はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

早く首裏を痒がらない人間になりたい。

2012年01月31日 19時18分26秒 | 病気・病院シリーズ
昔、小学生時代の一時
僕は妖怪人間ベムというアニメにはまっていた。
最近ドラマにもなり
昨年末放送されたりもしていた妖怪人間ベムだ。
ベム・ベラ・ベロらが言う
「早く人間になりたい」
は大流行したっけ。
当時、誰彼も、何かにつけて
「早く○○になりたい」
と叫んでいた。

ベム、ベラ、ベロ
彼らが、一見人間の様な姿から妖怪に変化する途中の皮膚は
爬虫類のようでかなりキモい。
妖怪完成型の皮膚も極めてキモい。
今、僕の首裏らへんが
猛烈な肌荒れでそんなふうになってしまっている。

去年の出張滞在中のホテルで
いきなりかゆくてたまらんくなった。
かきまくっているうち
気付けば肌がボロボロになっていた。
今はヒリヒリして痛かったり
特に痛くはないが痒かったりを繰り返している。

箇所には薬局で買ったクリームを塗り続けてはいる。
しかし果たしてそれだけで良いものか
ひじょーに心もとない。

医者行け!

首裏だが
鏡で見たらかなりグロいものだった。
エグすぎて気味悪い。
写メも撮ってみた。
やはりグロい。
記事に写真をのせようとも思ったが
これは苦情の対象となる禁止画像と判断し削除したくらいだ。

首裏を当社スタッフに見せたら、かなりひいていた。
死ぬんじゃない?と言ってるものもいた。
「かもね~」と冗談めかして答えたら
心配してくれたスタッフもいた。
ありがたや~。

当社デザイナーは僕の皮膚の状態を見て
それって乾燥性なんたら皮膚かんたらだー!
と叫んでいた。
どうやらデザイナーの子供とまったく同じ症状だったみたい。
子供さんは幼稚園の年少さんだと思う。
夜になったり、あたたまったりすると、かきむしり出すらしい。
確かに僕も
寝るときとか、風呂上がりとか必ずかゆくなる。
僕もその、乾燥性なんたら皮膚かんたら、なのかもしれない。

しかしこれ
一向になおる気配を見せない。
悪化もしなけりゃ完治もしない
まんまキープである。
僕の首裏ガサガサしっぱなしだ。
ずっとこのまんまだったらどうしよう。
これってなおるのかしら。
なんて心配になる。

このあいだの出張はじめ、東海出張中
首裏ガサガサがだいぶ良い感じに回復方向へ向かいかけた。
出張当時のブログ記事にも書いたが
都内が異常に乾燥しており
東海はさほどでもなかったものが影響したのかもしれない。
が、東海からひとたび東京へ戻ったら
たちまち元のガサガサに戻ってしまった。
なんてこった。

妖怪人間首裏ベム
人間になれたのは、出張中のわずか6日間だけ。
なんちゅうかりそめ!悲しすぎる!

そしてもっと悲しすぎるのは
かきむしりすぎて
ガサガサに便乗気味に
首裏に臭汁病(アテローム)が再発の予感!

キシャーーーッ!
早く人間になりたいっ!

と、首裏が叫ぶ。

めけめけ~。

写真。これ、ぬってます。

フサフサ( ずる記事ブログ)

2012年01月30日 19時05分53秒 | 動物王国
僕が暮らすマンションの周辺には
野良猫が数匹、いいや十数匹か
数えたこともないから正確な数は分からないが
とにかくたくさん、うろうろと生息している。

発情期にはニャーッ!ニャーッ!キシャーッ!とうるさいし
マンションの駐輪場が時々うんちまみれだったりで
イラッとくることもしばしばある。

帰宅すると
エレベーターホールでうじゃうじゃ寝転んでいるし
僕の自転車のサドルに座ってこちらにガンとばしてくるし。

どうにかしたいが
まぁどうすることも出来んから
我々住民は猫らと
仕方なく
共存ぽい雰囲気を保って日々過ごしている。

そんな猫塊の団体様ん中で
ひときわ目立つ白猫がいる。

全身が長毛でおおわれ
やたらめったらフサフサしている猫だ。

野良どもは大体がトラかシマかである。
ただこいつだけは真っ白
その上、無駄にフサフサしていて笑ってしまう。

野良のくせに
な~に気品漂わせてんだか
みたいな。
フサフサフサフサって毛皮か!
毛皮着てんのか!
んなもん着込むほど、お前そんなに寒いのか!
みたいな。

だから
フサフサだから
僕はそいつを「フサフサ」と呼んで
他の野良そっちのけで一目おかせて頂いている。

フサフサとの出会いは
僕がこの街に引越して来た初日だから
もうかれこれ8、9年の付き合いになる

フサフサは群れない。
いつも一人だ。

塊のリーダーってわけでもない。
常に孤独だ。

フサフサはどこかの飼い猫なのか
道路を隔てて
うちの隣の巨大マンションと
向かいの巨大マンションとを
日々行ったり来たりしている。

その行動がフサフサの日課であり
その範囲がフサフサのテリトリーらしい。

時々思う。
フサフサは化け猫なんじゃないかと。

向かいのマンションに
愛する人が住んでいて
それが禁断の愛だったりして
会いたさの執念が
1人の女性を猫に化けさせたとか
人に恋した猫が人に化けて出るとか。

まぁ多分
んな事ぁ無いだろう。
フサフサは
ただのフサフサした野良猫だ。

ここ最近
ここ東京も猛烈に寒い。

この寒さん中で
果たしてフサフサは
何てこと無く生きてゆけているのだろうか。
凍えてどこかでぶっ倒れちゃいないだろうか。
心配になってみて気付いたのだが
そういえばここ数週間
フサフサの姿を見ていない。

大丈夫か…。
まさか
死んだりしちゃいないだろうな…。

とかいってたら
さっきフサフサがいた!
網あみのフェンスにピョンと飛び乗り
毛をフサフサさせてこちらを見つめていた。

あぁ良かった!
元気だったか!
フサフサ!無事で良かった!
と近寄ったら
シャーーーッ!!!言われてしもた。

悲しーっ!

野良猫と人間の関係なんて
まぁそんなもんだ。


と、今回の↑の記事は
先日会社用のブログで書いた記事を
そのままこちらにも使っちゃいました。

今日はちょいと忙し過ぎて
ズルしちゃった。

失礼いたしまして候。

めけめけ~。

写真。ここらに、います。

焼鳥田山。

2012年01月29日 09時07分31秒 | 食にまつわるシリーズ
うちの近所の焼鳥屋さんは、建物ボロイが味はいい!
東京都内の街なのに、東京都内の駅なのに
知らない人がた~くさんいるような、小さい街、小さい駅の前で
こぢんまりと営まれている、地元密着…過ぎる程密着なお店である。
この焼鳥屋さん、ここの地域に何店舗もある店のフランチャイズで看板を構えているのだが
独自のメニューにもこだわっており
田山涼成似のオーナーである旦那さんがフルで頑張りきりもりし
看護師である奥さん(天然キャラでちょっと抜けてるとこあり)が夜サポートし
娘夫婦もスタッフとして手伝っている感じのアットホームなお店だ。

僕はここが大好きである。
しょっちゅうは行けないが、こちらに越してきてもうかれこれ10年とちょいくらいここに通っている。
だから、しょっちゅう行ってないのに常連扱いしてくれて居心地がとても良い。

カウンターに座る常連おっさん連中はみな、ひとくせふたくせありの、おかしな方々。
“時々常連”の僕とは違い、皆さん“本気の”常連だ。
そこに、やっぱり時々、僕も加わらせていただく。

