はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

週の真ん中水曜日!真ん中モッコリ!はやしんのめけめけ年寄り電話相談室IN 長野・25

2010年03月31日 17時35分21秒 | 毒ラジオ・毒宇宙!
ザザッ
キュイ~ン
…道路では急激な傾斜を利用して
何故か今更長野五輪日の丸飛行隊がジャンプ!ジャンプ!ジャーンプ!
原田~!船木~!フニャち~ん!
イヤ~ンまいっちんぐ!
次の『まいっちんぐマチ子のイヤラシ交通情報』は6時50分からです。

ハイハ~イ!
国道でいきなり犯罪ジャンプ!
スリリングな行為におちんちんも縮み上がって
フニャ子フニャ雄DA-YO-NE!
マチ子CHAN!ありがっとねぇ。
さぁ時刻は間もなく5時。
本日のラジオは『はやしん』がお送りしますYO!

CM
♪お口くちゅくちゅモンダミン♪
♪あそこくちゅくちゅ揉ンデミン♪

ヒドイ下ネタ!
5時です!

週の真ん中水曜日!真ん中モッコリ!
『はやしんのめけめけ年寄り電話相談室』!

〈Music・IN〉
♪ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル
回して!
入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を
外して!
もしもしドシドシ
物忘れドシドシ
何でも聞いちゃお
ハイハ~イ!
年寄り電話相談室♪

アウアウアーッ!
おまっとサン!
地域密着系爺婆エンターテイメント
長野に出没!リンリン電話相談天国!
私があなたのお悩み解決本部長はやしんDEATH!
本日は野沢菜臭い屁をしながらお送り致しております!
ぷぅ~。
篠ノ井線で松本から長野に出る途中の姨捨駅で電車がスイッチバック!
バックついでに僕もエビ反りバックして
バックした距離そのままを野沢菜オナラでまた逆戻り!
エビしてオナラして、エビしてオナラして
行ったり来たりを繰り返しているうちに
空気摩擦で竜巻を発生させちゃって
自分のおちんちんが摩擦でもげて
なんとおちんちんが竜巻にもっていかれて
南アルプスまで飛ばされちゃったヨロレリッヒィ~ッ!
そんな性器無き南アルプスの少女ハイジン(廃人)こと私はやしんが
ホモ友達のペーターと何故かドラゴンボールからべジータも一緒に
爆裂放送中の糞ラジオDEATH!

っちゅう訳で、え~、脳味噌イナゴの佃煮な皆様!
人間の老化による老後の為の高齢化社会
いかがお過ごしでしょうか!
やがて来るあの世での生活を幸せに迎える為にも
この世に悩みや疑問の置き土産は禁物!
いつポックリ逝っちまってもおかしかニャーそんな“爺婆'S”の皆様の
悩みや疑問質問に全てお答えしちゃおうという番組でございます!
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥!
「8時ちょうどのあずさ2号は無いんですか?」と駅員に聞くは一時の恥!
聞かずに8時ちょうどのあずさ2号を待ち続け数十年!
時刻表に無いあずさを待つキチガイじじいとマスコミがこぞって取り上げバカ扱い!
これ一生の恥!
松本城で野沢菜とワサビ入りのそば食いながら
そんな感じの盛り沢山でお送りしちゃいまSHOW!

この放送は『軽井沢お尻プリンプリンスホテル』の提供で
おやきのアンの具材に混ざった『リンゴやらブドウやら採れるよ~ラジオ放送局』より
でも大概ワインにしちまうけどな!
と怒鳴り散らしてる果樹園経営年寄りに焦点を絞って
シンシュッシュッシューッとお送り致しま州!

アウアウアーッ!

さて悩み疑問質問なんでもござれの受け付け電話番号はこちら!
『026の(978)の2874』
『026(978)2874』
『鬼!ろくな奴や無し!』
までどしどしリンリンかけチャイNA!

“プリプリリン…”

お!早速電話DEATH!

“ガチャ”

灰!
年寄り電話相談室DEATH!
喪死喪死ぃ~!
「信州アルプス山脈の大地から湧き出た水
南アルプス、天然水!
を飲んで出した
南アルプス、黄金水!」
なんじゃそりゃ!
お名前をどうぞ。
「どうも、ジョン・レオンです。
ジョン・ジャン・レノです。
ジョン・ちょい悪オヤジ・ジャン・レノ・ンです」
ややこしや~!
「ジョンと呼んで下さい」
ジョン。
「ワン!」
犬かよ!
「違うよ!」
何だかなー。
「私は今天国から電話してるんDEATHが
『真っ赤ートニー』や『針寸』、『スター錦野』は元気でやっているんだろうか」
偽物ビートルズか。
「ずうとるびか」
違うだろが!
「私は軽井沢をこよなく愛していた。
頃合いの良い季節には軽井沢の別荘で
愛妻『オノ・横』と息子『ショーンべん』と共にのんびり過ごした。
あの時代は良かった。
軽井沢は気品溢れた避暑地感を漂わせていた。
しかし今はどうだろう。
何となくガサガサしていて落ち着かない気がする。
天国から見ていてそう感じるんだ。
この言い難いガサガサ感を
私の思い出の地、軽井沢から取り払うには
一体どうしたら良いものか」
成る程分かりました!
ではここで本日のスペシャルコメンテーターをご紹介!
姨捨山に捨てられてそのまま獣化した『お婆』ちゃんDEATH!
今回はなんと数千数万婆いる群れの中から!
『大婆様』先生に特別おこし頂きました!
早速『ジョン』さんの相談事
“ガサガサ感を軽井沢から取り払うには?”を聞いてみますね。
「イマジン」
…えぇ先生いかがでしょう?

“アウアウアーッ!”

