はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

ガン黒さん。

2011年08月31日 17時59分15秒 | 会社天国編・地獄編
僕の会社は某メーカーである。
ご注文を頂いた日本全国のお取引先様に日々商品を送っている。
商品をデザインし、製造し、営業し、出荷し
当社から出荷された荷物がお取引先様へと届き
それをお客様が購入し、また注文が当社へと入る。
日々、製造出荷を繰りかえす。
止まったらお終いのマグロの様である。

出荷には運送業社が欠かせない。
彼らが頑張ってくださらなければ、荷物はきちんと届きもしない。
届かないと大変な事になる。
出荷した荷物が届いて並べて売っていただいてなんぼの世界だ。

運送費の面でも頑張っていただきたい。
でないと、送料もバカにならないもの。
会社としては利益をださなきゃ無意味である。

当社が現在取引させていただいている運送業社は2社。
黒い猫さんと、飛脚さんである。
どちら様も荷物の運搬、そして送料共にかなり頑張っていただいている。
頑張って僕のわがまま交渉に少しでも近づけようと努力してくださっている。
とってもありがたい、本当助かっている。
しかし、それで落ち着いてしまっちゃ~経営者はお終いである。
常に現状を疑い、見直してゆかねばならない。

という訳で、先日もう1社の運送会社様に営業に来ていただいた。
お手紙では馴染み深い〒さんだ。

当社先代時代に1度、先代鬼婆社長に〒さんを提案したことがあったが
「バッカじゃないの!安いわけないじゃない!」
と決め付けて、まるで取り合ってもらえなかった。
その後も気になったまま僕の代になった為
話を聞くぶんにはと、来ていただいたのだ。

ぼくとつな青年と、優しそうなおじさん、2人の営業さんが来た。
さすが〒さん、お2人とも身なりきっちり口調しっかり
かっちり温和な雰囲気が漂っている。
いうなれば、お堅い感じだ。
運送業のガツガツさがまるで無い。

挨拶もそこそこ、話は本題の料金や運送システムへ。
当社の年間出荷数と地域別出荷数などを割り出しお知らせしたら
なななんと、とあるエリアのみであれば
黒い猫さんや飛脚さんよりかなりお安いではないか!
プラス契約すれば郵便物も全て料金後納の締め払いでやっていただけるとの事!
わざわざ郵便局へ行く手間も省け、しかも特定エリアだけでも安いとは
こちらにしてみりゃ、ちょー助かる!
荷物も今やエリア別に安い業者を細やかに分けて発送する時代だ。
即刻契約の手続きを行った。

いや~、何事も言ってみるものである。
交渉あるのみだ。
基本ダメモトでも、言わないより言ったほうが良い。
「どうせ」の決め付けは損である。

こうして運送業社様が1社増えれば、また荷物の送り体制の見直しにも繋がる。
それに当社の製造は全て関東の工場と近場の内職さんであるから
そちらへの材料の送りもこまめに出来るようになるし
そうなれば生産体制だって見直しがはかれる。
1つ新たなものが導入されれば、全てが繋がって便利に動いてゆく。
これってとっても大切で、そして面白い。

さて、後日契約が通って
〒さんの営業さんが
取引開始の書類持参で説明にいらした。
やっぱりはじめの時と同様2人で。
でも今度は、優しそうなおじさん営業さんは来ず
いらした2人はぼくとつ青年営業さんと
〒さんには違和感アリアリのガン黒パーマの中年男性だった。

このガン黒さん、ちょっと驚いた。
〒さんイメージとのギャップ。
ぼくとつ青年との見た目のコントラスト。
なんつうか、ちょっとパンチがありすぎだ。
僕はガン黒さんに興味深々となる。

様々な説明をぼくとつ青年が1人しゃべっている。
その横でガン黒さんが一言も声を発せずニコニコ笑って相槌をうっている。
僕の意識は説明者よりガン黒さんへ飛んでいた。
見れば見るほど凄い感じだ。
完全に、ちょー遊んでそうな人である。
〒のお堅いイメージとは程遠い。
なんか、全てを超越した感じで、スゲーのだ。

最後に僕がシステムに関して質問。
すると!それに答えようとしたぼくとつ青年を振り切って
ついに、ついにガン黒さんが口を開いた!

「それにはシールを貼らなくても大丈夫です」

2人の〒営業さんが
この日事務所へいらして以来初のガン黒さんの声は
酒焼けしていた。

何故だかむしょーに可笑しかった。
心の中で思わずつぶやく。
スゲー…と。

ガン黒パーマで遊び人っぽい中年男性が
声も見た目を裏切らず、ちょー酒焼け!
だから何!?って話だが
〒の営業って職とのギャップが妙に面白かったって話。

短パンに帽子のおっさん営業が
プリプリラブリー雑貨を売り歩いているギャップに等しい。

人の事
言えたアレじゃねー。

めけめけ~。

写真。鹿児島土産の西郷煎餅のパッケージングの西郷さん。
そう!これくらい!ガン黒!

ラスイチ。

2011年08月30日 19時03分27秒 | 風呂・サウナ劇場
ヤクルトもろた。
ヤクルト配達のおばちゃんからではない。
見ず知らずの人に突然商品を無料で配るヤクルトおばちゃんがいたら
そりゃ危険なおばちゃんだ。
仕事放棄か
何か毒でも入ってるに違いない。

これ、銭湯でもろたヤクルトである。
身体洗っていたらいきなりヤクルトおばちゃんが現れて
ヤクルトあげるから代わりにおちんちん触らせてくれって言うもんだからさ
どうぞどうぞと触っていただいたらば
お礼にヤクルト貰えた
って、だから違うっちゅうの!

くれたのはおばちゃんじゃないっちゅうに!もう!
だいたいヤクルトおばちゃんいつの間にか変態チックになってっし!

若者のおちんちんならまだしも
おっさんのなど誰も見たくねーし触りたくもねーだろう。

もう!ヤクルトおばちゃん関係ないって!
これは銭湯の番台で頂いたものである。

僕がよく行く銭湯は時折ヤクルトを配る。
何故かは分からない。
何かしらの日、月に1度ほどの日
銭湯に入るとヤクルトがついてくるのである。

東京都の他の銭湯でもいただいた事があるから
これは多分浴場組合でおこなっている何らかの企画なのだろう。
銭湯を、もっともっとたくさんの方々に利用していただきたい
そんな願いを実現する働きの一貫
サービス企画の1つなのかもしれない。

とにもかくにもヤクルト1つ
銭湯で貰えるヤクルト
湯上がりにヤクルトのサービス
こりゃプチ嬉しいおまけだ。

つい先日の日曜日
仕事帰りに銭湯へ寄った。
下足箱に靴を入れ、番台へ行くと
いつもの顔で銭湯のおじちゃんが
「お!お兄ちゃんラッキーだ!
最後のヤクルトだよ!」
この日はヤクルトデーだったようで
オープンから1人1人に配り続けて
丁度僕が最後だったようだ。

「あ、ありがとうございますぅ!」
ラス1のヤクルトを頂く。
妙に嬉しい。
番台おじちゃんの「お兄ちゃんラッキーだ!」は
確かである。
ヤクルト、かなりの数を積んで配っておられるのを毎度見ているので
ラス1のタイミングに巡り会うとはまさにラッキーだ。

何だか、あれ
サービスで貰えた上に
それが奇跡のラス1とは
嬉しさで自然と顔がほころぶ。
ヤクルトをしかっと握り
じっと見つめる

にんまり。

湯上がりにいただこうと
全裸になってサウナで癒しだ。
大きな湯船で身も心もぐにゃぐにゃになって
完全に脱力
疲れもなんもかんもすっ飛んだところへ
至福のヤクルトを投入!