最近じゃ、忙しくなってしまい、なかなか伺うことが困難になってしまっていた。
昔より、もっと時々になってしまった。
年末前から年始の昨晩まで、ずーっとお店に寄ることが出来ずにいた。
行けずに、気にはなっていた。
そろそろ、この店の味も恋しくなってきた。

昨日、都内を営業回りし、事務所で発注業務や色々作業をこなす。
ちょっとばかり早く(といっても夜7時30分くらいだが)終わったので
よし!焼鳥屋へ行こう!と思い立ち
ちょーちょーちょー久々に立ち寄った。

「いらっしゃい!」と威勢のいい店内
そうそう!これこれ!もう既に懐かしさすら感じちゃってる!
相変わらず常連のおっさん達はベロベロでご陽気だ。
もう既にロレツが回っていないおっさんもいる。
おっさん“も”?いいや、おっさん全員ロレツ回っとらん。
みなさんパァ~っと楽しそうだ。

僕はいつものカウンター席に腰掛け
生ビールに焼鳥を盛り合わせて、サラダと本日のおすすめ2品を注文。
つまみが来るまで、お通しのつみれ汁で生をあおぐ。
ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、プハーッ、美味い!
つみれ汁がまた温まる!生ビールが染み渡り、良い心地である。

生を一気にあけて、ホッピーにシフト。
ちょっとトイレへ行ったら、トイレちょー寒い!
「ちゃっぷい!ちゃっぷい!」とつぶやきながら席に戻って来ると
常連のおっさんの1人が僕に
「寒い?俺は寒くないね!だってお尻に犬100匹飼ってるもん!」
とか分けのわからん事を言ってきた。
ほら、この焼鳥屋、こんな感じの、とっても雰囲気抜群な店である。
まるでドラえもんの歌♪ほんわかぱっぱ、ほんわかぱっぱ♪なお店だ。

楽しく、温かく、美味しく飲んでいたら
田山オーナーが「ちょっとお話が」と横の席に来た。
実は…とはじまった田山オーナーのお話は
僕をとても驚かせることとなる。

「ここの大家さんは隣の花屋さんでして
花屋さんが店を拡張するらしいんです。
うちは大家さんと関係があまりよろしくないので
それは本当かどうか分かりませんが
とにかく出るか、もしくは狭くはなるがそれでも続けるかと言われ。
売り上げに見合った坪数ってのもある。
で、来月19日をもって、ひとまず閉店することとなりました。
今、また他の店舗を探しております」

「えええ!?」
僕は思わず叫んでしまった。
田山オーナーは、とっても切ない面持ちだ。
残念でない、そんな僕の思いをたっぷり伝えさせていただく。
常連おっさん連中は当然この事を知っている。
しかし、さほど騒ぐわけでなく、愉快に飲み続けている。
僕がしばらくご無沙汰している間、もう既に
皆さん散々残念な思いを伝え、騒いできていることだろう。

「でも伝えられてよかったわ。
なかなか来られないから
このままだと、来たら閉店、て事もあるんじゃないかって話してたのよ。
ちゃんとお話したかったし」
と奥さん。

「今まで本当にありがとうございました。
でもこれで終わりじゃないですので。
新しい店舗が見つかったらお手紙出しますので
時々、是非いらしてください」
田山オーナーは、涙をいっぱいに浮かべていた。

人は、人の数だけ人生がある。
人は、その人生を有意義に遂行するために動くものである。
ぐるぐる動いて、世の中をかき混ぜていく。
お互いかき混ぜている間に、人と人とが出会い、別れ、また出会ってゆく。
そこには相性が良い悪いもあろう。
だから人は繰り返しかき混ぜる。

今、ここに田山オーナーの焼鳥屋が無くなるのは非常に残念だ。
悲しいくらいに残念である。
けれども、田山一家にとっては、それは新しい希望の動きでもある。
新しい土地で、新しいお店を、新たな気持ちでスタートできたらそれで良いと思う。
また新しい常連さんが、たくさん集うだろう。
その地の常連さんが、田山一家のお店を育ててくれるだろう。
この街での利用客からしたら、悲しいくらいに残念な事ではあるが
きっとまたここにも、別なお店がやってくる。
そしたら僕らはその店主達を受け入れ
また楽しくご陽気に飲んだくれればそれでいいのだ。

遠くなれば、そうしょっちゅう行けなくなる。
寂しくて残念で仕方ないが
これもまた、美味しい別れである。
閉店の2月19日までに、もう1回行くことにしよう。
大好きな田山オーナーの焼鳥の味を
しっかりと噛み締め
僕の味覚の思い出にしかと刻みこむために。

めけめけ~。

写真。キンキンに冷えたジョッキで、乾杯。

エスパー馬鹿。

2012年01月28日 14時48分27秒 | ほのぼの日記シリーズ
コンビニに入ったら
突然店内のモニターから緊急地震速報の音が鳴り響いた。
なのに画面は天気予報。
おかしい、なんて思う僕の耳を襲い続ける警報音。
ゆれるか?ゆれるか?

ゴゴゴゴゴ………

ゆれた!
けど、自分にさほどの危機感がない。
視界はうねうねと波打っている。
が、僕は、おっとっと、と言いながらよろめきつつも買い物を済ませ外へ出た。
外は瓦礫の山だった。

という夢をみて今朝目が覚めた。
寝返りをうつ。
またゆれた。
僕はまたまたコンビニで買い物を……
ここはコンビニじゃない。
本棚がガタガタいっている。
飾ってあるオモチャが数個落下した。
ここは自分の部屋
僕は寝ていて、つまりこれは現実だ。

うわ…地震…。

多少寝ぼけていたのかも
何故か飛び起きずそのまま様子見。
まったく危機管理能力が無いな~。
じっとしていたら、じきにゆれはおさまった。

結構大きなゆれだった。
今何時だ?
7時くらいか?
僕はもうちょい眠る。

今朝、起きて知ったが震源地は山梨県富士で
現地の震度は5弱だったようだ。
富士か…富士山…
僕は、望月峯太郎のドラゴンヘッドを思い出した。
修学旅行、新幹線での移動途中
突然の大地震でトンネルに閉じ込められてしまう。
富士山爆発、もうひとつ富士山誕生
非現実的な、しかしかなり現実的なハチャメチャなマンガだ。

そんな、マンガの様な事が現実にあるか?無いとは言えんな
世の中何が起こるか分からん。
恐ろしい事だって奇跡だって平気で起こる。

最近、巷じゃ地震の話題を多く聞く。
向こう数年以内に関東に大地震がくるとか。
実際最近気持ちの悪いゆれが多い。
地震大国日本で暮らす以上
恐怖と現実と備えと背中合わせで
全部受け入れて生きてゆかねばなるまい。
これこそまさに仕方のないことだ。

しかし今朝の夢のシンクロ具合はなんか凄い。
予知夢か?と思わんばかりである。
ってただの偶然だ。

昨日居酒屋で昼飯食べてる最中
テレビから緊急地震速報が流れた。
間もなく千葉を震源に地震がくる恐れ。
恐怖感が増すようなあのメロディ
突然現れる画面のテロップにひじょーにドキッとさせられた。
昼の状況が頭ん中に残っていたからそんな夢を見たのだろう。
偶然にしてはなかなか出来が良い偶然だ。

もしかしたら…偶然などではないかも。
そう、もしかしたらこれは
僕に備わった予知能力かも!
えぇ~!?
僕ってエスパー!?