「おぉ!?」
“アウアウッ!
アウアーッ!
ア~ウアウッ!
アウーーーッ!”
「おぉ!めんこいのぅ!」
“アウアウッ!”
「あぁ…なんてめんこいんじゃ…」
“アウーッ!”
「おぉっほほぅ!
めんこいめんこいぃ!」
“アウアウーッ!”
「なんと!
めんこいのぅ!」
“アウアーッ!”
「成る程!
ガサガサ感には保湿液を塗ったぐれ!」
なんじゃそりゃ!
「上空からワセリン大量散布!
♪想像してごらん、ワセリンまみれの避暑地を♪
ワセリンイマジン!」
下らねーっ!
“アウアウアーッ!”
「おぉ!めんこいのぅ」

え~ではそんなジョンジョンさんへ1曲。
『ビートルズ』で『ヘイ・ジュード』!

〈Music・IN〉
♪ヘイ柔道
透明金歯
……♪
〈Music・END〉

“ピヨピヨ、ピヨピヨ”

続いての電話DEATH!

“ガチャリ”

灰!年寄り電話相談室DEATH!
喪死喪死ぃ~!
「捨てられるぅーっ!」
何!?
「嫌じゃーっ!
捨てんといてーっ!」
え!?
あ、の…お婆ちゃん!?
「うちの息子の嫁が!
明日ワシを姨捨山に捨てると言い出しよった!
サダメなんじゃと!
知っとるわ!ワシも昔、ワシのババ様を山に捨てたからな!
生きていたらばいつかはワシも…と思っちゃいたが
いざとなったらやっぱり嫌じゃーっ!」
成る程、事は深刻だ。
「♪しなの~のくには~じっしゅうに~♪
なんて歌ってオナラぷぅ~。
諏訪湖にたかるブヨの大群に襲われて
身体中刺されて腫れてブヨブヨ!
で、オナラぷぅ~。
手打そば屋で食ったそばが
そばかと思ったら細く伸ばした粘土だったよ!
ウゲ~っつってオナラぷぅ~」
…ちょっと会話が成立していない様な感じですが。
「オナラぷぅ~!オナラぷぅ~!オナラぷぅ~!
捨てられるのは嫌じゃよオナラぷぅ~!
思い切り大きなオナラ!
ブッフゥーッ!てしたら
南アルプス山脈に跳ね返り
やまびこオナラ!
ブッフゥーッ!ブッフゥーッ!ブッフゥーッ!…
捨てないでーっ!ぷぅ~!」
…お婆ちゃん混乱しているご様子ですが…大丈夫ですか?
「イヤーッ!イヤーッ!
アハハハッ!イヤーッ!アハハハッ!
姨捨山に捨てられないようにするには
どうしたら良いのかのぅ!?
時間が無いんじゃ!
教えておくれ!
イヤーッ!アハハハッ!」
成る程、狂ってる。
それでは聞いてみましょう。
えぇ~大婆様先生
いかがでしょうか。

“アウアーッ!”

「何と!?」
“アウ!アウ!
アウアウッ!
アウアウアウアウーッ!
アウアウアーッ!
アアア~ウッ!
ア~ウッ!”
「何じゃ!?
懐かしくめんこいこの声はっ!?」

“アウアウアーッ!
久しぶりじゃ!
会いたかったぞ!
我が息子の嫁よ!”

ななんと!
野生化して人間の言葉を忘れた大婆様先生が喋りだしたぞ!?
「あなたは!
遥か昔ワシが姨捨山に捨てたワシのババ様!」
“元気にしとったか?”
「あぁ…わわわ…
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…
お許しくだせぇババ様!」
“怒ってなどおらんぞ。
長野に生きる婆のサダメなのじゃ。
苦しゅうないぞ。
そちも山へ来ると良い。
軽~い気持ちで来ると良い”
「ババ様!」
さっきまでイヤーッ!イヤーッ!と騒ぎ狂っていた婆ちゃんが
大量の涙を流して解き放たれた!
涙は婆ちゃんのシャツやステテコを
みるみるうちに青く染め上げた!
「ババ様!」
“その者、青き衣をまといて
金色の野に降り立つべし!
アウアウアーッ!”
「アウアウアーッ!」
大婆様と婆様が共鳴し合って
2人仲良く姨捨山に入って行きました。
“アウアーッ!”
「メンコイノーッ!」

ボガーンッ!
ボーッ!ボーッ!

うわっ!
いきなり姨捨山が山火事だっ!
どうせこんなラジオ誰も聴いちゃいないけど
大惨事だ!
火種の無さそうな大自然が何故!?
あれ!?何だあれは!?
姨捨山の山頂から華麗なステップで下山する者がいる!?
あ、あれはっ!
『伊藤みどり』だ!
伊藤みどりがタイマツを掲げてグルグルスピンしながら下山して来る!
タイマツ?いやあれは聖火だ!
今更長野五輪の聖火だ!
ふくよかボディみどりが火だるまとなり
木々を焼き尽くしながら猛烈な勢いでこちらへ突進して来るぞ!
お!何か叫んでいる!

「お~い!
山菜、キノコがいっぱい採れるよー!」

この期に及んでほのぼのとした要らん情報だ!

「松茸も採れるよー!」

なんて食い意地のはったヤツなんだみどり!
野生婆達はもちろん
野鳥や猪、鹿や熊や野ネズミらは大慌てで逃げまどっている!
みんなみどりに食われると思っているんだ!

あ!山肌を見よ!
まるで大文字焼きの様に
伊藤みどりが駆け抜けた箇所が燃えて文字が浮かび上がっているぞ!
あ、あれは!

“肉”

キ…キン肉マン…?
「お腹すいたー!」
意味不明!

くだらないから
また再来週!