ひゃ~~~っ!
とろけるぅ~~~っ!

このヤクルトに選ばれし自分
自分が引き寄せた偶然のヤクルト
なんにせよ
ラッキーだ。

湯上がり
ラス1ヤクルト
些細なラッキーが、大きく育つ
染み渡る栄養は喜びの種である。

めけめけ~。

写真。ヤクルトもろた。

スプライト!

2011年08月29日 20時12分17秒 | 食にまつわるシリーズ
炭酸ばかり飲んでます。
小さい頃から今の今まで
炭酸漬けの毎日です。
炭酸、ちょー好き。
でも、あんまし喉にはよろしくないらしいので
時折純炭酸ものから浮気して
微炭酸ものやカロリーOFFものを飲みますが
やっぱそれらじゃダメ!
普通の純炭酸飲料が良い!って
もとのサヤに戻り
ひねりの無い、ど炭酸ばかり飲んでます。

シュワッとした、あの高刺激がたまりません。
舌触りから喉ごし、胃に至るまでの爽快感
リフレッシュにはもってこいです。
スカッと爽やか、疲れもなんもかんも吹っ飛ばしてくれる魔法泡
飲んでる時間はリラックス泡アワーです。

最近
メローイエローやスプライトの復刻版が出ています。
僕は子供の頃、スプライトが大好きでした。
よく“瓶の自販機”で買って飲んだものです。

瓶の自販機、懐かしい!
お金を入れて、まるでガラス張りのドアみたいな長細い取り出し口を開き
好きな瓶ジュースを思い切り抜き取り
横に備え付けられた栓抜きで栓をシュポンとぬいて飲むやつ。
自販機置いている店に瓶を戻すと10円貰えた
あの瓶ジュースの自販機
懐かしいなぁ。
いつの間にか無くなったけど
瓶ジュースはどこか特別な感じがして好きだったっけ。

その自販機でよくスプライト買って飲んだよなぁ。
スプライト、大人気だったっけ。
復刻版て事は、ある時期より販売が止まっていた商品て事だよな。
あんなに人気だったのに販売止めるなんて
もったいない事するもんだ。
でも当時人気だったから復刻版として復活出来たのだろうな。
そんなふうに思います。

スプライトっていつなくなったんだ?
“いつの間にか”見なくなった感じ。
瓶ジュースの自販機同様、懐かしさを感じるものは
いつも“いつの間にか”無くなっている
不思議なものです。

そういや僕にはスプライトの思い出がもう1つありました。
だいぶ前
まだ僕が演劇をやっていた頃
当ブログに時々登場しております悪友けんけんと
しょっちゅう飲んだくれておりました。

ある日の事
その日も僕らは下北沢のジャンプ亭という居酒屋で
べろんべろんになりながらも芸術談義に花を咲かせておりました。

あ~だこ~だ話しているうちに
いつの間にやら何故だか話題は“スプライトについて”なんて事になり
泥酔した僕らはしきりに「しゅわしゅわ!しゅわしゅわ!」と
叫びまくっておりました。

やがて悪友けんけんはトイレへ行きました。
で、行ったっきりなかなか戻ってまいりません。
へべれけの僕が重い腰を上げて
「あいつ大丈夫か?」と様子を見に行こうと思うくらいの長い時間
けんけんはトイレから戻って来ませんでした。

僕は心配で立ち上がった時
けんけんはナニ食わぬニヤニヤした顔でご機嫌にテーブルへと戻って来ました。
長ぇトイレだ
ったくもう!なんつって再び飲みます。

酔っ払い2人、当然長いトイレの事など瞬時に忘れ
終電まで飲んだくれ
そのまま僕のアパートへ行き
飲んで飲んで暴れまくって夜が明けました。

さて二日酔いで目覚めると
家の電話に留守電が入っている事に気付きます。
再生してみたら、それは
悪友けんけんの声でした。

用件ハ1件デス。
ピーーーッ
「しゅわしゅわ!トイレからこんばんは!
うんこ~、用件はちんこ~、しゅわしゅわ!
うんこちんこうんこちんこ!
……………………スプライト!
しゅわしゅわ!」
プツッ、ツー…ツー…

な、なんじゃこりゃ!
僕は爆笑しちゃいました。
当時まだ携帯電話も今程普及していない
どちらかと言えばPHSの時代
通話料金も高いだろうに
こいつはあの時トイレで
うちに電話して
留守電にこんなバカな事を吹き込んでいたのです!
あまりの面白さに何度も何度も再生!

「しゅわしゅわ!トイレからこんばんは!
うんこ~、用件はちんこ~、しゅわしゅわ!
うんこちんこうんこちんこ!
……………………スプライト!
しゅわしゅわ!」

「しゅわしゅわ!トイレからこんばんは!
うんこ~、用件はちんこ~、しゅわしゅわ!
うんこちんこうんこちんこ!
……………………スプライト!
しゅわしゅわ!」

そのうち悪友けんけんが起きて来て
「うるせーな!バカヤロー!
気色悪い音声、何度も何流してんだよ!」
と言い出したので
「お前が昨日ジャンプ亭のトイレで吹き込んだ
バカな留守電だよ!」
っつったら悪友けんけん
「これは俺じゃない」
だって。

記憶とんでます。

本人が認めないんだもの
未だにあの留守電は誰の仕業か
謎のままであります。

「しゅわしゅわ!トイレからこんばんは!
うんこ~、用件はちんこ~、しゅわしゅわ!
うんこちんこうんこちんこ!
……………………スプライト!
しゅわしゅわ!」

スプライト
美味い!

めけめけ~。

写真。復刻版スプライト。

乙女酒~おやじ酒。

2011年08月28日 10時43分32秒 | お酒&泥酔シリーズ
『黄桜・日本酒ハイボール』
仕事を終えた昨晩
近所のスーパーへ買い物に出かけた際つい衝動的に購入したものである。
毎日ビールにホッピーだもの
たまには道を反れても良いじゃないかってな具合である。

飲んだくれるにしても変化球が必要だ。
時にこうしていつもと違う趣向の
サワーやカクテルなんぞ買ってみたりする。
飲兵衛の気分転換である。
酒にわがままな、アル中とも言う…。

さてこちら、以前よりテレビCMで見ていて気にはなっていた。
気になるものは必ず試すのが僕の性である。
なわけで買って帰る。

よし、晩酌だ。
まずはビール。
第1の酒は贅沢に秋味をゴクリ。
美味い!
続いて第2の酒はホッピー。
大好きな黒ホッピー。
美味い!美味い!
いつもとまんま同じコースである。

ではここで第3の酒、日本酒ハイボールの登場だ!
こういったお酒は飲む直前10分かそこら
冷蔵から冷凍庫へ移し、キンキンに冷やしていただくのが僕の流儀である。
ってかこの時点で結構ベロベロだから
訳のわからん酔っ払いのバカこだわりが出始めてきているのだな。
人間、酔ったら何すっかわからんものである。
意味不明な行動をとる。
その類だな。
なーにが流儀だか。
ただの泥酔おやじの無駄なわがままである。

その泥酔おやじ、ニッコニコ顔で冷凍庫から日本酒ハイボールを取り出しテーブルへ。
栓をシュポンと抜き
ハモの湯引きを酢味噌につけて口に放り込んだ後
このお酒を喉に流し込んだ。

ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ
「ん?」

これ
思っていた味と違うっ!