こりゃ大変だ!
どうしよう、どうしたもんか!
ひとまずこいつで金儲けといこう!
能力の実績を残して、そいつをマスコミに公開し
実際目の前で予言してみせる。
そいつが見事に的中。
瞬く間に僕は時の人、崇め奉られて
マネーがガッポガッポ。

グッズも出そう、予知グッズ。
予知だけに、よちよち歩きの赤ちゃんオモチャ。
二者択一、どっちにしようかなってな時にこのオモチャをよちよち歩かせる。
向かう先にあるものが、あなたのベストな答えである、みたいな。
バカ売れ。

CDも出そう。
何故かヌード写真集も出しちゃおう。
カレンダーも出そう。
年間予知カレンダー。
バカバカ売れ。
で、テレビ番組で色々人生相談や説教を
って細木かっ!

数々の事件や事故や災害から人々を救おう。
で、最後はやっぱり
自分の死ぬ時を予知し
公表し、予知通りきっちり死んでみせる。
僕の存在は伝説になり
いつしか神となるだろう。

いや~しかし
何で今まで自分の能力に気付かなかったんだろう!
そりゃ簡単だ
そんなもん、そもそも無いのだから。

残念っ!

エスパーはエスパーでも
僕など所詮
エスパー伊東以下!

めけめけ~。

写真。今日もお仕事営業回り。
とある駅前工事中。
ホームより写メり。
内容とは一切関係無し!

よろこんでお菓子。

2012年01月27日 18時14分22秒 | 食にまつわるシリーズ
夜にぎわう居酒屋だが
例えばチェーン店などは昼の時間もランチ営業しているお店が多い。
昼は定食屋さんとなり、時間と材料を効率的に使おうというもの。
僕は事務所仕事の時、最寄り駅前のそんな居酒屋で昼食をとる事が多い。
やたらめったら「よろこんでーーーっ!!!」と叫ぶあの店だ。

僕は刺しから定食(本日のお刺し身とからあげのセット定食
↑こちら今日行ったらメニューから外されてました)や
チョイス&チョイス(幾つもあるおかずから2点を自由に選ぶ定食
↑刺し身とからあげが単品でこちらに追加されてました)などを
だいたいローテーションで食べている。
ご飯味噌汁おかわり自由
だからついおかわりして食べ過ぎちゃうのである。
昼から贅沢すぎである。

食事を終え、お会計。
レジ前に大量のアメちゃんが置かれており
毎回毎回「お口直しにおひとつどうぞ」とすすめられる。
ありがたくいただくし
すすめられなくてもいただくし
ひとつじゃなくガバッと6、7個掴み取っている。
そのアメが先日から駄菓子に変わったのだ。

レジ前にテーブルが置かれ
その上にバスケットが幾つも並べられ
その中に、うまい棒やらラムネやら
きゃべつ太郎やらよっちゃんイカやらが山の様に盛られている。

それを「お口直しに」とすすめられるのだが
どうも触手が動かない。
ガッツリ食った後
菓子の何が口直しになるもんかと思ってしまうのだ。

だいたいもう腹いっぱいで苦しいのである。
とはいえ僕は貰えるものは必ず貰う精神であるから
その中より冒頭写真のラムネを頂いた。
これなら軽いし、パッケージがかわいいから良い。

アメなら分かるが
しかし、菓子のお口直しの狙いがよく分からない。
焼肉屋さんじゃよくガムを貰えるが
あれこそまさにお口直しである。
口や胃の焼肉臭さをクールミントがスゥーッとさせてくれる。
ここでのレジ前の菓子群の中にガムは無い。
アメも無い。
飯食って菓子食うなにが口を直すものか?
スゥーッとするよりボソボソするだろう。

これも当然サービスの一貫なのだろう。
昭和の懐かしさを狙った三丁目の夕陽テイストか。
にしたら、レジ前でちょこちょこっと済ませるなんて
企画が中途半端である。
どうせならスーパーレトロな駄菓子屋コーナーくらい作って
しっかり販売するくらいの勢いが欲しい。

「よろこんでーーーっ!」の店は年齢層が高い。
居酒屋タイムでは、コンパみたいのや学生の飲み会みたいのは
あまり見かけたためしがない。
お昼も同じくである。

お食事に来られる年齢層をくすぐらんとするサービスだろうが
その年代はすでに、食欲旺盛でもなければ菓子など滅多にゃ食わん。
僕は食べるけど(笑)誰も好きこのんで昼食後に駄菓子は食わん。
何だかよくわからんサービスだ。

ただ、インパクトはあった。
なんのPOPや説明も無く
山盛りの駄菓子が、ただ無造作に、レジ前に置かれている。
何だこれは?と見つめたらやっと
スタッフのおっさんやおばちゃんが
「お口直しにおひとつどうぞ」と声掛けてくれる。
そこではじめてこのサービスに気付くのである。

多分そこで
店員は僕らにこう言って欲しいと思っているのかもしれない。
「はい!よろこんでーーーっ!」

食後の喜び、という点に於て
このサービスは
全面的に喜べたもんじゃないよと
お菓子大好きな僕でもそう思ったのだった。

じゃあ
もらわなきゃいいじゃん!

めけめけ~。

写真。もらったラムネ。

先天性物忘れ症候群。

2012年01月26日 16時53分59秒 | 病気・病院シリーズ
夕方から営業回りをした昨日
仕事を終えて帰宅したのち
会社へ注文書をFAX
しなければならなかったのを忘れ
しばらくボーッと過ごす。
帰宅してだいぶ経った頃
あっ!と思い出し慌てて注文書を作成し会社にFAXを流した。

一昨日は一昨日で
スーパーに営業バッグを忘れる、なんちゅうミスをしてしまったばかり。
仕事帰りに買い物を済まそうと
レジに営業バッグを預けたまんますっかり忘れて帰宅してしまったのだ。
夕飯食べて風呂入り
あ、そうそう
営業バッグに入れてた漫画雑誌ビックコミックスピリッツ読まなきゃな
なんて考えた結果、あっ!と思い出せたわけ。
その時既に夜の10時、スーパーの閉店時間である。
やっちまった!サンプルが詰まったバッグが無けりゃ明日仕事にならん!
風呂を飛び出し慌てて着替えてスーパーに走る。
ギリギリセーフでバッグを引き取ることができた。

ほんと、何をやっているのだ俺は。
自分の物忘れに関しては以前にも何度かここに書いているが
原因は多分、考える事が多すぎるからなんじゃないか?とも思う。

脳みそが物事を出し入れしながら考えたり整理したり出来る許容量は
人によって様々だろうと思われるが
僕の場合は案外少ないのかもしれない。
幾つかをひとまず置いといて、幾つかをしまって、幾つかを考えているうちに
何らかしら別の大きな考えがまた新たに脳へ侵入してきたら
もうそいつにとらわれてしまって他が見えなくなっちゃうのかも。
何らかしらの考えが、悩みだったり苦情だったり
マイナスなものだったらイチコロである。

何事も順調にいっているときは物忘れもひどくはないが
事が上手く流れなくなってきた途端
それを対処することに脳が専念しようとする為
様々なことがすっ飛んでしまうのである。
そんなんじゃ良くない流れを更に悪化させてしまうのに
考えを止めることがなかなかできないのである。
もしかしたらそこが、人間の弱い部分のひとつなのかもしれない。

2012年、新たな年のはじまり早々
良い悩み良からぬ悩みが
やらなきゃならん事の波と一緒に怒涛の如く押し寄せて来ている。
それはつまり、前へ進んでいることの証である。
多分こんな調子で仕事を止めるまで、いいや死ぬまで進んでゆくのだろうから
自分は、何事にも耐えうる強い人間にならなきゃなと思うのである。