♪ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル
回して!
入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を
外して!
もしもしドシドシ
物忘れドシドシ
何でも聞いちゃお
ハイハ~イ!
年寄り電話相談室♪

めけめけ~。

写真。山火事予防ポスター。

ホテルからホテルへ狩りにゆけ!

2010年03月30日 17時24分40秒 | 出張中の日常シリーズ
まつもとぉーーーーーーーーーーー
まつもとぉーーーーーーーーーーー…
松本です。
ご乗車、ありがとうございます。

毎度来る度、怖いなぁと思う駅の構内案内放送に迎えられて昨晩松本入り。
多分こういうアナウンスの言い方や響きや間みたいなものは
怖いというよりもむしろ情緒的な部類に入るのだろうが
そんな日本的などこか懐かしい故郷の響きみたいなものが
どうしても僕には日本独特のホラーに聞こえてならないのだ。
だから少しおびえながら松本駅の改札をくぐって
雪を浴びつつ駅そばのビジネスホテルにチェックインした。

松本宿泊のホテルはいつも決まってそこである。
駅から近くて便利だし
大好きなサウナ大浴場もあってなかなか嬉しい。

さて部屋に荷物を置いてフロントに鍵を預け
その足で夕飯の買い出しに…と思いきや
何故かホテルから別のホテルへと移動する僕。

何で?
どうして?

向かった別のホテルとは!
そう!“例の”ホテル『ドー○ーイン』松本店だった!
昨年新しく出来たばかりのこのチェーンホテル。
出来てから松本へ来ていなかった為
『ドー○ーイン』フリークな僕は未だ泊まった事が無く
是非1度は泊まりたいものだと思ってはいた。
だけども僕は今回大好きなこのホテルには泊まらなかった。
いや、泊まれなかったっちゅうんが正しいだろう。

何で?

この春休みの時期は繁忙期の為
ホテルの宿泊料金が観光にあわせちゃってて高めに設定されている。
どう頑張っても出張経費に足がズドンと出てしまう。
僕の経費は1泊上限6000円。
この時期のこのホテルは1泊8000円近い。
そりゃオーバーし過ぎだ。
ちなみに毎度&今回も宿泊している駅前ホテルは1泊4500円ばかりと安い。
調べたら繁忙期以外は『ドー○ーイン』も4000円台だった。
また次回に泊まれば良いやと
今回は泣く泣く愛しの『ドー○ーイン』宿泊を断念したっちゅう訳だ。
だったら『ドー○ーイン』にゃ用が無いじゃん。
用無しなのに行ったの?

どうして?

そりゃもちろん目的は
ご当地『ドー○ーいんこ』ストラップでしょう!
泊まらないけどストラップだけ売ってもらいに行ったのだ!
で、買ったぞーっ!

冒頭写真右手が松本店の『手打そばいんこ』だっ!
ホテルの名物キャラ『ドー○ーいんこ』がご当地モノに成りきるってのが
この企画のコンセプトなんだろうが
これは“成りきる”っちゅうか、ただの“そば屋”だろうが!
これではどちらかと言えばそば職人がいんこに成りきっている!
『手打そばいんこ』と言うからには
やっぱりいんこには長野名物手打そば自体になってて欲しかった。
あぁちょっぴり残念。
でも手打そばになるってのも無理があるか。
だったら『生わさびいんこ』でも良かろうに。
色、似てるし。
なんてグチグチ言っても仕方ない。
有り難く500円にて購入。

んで写真左手はフロントのお姉ちゃんが
「昨日入ったばかりです!」
と力強くおすすめしてくれた各店共通販売の
春限定バージョン『さくらいんこ』
おぉ!こちらはさくらに成りきっている感じがするぞ!
しかもこりゃメスの『ドー○ーいんこ』だ!
ん?
いやいやちょっと待てよ
これ『小梅太夫』じゃん!
♪チャンチャラン
さくらのいんこと思ったらぁ~
消えた芸人でしたぁ~♪
「ちっきしょーっ!」
それにこれ良く考えたら
全くさくらに成りきれてないじゃん!
桜の花から『小梅太夫』が出てきたよ。
出てきたっちゅうか生えてるね。
かぐや姫的発想だなこれ!
かわいくねーっ!

しかしフロントのお姉ちゃん曰く
「さっそく私も昨日携帯に付けたんです!
そしたら友達にかわいいねって褒められました!」
ウソをつけ!
何だその友達!
かわいくねーだろうが!
それに「さっそく私も」の“も”って何だ?
俺がこのストラップを付ける前提での会話か?
付けるわけねー!
集めてるだけです。
だからしてこれも当然500円にて購入。

『ドー○ーイン』松本店の2人のフロントお姉ちゃんは
はじめのうちはこちらを不審がっていましたが
そのうち『ドー○ーいんこ』ストラップの話題で打ち解けました。
憎めないキャラ『ドー○ーいんこ』は人と人との架け橋にもなり。
なんつって。

そんなこんなでストラップをゲットした僕は
その後夕飯の買い出しを済ませて
ホテルからホテルへと戻ったのでした。

で、昨晩宿泊の駅前のホテルでは
大浴場にて“いない誰かと会話をしている”『独り言オヤジ』と遭遇。
まるでオウムか何らかしらの鳥の様に独り言を繰り返すオヤジ。
僕は恐怖におののきながらもサウナに入りつつ
聞こえてくるオヤジの独り言に耳を傾けながら
何故かわけ分からん事を想像しちゃったのでした。

