生時代、真心ブラザーズの拝啓ジョンレノンじゃないが
今聴く気がしないとか言って、清志郎を聴かないことで何か新しいもの探そうとした。
でも気づけばまた、再び清志郎にかえる。
戻れたのは
清志郎という存在が、ブレることなく、なにも変わらず
ずっとあってくれていたということに他ならない。

僕が影響されていた時分も、はなれていた時分も
清志郎はずーっと
ベイベー!愛しあってるかい!
とシャウトし続けていた。

例えば忙しすぎていたとしても、僕を受け入れる愛にあふれていたし
こちらの忙しさを許す愛にもあふれていたし
そう、例えるならばそんな感じである。

忌野清志郎は、忌野清志郎を貫いて逝った。

今、僕は忙しすぎている。
ただ、「忙しい」とあまり言わないようにもしている。
だからなお更忙しすぎてくる。
そして忙しいと言われる事に違和感を持ったりもする。
忙しいのはみんな同じ。度合いは様々、でも、関わりあう以上
相手の忙しいに合わすことも大事だなとも思う。
また、僕は僕を貫くために、なにかを犠牲にしようとしている、時もある。
そんなに考えることはない、はじめに感じたままでいい
そろそろ、心の容量を増やすときなのかもしれない。
そんなことに、気づいた。

さあ、まだ間に合う。
多摩蘭坂へ行こう。

KIYOSHIRO IMAWANO LSR~忙しすぎたから'98


「忙しすぎたから」RCサクセション

楽しい夕に僕の友達は
ゴキブリと一緒に昼寝をするのさ
夏が攻めてきて蒸し暑い毎日でも
夕方になればとても涼しい
昼間のうちに宿題を片づけて
眼鏡を外して星を見るのさ

手紙の返事を書くのが忙しくて
封筒買に行く暇もない
この頃は誰も口をきいてくれないから
ぼくはさみしくて気が狂いそう

夏が終わってゴキブリが死んだら
もっといい友達に会えるかもしれない


めけめけ~。

ブルー買った♪

2013年04月27日 08時18分03秒 | 音楽全般シリーズ
iPod touchを買った。
ブルー。
以前使っていたiPodは壊れた。
ちょー古いの。ホワイト。
なのでiPod touchを買った。

買ったのは最近てほどのもんじゃない。
少し前に買った。
以前のが壊れてから新しいのを買うまでの間
音楽を聴くことがなくなっていた。
仕事。空いた時間は本かブログか、、、やっぱり仕事。
あえて部屋で音楽を聴くことが無くなってしまった生活。
聴くことが無くなった?聴く時間がつくれなくなったのだ。
いいや、作ろうと思えば作れる。
音楽を聴くって時間が優先順位下になっていた。

そんなのにCDを買ったりしているもんで
買ったらやっぱり聴きたいもんで
そりゃそーだ、聴くために買うんだもの。
今、音楽を聴くとするならば、やっぱり出張中の移動。
おだやかな移動時間を過ごすには、やっぱりiPodが必要だ。
で、iPod touchを買ったってわけだ。

音楽は様々な事に気づかせてくれる。
それは気づこうとしたり、学ぼうとしたりして聴いてもだめだ。
ただ、だら~っと聴くとか
考え事を優先にして、そのバックに音楽があったりするのがベストだ。
ふとしたところで、そうか!と気づく瞬間がある。
そして、とても助けられたりする。
楽しくなる。感情が高ぶる。
なにか自分の人生の要所要所で音楽がなっている。
そしてそのたび僕は迷いを捨てている。