と、こうして携帯でブログを書いていてまたひとつ思い出した。
携帯電話のボタンを打つ指
爪がのびきっている。
この間爪を切ろうと思っていたのにすっかり忘れていた。
ったくもう、脳はくたびれてこんなに退化しているクセに
ちゃんとのびるトコはのびるものなのだ。
人間て、ややこしくて面倒で厄介な生き物である。

そうそう
今朝、最寄り駅まで歩いていた時の事
工事現場に立つガードマンのおっさんと
現場から出ようとしていたトラックの運転手がもめていた。
運ちゃんからすると
バックで現場から出るトラックに対しての
ガードマンの誘導がなっていないという。
「オーライ!ストップ!」って、きちんとやっていただろう!
ってのがガードマンの言い分だ。
それに対して運ちゃんが反論を切り返す。
「おめぇさんよ、声だけじゃ聞こえない時危ねぇって分かるだろ!
こっちは音と目視で安全確認してるんだからよ!
そんなふうにポケットに両手突っ込んで誘導されたらたまらねぇよ!
ったくもう!」
ガードマン、あっ!とした顔でひとこと。
「いっけねぇ!
ちゃんとやってたつもりが
あまりに寒くて
ポケットから手ぇ出すの忘れてたわ!」
すまんすまん、てな具合に現場は和んだ。

やっぱり人間て
ややこしくて面倒で厄介で
そして滑稽な生き物である。

めけめけ~。

写真。最近工事多いなぁ。

一昨日の雪。

2012年01月25日 17時51分18秒 | ほのぼの日記シリーズ
一昨日の晩、関東にも雪が降った。
カーテンを閉めきった部屋で、こたつから動こうとしない僕には
そんな様子を知る術もない。

僕はその時ちょうどツイッターを覗いていた。
“東京、凄い雪”というツイートを見る。
雪、と聞いた途端
身動きとらぬこたつ野郎は易々と立ち上がった!

こたつから出ずとも身体と手を思い切り伸ばせばすぐそこにあるカーテンを
わざわざ立ち上がって歩み寄り
思いっきりシャーッと開いた。

凄い雪景色!
感動!…と思いきや
窓は湿気で真っ白に曇り
結露でびしゃびしゃ
な~んも見えやしない…。

ありゃりゃ~。
よし!ならば!と
すぐ窓の鍵を開け
オープンザドアーッ!

ガラガラ
ピシャッ!

「うわぁ…」

ようやく見られた外は既に銀世界。
空からは真っ白でちょー大粒の雪がボッコボコ落ちてくる。
こんなでかい粒の雪を見たのは久しぶり。
もしも空に神様が住んでいるとするならば雪の粒は
1ヶ月ほど風呂に入っていない神様が
頭をガーッとかきむしって飛んだ巨大なフケであるかのよう。

…汚ぇ~なぁ~おい。
まぁそんくらいのど迫力だ。

興奮した僕は、携帯電話をむんずと掴み
ベランダ窓とは反対側の玄関へズカズカと移動。
バーンとドアを開けた。

いつもの風景とはまるで違う真っ白な異空間がお目見えだ。
ひゃっほ~っ!
思わず携帯を構え、写メった。

“パシャり”

冒頭写真がそれである。
ひどいっ!
見事にピンボケ!
しかも何が何やらわけがわからん!
あんなにきれいだったのにぃ
この写真じゃちょーこ汚い風景に見えちゃってる。
まるで雪解けした後のぐちゃぐちゃな感じだ。
せっかくのすっげー雪景色も台無しに見える写真である。

しょせん古~いボロ~い携帯電話だ
これがこいつの持つカメラ機能の精一杯の仕事っぷりである。
仕方なや~である。
これ、多分降る雪にピントがあってんじゃねぇの?
ピントがあうくらいでかい雪の粒ってことか。
凄っ!

実際の景色は容易く僕をうならせるほどきれいでど迫力なものだった。
薄着でドアの外へ出たことをすっかり忘れるくらい見とれてしまった。
Tシャツにパンツ…
股間がスースーすぅ~。
バカだ、何か着てはけ!

その後
ぬくぬくとこたつに入った僕だが
雪が気になり何度も窓や玄関のドアを開け外を確認する。
雪は強まったり弱まったりを繰り返していた。
そのうち、雪が止むより先に
僕の方がくたびれて眠ってしまった。

翌日の朝
つまりは昨日の朝
僕は早めに部屋を出た。
空は晴れたり曇ったり
昨晩の雪はすっかり凍結していた。

どの車もちょー徐行運転だ。
バス停には長蛇の列。
こりゃバスは大幅に遅れるなと思い
早期決断、僕は歩くことにした。

おっとっと!そこらでみんな滑ってコケそうになったりコケてたり。
危ねぇなぁ
しかしこっけいだ。
まさにニュース映像「大雪により都心は混乱しております」みたい。

まったくもう!て顔の母親の横で子供ははしゃぎ回っている。
はしゃいで走って転んで笑っている。
コラッ!とか言う母親も何故か吹き出しそうな笑顔だ。
そんな様子を見ながら歩いていた僕も
足元不注意で思い切りコケてしまった。

ドスンッ!

痛い、けど
ちょー楽しい。

雪は大人を子供にする。
人を犬にする。
思わず庭駆け回りたくさせる。
雪って不思議なもんだ。

僕は
歩いちゃコケ、立ち上がり、爆笑し
歩いちゃコケ、立ち上がり、爆笑し
を繰り返しながら会社へと向かう。

普段なら徒歩30分弱で着くところ
なんとまあ1時間以上もかかってしまった。
なのに、ちょー楽しかった。
雪は不思議だなぁ。

めけめけ~。

写真。ピンぼけ雪景色。

みたらしイズム。

2012年01月24日 18時15分55秒 | 愚痴をポロリの日
近頃つくづく思う。
ぼくはあまい人間だと。

考えも、人当たりも、人となりも
あまい!
単純にあまい。

あまいのお尻にちょろいが付いていてくれたら良かったのに。
あまっちょろいは救いがあるが
ただあまいのは、まずいと思う。

ぼくはあまい。
今それに気付けただけ良かったと思う。
なんてその考えもあまい。

しかしその点に於ては、ひじょーにラッキーでもある。
あまいのは素であるから
ぼくの中身から消すことは出来ないのだろうが
足すことは出来よう。
気付けたのはこれ
あまからくなれるチャンスである。

今日からさっそく
あまからく生きてゆこうと決めた。
周囲のみんなは、ちょいと驚いていたが構やしない。
時折意味が少しズレて
ツンデレっぽくなったりしたが仕方ない。
あまからさにまだ慣れていないからだ。

ぼくは今日まで、あまさと厳しさとを使い分けてきた。
で、思う。
必要以上のあまさと
無理な厳しさは不必要。
もっともっとクールでなければと。

それが
あまからいってものの一面なのかもしれない。

そして
あまからさはつまり
周囲にふりまくだけのようなこととも
ちょいと違うような気がする。

あまからさは
常に自分にも
自分にこそ向けられるべきものなのだ。

ここ最近のぼくは
自分に厳しくばかりいたっけ。
だから何かがはりつめてしまい
今けっこう苦しいのかもしれない。

時には自分にあまくていいんじゃないかと思う。
ゆとりが生まれる。

ただ、そこでもうひとつのからさが
あまい面を見つめていなければならない。
あまからく、絶妙なバランスで生きる
これが良い。

自分にあまからくいられれば
周りにもあまからくなれよう。
そして周りのみんなが
各々で自分をあまからく見られたら
なおのこと良いし
僕の気持ちも理解してもらえるから
コトはいい方向へと加速して進むだろう。