頭ん中と現実の味のギャップを感じた瞬間の驚きといったらない。
とりあえず飲み干さずビンをテーブルへと置いた。

日本酒のハイボールとはまた不思議なものよとは思っていた。
ただこの手のお酒は結構フルーティなイメージがある。
フルーティか、又はレモン・ライム風味ですっきり爽やかなイメージだ。
つまりは「女性をターゲットにした飲みやすさ」である。

おっさんも、時には甘ったるい乙女アルコールを欲するのだ!
乙女に飲んだくれたいのだ!
おっさんなのに1人女子会したいのだ!
意味不明!
だからほら、酔っ払いの訳わからん発想と行動が現れはじめたのだな、これ。
甘ったるいお酒にキュンとしたい!
そこんトコを大いに期待して、この日本酒ハイボールを購入したのだが
これ、予想とまるで違った。

日本酒の、ハイボール
そのまんま、清酒のソーダ割り
何のひねりも無いじゃねーか!
ひょえ~っ!

ビンを見る。
アルコール8パーセント!
高い!ここ見逃していた!
この手の飲料は低アルコールであって欲しい!
乙女おっさんの願いである。
アル中おっさんは日本酒大好きなのだけど
歳をとればとる程、日本酒に対して身体が弱くなっていて
飲むと直ぐに酔っ払ってしまうのだ。
乙女は清酒に弱いのだ。

これは、これはヤバイやつだっ!
不味くはないけど、今はこの気分じゃない!
おっさん、今はそう、乙女に酔いたいのである!

もったいないけど、捨てた。
おいおい。

日本酒ハイボール
しっかりおやじ酒!
こいつは美味しいおやじの癒し酒である!
今度はそのつもりで飲もう。

で、再び第1の酒、ビールに戻ったわけ。
ただの飲み過ぎおやじ。
なーにが乙女だか。
いい加減お酒のダラダラ飲みはお止め!
なんつって。

めけめけ~。

写真。日本酒ハイボール。

お土産シリーズ・新潟&バカはがき。

2011年08月27日 12時13分12秒 | 食にまつわるシリーズ
冒頭のこれが
届いていました。

出張から帰宅したらば、郵便受けにあった自分から自分へのふざけた残暑見舞い。
ドー○ーイン金沢の変企画、ドー○ーいんこの残暑見舞い。
先日記事に書かせていただいた、おかしな残暑見舞いです。
そりゃ出せば届く!郵便屋さんが頑張って届けているんだもの!
まあ、これも一種の出張土産。

ってなわけで、ここでひとつ
お土産シリーズ!
いつものです。。。

出張帰りに自分から自分へ買った土産を紹介して食う企画。
今回の最終地は久々の新潟。
仕事終わり、ちょー美味い立ち食いそば食べた後
新幹線駅構内で大汗かいて買った土産ども。

まずはこいつだーっ!

『笹もちだんご』
パッケージングのど迫力!
ずっしり重厚です!
以前新潟で笹だんご買って食ったら美味かったので、またつい購入。
その以前のとは別のバージョンです。
中身がちょいと残念
多分日持ちをかなり意識したんだろう、真空のパック2袋に小分けされておりました。
以前買ったものはちゃんと1つ1つ笹にくるまっていたもので
開けてがっかり!ビニールに入ってる!
でもこれ、食べてびっくり、美味しいっす!
しかしあれ、やっぱし笹もちだんごってんだから
笹に包まれたものを、こう、笹ひらいて、パクつきたかったな~。
お土産にも気分が大事!
人工パッケージより自然パッケージを!

以前の賞味期限偽装もんだい等以来かな
お土産の販売の仕方やパッケージングが徹底されていて良いんだけど
土産の空気感を阻害するほど、過剰徹底されている部分があるんじゃなかろうかって
日本全国あっちゃらこっちゃらで土産買っている者としてつくづく感じております。

まあ、それはそれとして、話を戻して、次の新潟土産はこれ

『柿の種クランチ』
元祖柿の種を砕いてチョコクランチに入れたもの。
そしても1つこちらもあわせて購入

『柿の種ホワイトクランチ』
柿の種を、こちらはホワイトチョコクランチに入れたもの。
どちらも一緒に食べてみました。
微妙!
これは好き好きです、多分。
甘さ控えめ、で、リアルに現れる柿の種まんまの味。
ミックスされて、次なる別な味が生まれているなら面白いんですが
チョコ!柿の種!と、おもいきりざっくばらんに味が来る。
不思議なお菓子です。
なんだかんだ言って、完食。
お茶やお酒と共に食べたら、いけます!

さてさて
福井~石川~富山~新潟と渡った今回の出張も先日無事終了。
終わりあれば、始まりありってなもんで
また直ぐに、どこかへと営業に出るわけでして。
今度はどちらへ行くやら。

お土産シリーズ新潟編
おしまし。

めけめけ~。

写真。お土産シリーズ。

残暑にまじる秋の味。

2011年08月26日 19時08分50秒 | お酒&泥酔シリーズ
ここのところ涼しい。
しかしまだまだ半袖。
冷房効いているトコは効いてるし
暑がりには丁度良い環境な気もする。
でもあれ、湿度が高いこともある。
なんかベタベタして気持ち悪いこともある。
先日まで肌寒く感じることもあった。
近々また多少暑くなるようだ。

残暑はどうなの?はっきりしない季節に
冒頭のビールを発見!
季節限定、お馴染みキリン『秋味』である。
隣に写るはサントリー『秋楽』
一緒に買ってみた。

秋定番の秋味が現れるとは
季節はすっかり秋なのか
はたまた秋先取りなのか
これって時期的に早い?妥当?
まぁそんな事いいじゃないか!
ひとまず飲む!

プシュッ
ゴクゴクゴク…
ゴクリ。
ぷはぁ~っ!
美味いっ!

独特のこの濃い味がたまらん訳!
ちょびっと贅沢缶、いやいや贅沢感
飲兵衛、秋の楽しみの1つである。

東北の秋刀魚の水あげがニュースにもなっていた。
すっごくうまそうだ。
夏の味覚ん中に、ちょいちょい秋の味覚が出始めてきた。
そんな先行秋に胃袋がつられて
何だか食欲わきすぎて
最近食いすぎで一層デブり気味である。
早め秋太り。
骨の髄まで先走って
早々身体が秋に染まりつつある。

食はもちろん
秋は何をするでも丁度良い季節な気がする。
はかどる秋である。
やがて来る寒い冬の序奏
それまでいかにして様々蓄えておくか
そんな企みを上手く成立させてくれるような
秋はそんな季節である。

楽しくて、色々吸収して
秋深まる頃には何故か切なくてたまらんくなる。
活動の秋が終わる哀しみなのかもしれないし
食いしん坊な身体から
ただただ蓄えを維持する脂肪の嘆きなのかもしれないし。

喜怒哀楽の秋。
春が赤子で夏がガキんちょなら
秋は大人な時期である。
じっくりと落ち着いた楽しみと
そこから得られる充実した喜びがそこにはある。
秋があるから、老後の冬に落ち着きが得られる。
心身供の寒気にも耐えられるのである。
なんて思う。