ここのところの度重なる出張のおともに音楽がある。
おおよそ1ヶ月前、買ってすぐの出張の
新幹線で電源入れてまずiPodから流れた曲がこの曲だった。

愛する人よ 奥田民生


♪簡単 簡単ベリーグー
今日の一日も終わった
朝方ちょっと腹立った
夕方めちゃくちゃ笑った

これがいつもの 僕のことだよ

昔の夢はいちおうスター
あんまり上手じゃないマイウェイ
一度宝くじ当たった
まわりのみんなにおごった Oh

これがすべての 僕のことだよ

陽がまた昇る また陽が暮れる
とぼけてる顔で実はがんばっている
陽がまた昇る また陽が暮れる
とぼけてる顔で実は知っている

愛する人よ何処へゆく
僕を残して何処へゆく♪


何故この曲だったんだろう。
たまたま。
たまたまだけど聴きいった。
そして僕はまた
がんばれた。

めけめけ~。

写真。iPod

真心CD/DVD聴く。

2012年05月06日 10時20分42秒 | 音楽全般シリーズ
例えこの身になにが起ころうとも
僕はこの1枚を、決して聴き逃すことはなかっただろう。

真心ブラザーズ待望のNEWアルバムKeep on travelingを買った。
聴いた。良かった!驚いた!
なんて突き抜けたアルバムなんだろう。
そして、この2人は、自分たちの事をよーく理解している。
それをストレートに表現している。
聞き手側が、2人を知りたくなって、探りたくなってきちゃう。
要するに、ゆさぶられてしまうアルバムだ。
それって、すごいものだと思う。
そういう作品に出合いたくともなかなか出会えたものじゃない。
これはファンであるからってだけのことではない。
人であり、そして日本人であり、そして音楽を好きで聴き
色々あって今日ここまで生きてきた者が抱く1つの感覚に近い。
あなたを、もっと近くで感じたい。
去年の3.11を経て、控えていたり、隠していた何かしらの感覚を
ストレートにぶつけてきたから、思わずガッチリとキャッチした
その直球は、いかんせん避けようも出来ずのものであった、って具合だ。
真心が、真心込めた至極の1枚19曲と言えよう。

「願いはいつかきっと叶っているよそうなっているよう進んでいこう悠々と悠々と」
「そうさおもしろくなくても笑ってようOh!Baby!」
「朝が来た朝が来た今日も朝が来たシャララララシャララララだから大丈夫」
「月並みでも風変わりでも今の夢の話をしよう」
「何かになるためしのぎを削ってまた遅くまで遊ぼう」
「日が昇る生きている風が吹く生きている日が沈む生きていく夜が来て君に触れたいよBaby」
「思ったことを思った分だけしゃべればいいんだ誇張はいらない」
「きのういろいろありましてなんだか足が重いけどぐっとおへそに力を込めて今日をのりこえる」
「空気のない街では息ができないよ」
「生きてるってことを心から感じたら日々は豊かさを増してゆく」
「となりの席で少女達笑いそのとなりの席では裁判話」
「アイスコーヒーもってきてー」
「カナガワン」
「君のぜんぶに」
「疲れてしまうのは仕方がないけど疲れていいことひとつもないのさ」
「大した意味も無くてもいいさ君にだけは届けばいい」
「さようならさようならありがとう君ひとり見上げる星のない空明日どうしよう」
「Keep on smiling 笑ってよう」
「ぼくとギターまだイケるよかっこいいうたつくろうぜあのこがしびれるような」

こんな19個の詩に込められたメッセージを勝手に感動し勝手に受け取らせてもらった。
言っちゃえば途中、桜井氏のおかしな曲が入り込んでいたが、それもすんなり良し。
いつもは飛ばされがちな桜井氏の歌う曲も、このアルバムではすーっと入ってくる。
YO-KING氏の曲にはストレート感が増し、それにプラス「含み」も深みが出ていた。
結局かっこいい真心、すっかり僕はやられてしまった。

そして同時発売されていたライブDVD真心道中歌栗毛2011
バンド編成ではない、2人だけの弾き語りライブをノーカット収録。
ズルズルトークと真心節炸裂。
フォークライブでここまでロックなものもなかなか無い!