あまからい連中が集まり
あまからく1本串の通った仕事運びをおしすすめる
そんなんを
僕は望んでいる。

あまいだけじゃだめ
からいだけでもだめ
あまからく生きよう。

これから僕の
あまからい日々が
はじまる。

めけめけ~。

写真。あまからだんご。

投票所で会いましょう。

2012年01月23日 19時37分03秒 | 競馬・ギャンブルの世界
昨日、僕の住む街の市長選挙の投票へ行った。
寒い中、投票所に足を運ぶ人は多く、ひじょーに混雑していた。

自分が暮らす街のトップを決める選挙である。
と、同時に
僕の会社がある街の選挙でもあるわけだ。
そりゃ是非1票を投じたいものである。

選挙って参加する事に意義がある
みたいなところもある。
せっかく持っている権利だ
使わないともったいないとも思うわけ。

ただ、漠然と投票してもあまり有意義ではない。
自分の意思に、より近い考えを持つ候補者に入れたいのが当然だ。
僕の意思は、僕の都合で埋め尽くされた自己チュー的なもの。
“俺のための、俺憲法”
別にそんなんで良いのである、と思う。
皆それぞれの“俺、私憲法”にのっとって生きているのだ。

ただこの世界では、自分の憲法が望み通り作用しない。
そのために、他人の憲法に乗っかり
無期限の生活旅行ラブワゴンに乗っかってGO!なのだ。
なんじゃそりゃ。
つまり、デキるやつに託すのである。
ついていきまっせ~!兄貴~!みたいな。

しかし自分にドンピシャな候補者などなかなかいたもんじゃない。
誰が何を考えているやらも、その本心も
そう易々と分かったもんじゃない。
理想と現実のギャップは僕らの生活を痛烈にえぐる。
どの候補者憲法とも俺憲法と重なる部分もあれば真逆な部分もあるだろう。
そしてそれは、人の数だけ枝分かれしている。

真面目に考えたら、選挙ってかなり難しい。
本気で選ぼうとおもったら
候補者の事や市政国政の事など
相当の学習が必要かもしれない。

そんなんまどろっこしいぜ!
ならば自分が立候補を表明しちゃえばいい。
俺憲法でこの市を、この国を、この世をくすぐっちゃえばいい。
なんて無理!無理!無理!無理!無理!
僕の場合、絶対無理!
めんどくせーし、ノーマネーだし
っちゅうか、ノー才能である。
それもまた、俺憲法の第何条第何項かにある考えだ。
賢明である。
そんなことした日にゃ~この世は笑い死ぬわ。
ぶっ壊れてフリダシである。
恐ろしいこっちゃ。

さて、この街の市長選挙に立候補した候補者は2名。
少なっ!
だからこそ、各々の考えが僕らに響きやすいのも事実。
やたらといたら、散るしね。

とかいっといて、候補者それぞれが掲げる公約などまるで知らん僕。
しかも投票用紙が送られて来るまで
市長選挙があることすら知らんかった。
ダメじゃん。
いやいや、まぁそんなもんなんじゃねーの?
市政広報など読んでないし、あんましよくわからんし。
調べるもなにも、出張帰りで忙しすぎてそんな時間無いわけ。

だから何も分からず投票所に行き
入口にある選挙ポスターをながめて
「う~む
こんなおっさん知らんし
どう決めたらいいんだ
まったくな~」
なんて思い
ひとまず用紙を受け取って
おっさん2名の名前を見つめる。
で、結局“聞き覚えの無い方”の名前を書くひねくれ者な僕である。
“いつもの”よりは、新しいほうが期待できそうって安易な理由だ。

候補者のことはまるでわからんけど
やっぱり自分の住む街の長は
自分が一票投じた方のおっさんになってほしいな
なんて思う。
例えその方が、恐ろしい独裁者だったとしてもだ。

分からずのまま
フィーリングで入れたのは自分なんだから
ま、自分の責任てことで。

って
やっぱ独裁者はヤダーッ!

投票ついでに
寄って買った今年の馬はじめの投票券は
見事に外しました。
ギャフンッ!

めけめけ~。

写真。我が街の市役所。

『お土産シリーズ!出張中既に飲んじゃったけどねーシリーズ!』

2012年01月22日 09時47分07秒 | お酒&泥酔シリーズ
新年、東海地域での『出張はじめ』が無事終わった。
はじめが終わりとは変な感じだなー。まあいいや。

営業結果はまずまず、とはいえ、新商品をまるで持たずのこの時期の出張としては上出来だった。
自画自賛。いやいや、自分で自分を褒めたい!それくらいさせて!

1月は当社の業界なんてちょー厳しいのよ。
世間はもろセール中だし、それに消費者は年末にもお金ガッツリ使ってるから今使えないし
お店は春の新商品を待って、無駄に仕入れをしちゃくれないしね。
メーカーが厳しいってことは、お店もちょー厳しいってことだから。
それに去年、当社は、っちゅうか僕は
在庫をちょータイトにしてきちゃったから、正直売れる定番商品が少ないし。
そんな中で売り上げつくるなんて至難の業!
そこを、そこそこ売ってきたんだもの!そりゃ俺、褒めるわ!

だって、誰も自分を褒めちゃくれない立場なんだもの。
そう、誰も、褒めてもくれなきゃ、けなしてもくれないし、怒ってもくれない。
自分で自分を奮起して、自分にあめムチ使ってがんばっとるのだ!

自己評価のみで進んでいくのってちょー怖いし面白くないっすよー。
まあでも、数字だけがダイレクトに自分を評価してくれる。
数字は正直だ。これこそまさに、誰より何より優しくて厳しくておっかない。
ちょーレアリズム!

さて、出張帰りはいつものコーナー
『お土産シリーズ』!!!
といきたい所だが、今回お土産は無し。
こちら、出張帰り、最終地で買ったお土産を紹介するコーナーだが
最終地、御殿場駅に仕事を終えて戻ったらすぐ電車が来たので乗ってしまいお土産買えずだった。
まあそんなこともあるさ、っちゅうか、御殿場でのお土産シリーズは何回もやりすぎて
もう買いたいものないよーっ!
なんてそんな調子である。

新年1発目のお土産シリーズは、無し!
と、いうのもブログネタとしてつらいので
今回出張の最終宿泊先静岡にて晩酌で買った日本酒の写メがあったのでそちらを紹介。

『お土産シリーズ!出張中既に飲んじゃったけどねーシリーズ!』

その日本酒がこちら。

『富士山』
出張中に日本酒を飲む場合はいつもワンカップなのだけど
今回はこちらを買ってみた。
ホテルの部屋の冷蔵庫で愛川欽也…
キンキンに冷やして、ケロンパってな具合にあっちゅう間に飲んじゃった。
なんっちゅうか、久々の冷酒だったものでガッツいちゃった。
こちら、純米でも吟醸でもない清酒。
なのにお味は上品で、純米吟醸と思ってしまうくらい味透明感があった。
いや~美味しかった~!
ただ、つまみがコンビニの惣菜ってのが、情けなや~。
まあ、それもまた良し。
この富士山だって、コンビニで買ったんだから。
静岡に行かれることがある時は日本酒富士山を是非!

さて、出張から戻り、ホッと一息すらついちゃいらんねー。
これから事務所で山積みの仕事をやっつけちゃわねば!
ってなわけで
『お土産シリーズ!出張中既に飲んじゃったけどねーシリーズ!』
これにておしまい。
バイナラ、ラナイバ!