『独り言オヤジいんこストラップ』…。

めけめけ~。

写真。ストラップ×2。

冷たい肺。

2010年03月29日 18時48分32秒 | 出張中の日常シリーズ
山梨観光物産キャラ『ももずきん』と
信州キャラ『あるくま』が仲良く歩いているよ。
他にも『ひし丸』というキャラがいるんだけど
残念ここには出てきてないね。
後ろには特急『あずさ』がビューン!
馬さんもいるよ。
お花も咲いてて、春の信州信濃は楽しいね。
甲府に信州デスティネーションキャンペーン中です。
良かったらみんな来てねぇ。

はい、来ましたよぉ。
本日より僕は山梨→長野→群馬出張。
日帰りしたりもするコースを
みっちりクルクル回ります。
初日の今日は山梨県まわりでした。

富士山のお膝元出身若くして亡くなった『志村正彦』氏のバンド
大好きな『フジファブリック』の曲『桜の季節』を聴きながら
甲府、塩崎、清里と歩を進めます。

「♪桜の季節過ぎたら 遠くの街に行くのかい
桜のように舞い散って しまうのならばやるせない♪」

思わず『桜の季節』を口ずさむと甲府の桜もちらほらと満開です。
遠く向こうの山肌は雪化粧。
手前の桜は頬紅代わり。
ほんのり桃色に彩り染めて
雄大な大地が照れているようにも伺えます。
力強く咲き誇り、でも何気におしとやか?
少し肌寒い信州の地に根付く桜が
はかなくもたくましく見えました。

小海線で小淵沢から清里に向かう車中
車窓からは白い綿の様なものが舞うのが見えました。
桜、もう散りはじめたの?
桜吹雪かと思ったら、いやいやそれは雪でした。
東京に近い山梨の気候を
東京と一緒に考えちゃってあなどっていた僕を
山梨県はまだまだ底冷えする寒さと雪でお出迎え。
お日様が覗いた真下に満開の桜
桜に降り注ぐ、花びらと見まごうばかりの雪
何だか不思議な光景です。

清里に着いた時には雪も本格的に降りだして
商談が終わる頃は一面真っ白もう完全なる雪景色です。
ゴーゴーと吹雪く中
ガラガラバッグ引きずって長い上り坂を駅へ向かって歩く。
当然傘は無し。
うぅブルブル、寒い。
吸い込む空気が冷た過ぎて上手く肺に入ってくれず
吸い込めても身体ん中から真底冷えるばかり。
余計疲れるし何故かとても気持ち悪いし散々でした。

相変わらず寒さをナメきっていた僕。
歩いているだけでこんなに辛い思いは久しぶりです。
よくテレビか何かで登山者見てて
「これくらいの山、僕にだって登れるよ」
とか、東京マラソン見て
「多分僕にも走れるな」
なんて言いまくってた根拠無き自信が容易くもろくも崩されました。
全然ダメだわ。
日々のたるみ荒んだ生活で身体はボロボロなんでしょうか。
昔のタバコの影響で肺も真っ黒なんでしょうか。
どちらにせよ今の僕の体力は地に落ちてます。

カラムーチョも食べてないのにヒィヒィ言って駅に着いたら
着ていたジャージやジーパンが雪で真っ白でした。
パンパン叩いてコーヒー買ってストーブのある待合室で休みます。

相変わらずローカル線は本数が少ない。
午後3時35分の次は5時7分だって。
暫し電車を待つ事に。

ローカル線は本数が少ない割りにはいわゆる“テツ”が多いです。
テツ、鉄道オタク。
とりわけ“トリテツ”が多い。
トリテツ、撮る専門のテツ。
それと清里あたりは登山者も多いですね。
だから駅構内や電車の車内はテツと年配登山者で溢れてます。
ここではギャースカと数人のテツが騒いでおりました。
まぁ構わず僕は室内をプラプラ。

部屋の隅に『登山者名簿ボックス』なるものがありました。
何かあった時の為、登山前に
「これから登りますよ」
という意味で名簿をボックスに入れて出発する訳です。
その箱の下にこんな張り紙がありました。

『・あなたの体調は万全ですか?
・登山計画に無理はありませんか?
・引き返す勇気も必要です』

“あなたそれがベストですか?
あなたそれで良いんですか?”
と言っているようにも見えまして。
成る程。
形は違えど何だか自殺を思い止める注意書きにも通ずるものありだな。
そんな事を考えていたら
後ろの売店から何やら声が。

「コラッ!」

何事?
と振り返ると
地元民ぽい婆ちゃんが
さっきから騒いでいた首からカメラ下げたテツの男の子を怒鳴りつけてます。
「売り物勝手にいじっちゃダメじゃろが!」
男の子の手にはフタの開けられた『じゃがりこ』がしっかり握られています。
「買うの?買わないの?
買わないんじゃろ?
戻しておきなさい!」
そんな御叱りを受けてテツがひとこと。
「これ、『じゃがりこ』と『野沢菜漬』
どっちかなぁと気になって、つい」
ですって。

最近テツがあちこち駅で色々と問題を起こしていますね。
なんか婆ちゃんそんな事も含めてプンプン怒っておりました。

売店さん、じゃがりこにも注意書きを。
『・これはじゃがりこです。
・野沢菜漬ではありません。
・いじったら責任もってお買い上げ下さい』

凍えた身体も暖まり
電車は僕を松本へと運んでゆくのでありました。

めけめけ~。


「あとがき」
ひょんな事から先日
当ブログ過去の記事を読みました。
昔は短く終わってたのねとしみじみ。
それに僕のブログは何だか毎日同じ高テンションな気がして
今回は落ち着いた物腰で挑んでみました。
ついでに短くあげよう思ったのに
いつもと変わらねー…。
結局僕はこんなんなのね。
トホホ。