みんなで一緒に聞きたいそんなアルバム、真心ブラザーズKeep on travelingと
ライブDVD真心道中歌栗毛2011
真心ブラザーズがこれから尚突っ走る通過点での一旦の集大成といえよう。

音楽には好みがある。
僕の好みの1つは、真心だ。

めけめけ~。

写真。CDDVD。

2012.5.4→2009.5.2

2012年05月04日 10時43分38秒 | 音楽全般シリーズ
5月4日
昨日の雨は上がり、空は青さを取り戻しつつある。

雨は、5月に入った途端降り始め
おとといの5月2日から激しさを増し
飽きることなく降り続いていた。

5月2日
その日を、僕は忘れていた。

ひっかかるものを感じながらも
押し寄せるたくさんの仕事上の不安を抱え
そいつを処理するのに必死であった。

2009年5月2日
僕の青春が遠くへ逝き
2010年5月2日
僕は国立にいた。
去年の5月2日
国立のそばに事務所を構え
今年の5月2日
僕は新人営業を連れて都内や横浜を挨拶回りしていた。

5月2日を忘れる。
まさに今の僕を象徴している気がした。
仕事ばかり。
その仕事にすら、つぶされそうになる。

自分を保つこと
もう手遅れかもしれないが
今からでも遅くないような気がして
僕はイヤホンを両耳に突っ込んで
思い切った爆音で
この曲を聴いた。

激しい雨 / 忌野清志郎


『激しい雨』
♪季節はずれの激しい雨が降ってる
たたきつける風が泣き叫んでる
お前を忘れられず
世界はこのありさま

海は街をのみこんでますます荒れ狂ってる
築きあげた文明が音をたてて崩れてる
お前を忘れられず
世界はこのありさま

Oh 何度でも夢を見せてやる
Oh この世界が平和だったころのこと

RCサクセションが聞こえる
RCサクセションが流れてる♪



聴きはじめた中学生時代から
何度でも僕を助けてくれた
忌野清志郎さん
2012年5月4日
雨上がりの空は晴れ
僕はなんとなく清々しい。

また一歩
歩き出す。

めけめけ~。

写真。携帯待ち受け。

真心、行く。

2012年01月15日 09時08分48秒 | 音楽全般シリーズ
中野という駅にゃ、そう滅多に下車することはない。
中野という街は、僕の場合
昔「いい役者になる為に役立つゼミがある」と騙されて
参加させられた自己啓発セミナー以外の思い出が無い。

華やかなようで、ごった煮的な
いまいち中途半端に膨れ上がったイメージの街
それが僕ん中の、中野である。

中野といえば、ブロードウェイ商店街。
そして、その横に建つ、中野サンプラザ。
昨日、真心ブラザーズのライブを観に、その中野サンプラザへ行った。
とってもいいライブだった。

真心ブラザーズはパラダイスGoGo!!という80年代の夕方のバラエティ番組の
勝ち抜きフォーク合戦でチャンピオンとなりデビューしたバンドである。
その番組放送当時、僕は中学生。
そのコーナーも観ていたし、そう、その番組のモノマネコーナーにも出たりして
僕は西郷隆盛のモノマネなる、よくわからん事をしたりしてたっけ。

真心を聴き始めたのはそれからずーっと先の大学生時代。
はじめて好きになった曲は、『拝啓ジョンレノン』
スペースシャワーTVで流れていたPVを観てヤラれてしまった。
それから色々聴きあさり、今に至るわけだ。

中野サンプラザ、18時ライブスタート。
会場に入ったのは17時30分くらい。
ロビーで生ビールを飲む。
ライブ前に生ビールで身体をほぐす至福のヒトトキ。
こんな感じ、久しぶりである。

ライブ自体、すごく久々だった。
最近忙し過ぎて、ライブも芝居も何もかんも行けちゃいなかった。
だからなのかは分からないが、観ていてとっても新鮮で刺激的だった。

会社をはじめてから、何でもかんでも経営に結びつける考えになりがちな僕だが
昨日の真心のライブ自体も、気付けばそんな見方をしていたように思う。
真心ブラザーズ2人と、バンドMB’Sの自由奔放な信頼関係はビジネスに於いて僕的にベストだとか
プロと才能と維持と継続、そして企画とのバランスの上手さはさすがだとか
桜井氏の突き抜けたバカさはまさにプロ!突き抜けることが成功への近道だとか。
なんじゃいそれ!こじつけもほどほどに、いい加減にせい!って感じである。
途中YO-KING氏がMCで音楽業界の不況を語ってネタにしていたが
それにも過剰に反応してしまう僕がいた。
YO-KING氏はギャグで話していたが、僕の脳はそこでまた仕事モードになり
せっかくライブに来ていて、なかなか開放されぬ自分がいた。