めけめけ~。

写真。今回のナナちゃんの背中。

テフロンにしろ。

2012年01月21日 15時24分42秒 | 愚痴をポロリの日
本日雨の静岡県回り。
朝、静岡の某商店街にあるド○ールコーヒーでモーニング。
ホッとひといきついたらもよおしてきたのでトイレへ。

入って驚いた。

便座がうんこまみれだし、床はペーパーがちらかっておりちょー汚い。
「うっ」と思いながらも迫り来る便意と葛藤し
ひとまず僕がきれいにして用足ししようと
トイレットペーパーに手を伸ばした…ら…
「あら…」
トイレットペーパーも無い。
これでは掃除をしようにもどうする事も出来ない。
したくてたまらん大をグッと堪えてトイレを出てカウンターへ向かい
のび太にそっくりな男性店員に
「トイレがちょー汚いし、ペーパーもないし
ヒドイのでどうにかしとくれ」と告げた。

のび太は別な女性店員に何やら指示。
指示を受けた女性店員がトイレへ向かう。
僕はカウンター前の席に着き、掃除が終わるのをじっと待った。

程なくしてトイレから女性店員が出て来た。
「大変申し訳ございません。
掃除が終わりましたので
どうぞお使い下さい」
くらい言うかと思ったら
女性店員からものび太からもそのような言葉は無く
それどころかトイレを掃除した女性店員は
手を洗う事もアルコール消毒する事も無しに業務を続行し出したのだ。

「えぇ~!?」と思えどとにかく僕の場合、今はうんちだ。
僕はトイレへ駆け込んだ。

再び入って驚いた。

便座上についたうんちは拭かれてあり
トイレットペーパーは補充されていたのだが
便座内側には拭き残しのうんちがちょっと残ってこびりついており
床に散らばったペーパーのゴミもきれいになっておらず
作業がものすごく中途半端に終わらされていたのだ。

僕は唖然としてしまった。
が!便意は容赦なく僕に襲いかかる。
もう数分の猶予も無い。
僕は補充されたトイレットペーパーをカラカラ大量に巻き取り
そいつにトイレ備え付けの消毒ジェルを噴射させ
便器をガガーッと磨いて用を足した。

申し訳ないが、床のゴミはそのまま、トイレを出て
飲みかけのコーヒーは飲み干される事無く返却口へ。
僕は店を後にしたのだった。

あの女性店員はどういう神経をしているのだろう。
のび太は店長か?
だとしたらのび太は店員をどう教育しているのだろうか。
考えは各々の親にまで広がるが、そっちは置いといて
っちゅうか、のび太は本社の人間からどういう教育を受けているのだろうか。
のび太を教育したコンサルタント達はどういう考えで仕事をしているのか。
そもそもこの会社は何を考えとるんか。
トップは何しとるんか。

トイレひとつで
話がでっかくなっちゃった。

企業がデカくなればなっただけ
末端が見えなくなり手薄になってしまう。
この規模の会社で、末端の末端の末端まで
全てにコンセンサスを一致させる事はひじょーに難しい。
そういうものだ、仕方ないのかもしれない。

しかし…。

日本一でかい富士山。
きれいな遠くの富士山も
登ってみるとゴミだらけ。
ほっといたら
自然は大変な事になる。

朝から嫌な気分になった。

めけめけ。

写真。ライオン像なめの、商店街。

コーヒー寿司。

2012年01月20日 17時10分31秒 | 食にまつわるシリーズ
関東は雪のようだが
こっち、愛知はずっと雨である。
1日しとしと降り続いていた。
これで少しは潤って、街の乾燥も和らぐだろう。

そのかわり、寒い!
寒さをやり過ごすのに、今日1日コーヒーばかり飲んでいた。
喫茶店やらコンビニで気軽に飲めるブレンドやら
お取引先さんでもコーヒー、気付けばホームで缶コーヒーもすすっていた。
コーヒー三昧である。

カフェインに利尿作用があるのか
コーヒーって、あまり飲みすぎるとおしっこが近くなる。
駅々で、ビル々で
頻繁にジョボジョボやっていた。

それに、たくさんコーヒーを飲むと何かモヤモヤってする。
胸から頭にかけて、こう、モヤモヤっと。
このモヤモヤっての、僕だけが感じる感覚なのだろうか?
カフェインでラリってんのか?
モンヤリとするのである。

特に缶コーヒーはモンヤリが強い。
脳にクる感じ。
あんまし良い感覚とは言い難い。
要するに、ホッとしたくつろぎを通り越しダルさの域に達しているのだ。
ダメだろそれ。
気合いを入れんといかん。
が、モンヤリし過ぎて気合いなど入るものか。

大体空腹にコーヒーを
しかもブラックでボンボコ身体に投入すっからいかんのだ。
朝昼晩としっかり食べて
尚且つミルクと砂糖でマイルドに
胃腸に膜をはるような優しさと気配りをそえてコーヒーは飲まんといかん。

歳をとったら尚更
空腹のコーヒーや紅茶は胃に悪い。
キューッてする。
時にキリキリするらしい。
キューッでもキリキリでも負担は負担だ。

腹に何か入れねば
なんて言ってたら
「お!」
回転寿司『ス○ロー』現る!
入ってみる。

この手の大型チェーンの回転寿司に入るの
実ははじめてだ。
かっ○寿司にも入った事はない。
もちろん回らぬ寿司屋など行けるわけない。
もっぱら回転寿司だが
僕が行くのはテレビCMなどでは流れていない
地元密着型のもっと小規模な店だ。

ス○ローや、かっ○寿司は未知なる憧れだった。
だから1度行ってみたかったのだ。
憧れといて何だが、店内の様子や味みたいなものは大筋で察しがつく。
要は回転寿司界のホームセンターみたいなものだろう。

とかなんとか
しかしあれだ、是非行ってみたい!
ついにその夢が叶った。
もちろん、入ってみて想像通り
「やっぱこんなもんか」
てな感想だったが勉強にはなった。
下手すりゃお会計まで、人と大してふれ合わず寿司が食えてしまう。
凄くドライなサービスである。

入口のタッチパネルで
人数、子供のいるいない、席種を入力すると
チーチキチキチキーって番号が書かれたレシートが出てくる。
待ってたらマイクで番号を呼ばれ
赤だ青だ黄色だと色分けされた席につく。

寿司はもちろん回転しているのだが
食べたいものはタッチパネルで写真を見ながら選びオーダー。
すると程なくして、席と同じ色のカップに
オーダーした寿司が乗せられ回ってくるのだ。
接近したらタッチパネルからメロディが流れ
「お待たせしました!間もなくご注文の品が到着いたします!」の文字。
無事、食べられるってわけ。

ファミリー向けだから変わり種の寿司が多い。
マヨネーズ系が多い。
それと、しゃりが小さい。
ネタも小さい。
来る皿来る皿しょっちゅう寿司がひっくり返ってたり
しゃりからネタがポロリしていたり。
それプラス、フルーツやらスイーツやら
から揚げやらカレーやらうどんやら
寿司屋か!?ファミレスか!?っちゅう邪道メニューも豊富である。
てか豊富すぎる。
ここは愛知だからか
天むすが客注皿として頻繁に流れて大人気のようだった。

食べてて、なんか味気なく、美味さも感じずだったので
5枚程食べて会計ボタンんポチ。
そしたら店員が忍者のようにシュバッと現れ
皿を数えて「5皿ですね」とプレートを渡してきた。
それ持ってレジへ。
お金支払いおしまい。
レジも、お金入れたら自動でお釣が出てくる自動レジ。
本格的に、人要らずなシステムである。

それが良いのか悪いのか
良いんだろう、だってちょー満席だったもの。
寿司の世界も格差社会
職人が激減し、上手く握れる職人なんぞは天然記念物クラス
寿司自体が伝統工(食)芸になり
やがて衰退していってしまうのか。

店内をじっと見ていたら
何だかお客が、ベルトコンベアの横で働く工場職員に見えてきた。
朝から晩まで1つ120円の部品を食って今日もよく働いた~!