秋は何か「浮わついたガヤガヤしたものは引っ込んでろぃ!」的渋さがある。
ガヤガヤしたものが引っ込む代わりに
贅沢お腹が出っ張るのである。
それでも構わないと思わす空気感が
秋にはある。

最近の異常気象で
日本から四季がなくなりつつあるなんて話をよく耳にする。
特に春と秋はぼやけてきているらしい。
かわいい春と色気な秋が無くなって
何が情緒なもんか。
無駄な性欲バリバリの夏と
枯れた冬だけの四季
あまりにも寂しい。

暑い寒いを上手く繋ぐ曖昧な温さ
特にこの秋ってやつは
僕らが欲望を満たす為の立派な刺激ブツなのだ。

秋の夜長の秋の味
濃い~味
秋だけの大人な贅沢。
今宵も一杯、頂こか。

めけめけ~。

写真。ビール。

展示の大会。

2011年08月25日 20時17分28秒 | 動物王国
ペットとは究極のオモチャだと思うような時代から
ペットとは究極の癒しであるなんて考える時代となり
いまやペットは完全に家族の一員となった。
もはやペットはペットではない。
友達、兄妹、息子娘、孫の領域だ。
人によってはパートナー
彼彼女的存在にもなりうる。
世の中そんな風潮である。

しかしやっぱりペットはペットである。
犬は和彦さん、猫は由美子さんとかではない。
なんつって。
犬は犬、猫は猫と尊重し
仲間として最後まで共に暮らせるか
しっかり考えた上で責任をもって迎え入れる必要があるのだろうと思う。

本日そんなペットの為の用品やフード等の展示会を見に
幕張メッセへ行ってきた。
ペット用品を製造卸しているメーカーとしては
しっかり責任をもって
様々な動向を見て把握しておく必要があると思ったからだ。

展示会は今日から日曜日までの4日間行われる。
今日と明日は販売店さん対象の仕入れ商談会
土日は一般消費者対象の即売イベントとなる。

今回のこの展示会を
僕はかなり楽しみにしていた。
普段見られないメーカーがたくさん出展しているし
イベント的にも楽しそうだったからだ。
前評判も、楽しげな情報がたくさん聞こえてきたし
ネットやDMでもそれは伝わってきた。
それと、この展示会イベントがまったく新しいってのも魅力だった。
第1回目のものには勢いがある。
今やそんな勢いが、世の中市場には必要なのだ。

期待いっぱいで会場に入る。
しばらく見て回り、ふくれた期待はみるみるしぼんでいった。
まさに勢いが足りなかったのだ。
会社を引き継ぎ、新商品と日々格闘している僕からしたら
展示会に必死さがまるでないように感じた。
来場者に活気はあるんだけど、展示会自体それが薄い。
提案する側がされる側をグイグイ引っ張らんで何が展示会かと思ってしまう。

どこのブースからも「厳しいですわぁ」なんて嘆きが聞こえてきてしまう。
厳しいのは皆同じ
厳しい世の中だからこそ、時間と経費を割いて
日本全国各地からみんな幕張まで足を運んでいるのだ。
出展業者の嘆きを聞きにきている訳ではない。
「厳しい」先を、皆知りたがっているのだ。
厳しい、けどうちはこれを提案します!どうだ!
っちゅうそんな見事な攻撃を喰らいたがっているのだ。
僕も同じだ。

なのにブースはといえば
ただただ並べてるだけ~みたいな会社だらけ。
「売り」ってやつがまるで見えてこない。
専門店商材の展示会なのに
量販店商材の展示会みたいだ。
ステレオタイプに、四角四面に
まさに“展示”会をしてしまっているのだ。

ただ展示してたって今時そう易々と響いちゃくれまい。
メーカーの個性と商品の特徴を明確に
「売り」を明らかにし
受け手に優しく伝える仕掛けでもって
きちんと提案すべきである。
と、生意気にも思う。
何だかひじょーに残念だった。

それにあれ
そもそもこの展示会イベントの主催自体もダメな気がする。
展示仕入れをメインにしたいのか
一般消費者への販売をメインにしたいのか
どっちつかずでグダグダな気がした。

販売は土日からなのに既に今日からバンバン販売していたし
しかも販売ブースには下品な赤文字で「激安」「セール」の文字。
そんなどっちつかずのコンセプトが
出展業者のスタンスを崩しているようにも思えた。

木金、土日
仕入れ、販売
くっきり分けるイベントならばそれなりのシステムが必要だったろう。

こういった展示会イベントは
続けていこうと思えば尚更「品」が大事になる。
下品なイベントはそれなりのまま終わってゆくものだ。

僕個人的には
広い意味とても勉強になる展示会イベントだった。
今や家族の一員として責任をもって迎え入れられている
かわいいペットの為のイベントだ。
こちらも責任をもって
せめて勢いと品を保ち提案してもらいたいものだ。

でないと飼い主さんと相対する専門店さんの顔が
歪んでしまうもの。
ペットライフ
楽しくね、行きたいものね!

めけめけ~。

写真。会場。

自分と勝手。

2011年08月24日 18時02分34秒 | テレビ番組シリーズ
昨晩の島田紳助会見は衝撃的だった。
一夜明け、今日になって続々と明らかとなってゆく事実もまた衝撃的だ。
それはこないだのミュージックステーションのCoccoの骨とヨダレ同等か
いややっぱそれ以上の衝撃があったかもしれない。

それと、今朝のワイドショーで見た道行く人の反応。
あの会見直後
どっかの路上で無作為に
島田紳助氏が引退した事実について
聞いて回った街頭インタビュー。
どっかのおっさん
「もしそれ(暴力団との繋がり)が本当だとしたら
島田紳助大っ好きだったのに、一気に大っ嫌いになっちゃうな。
もう既に嫌いになっちゃった」
人の感情の浅はかさと単純さと危険さに
今更ながら勝手に衝撃だった。

人間てやつは…と思ってしまった。
見事な流され感情だ。
流されて、コロコロとよく転がる。

所詮この世はそれぞれが生涯自分の中での自分物語の主人公だ。
出来事は自分物語の中で好き勝手に裁かれる。
自分と他人が交差する。
体験する同じ出来事でも
各々の自分物語の中でそれは全く別な解釈となる。
各々寄りの解釈に。
それは僕も同じ。
それがいいか悪いか
いいんだけど、あらためて
人間やっぱ軽いなぁとか思っちゃった。

自分で調べて、自分で見たものをしっかり信じて生きるスタイルがあるとして
でも流されたり振り回されたりしながら
「一気に大っ嫌いになっちゃう」のも分かる
けどなんかモヤモヤする
正直なトコである。

好きだったのも自分
嫌いになるも自分
しかしそれを決めるにあたり
自分はどこまで自分であれたか
そう問いたい。

別に僕は島田紳助氏のファンではない。
勝手に言えば好きか嫌いかどちらかといったら
しゃべくりは好きだが、あとはどちらでもない。
だから今回の島田紳助氏云々は僕が生きる上で正直どうでもいい。
ゆえに、街頭のおっさんの言ったことも
どうでもいい上で正論であろう。