けれど途中から理屈じゃなくなってきて
いつの間にかただ純粋に真心を楽しんでいた。
それは多分、ちょっと恥ずかしいような言い方をすれば
やっぱ音楽の力、好きなアーティストがファンにもたらす力ってやつなのだろう。
まさに僕は、真心以外“何も考えちゃいなかった”のだ。

ライブは、なごやかに、かっこよく、そして激しく、進む。
真心とMB’Sの動きや、そして歌詞が今回僕の中にグイグイと入ってきたのは
席が前からなんと10列目という近さだったからだけではないと思う。
曲を1つの塊や記号として、感覚やフィーリングで、良い合わないと判断してきたような僕だが
今回の真心ライブは、何故だか音より文字が僕の中で先行して動いていったような気がしたのだ。
こんなに良い詩だったのか、そんなことに気付かされたライブだった。

そして、いつものようにかっこよく、だけど何だか(桜井氏のせいで)ヘンテコなライブは終わった。
「良かった」としか言いようのない、ある意味何も残らぬ清清しいライブだった。
僕はまた、ごった煮テイストのヘンテコな街中野を駅へ向かい歩く。
何だか無性に脚本やら漫画やら詩やらを、また書きたくなってる自分がいた。
部屋に帰り飲んだビールが、ひじょーに美味い夜だった。

拝啓、ジョン・レノン/真心ブラザーズ


めけめけ~。

写真。真心。

ZZZ...行く♪

2011年09月13日 18時40分26秒 | 音楽全般シリーズ
ユニコーンツアー2011・ユニコーンがやって来る ZZZ...武道館へ行ってきた。
いや~楽しかった。
そう、「楽しい」という言葉がふさわしいライブ
ライブ?いいやコンサート、いいやいいや、これはショーだな
エンタテインメントショー。
構成と音と遊びと美術道具と舞台と映像、そしてユニコーンと
全てが揃った、整った
ファンならちょー楽しめて、そうでない方でもそれなりに楽しめるユニコーンショーである。

なんかテッシー氏やエビ氏がワイヤーで吊られて必要以上に飛びまくっていたが
最高!である。
最高エンタテインメントユニコーンショー!

と思いつつも、僕の中では
エンタテインメントショーの中にもロックンロールショー的要素もガツンと欲しかった
ってのが正直な所だが
なんのなんの、この日の武道館はお祭ムード満載!
全てアリ!これでいいのだ!なのである。

曲はアルバム『Z』と『Zツー』中心の構成。
途中コント的なものもあり。
現代のドリフ!日本のモンティパイソン!なんちゅうか、ごっつええ感じ的!
笑い死にそうになった。
ユニコーン、センスとキャラが恐ろしく素敵である。

僕の席はスタンドのちょー後ろの方。
真横に階段の壁があり、音がダイレクトに響いてこなくてちょっと残念。
『WAO!』『HELLO』『SAMURAI5』など、迫力をもっと感じたかった。
しかし、目に見えるものと耳に入り込んでくるものから感じる迫力は僕の心をぶち破るものであった。
カッコイイ!カッコイイノダ!