寿司食った僕は
再びコーヒーを飲むのだった。
胃ん中で
コーヒー寿司!

まい(る)ど!

めけめけ~。

写真。愛知、ス○ロー。

ナナちゃんは内容と関係ありません。

2012年01月19日 16時51分29秒 | 出張中の日常シリーズ
ニュースを見ていた。
東京は今、猛烈に乾燥しているようだ。
湿度の低さはひとつの問題とされ、大きくとりあげられていた。

私が今いるここ名古屋も乾燥している。
が、猛烈ってほどではない。
朝、起床時、軽く喉がはりつく程度である。

東京の乾燥現象と連動して
この時期の手荒れ肌荒れと保湿クリームについて
情報番組で特集が組まれていた。

年末から年始、ついこの前の月曜日に名古屋へ出てくるまで
時期が時期だけに出張も無く
僕は東京でずっと仕事をしていたが
確かに当時から
東京は猛烈に乾燥していたように思う。
だからか知らんが、僕の肌は猛烈にカサカサとなった。

名古屋に来て数日
カサカサが良くなっていっている。
これもやはり湿度が影響しているのだろうか。

テレビやラジオや携帯パソコンのネットなどで
どこにいても知りたい今の情報が手に入るのは便利である。
重要な事であれ
どうでもよさそうな事であれ
そう、東京と名古屋の乾燥状況のように
こうして気軽に知ることができる。
良いことである。

逆に言えば、情報に埋もれて踊らされてしまいそうだが
必要不必要を、正誤を
きっちり見極められればひじょーに有効である。

情報を、もっともっと細かく砕いてゆくと「個人」にゆきたつ。
例えば、今の私のようにこうして移動中に
ブログやツイッターやFacebookやmixiを駆使して
知り合いや知らん方の情報を気軽に入手する事ができる。
できてしまう。
便利で怖い。

私はこのブログの他に、会社用ブログも毎日書いている。
会社用ツイッターもやっている。
内容は、仕事に関わる事がほとんどである。
ここのブログとは違って、ひじょーに前向きなブログだ。

こないだの月曜日、東海出張初日
会社用ブログに三重県を回る記事を書いた。
そうした翌日の火曜日
事務所にお取引先さんから電話が入る。
僕から連絡が欲しいという。
会社より、その旨連絡をもらい
お取引先さんへすぐ折り返した。
用件は「何で三重に来てるのにうちへ寄ってくれへんの」というものだった。
あせった!何故こっちに来ている事を知っているんだ!?と。
そりゃあれだ、ブログである。

そう、お取引先さんとは三重県にあるお店様のひとつ。
実は、過去に数度ドタキャンされたり
(ドタキャンちゅうか、伺ってもいらっしゃられなかったってやつ)
行ってもなんやかんや言って注文がゼロってのが続いた為
営業効率を考え、ここ数回の出張でのお伺いを控えていたのだ。
別に避けているわけではない。
カタログや電話セールスはしっかりしている。
ただ、もし伺うのなら
時間をおいて無駄なく営業したほうが良さそうなお店だと判断したのである。

しかし、たまたま先方は
うちの商品が今必要になったのだろう。
そんな時ブログに「本日は三重県回りで~す」
なんて書かれてあったら
そりゃ「なんで!?うちも三重やで!?」となるだろう。
「なんで来てくれへんの!?」と。

理由なんて正直に言ったらそりゃ怒らせちゃうもの
そんな火に油をそそぐような事はできんから上手いこと言って
言った事が上手かったかどうかはさておき
ひとまず急遽そのお店様に伺う予定を
既に組まれた今回の出張に無理矢理ねじ込んだ。
それが今日になった。

お伺いして商品を見て頂き、注文も頂き、あれこれお話したら
私の会社のブログを頻繁にチェックしていたらしい。
だから、会社ブログをはじめてから
三重にちょいちょい来ているのも知っていたそうだ。
「いつぞや津の記事書いとったやろ」
言われて、もう
「はい、これからはちょくちょくこちらも寄らせていただきますぅ」
と開き直るしかなかった。
「不必要な時に寄ってもろてもそんな買えんけどな」
むむむ!チキショーめ!である。

ブログやツイッターやこういった情報は
便利ではあるが
ツラいところでもある。
何もやましい事は無いわけだが
情報の取り扱いとそのフォローには充分な注意と責任が必要だろう。

何にせよ、反応があるということは
ブログやツイッターが活きた情報となり
手段としてしっかり活用できている証拠であるのだから
それはとても有意義で嬉しい事ではある。

ただ、祈る。
私のこの、個人ブログが
取引先さん方々に知れ渡らん事を。
会社の品位を疑われかねないから。

おげれつだからねー!
(爆)

めけめけ~。

写真。今のナナちゃん。
名鉄百貨店のセール用はっぴを着て気合い満々!

メガネ・メガネ・メガネ。モリコロ会議!

2012年01月18日 17時40分47秒 | 友達&知り合いシリーズ
新年一発目!
昨晩
名古屋出張恒例のモリコロ会議を行いました。

モリコロ会議とは?
名古屋在住の友人モリゾーくんと
モリゾーくんの彼女さんのキッコロさんと僕で
(2人の名前はここでの便宜上勝手によんでる仮名です。似てるもんで)
集まってバカ話をして飲んだくれる会の事。
(これもブログ上、僕が勝手にそうよんでおりまして、会議とはただの飲み会)

昨日、頑張って仕事を済ませ
会社に送る報告指示書と注文書を書いてFAXした後
いつもの待ち合わせ場所である名古屋駅前シンボル
名鉄メルサ(百貨店)前の巨大マネキンナナちゃんの“下へ”向かいます。

何やかんやでもたついて、ほんの少し遅くなりあせります。
夏暑っく冬寒~い名古屋特有の冷たい風が
急いで火照る僕の肌をクールダウンしてくれます。

名鉄メルサが家電量販店になっていてびっくり!
不況の冷たい風をもひしと感じつつナナちゃん到着。
モリゾーくんとキッコロさんに久々の再会です。

会って早々驚き!
2人して、メガネをかけております!
モリコロさん(省略合体型の呼び名)は目が良い筈!何故!
あ!と気付く。

そういえば、メガネに憧れるって話を
去年の年末出張時のモリコロ会議でしたっけ。
だからクリスマスは互いにメガネをプレゼントしあうという話。
そこで、子供の頃からメガネで、今でもたくさんのメガネを持つ
メガネ歴の長いメガネおやじの僕はメガネのあれこれを聞かれたんだった
って、今日の記事、ここまでメガネメガネ書きすぎ!
ワード、メガネ率高っ!
てかモリコロさんもメガネじゃ、ここ、3人メガネで
メガネ・メガネ・メガネ!
実際メガネ率高っ!
みたいな。

お2人、実は視力も低下していたらしい。
だから、だてメガネでなく、きっちり度つきのレンズをいれて買ったそうで。
ほどほどに見えていた状態が、よく見えるようになると
見えすぎて気持ち悪いなんてモリゾーくん。
メガネのあとが鼻につくのが何とも言えず良いとキッコロさん。
幅広い意味で、メガネ、満喫です。

モリコロさんのメガネは眼鏡市場とかじゃないメガネ屋で購入したそうで
悩みに悩んで納得購入したお気に入りのカワイイメガネ。
福井県鯖江市の職人が作ったベッコウの様なきれいなフレームで
お2人とも、とっても似合っておりました。
僕はもう毎日メガネですが
メガネ、何だかとっても新鮮です!