どうでもいいけど衝撃は衝撃である。
島田紳助氏を凄い人だなぁとは感じていたからだ。
会見をみて、だからといってその感じていた事は変わりはしない。
だってこれはただの事実であって
僕個人の庶民としてはどうでもいいことで
そしてテレビファンからしたら少し、いや結構残念な事でしかないからだ。

人に衝撃、テレビに衝撃
フジテレビ問題といい、震災原発報道問題といい
テレビがアナログからデジタルへ変わった今年
そもそもテレビ自体も変わらんといかん!ちゅう気がする。
根本は結局携わる人間の問題
人間の作る世の中、全て人間の出来次第なんだとは思うが
それを踏まえて、テレビやマスコミってのは何かちっと変。

昔を知らないから比べようがないけど
僕の大好きなテレビも潮時なのかなぁ。
そう思いたくないが仕方ないのか。
全体的視聴率自体が低迷しているのを時代と不況のせいにしているが
責任は作り手、そして視聴者、関わる人間にあると思う。

浅はかで軽い気がする。
視聴者をなめてるし視聴者もテレビをなめている。
惰性に慣れている。
刺激に萎えている。
製作、出演者、スタッフみな責任を置き去りにし
自分達の生活の為に番組を作り垂れ流している。
本気でテレビをどうにかしてやろうと考えて動いている人間が
果たしてどれだけいるだろうか。

個々が自分物語の主人公なら
自分物語の中の出来事に
しっかり責任をとって生きるべきである。
中身はどうあれ
ああいったカタチである意味責任をとった島田紳助氏は
テレビ全般的に考えて無責任でもあるが
彼の自分物語の中では
しかししっかりと責任を果たせたのかもしれない。

昨晩、新潟のホテルドー○ーインの部屋で
求人雑誌に載せる求人原稿の直しでしかめっ面しながら
この衝撃会見を見て思ったことである。

僕個人の自分物語の中で
勝手に思った事を勝手に書きつつ
新潟を後に、東京へと戻るのだった。

めけめけ~。

写真。新幹線MAXトキ。

辛いっ!

2011年08月23日 20時02分00秒 | 出張中の日常シリーズ
久しぶりの新潟である。
どんくらい久しぶりかというと
お取引先さんの店長さんが退職し
担当さんが結婚し
当社商品の棚が他社に占領されるくらい
久しぶりだ。

「そうすか
店長さん辞めたんすか
挨拶したかったなぁ
え、田中さん結婚して今井さんになったの!?
おめでとうございます
で…ところでうちの棚
何だか凄い事になっとりますが
うちの商品じゃないのがいっぱい乗っかっとりますが
あはは…あれ
退かしてもいいすか」
なんてチグハグな会話を長岡で繰り広げちまった。

新潟
おおまかに
繰り上げて
約1年ぶりである。

ほったらかしていた訳ではない。
電話はしていたしカタログも送っていた。
行けていなかっただけ。
新潟?当分行かんでいいんじゃない?
っちゅう先代の理不尽な根拠なき命令もある。
会社引き継ぎのバタバタでタイミングを見失ったってぇのもある。

こんなにご無沙汰していたにも関わらず
ウェルカムでいてくださる新潟
ひじょーにありがたい限りである。

久々の新潟は曇り時々雨だった。
天気は相変わらずだ。
新潟らしいっちゃ~らしい。

じめじめした長岡を
変な汗流しながら回る。
んで新潟市内へ移動して
また変な汗回りだ。
あちこちご無沙汰に対する苦情への言い訳でまずは大忙しだった。

今回の出張は何故だろう妙にくたびれる。
何がどうってわけではないが
くたびれる。
電車やバスはもちろん
タクシーでも眠くてウトウトしてしまう。
ホテルで晩酌すれば直ぐ眠くなるし
とにかく朝が辛い。
頭も身体も重くてきついのだ。

上手いこと身体が休めていないのだろう。
リズムを見失っているのかもしれない。
疲れた身体で無駄にサウナに入り過ぎってのもあるかも。
適度が望ましい。

それと仕事のタイミングで朝昼食えなかったり
かと思えば食いすぎたりと極端になっている。
これもいかんと思う。
内臓からくたびれてしまっているのだ。
現に口のまわりが荒れ出している。







うう

グー…

なんて電車の車内でこれ書いてる時も
何度も何度もウトウトしてしまった。

ゆっくり
リフレッシュしなければ
出張はまだ続くのだ。

今日昼に長岡駅で「ピリ辛肉つけ麺」てやつを食べた。
ピリ辛に味のついた肉が盛ってあるつけ麺かと思い頼んだら
ピリ辛なのはつけ汁で
肉はただの肉だった。
ならば「ピリ辛汁肉つけ麺」
もしくは「ピリ辛、肉、つけ麺」
それか「ピリ辛つけ麺 無味肉のせ」
と書け!
自分、ピリ辛は汗が出るからそんな好きじゃないのだ。
っちゅうか味は好きだけど汗が嫌なの!

食べるラー油みたいのがどっさり入った
辛そうなつけ汁を眺め
やっちまった~と思った。
でも仕方ない
運ばれてきて今更キャンセルも出来まい。
僕はそいつを
おもいきりすすった。

ズズズーーーーーーッ!

汗、ダラダラーーーーーッ!

何となく
体調がおかしくなるのを感じた。
うまかったんだけどさ
辛かったのよ。

で、関係ないんだけど
今ホテルで
モウレツな腰の痛みに襲われている…。

持病の
ぎっくりか?

グギッて感じで
辛(から)いっ!
じゃなくて
辛(つら)いっ!

めけめけ~。

写真。特急北越。

経緯。

2011年08月22日 18時15分52秒 | 出張中の日常シリーズ
石川県から富山県へ入り
昨晩は富山に泊まり
例のドー○ーインでのんびりして
本日富山市内から黒部市までグルグル回って
只今、新潟へと向かっている。

富山は何もかんも、店が閉まるの早いような気がする。
夜、どこかしこもきっちり閉まるから
ただでさえ寂しい感じの駅周辺や商店街周辺は
僕らたまに来る者からしたら
もっともっと寂しく感じてしまう。

名古屋の土日も
それと匹敵するくらい閉まるの早くて寂しいが
こちらは年中らしい。

それに水曜日はあちこち完全休業で
水曜の、それも遅めの夕方は
悲しくなるくらい寂しかったりする。
2度程水曜日に富山に泊まって唖然としたのを覚えている。
真っ赤な夕焼けが黒く塗り替えられ
夜の戸張が下りたら街から人が消えた。
極端に言うなれば“な~んも無くなる”イメージだ。

お取引先さんから聞いた話では
富山はそこらへんきっちりしていて
夕方早目の時間にスパン!と閉まるらしい。
そんでたんす預金額日本1ってなくらいケチなんだとのこと。
石川の方も、そして当の富山の方でもそうおっしゃる所をみると
それは当たらずとも遠からず
あながち間違いではないのかもしれない。

たんす預金は分からんし
富山のお取引先さん皆別段ケチじゃないから
そこらへんも僕にはあんまし分からんのだが
店が閉まるのが早いってのはよく分かる。
探せばあるだろうし
地元の方々からしたら
例え早くとも暮らしてる方からしたらなんも問題なんて無ぇ!てな感じだろう。
その通りである。
その土地土地の生活観やリズムがある。
僕が夜でもちゃんと開いている店を知らないだけだ。