最後の曲『晴天ナリ』でのメンバーの顔のどアップ。
この曲までのコンサート中の映像の中ではなかったどアップを
最後の最後にしてやっと、惜しげも無くバンバン映すあの演出。
「とっておき」を魅せつける感じ。
ファン心理というよりも、人間心理をギューっとつかんだやり方に殺られてしまった!
良いスタッフである。

そして、あっという間に
お祭騒ぎは終わった。
終わってもなお、耳の中で音が鳴り響いていた。
何故か『ヒゲとボイン』が。
コンサートの中盤でやっていた『ヒゲとボイン』

♪僕のデスクの隣の痩せてるクセにボインは
花見の時にキスして それから何もない
そんな彼女の口癖は「あなたはいつも仕事でしょ」

社長は若いくせしてヒゲなんかはやしちゃって
「君を見てると昔の僕を見るよだ
女にうつつを抜かすと 私のようになれないよ」
考えてるさ とぼけてはいるけれど

ああ男にはつらくて長い二つの道が
ああ永遠の深いテーマさヒゲとボインが 手招きする♪

そういや僕は
ボインから、ヒゲになったんだな。
そもそもボインも無かったが
ヒゲにはなっている。

以前のユニコーンライブで聴いたときの『ヒゲとボイン』と
今回のとでは、趣きが違うとでも言おうか
だから耳に残ったのか、どうなのか
音楽は、その時々の自分の心に響くもの。
置かれる環境がいかに変わっても
その時その時で、音楽は心にちゃーんと響く。

♪会社とは何だ人生とは何だ♪

ユニコーン
カッコイイオッサンたちである!

めけめけ~。

写真。武道館。

『ZⅡ』買い、聴く♪

2011年09月08日 18時56分52秒 | 音楽全般シリーズ
UNICORNのミニアルバム『ZⅡ』を買った。
初回限定版である。

某CDショップではラス1だった。
売れているやらどうなんだろうか、そこらへんの情報は分からんが
このアルバム、かなりいい。

シャンブルで完全復活を果たしたUNICORN
1バンドとして、きっちり成長した音をファンにぶつけてきた。
シャンブルは、活動を休止して再開するまでのメンバーの歩みがカタチとなった素晴らしい1枚である。
そして今年5月に発売されたアルバム『Z』
またひとつおっさんになったUNICORNという感じの落ち着いた音は
次なる次元へのスタートを感じた。

そしてこの『ZⅡ』
ここでまた、ふざけた遊び心満載の、なんつーか子供おっさん的UNICORNになった感じ。
ファンサービスの1枚か?とても楽しい完成された開放感
もう絶妙である。
次々繰り出すUNICORNの音は、まさに目を離したら置いていかれてしまう世界だ。
かっこいいおっさん達の作る、かっこいい音楽である。

ここに収録された6曲はどれも遊びに満ち溢れ、解き放たれているように感じる。
なんかこういう評価って、書いていてちょっとこっ恥ずかしい面もあるんだけど
それが別にそうでもないくらい、スマートに感じいい。

このアルバムを買って聴いたのが、買った翌日の朝だった。
洗濯をしながら、このアルバムを聴いた。
思わず何度も、手が止まる。
耳がスピーカーへ吸い寄せられる。
ひじょーに面白い1枚である。

その中の1曲
この曲の破壊力はすごい。
心を鷲摑みされ、持っていかれてしまった。
どこか遠くへと、遠いどこかへと。
スーパー開放感だ。
救いだらけの曲。


『晴天ナリ』
♪昨日までの どしゃぶりの雨が まるで嘘のよう
四角い窓に 映し出す空は 青く輝いている

ぐるぐると絡まってた 迷いと怒りと
この細胞を まるごと塗り替える

扉を開き 一本のバナナ 取り出しかぶりつく
時は動いて ここにいる君は 強く輝いてる

僕らを押さえつけていた 何かが微笑み
うなりを上げて 解き放たれてゆく

大空高く 手を広げ 掴み取れ
思い描く 願いなら そこにある
まっすぐ進め 晴れやかに進め
生きているかぎり 生きてゆくかぎり

もしも君が 壁に遮られ 前が見えないなら
空へ飛ばして ゆっくり目を閉じ 心の声を見る

大地に根を広げた 大木のように
残らず雨を 吸い込むようにゆけ

大空高く 手を広げ 掴み取れ
思い描く 願いなら そこにある
まっすぐに進め 晴れやかに進め
生きているかぎり 生きてゆくかぎり

おおきく たかく やあらかく
おおきく たかく やあらかく♪


僕の悩みや壁なんか
そんなものは、はじめっから無かったんだな。
はじめっから、それは、ただの現象で
それは、相手への、勝手な思い込みだったのだな。

UNICORN 『ZⅡ』
いいです。

めけめけ~。

写真。CDジャケ。

今日。

2011年08月06日 11時05分03秒 | 音楽全般シリーズ
昨日、遅くまで残業し
今朝ちょー早起きして
始発で羽田空港へ。
THE 眠い!
なんかもーヘロヘロである。