また明日。

写真。キャンペーンポスター。

昨日・今日・明日へのバラエティ。

2010年03月28日 13時17分33秒 | テレビ番組シリーズ
昨日の朝は『悪いのはみんな萩本欽一である』ではじまった。
何故バラエティは批判を受けるのか、製作者のバラエティに対する考え信念とは何か、製作者は視聴者の現実が見えているのか
といった『放送倫理・番組向上機構』が出した事項に基づき
「バラエティとは何か」という根本的テーマを裁判仕立てで考えてみようといった志向の番組である。
あえてこの番組の製作者をバラエティの人間でなくドキュメンタリーや映画畑の『是枝裕和』氏に任せたところも見所の1つであった。

番組は大将こと『萩本欽一』をバラエティの被告人として
フジテレビの『三宅』氏、日本テレビの『土屋』氏、メディア研究者の『太田』氏を欽ちゃんの証人として出廷させ
過去、現在、未来のバラエティ番組と欽ちゃんの作り上げて来たバラエティというものとを裁判にかけ法廷劇を繰り広げるものだった。
これが非常におもしろかった。

バラエティに於いて欽ちゃんの仕出かしてきた方法論的“暴力”“素人いじり”“低俗性”“いじめ”(これらはバラエティにおいて広い意味範囲での)を紐解いて行くうちに
過去のバラエティと今のバラエティの違いや繋がり、未来への展望や希望が見えてくる。
バラエティの歴史の流れと内容の変化とお茶の間の希望とのシンクロ部分とズレてしまっている部分。
世の中の欲求に果たしてテレビは真っ向から気持ちよく斬り込んでいけているのか。

フジテレビが過去に掲げていたテーマ「たのしくなければテレビじゃない」
その「たのしい」の意味合いは広いと思う。
決してバラエティだけでの事ではないのが事実だ。
でも僕はバラエティ好きな人間として、やっぱりテレビはバラエティに頑張って欲しいと思っている。
「バラエティが、たのしくなければテレビじゃない」くらいの意気込みで。

バラエティは生活に「あってもなくても、どっちでもいいもの」なのかもしれない。
それは多分僕の売っている雑貨なんかも同じである。
すでにあるものだからして、特に新しいものは求めちゃいませんて。
あればあるでこした事はないけど、なければないで死にゃーせぬ。
食べ物、着る物、家じゃあるまいに
贅沢品でしかないんじゃないかいな?
でもやっぱりそこはさ、「なくてはならないもの」であって欲しいっすよ。

当社社長は「低俗で下らない!毒でしかない!」と民放バラエティを全く見ない。
それも良い。
良いが、だからテレビにおいてかなり偏った思考になってしまっているように思う。
それの何が悪い?と言われてしまったらお仕舞なのだけど
何も悪くはないのだけれど、損はしているように思う。
そう、これも社長が食べ物の好き嫌いが多い人に言う「それだけで損しちゃっているわよ!」と同じ事だと思う。
好き嫌いの無い人間の価値観を押し付けてしまう。
無理して見る事は無いが、やっぱり決め付けず見てみるのも大事な事じゃないか?とも思う。
ちなみに僕の母親もお笑い番組が大嫌い。
家庭内で大好き大嫌いで真っ二つに割れた為、当時テレビが無駄に2台あった。
それもまた良し。

人間どこかでガス抜きしないと毒素が逆流して歯車も狂うってもの。
それは当然それぞれの価値観にあわせてね。
だからこそバラエティ製作者も演者(ここで言うタレント)も、たっぷり考えて重厚な番組を作っていって欲しい。
茶の間に媚びる必要は無いけれど
きっちり練った、重厚に下らないお茶の間向けの番組を。

僕が昔お芝居をしていた頃、1本のお話を作るのにこれでもかっちゅうくらい盛りだくさんに盛り込んで、気持ち悪いくらい考えて
んでちょっとの外し(休み所)を差し込んではじめて見る側が“普通に”見れると信じて作っていた。
“普通に”とは別な言葉で言うならば“安全に”“安心して”。
テレビ番組を作る時も多分、多かれ少なかれ例えば形は違えど何らかしら信念と考えをもって製作されているものと思う。
それはきっとテレビとバラエティの昔も今も同じだろう。

欽ちゃんは笑いを一旦ぶっ壊してバラバラに破壊して、それをバラエティという枠にはめ込んでお茶の間に提供していたとこの番組の裁判の中で語られていた。
方法論としてそれくらいの覚悟と思い切りがもの作りには必要な気がする。
常に視聴率という名の評価を気にしながらも片や常に破壊と構築を繰りかえす。
そこからお茶の間にとって「なくてはならない」バラエティ番組が生まれるのである。

良い物を造ろうと必死の必死で練り上げて完成したモノに対してはじめて
第三者が「あーだこーだ」と賛否両論言えるのだ。
軽く意見を言ってもらうには、やっぱり厚い努力が必要である。
本当にしょーもないもんには誰もモノを言わない気がする。
それはバラエティ番組であれ、雑貨であれ、何においても通ずる事だと思った。

昔のバラエティは凄かったな。
今のバラエティはこれで良いのかな。
そしてバラエティの未来は明るいのかな。
答えはお茶の間にあるだろう。

なんてそんな事を考えさせられた昨日のお昼前。
久々天気も良く掃除洗濯もはかどりまして毎度の事ながら外出。
銭湯に行きその後夜桜見物にと友人と井の頭公園へプラプラ出掛けました。
夕方からまた冷え込んだのと桜がまだまだ満開ではないのとで人の出も少なめでしたが
寒さもへったくれもありゃーせぬとばかりの若者達がジャンジャカ盛り上がっておりました。