とかなんとか言って
じゃあ今まで夕飯はどうしていたのかっちゅうと
もっぱら100パー富山の夜は
ホテルの目の前のセブン○レブンだ。
僕はコンビニん中でグンを抜いてセブンが好きである。
だから別にそれでも全く構やしない。

ここ富山のセブンには
以前から気になる店員さんがいた。
多分中国の方だろう、ネームプレートにも中国名が書かれ
接客は片言の女性である。
何が気になるって
この店員さんの働きっぷりがである。
手際、動き、接客、気配り
何をとってもこちら客からしたら大満足の仕事っぷりなのだ。

どんな経緯で日本に来て
何故に富山のセブンで働いているかは
全く知る術も無い事だが
この中国人の店員さん
実に凄い。

とにかくよく働く。
見る限り1人で2.5人分は働いているように思える。
“出来る”の最上級クラスだ。
富山へ来てセブンで買い物する度に
その店員さんを見てスゲーな~と思っていたものだ。

今回も彼女はセブンにいた。
彼女はレジにいた。
しかし実際レジを打っていたのは
年齢50過ぎくらいのおじさんだ。
おじさんは震える手でバーコードをかざし
ピッ「ひゃ、105円が1点!
に、に、252円が1点!」ピッ
と叫んでいた。
その叫びや動きを、中国人店員さんが斬る。
「違ウ!オソイ!サッキ教エタハズ!」
「すみません!」
「謝ラナイ!手ヲ止メナイ!」
「すみません!525円が1点!
あれ、バーコードが!ピッてならない!」
ピッ「あ、なった!1点!」
「温メ聞イタカ?」
「あ!」
「アナタ全然ダメ!」
「す、すみません!」
新人指導をしているようだ。

どんな経緯で
こんな年齢のおじさんがコンビニバイトの新人で入って来たかは知れない。
普通ならモウレツに切ない状況である。
しかし、彼女、中国人店員さんのかなり割り切った指導っぷりが
おっさんに漂う切なさを打ち消していた。
気持ちいいくらい、容赦なく厳しいテキパキとした見事な指導なのである。
仕事に徹底した理想的なカタチだ。

何かでおっさんが意見をしている。
言った言わない、やったやらないで抵抗している。
何を言われたのか
ちょっとムッとしている。
中国人さんその件に関しておっさんとやり合う事無く
迷わず淡々と店長を呼んだ。
店長に問う。
おっさんの間違いと無駄な抵抗が明らかになる。
おっさん、謝る。
凄い展開だ。

このおっさん
本当入りたてなのだろう
本人の内で踏ん切りがつかず
何か必死にもがいている感じだ。

レジ僕の番だ。
「いらっしゃいませこんにちは!」
おっさんは心苦しいくらい叫んでいる。
おっさんまた温めを聞き忘れた。
ハシの本数も聞き忘れ。
そのたびに中国人さんから「全然ダメ!」と指導を受ける。
ダメ出しするたび直ぐ仕事フォローをする中国人さん。
フォローして、指示を出す。
指導しつつもお客に嫌な思いはさせない。

おっさんが中国人さんに聞く
「このスナック菓子
わ、私打ちましたっけ」
「知ラナイヨ!」
すかさずお叱り、そんで見捨てる素振りでフォロー。
そんな光景に見とれる僕に中国人さんは言う。
「イマ、夜ノ割引キャンペーンヤテオリマス。
クーポン使タラ、コチラトコチラ、安クナリマス。
私クーポン切リマスカラ
是非使テ、値引シテオキマスネ」
中国人さんには損にも得にもならんのに
僕のためにクーポンを切り離して会計で使って値引いてくれた。
凄い、凄い気配りである。

お会計を済ませた。
相変わらずおっさんは叱られていた。
中国人さんが時計を見る。
おっさんに
「ドウ?疲レタ?
時間デス。
ユックリ休憩ドウゾ」
中国人さんはおっさんにむけて
ニッコリと最高に優しい笑顔で微笑んだ。
おっさん叫ぶ。
「すみません!」

僕は
セブンからホテルへ戻った。

人に仕事を教え
育てるということの
そのカタチのありかたと
やり方の重要性っちゅう事を
考えさせられた。

業種や人によって育て方も様々であって良い。
優しく丁寧に、厳しく押し付けて。
様々でよいが
結局は受け手次第である。
そこを教える側が
どこまで必要に割り切れるか
それが新人の為になってゆくのかもしれない。
いい現場を見た気がした。

めけめけ~。

写真。富山より。

残暑お見舞いんこ狩り!

2011年08月21日 18時03分37秒 | 出張中の日常シリーズ
福井から金沢へ入り
昨晩は金沢で宿泊。
金沢には常宿が2つある。
ド派手な女性社長のホテル、ア○と
僕の大好きなチェーンホテルドー○ーインである。
予約の際この2つを天秤にかけ
その時空室あって安いプランのある方を選択している。

僕の感情は常にドー○ーイン寄りだ。
まず、ドー○ーインに空きがあるか調べて
安い部屋が無い場合ア○を調べる順序である。
ア○のシングルは狭いし窮屈だからくつろぎに欠けている気がする。
大浴場は広くて良いが、サウナの温度が低い。
良い点は、いつでも安いというとこ。
ビジネス利用ではそこが一番重要視されるとこであるから
ドー○ーインが高ければ迷わずア○なのだ。

ドー○ーインは部屋が広くてきれいである。
大浴場も広々、サウナも適温だ。
時期によってスゲー安かったりスゲー高かったり値段のバラつきがあるが
大概はなんもなければリーズナブルである。

で、昨晩はドー○ーインに宿泊した。
相変わらず面白くくつろげる良い宿だ。
今は冷やしシャンプー
先日ドー○ーイン津に泊まった際貰った
おかしな名言の書かれたうちわも健在
夜鳴きそば無料提供も未だきっちりとつづいていた。
おかしな企画満載も、まったくブレずに大概継続している。

そんな中、新たな“変サービス”を発見した。
冒頭写真参照
ドー○ーいんこ残暑見舞い絵はがきサービスである。

フロント横に特設スタンプコーナーが設けられており
絵はがきが山積みで置かれている。
ご自由にどうぞとばかりに積まれたそれを1枚取って
下の余白に備え付けのスタンプを押す。
スタンプの絵柄は
そう、もちろん
このホテルのイメージキャラクターであるドー○ーいんこ
そのご当地バージョン
金沢加賀友禅いんこである。

で、上部分のスイマードー○ーいんこのイラストふきだし部に
まるでドー○ーいんこが喋っているかのように
自由にコメントが入れられるようになっている。

なんかひとこと書き
宛名面に送り先住所等を書いて切手を貼って投函すれば
その土地土地のドー○ーインでの思い出と共に
残暑もお見舞いできちゃうっちゅう
狙いが良く分からんサービスである。

この意味不明さに度肝をぬかれた。
とんでもおかしい凄いサービスである。
ひとまずひとこと書いてみる。
「暑いイ~ン。
お身体ごじあイ~ン」
こんなバカげたハガキ、出すやついるのだろうか。
ここにいた。
今朝、コンビニで切手買って貼って自宅へ出してみた。
ドー○ーインも意味不明ながらそれに乗っかってみた自分もバカだ。
まぁこういうのは、とりあえずやったもん勝ちだしね。
って、何に対する勝ちなんだか。

何でもイ~ン
楽しきゃイ~ン
狙いが客に届かずの
一方通行な気もするが
次々くり出すこの可笑しなサービスに
まったくもって感心の連続だ。

さて
今度はどんな間抜けでバカバカしいサービスをしてくるやら
泊まるたび、そんな楽しみが増える
不思議ちゃんホテル
ドー○ーインは
僕のイチオシホテルである。

めけめけ~。

写真。残暑見舞イ~ン。

朝からそばかよ!