朝早く活動するのは辛くない。
起きるのが
ちと辛い。

起き上がっちまえば何て事ぁないのだが
その起き上がるってやつが厳しいのだ。

朝早く目覚ましが鳴っている。
携帯電話目覚ましのメロディが
おぼろげに聞こえてくるは夢の中。
無理矢理手を伸ばし携帯を掴みアラームを切る。
眠気まなこで更に10分後に目覚ましをセット。
どうせ起きなきゃいけないのに
むにゃむにゃと無駄な抵抗をみせる。

すると今度は眠れない。
起きねばならん事実と
10分後、鳴るであろう携帯と
眠気とが混ざりあって複雑な心境に落ちる。

実際は寝ているのかもしれない。
しかし、頭ん中
眠い、起きねば、もう少し、アラーム鳴るまであと何分?
色んな事情が渦巻き、やけに面倒な状態だ。

どうせ面倒なら
「えぇい!」
起き上がったと同時に2度目のアラームが鳴った。

午前3時30分
おはようございます、である。

身支度整え出発。
今日から九州出張だ。

一度起きちまえば何て事ぁ無いし眠気も無い。
眠気より湯気が出る程暑い。
朝風呂上がりで扇風機にあたりながらFACTORYを眺め観て湯冷まししたのに
マンションを出た頃から汗だく
駅に着いた時にゃもうびっしょりだ。

早め早めの性格なもので
始発の30分前にはホームに立っていた。
いくらなんでも早すぎる。
自販機でタリーズブラックを買って飲む。
水分補給のつもりか?
水を買え。

ホームにぼーっと突っ立っていたら
空がぼーっと赤らんできた。
じき、夜明けだ。
いいや既に夜は明けている。
とうに、明けているのだよ。

きれいに
朝焼けて。

今日が何日で何曜日か
最近感覚が薄い。
携帯電話を見る。
あ、今日は8月6日か。
あの日の今日を思い出していた。

中学生だったか高校生だったか
あの日の僕は
広島平和記念コンサートの生中継をテレビで観ていた。

ヘルメットにグラサン
作業服姿のおっさん4人組が現れ
いきなりガチャガチャとした音で歌いだした。

♪Long Time Ago44年前(当時から)
原子爆弾が落ちてきて
何十万人もの人が死んでいったのさ♪

フェスの中で
そしてフェス出演バンドの中で
おっさんたちは明らかに浮いていた。
かっこよく
浮きまくっていた。

♪Long Time Ago44年経った今
まだ苦しんでる人がいるのに
どうして原子力がそんなに大事なんだろう♪

ザ・タイマーズである。

何が始まったんだ?
まだ何も始まっちゃいないのか?
これから一体何が起こるんだ?

何だこの
ザワザワとした気持ちは。

僕は衝撃を受け
心は完全にノックアウトされていた。
ゾゾ…てキていた。

♪Long Time Ago44年前
原子爆弾が落ちてきた事を
日本のお偉い人は
一体どう考えてるんだろう♪

画面から目が離せない。
テレビから耳が離れない。

♪Long Time Ago44年経った今
原子爆弾と同じ様なものが
おんなじこの国に
次々と出来ている♪

良いのか?いけないのか?
いいや、このスレスレな感じ
イケている!
いたってマジ
ジンッ!とくる。

溢れる熱い涙を
感じていた。

ザ・タイマーズ
そう、忌野清志郎らの覆面バンド。
ぶ厚いメッセージを
アコースティックなハードフォークなサウンドにのせて
聞き手に強くうったえてくる。

あの日の衝撃を
今も忘れない。

まだまだ子供だった僕が原爆を考えたきっかけの1つ
はだしのゲンにつぐものが
ザ・タイマーズだった。
どれだけ学校という場で
原爆や戦争に関する教育が成されていなかったかって事だ。