もうじき閉店し『アトレ』に生まれ変わる『ロンロン』でお惣菜等とビールに焼酎を買い込み
公園の大きな池のほとりでこちらは小宴会。
暗くて桜が見えまシェーン!シェーン!カムバック!桜!カムバック!
って何じゃいそれ!
やっぱり花見は1週間早かった!
でも僕の花見は来週もあるぜよ!悪友共とのお花見が!
本格的花見の楽しみは来週に持ち越して、ブルブル震えつつとりあえずのお花見。

それにしても若者は元気です。
とにかく明るい。
公園へ来る前にパルコに行ったのですが、やっぱし若者は元気でした。
ファッションも素振りもわざとらしいくらい元気。
僕が若かりし頃はあそこまでPOPに爽やかに若くなかった。
少し腐った若者だったように思います。
周りの奴らもどこかギラギラして、はしゃぎっぷりも加減を知らず
なんちゅうかアングラチックっちゅうか、そんな若者だったように思い出され。
まあ、昔がどうといった問題じゃなく、周りがそんな人種だっただけなのかもしれませんが
今の若者を見ていてとっても爽やかで良いんじゃない?なんてオヤジチックに考えちゃった。
僕も年老いたか?なんつって。

今に触れて昔を見る、昔を振り返り今を認める、そしてこれからを見つめる。
良いんじゃねーの?そんな感じで。
桜は何も見えなかったけどねん。あははは。

そして今日。
昨日にも増して寒い今日。
いつものように朝起きてまずは最初にテレビをつける事から1日がはじまる。
『いいとも』『サンジャポ』『アッコにおまかせ』『東京マガジン』
『イッテQ』『おしゃれイズム』『ブラバラ』『ガキ使』
たくさんのバラエティと共に1日が暮れてゆく。

さてこれから『第40回高松宮記念G1』である。
毎度の事ながら負け戦に果敢に挑む訳だが、そこはほら、楽しみを買う訳で。
楽しみを買って勝って儲かったら万々歳くらいで丁度良いの。
そんでJRでチケットを取って銭湯行って買い物して帰ってテレビ見て今日は終わり。
明日の出張へとまた日常が繋がって行く訳。

生活も常に先を見据えて楽しみたいもの。
人生是バラエティなり。
だから真剣に挑まないとね。
なんつって。

めけめけ~。

写真。昨晩の何も見えない花見にて。
真っ暗闇にぼんやりおぼろげに月1つ。
暗いーっ!

『らーめん放浪記』麺67本目・心の旅。

2010年03月27日 15時23分38秒 | 連載書き物シリーズ
『らーめん放浪記』純情旅情編

〈3-(13)・心の旅〉


「スーーー……」
ほんの少し
ほんの少しだけ唇を開き
キリリとした表情で広島平和記念公園の爽やかな空気を吸い込む少年。
吸い込んだ空気は喉をスルリと滑りお腹にズドンと蓄えられて
充分にレッスンされた腹式呼吸で再び外へ緩やかに放り出された。
それはそれはキレイな歌声に生まれ変わって。

「♪さくら… 胸のつぼみ開くわ
あなたへひらり舞い降りて
素敵な大人になるの
さくら お願いそっと受け止めて
少し背伸びしたわたしを
抱きしめてKISSして
Darling 今わたしはあなただけのもの♪」

パチパチ!パチパチ!
男の子とは思えない美声に周囲観光客は思わず拍手喝采。
少年は少しテレ笑い。
深々と被ったハンチングの上から頭をポリポリ掻いて
舌をほんのちょっとペロリ。
かわいさが板に付いている。

黒縁のメガネを少し直して
再びキリリとした表情で平和記念公園から向こう側の原爆ドームを見つめる少年。
少年の幼い頃の思い出の地、広島。
思い出の建物、原爆ドーム。
突発的に出発した
思い出を辿る旅の最中に
少年は我を想う。
笑顔で我を想う。

フフフ…ここには誰も僕に気付く人などいない。
ほら、僕はまだまだ半人前なの。
周りの大人達が思う程売れてなんかいない、知名度低いんだから僕。
一丁前にチヤホヤされていたりするけれど
まだまだ未完成なただのちっぽけな人間よ。
ここへ来る道中の
新幹線の車内でだって
たまたま隣に座って来たおじさんがスポーツ新聞読みつつ僕に言っていたよね。
「名プロデューサー『九(きゅう)ちゃん』と?
懐かしのアイドル『羊田 妖子(ひつじだ ようこ)』との間に生まれた?
売れっ子息子の妖艶な秘密?
まったくな~、二世タレントだか何だか知らねぇが
芸も歌も幼ねぇ半人前なクセしやがってチヤホヤされちゃってよ~。
お兄ちゃんはこういう歌手好きかい?」
そういう歌手は、僕、好きなのかな。
僕は、僕が好きなのかな。
僕は、本当の僕なら好きなのかもしれないな。
おじさん、それ、僕です。
ほら、やっぱり半人前の僕なんて誰も気付きゃしないのよ。
おじさんの読んでいたどこかのスポーツ新聞が書きたてるゴシップ記事みたく
僕は調子にのってなんかいないし、頭にものってない。
それに皆が思う程僕スターじゃないし、ほら、決して時の人なんかでもないんだ。
僕は世間やマスコミや業界の作り上げた“神の喉を持つ異常な才能の変人少年”でもない。
性同一性障害になど悩んじゃいないし
権力者のおじ様達とホイホイ寝るような“軽尻坊や”でもない。
僕は、そう、僕でしかない。
僕は僕なんだ。