2011年08月20日 15時36分49秒 | 食にまつわるシリーズ
「眠いっ!」
本日より出張。
九州から帰ってさほど間もないが
予定は、予定だ。
今回の土地は北陸&新潟。
特に北陸は何故だか知らんが僕が行くと必ずちょー暑い。
季節問わずである。
雨男とはよく言われるが、暑男…。
昨日から涼しくなってくれているのが救いである。
とかなんとか
やっぱりまだ残暑厳しくあってもほしいとも、ちと願う。
ひじょーに矛盾しているが仕事的にね
季節商品、最後の追い込みでダダーッと売り切りたいもんで。

涼しくて気持ちい~けど暑くなれ~的思い。
半分涼しく半分暑く
イメージで言えば半分ブルーで半分レッド
アイスパナップ?
シマシマ模様に入り交じった複雑な感情だ。
複雑?ただ雑な気もするが。

電車に乗ってガタゴト回っている。
やけに家族連れが多い。
あちこち、家族。
そっか、今日は土曜日か
なんて気付く。
もはや曜日の感覚が無い僕。
夏休み大詰めの土曜日
ファミリーでピクニックへなんて塩梅だろうか。
んー…
ピ、ピクニックて…。

さて今朝は午前10時に福井駅前へ到着した。
腹減ったし、胃が動いていないから何となく口臭いので
何か食べてからお取引先さんへ行こうと構内をウロウロ。

驚いたのは立ち食いそば屋さん。
昼まだ遠い時間なのに店内凄い人の数である。
並ぶ列は入口から外へはみ出すくらいだ。

そういえばここ福井の立ち食いそば屋さんはいつも朝から混んでいる。
っちゅうか北陸の立ち食い屋さんは大概そうだ。
てかあれだ、関西もそうかもしれない。
気軽に食べられる、駅構内の立ち食い屋さんは
朝、サクッとそばをすする人でごったがえしているイメージだ。
そんな光景をよく見かける。

これ東京だとまるで見かけたためしがない。
都内の立ち食い屋が朝から激混み!
イメージがわかない。
どの店も一様に
朝、西は混んでて東はそうでないってわけではないと思うが
僕にはそんな勝手な印象が強い。

僕だって関東やそこら回ってて
朝から立ち食いでうどんやそばはすすらない。
ちょっと重い気がする。
しかしこちらでは見ていてひじょーに軽い感じだ。

だからここ福井では
毎度ついつられて朝からそばを食べてしまう。
食べてみればこれ、さほど重いもんじゃない。
朝からだろうと軽くペロリである。
多分単純に、美味いからだろう。

僕はこっちの地域へ来ると
にしんそばを必ず食べる。
昔は「そばに魚が入ってる!?ウゲーッ!」とか思って食わずにいたが
ためしに一度食べてみて完全にハマった。

にしんそば、そういや東京じゃあまり見かけない気がする。
目に入って来ていないだけなのかもしれない。
でもやっぱりあんま見ない。
こちらではメニューに必ずあるのに。

今朝も当然立ち食いで
当然にしんそばをすすった。
贅沢に玉子をおとして。
北陸、立ち食い、にしんそば
眠気覚ましにゃぴったりな
最高の美味さである。

めけめけ~。

写真。にしんそば。

伝え達。

2011年08月19日 19時13分46秒 | ほのぼの日記シリーズ
言葉は難しい。
足らないと上手く伝わりにくいし
多くても混乱を招くし。
丁度良くきまった、と思っても正確とは限らんし。

意思や情報を上手く正確に相手に伝えるって難しい。
それは言葉、文字、絵、図、映像等々
どの手段をとっても簡単にいかんものだと思う。
手段が多けりゃ容易に思えるが
そう思える事ほど、難儀なものなのである。

伝えるコツをつかんでいたり
慣れている人がいたとしても
本当に、バッチリ100パー相手に伝わっているかどうかは分からない。
手段としてのコツ、慣れゆえに下手を打つ事だってあるだろう。

僕は日々、そこらへんの事で迷ったり考えたりしている。
それは当然仕事でも、そして何気ない日常会話でも
このブログを書いている最中でも
言葉を使う様々な場所で考えてしまったりしている。

表現や単語のセレクト
イントネーション、強弱
文章や内容そのもの
お話の艶、間、弾み
そんな全てをひっくるめて
これでいいのか?
と自らを疑ってしまう。

自分の思いを伝える事と共に
情報の伝達は難しい。
見聞きした情報を自分の言葉で上手く第三者に伝えなければならない。
情報に不足があっても、誇張されてもまずい。
違った意味合いで解釈されてしまってもいけない。
情報は、正確でなければならない。

仕事上、あらゆる場面でいつも悩む。
ただ、悩んでばかりじゃ全然先へなど進まないので
悩むことを忘れるようにする。
あまり意識せず、とにかく伝える。
で、後によくよく考えて
失敗したかなぁ
と、思う。
営業でも社内の指示でも何でもその繰り返しである。

ふとしたときに、いつも思う。
もっと勉強していれば良かったと。
僕の頭は単語不足。
漢字も苦手で、あらゆる知識に乏しい。
数学だって何だって
もっときちんと学習しておけばよかった。
文章を組み立てる力や読解力等がしっかり身に付いていただろうに。
今からでも遅くないと
様々考えもがいたりしてみている。

上司や目上の方と会話しているときよく
察しなさい!などと言われる事がある。
いつもなんちゅう理不尽な!と言い返したくなる。
超能力かよ!と。
だいいち察するなんてのが成立するのか?
ただのクイズ染みた偶然の産物の積み重ねなんじゃねーのか?
しかし、世の中あらゆる場面で察する関係は成立していたりする。
ツーカーみたいな。

言葉っ尻や雰囲気、間や人となりや流れから
その人の言わんとしていることをよむ。
というか感じる。
しかも無意識に、自然に。
そんな摩訶不思議な伝達もある。
スゲーな~と、思う。

よく、行間を読む、なんて事も言われたりする。
そこから見えてくるものがある。
ただそれは多分まったく共通ではないだろう。
しかしそこから個々の解釈は果てしなく広がり
それは決して悪い方向へは行かないから不思議だ。

以前お芝居をしていた頃
脚本の裏側やト書きをお客さんにどう上手く伝えるか
必死に悩んで考えていた事があった。
必要にそこにこだわって公演を打った芝居が1本あった。

目に見える役者の仕草や表情のカタチのデフォルメから心の裏側を伝える。
また、心を作り、気持ちが反映した自然の流れでの仕草や表情で
真の心やその人物の考えを伝える。
両者のカタチから
そこに起こる客席の反応を探る。
狙い通りならば、笑いが起こるし感動を誘うし。
でもやっぱり捉え方は人それぞれだ。
反応も千差万別だった。

こちら劇団サイドは団員一律統一感を持って作っちゃいるが
お客さんは同じ人間でも、みなそれぞれ違った時間軸で生きて来ている。
そんなんで良いのかもしれないが
そこから先
本当ならば感情の出来る限りの統一を研究すべきだったのかもしれない
とも今更ながらに思う。
エンタテインメントが確固として存在するんだもの
そこん所の共通な道筋はあるだろう。