朝陽がのぼる。
電車は走る。
飛行機で大分に降り立てば
豪雨。
空港ロビーを歩いていたら
大きな時計が目についた。

時刻は
朝8時を十分かそこら
過ぎていた。

空港のテレビ
慰霊祭生中継
Long Time Ago
黙祷

さて僕は
仕事だ。

雨の中
大分を回る。

めけめけ~。

写真。最寄り駅
今日の朝焼け。

日曜日よりの。

2011年06月12日 08時48分43秒 | 音楽全般シリーズ
さて日曜日である。
毎週毎週、この日が来ると
この歌を思い出す。

日曜日よりの使者 THE HIGH-LOWS


最近はもう
立場的に土曜も日曜も祝日も無くなった。
だから日曜日の事をついつい忘れてしまいがちである。
つまりは曜日感覚が曖昧になっているのだ。

昔は日曜日といえば
楽しくて切ない曜日と相場が決まっていた。
自由と不自由が混ざり合った複雑な日
1日フリー、なのに翌日の月曜を気にして過ごしてしまう。
だからおもいきり楽しめない気がする、おかしな日なのだ。

それに日曜は、テレビがおもしろかった。
他の曜日とは違うスペシャル的な番組が多かったように思う。
あ、今でもそうかな、おもしろい。

そんなテレビもまた
翌日の月曜を思い出させる要因の1つとなり
おもいきり複雑な楽しさをかもし出すのだ。

言わば日曜日は週の中の執行猶予の日。
なんだか浮ついているが、足かせがある為高いところまでは昇れない心境となる。

日曜日よりの使者。
THE HIGH-LOWSの曲である。
甲本ヒロト氏がどん底に落ち込み、自殺まで考えてしまっていた時
たまたま観たテレビ番組
『ダウンタウンのごっつええ感じ』もしくは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で大笑いし
救われたというエピソード、噂がある曲。
日曜日よりの使者は、当時のその番組、もしくはダウンタウンである
という話を聞いたことがある。

そういや僕もダウンタウンやブルーハーツやハイロウズや
つまりは笑いや歌に救われた事が随分あるな。
それは多分笑い等に限らず
何らかしらで皆、そういう事はあるだろう。

そうそう
この日曜日
週のはじまりだか、終わりだか、どっちなんだ!?て感じの複雑な日に
子供の僕は、大概心を揺さぶられていたっけ。
浮かれたり、憂鬱になったり。
そう考えたら日曜日って、変な日だな。

これからの僕の日曜日がどういう日になってゆくのか
とても楽しみではある。
だって今の僕の日曜日は
あの頃のそれとはずいぶん変わっているのだもの。


『日曜日よりの使者』

♪このまま どこか遠く 連れてってくれないか
君は 君こそは 日曜日よりの使者

たとえば 世界中が どしゃぶりの雨だろうと
ゲラゲラ 笑える 日曜日よりの使者

昨日の夜に飲んだ グラスに飛び込んで
浮き輪を浮かべた 日曜日よりの使者

適当な嘘をついて その場を切り抜けて
誰1人 傷つけない 日曜日よりの使者

流れ星が たどり着いたのは
悲しみが沈む 西の空

そして東から昇ってくるものを
迎えに行くんだろう 日曜日よりの使者

このまま どこか遠く つれてってくれないか
君は 君こそは 日曜日よりの使者

たとえばこの街が 僕を欲しがっても
今すぐ出かけよう 日曜日よりの使者

流れ星が 辿り着いたのは
悲しみが沈む 西の空
そして東から昇ってくるものを
迎えに行くんだろう 日曜日よりの使者

Sha la la…♪

めけめけ~。

写真。日曜日。