「僕は…僕なんだよ」
少年はそう呟くと、再びゆっくり息を吸い込み歌いはじめた。

「♪ろくでなし ろくでなし
なんてひどい云い方~
ろくでなし~ Ah! ろくでなし~
なんてひどいアーウィッ!云い方!♪」

ここではじめて周囲がザワついた。
瞬く間に少年の周りはちょっとしたパニックとなる。
少年は老若男女にもみくちゃにされ
写メ、ストロボ、握手、サインの集中砲火を浴びせられていた。
いつもならマネージャーや同行スタッフが混乱を上手く捌いてくれているのだが
なにせ今は少年1人だけ。
1人じゃこの混乱はどうする事も出来やしない。
少年はパニックに押しつぶされてその場にへたり込んじゃった…?
かと思いきや、ニッコリ笑顔で自分を取り囲んだ全ての人々の要求を快く受け入れ
一緒に写真を撮ってあげたりサインに応じたり写メにはポーズをキメてあげちゃったり
気持ちが良いくらいのファンサービスをテキパキ繰り広げだしたのだ。
すると今までもみくちゃ状態だった塊が少しずつ解けてゆきパニックも収まりはじめた。
そこで彼本域レベルで再び歌!

「♪平日だけど はれ着をきたのよ
人形を抱いて 日暮に帰ったワ
おかみさん達は 白い目でにらんだ
まるでこの私を ドロボーみたいに
ろくでなし ろくでなし
なんてひどいアーウィ!云い方♪」

心からの歌声に
圧倒されたギャラリーはすっかりうっとり。
「これからも僕を
僕、『羊助・YO―SUKE』を
皆さん好きでいてあげてくださいねっ!」
ドッッッッッ!!!と歓声!
そして鳴り止まぬ拍手喝采!
「ありがとう、さようなら、チャオ!」
なんてこの子はチャーミングなんだろう!
この場に居合わせた誰もがそう思ったに違いない。
飾りっ気の全く無い素振りと性格から来る澄んだ人柄と上品さ。
そう、これが現代に一輪の花を咲かせるスター
羊助が新人超売れっ子歌手『羊助・YO―SUKE』である所以なのである。
だからほら、そんな彼の輝く本質を知っちゃった人達は
立ち去るスター羊助を追いかけ回すような下品な真似など決してしなくなる訳だ。
だって、彼は今お忍びひとり旅の真っ最中。
こんなにかわいい売れっ子のプライベートを邪魔する人はもういない。
身近な存在でいながらも遠い存在感を漂わせている
そこが彼の魅力なのである。

さて先ほどのザワメキはどこへやら
再び所謂普通な日常を取り戻した広島平和記念公園を颯爽と歩く少年羊助。
気付けば原爆ドームを見上げる位置にまで来ていた。
思っていたより小さいな。
記憶の中の大きさとは違ったそれ。
自分の中ではドームはもっと大きくあって欲しい。
羊助は帳尻を合わせるかのように
柵ギリギリにまで身を寄せて足をふんばりその切なき偉大な建物をキリリと見つめた。
小さな少年が押しつぶされそうになる。
そう、これで良し!
羊助は少し笑った。

気を許した瞬間羊助は物凄い圧迫感をおぼえた。
そこに立てている事自体が奇跡に感じて
圧倒された身体が後ろにのけぞった。
しかし羊助は負けじと持ち直しまだまだキリリと見つめ続ける。
そして過去と現在の自分を想う。
僕は負けない。
何にも負けない。
たとえこの身に地獄が訪れようとも
僕は負けないぞ。
よし!
未来を想い
「強くなろう」
そう呟き眼を閉じた。

薄茶けた煉瓦とむき出しの鉄骨の残像が浮かぶ。
景色は崩れても目の前のそれからは決して砂埃が舞い上がっちゃいない。
猛烈な熱さと痛みを感じてもそれはまるでリアルではない。
焼けて崩れて溶けた惨劇は繰りかえされる事なく僕らに語りかけてくる。
まるで現実だった歴史が薄らいでゆくように
羊助の中で建物の残像が
楽しかったあの頃の、幼少時代の記憶と共にゆらめきながら徐々に薄れてゆき
砂嵐と化して崩れてそして消え去っ…

いや待って!

慌てて眼を開ける羊助!
大丈夫、原爆ドームは何も変わらずそこにそびえ立っていた。
ホッと胸を撫で下ろす大人びた子供。
羊助はくるりと振り返った。
まだまだつぼみの桜の木々が夕焼けで真っ赤に染まって見えた。

その下を歩く家族。
お父さんお母さんと手をつないで楽しそうに歩くちっちゃな男の子。
左右を大人にしっかり守られながら無邪気に振舞っている。
そんな光景を見つめ、なんだか懐かしいやら羨ましいやら
羊助はほんの少し安心したのか
忘れていた空腹感を思い出す。
「そうだった、朝から何も食べていなかったんだ」

ハンチングを深く被り直して
ちょっとだけ舌をペロリ覗かせ
羊助は広島市内の繁華街へと歩き出したのだった。

この後羊助は
広島風お好み焼きを食べるハズが
奇妙な屋台で奇妙ならーめんを食べ
奇妙な現実を味わう事になる。
ただしそれはあくまで“運命の予定”である。
未定な予定を決定するのは本人の行い次第なのだ。

さても今の羊助にはあの頃の
幼少時代の広島での思い出だけが
楽しく切なく背中に漂っていたのだった。

ただ、思い出は不確かなもの。
全ては自分の都合で美化された
不確かな過去の現実。
真実は常に先を行くのである。

なわけで
先へ、つづく。


♪パララ~ララ
パラララララ~~~♪

街に夜鳴きの音(ね)が響く。

めけめけ~。


『らーめん放浪記』つづく。


(注)この物語はフィクションです。

写真。桜のつぼみ
そして原爆ドーム。

三つ目が通る!