以前、スタジオジブリの製作風景ドキュメントで
微妙な表情や動きへのこだわりを見た事があった。
コンテを、幾度も狂う程書き直していた。

微妙な部分で解釈が変わる。
限りない努力の微妙なこだわりで
伝える側の言わんとする事が
よりしっかり受け手に伝わる。
情報は微妙な違いを見せ千差万別かもしれないが
違いの幅は狭かろうし
方向は決して悪くない。

先日、風呂でスピリッツ掲載漫画あさひなぐを読んでいて
やっぱりそんな事を感じ考えた。
コマ間、セリフ、登場人物のかすかな表情
そこから伝わるものがある。

人は伝える生き物である。
伝えたいという思いが
日々交差して
世の中は進んでいる。

伝えれば伝わる。
どう伝わっているかは
受け手にしか分からない。
伝えた側は信じるだけだ。
受け手は伝わった情報を元に
また誰かにそれを伝えてまわるだろう。
そして情報は
未来へ交差する。

めけめけ~。

写真。スピリッツ。

水玉のやつ。

2011年08月18日 18時48分49秒 | ファッションシリーズ
最近お気に入りの帽子。
ドットがちょーイカす。
某スポーツ系ショップで一目見てヤられちまった。

つまりは一目惚れ。
ちょー衝動買い。
バッグを買いに行ったのに
肝心なバッグを忘れてしまう程気に入った。
本当に、バッグ買い忘れた。
翌日再び慌ててバッグを買いに走った。
本当、惚れ惚れする帽子である。

見よ!
冒頭のを!
この無駄無きかわいさ!
永遠のキュート、水玉、ドットの配色!
そんでカタチ!
たまらんっ!
たまらん帽子
玉乱帽だっ!

最近の大ヒット
今週の第一位
ちょーお気に入り
スーパーかっこE帽子である。

僕は大の帽子好きである。
1年365日毎日帽子を頭に乗せて過ごしている。
過去買った帽子の総数は計り知れない。
故に、実家へ置いてきているものをあわせると
かなりの数の帽子を持っていることとなる
が、持っているだけで
しょっちゅうかぶっているものは大体決まっている。

最近ではドクロのハンチングか龍のハンチングか
冬だと黒のハンチング
っちゅうかメインはドクロばかりかぶっている。
以前コブラのハンチングを持っていた時もそればっかだったし
ゴブランのハンチングん時もばっかだった。
お気に入りをいっぱい持っているのに
バカの一つ覚えで
選りすぐりのお気に入りを頭の上に常備しているのだ。

それは靴と同様。
以前、お気に入りの靴ばかりはいているから
壊れてはけなくなる頃合いが早い
って記事を書いた事があった。
帽子もそれと同じで
お気に入りばかりだと早くくたびれて臭くなる。
だから幾つか持っといて回しかぶりがGoodなんだけど
なかなかそうもいかない。
ちょーお気に入りなどそう易々と見つからないもの。

靴は、結局、基本1種しか持っていない僕。
そりゃ選べようがないわけだが
帽子はよりどりみどり、たくさん持っているってのにさ
おかしな話だ。

で、今回
グッとくるやつを見つけた。
かわいい水玉帽子。
ちょーお気に入りが増えたから
これでドクロの帽子ばかりかぶらずに済む!

買って以来毎日
水玉帽子かぶる…。
意味ねー!

僕は今日も
水玉帽子をかぶるのであった。

めけめけ~。

写真。帽子。

汗止まんねーよーっ!

2011年08月17日 17時44分26秒 | 会社天国編・地獄編
昨日、夏休み最終日
昼から夜まで事務所にて
整理仕事やらお金の勘定やら伝票整理やら運営計画やら
そんなこんなをずーっとしていた。

日常業務中にするような事でない事は
会社経営にとって重要な事ばかりだ。
本編からしたら雑用に思われがちな事ほど
皆が居ぬ間にしっかりやっておかんといけない。
業務外を充実にこなせばスタッフの仕事も会社の運営もはかどる。
代表としてはやらねばならぬ重要な時間外労働
肝心な部分である。

あれやこれやを1つ1つ片付ける。
途中数店のお取引先さんから電話があったりFAXがあったりして
その処理等々もしたりして。

数字と、それから単調な仕事
あとは右脳も左脳も使う仕事。
気付けば汗びっしょりになり
顔や手や足をタオルでふいて
水分を補給して
また仕事を続行する。

しかし暑い。
仕事、汗処理
仕事、汗処理
この繰り返しである。
水分を補給したら
その分だけちゃんと出ているみたいな汗だ。

仕事に集中していれば暑さも忘れるが
集中が途切れると
やっぱり暑い。

え?
ところでエアコンは?

冷房入れずである。
別にケチっているわけではない。
…ん~ケチってんのかなぁ。

つまりは
夏休み中事務所で仕事しているのは僕1人だから
冷房入れる入れぬは僕次第となる。
経費削減人件費削減の一貫としての時間外労働なのだから
代表1人の作業の為に
そう、自分のために冷房入れるなんぞもったいない
削減の意味無しと考えたからだ。

僕は別に暑いのは慣れっ子だ。
普段自宅でもほとんど
マジ本当ほとんど冷房は入れず過ごせている。
だから窓を開けて風通しをよくしておきさえすれば
真夏のビルの事務所の作業も全然へっちゃらである。

実際は
昨日の場合は
へっちゃら気取りのやせ我慢だった。
風、通さず。
常に常にずーっとずーっと汗出ていた。
だから、タオルで汗をぬぐっては商品をいじり
ぬぐっては伝票をいじり
そんないたちごっこみたいな事の繰り返しだったのだ。

バカだよなぁ~。
そんなん効率良いやら悪いやら
どちらかといえば悪いやら。
頭はしっかりしているし
気合いもあるんだけどさ
ぬぐっている時間が無駄だし
いちいち仕事も緊張感も途切れていけない。
冷房入れりゃ~はかどるものを
本当バカだよなぁ~。

あと
ちょー飲む。
ちょー出るから、ちょー飲む。
飲み物代もかかれば
飲んでる時間いちいち作業が止まるから
なんか非効率である。

ちょー飲む
ちょー出る
ちょー働く
そんな事を繰り返しているうちに
気付けば外は暗くなる。
仕事も一段落ついた
と、立ち上がったら何か重い。
なんじゃこれは!?
なんとまぁこれは
Tシャツ短パンが汗を吸った重みだった!

びっくりした!
パープルのTシャツが水分吸って濃く変色して
別な色モノになっていた!
風があたると微妙に冷たい!
それに臭い!
こんなんまるで
重いパワースーツを着て鍛えてるヤツじゃねーか!
修行か!

その日いちにち分の水分を着て
事務所を出た僕は
そのまま銭湯へと向かったのだった。

冒頭写真は
シャツに吹きかけると
シャツがひんやりするっちゅう魔法のスプレー。
以前購入し、使わず放置していたものである。
今日も暑いだろうと
部屋を出る前にTシャツに吹き掛けた。
着たて驚く。
スゲーひんやりする!

心地よくマンションを出る。
朝から暑い。
ひんやり効果は
あっちゅう間に消え失せた。

ああ恐ろしや
日本の残暑。

めけめけ~。

写真。スプレー。