さて、直ぐにいつものお店へ向かいます。
テーブルとお座敷どちらが良いですかと聞かれ
テーブルと答えた僕らは
その店ではひじょーに珍しいトコへ通されます。
1フロアーにテーブルが並んでいるというスタイルの店内の隅に扉
そいつを開くと、なんとまあ1室だけ個室があるじゃ~ありませんか!
通い慣れたるいつもの店に個室があったなんて知らなんだぁ!
驚きです!

またそこが、中途半端に豪華で
アンティーク風のテーブルと椅子にプチシャンデリアと
中国マフィアとか
役人が密会して悪どい取引話でもしてそうな雰囲気の部屋なんです!
何故か床がベタベタだったり、思わず爆笑!テンションも上がります。

こんな部屋でモリコロ会議が出来るなんてラッキー!
それもこれも、やっぱ
メガネ・メガネ・メガネ
メガネゾロ目のメガネパワーなのかもしれません
て、なんじゃいそりゃ!

さて話題は
厄年話と仕事の話
売れた子役(もっぱら海外の)はこんな転落人生を歩むみたいな話やら
今年の僕の年賀状話など盛りだくさん。
毎年モリゾーくんのお母さんも年賀状を見ているのですが
今年のは更にヒドイ!と大絶賛だった様子。

途中、メガネをかけたキッコロさんが蒼井優に似ていると話してたのが
いつの間にか宮崎あおいと間違えた感じになってたり
大王製紙のバカギャンブルの話をしていたかと思えば
オリンパスの話とごちゃ混ぜになったり
「あれが、あれあれ、それ、ほれ、あれ」
と、固有名詞もあれこれ思い出せぬ始末でもう我々ボケ過ぎ!
モリゾーくんは厄年で、僕もじき厄で
いつまでも若くねーなーとつくづく思い知る夜でした。

メガネトリオのメガネが
揃って老眼鏡にかわる日も近い!

ほどよく酔っ払い
相変わらず閉店までいた僕らは
お支払を済ませて怪しい部屋を後にします。

今回、メガネゾロ目のモリコロ会議
こうして幕を閉じたのでした。

酔っ払い メガネかけても よく見えず
冷える名古屋で 幾度とコケる

めけめけ~。

写真。夜の名古屋。

ホイポイカプセル。

2012年01月17日 18時18分16秒 | 出張中の日常シリーズ
北海道から沖縄まで
日本全国を回る出張族の僕にとって
ホテルはかなり重要である。
料金が高過ぎると経費オーバーだし
安くてもヤバいホテルだと仕事に影響するし
出張前のホテル選びも
変な話だが仕事としてきちんと行っている。

もうかれこれ14年も回っているので
今では要所要所で泊まる宿は決まってきている。
ほとんどビジネスホテルに泊まっているが
過去には旅館や民宿やカプセルホテルにもよく泊まったりしてきた。
最近じゃ回るコース的に旅館や民宿には泊まることは無くなったが
カプセルホテルには未だ、名古屋と博多のみお世話になっている。

何故、名古屋と博多?
特に深い理由は無い。
今思えば
札幌青森仙台福島難波梅田姫路岡山広島徳島高松小倉鹿児島長崎等々で
カプセルもあちこち泊まってきている。
よりすぐりが残った感じかも。

博多のにはこのブログでも何度か書いているように
一風変わった“個室カプセル”ってのがあるから
快適だし面白いので泊まり続けている。
名古屋のは、いわゆる無駄の無いシンプルなカプセル施設なのだが
そこが良くってお世話になり続けている。
両者とも種類は違えど
僕に合ったくつろぎが共通して備わっているのである。

この点は重要で
普通過ぎてもつまらないし
且つカプセルの品位を壊すような“やり過ぎ”な設備も
又は恐怖すら感じるような“やらなさ過ぎ”な施設でもダメ。
カプセルホテルには、カプセルホテルならではな
安心したくつろぎとサービスを求めるのである。

過去泊まった中で、とにかくひどいカプセルはたくさんあった。
薄気味悪い所や、うるさいくらいサービスが充実し過ぎてかえって疲れる所
木造(仙台福島)!なんてのや、風呂無し(青森)!なんてのもあった。
そこまできたら、もう面白いを通り越している。

むかしむかし、カプセルホテルで働いていた僕からすれば
カプセルホテルは、つかずはなれずなサービスと
カプセルホテルとしての基本ラインが備わったシンプルなものが良い
と思うわけだ。

ある程度きれいで、ある程度静か。
サウナや食堂やがある程度整っており
飲食物の持ち込みをある程度認めてくれるみたいな
良いカプセルホテルには“ある程度”てのが丁度良いのである。

それがバランス良く備わっていた究極が
名古屋と博多のカプセルホテルである。
ビジネスにはビジネスの
カプセルにはカプセルの
そこでしか味わえない種別のくつろぎがある。
うるさいこだわりを言っているが
トータルで見てもカプセルは、僕は嫌いではない。

今回出張も、いつものカプセルに泊まっている。
昨夜チェックインをした。
回数券が廃止されていて驚いた。
昨年末に泊まった時にはポイントカードのシステムが廃止されていたし
何だか不穏な空気が漂っていたが
回数券まで無くなるなんて寂しすぎる。
まぁ仕方ないとチェックイン済ませてロッカールームへ向かう。
と、館内あちこちの壁に冒頭写真の貼り紙を発見した。

僕の好きな
ここ名古屋のカプセルホテルが
この1月いっぱいで閉館する!

ショックだった。
貼り紙を何度も読み返した。
どこがオープンしようがクローズしようが
んなもんどうでもいい事のように思うが
僕にとったらそうでもない。
好きな施設だから、ひじょーに残念である。

当社に入社して14年あまり。
1回出たら5泊程の出張を平均年に6回、多い年には7、8回
泊まりに泊まった名古屋のカプセルホテルだ。
常連化して、フロントさんとはツーカー。
とても快適に過ごしてきた。
ポイントや回数券などいらない
そんなありきたりなサービスが、ここの良さではないのだから
やめないでもらいたかったってのが僕の正直な気持ちである。

サービス業はものの見事に不況に飲み込まれている。
ホテル業界も当然厳しい。
カプセルとなると尚更。
ビジネス目的では僕みたいな人ならカプセルに泊まるのかもしれないが
観光ではまず泊まらんだろう。
色々と訳アリな方が多い常連の(もはや暮らしているレベルの)カプセル利用者の懐は
カプセルすら泊まれんくらいに冷え込みカチカチに凍っているだろう。
もう、このまま経営を続けても、先が見込めないとの判断なのかもしれない。

去年の名古屋台風直撃の時の
カプセルホテルのフロントさんの喜ぶ顔を今でも忘れない。
「今日は満室だよ!
忙しくって嬉しいね~!」

切ないが
切なさに
僕が飲み込まれる事はない。

今出張は
名古屋のカプセルホテルを満喫しよう。
次回出張時には
また新たな宿を探さねばならないな。
何だか“ふりだし”に戻った感じだ。

めけめけ~。

写真。貼り紙。