2010年03月26日 18時12分27秒 | ほのぼの日記シリーズ
久々乗った朝の埼京線はファブリーズ臭かった。

本日は埼玉回り。
新宿から大宮方面へ
痴漢電車で有名な埼京線に乗り込み
ゆられ触られ揉みまさぐられて移動。
んな事あるか!
あるならば埼京線はホモ電車だ!
なんつって。

埼京線のラッシュは半端ない。
小田急線や京王線や中央線や山手線等々だって同じくパンパンだが
それにも増してひどいのだと以前友人から聞いた事がある。
埼京線が走る浦和、戸田、大宮や乗り入れの川越などは
マンモス級に人口が増加している東京のベッドタウンである為
朝の新宿方面、夕の埼玉方面は通勤通学と帰宅が重なってギュウギュウなのだ。

今朝の僕は朝のラッシュとは真逆の埼玉方面へ向かっていた為
それらとは無縁にゆったりと座って乗車。
池袋や板橋あたり多少混雑は見られたものの
赤羽からはまたユルユルだった。
ただやっぱり逆方面の対向電車を見るとちょーギュウギュウ!
そこはまさに戦場!
みな大変そうだ。
こりゃ無法地帯だなぁ。
痴漢電車と呼ばれる所以か。

埼京線がパンパンのギュウギュウだからして痴漢が集まって来るのか
それともこの沿線にゃたまたま痴漢が多く暮らしているのか
『痴漢のメッカ』or『痴漢タウン』?
そこらへんは定かでないが
電車で痴漢といえばすぐ埼京線と連想されてしまうくらい
なんちゅうか僕からしたら
便利なんだけどイメージがあまりよろしくない路線ではある。

そんな埼京線、今朝の車内はおかしな空間だった。
新宿で乗り込んだ僕。
座席に座って電車が発車。
すると横から紙を弾く“パラッパラッ”ちゅう音がした。
あぁ耳障りだなと音のする真横を見ると
変なジャージ着たおっさんが
熱心に『東京ホストクラブ特集(仮名)』なるものを読み漁っていた。
ページを弾きつつ読み進めては戻り、読み進めては戻りを繰り返すおっさん。
ただならぬ気味悪さだ。

ふと前方を見ると向かいの座席でサル顔のケバい女性が
無我夢中でマスカラを重ね塗りしている。
目玉ひんむき、鼻の下を伸ばして
今にも「ウホウホ」言い出しそうな口元を浮かばせ
見てるこちらが恥ずかしくなっちゃうくらいな表情で
まつ毛をしきりにクリンクリンだ。
その気味悪い表情は多分この女性の癖なんだろう。
みっともないから人前で化粧はしない方が懸命だ。

なんて思ってたら赤羽到着。
横のホスト情報誌パラパラおっさんが下車した。
赤羽で乗客は結構降り、同じだけまた乗ってきた。

相変わらず“おサルさん”はマスカラ三昧だ。
その横に大柄なおっさんが腰を下ろし
すぐさま目を閉じ眠りについた。

おや?

目を閉じたハズのおっさんの目が開いてる?
おやおや!?
なんと!
おっさんの閉じたまぶたの上に
マジックでくっきり“も1つ”目が書かれているではないか!
多分このおっさん昨晩誰かと飲んだんだな!
んでおっさん酔っ払って寝ちゃって
寝ている隙にイタズラされたんだな!
クスクス…クスクス…
周囲から笑い声がちらほら。
またその書かれた目玉が
本来のおっさんの顔となかなかのミスマッチぷりを発揮していて
滑稽過ぎて笑わずにはいられない面白さなのだ!
しかも!
直ぐ横ではおサルさんが未だ尚マスカラを塗り続けている!

片やまぶたに目玉を書かれたおやじ!
片やまつげにマスカラ塗ったぐり女!

そんな“おめめ”にまつわる2人が
埼京線車内の僕の目の前で並んでいる!
凄まじい光景だ!
あと1人、“おめめ”にまつわる誰かが並べば
スロットなら完璧フィーバーである!
そんな面白過ぎる事など簡単には起きないか
なんて一瞬油断した僕。
そこに奇跡が舞い降りた!

マスカラおサルさんの横に座るおじさんの携帯電話が鳴る!
おじさん、携帯をバッグから取り出す!
携帯を耳にあて「もしもし」!?
あ、あれはっ!
おじさんの携帯からぶら下がるストラップは
出たぁーっ!!!

ゲゲゲの鬼太郎の
“目玉のオヤジ”だーっ!

おめめ!
おめめ!
おめめ!
スリーおめめ!並んだーっ!

大フィーバーッ!

3人のおめめと僕は
大宮で下車したのだった。

朝の埼京線を揺るがすものは痴漢だけではない!
ハイパー混雑した新宿方面とは逆方面に進む電車の中でも
毎朝こんな衝撃的なドラマが
繰り広げられていたのだ!

埼京線のイメージが
また少し
おかしくなった瞬間だった!

めけめけ~。

写真。埼京線新宿駅ホームの
痴漢撲滅をうったえた垂れ幕。

宮姉。

2010年03月25日 19時02分00秒 | 会社天国編・地獄編
おおよそ1年程前
ストラップの事を“スカラッポ”と
意味不明なネーミングで書かれた注文FAXが来て
上司に「スカラッポって何か聞け!」と言われ
仕方なくそのお取引先さんに電話して
「スカラッポって何ですか?」っちゅう情けない質問させられた記事を書いた。
何となくそんなどーでも良い事を思い出した今日この頃である。

ここの所天気も暑くなったり冷え込んだりを繰り返している。
昨日今日は雨も降ってグズついた天気だ。
「あたたかくなりましたねぇ」言って薄着になったかと思ったら
「寒い寒い」とまたコートを引っ張り出し羽織らにゃいかん。
電車内や街の至るところで「ゴホゴホ」咳の音が聞こえてくる。
かと思えば春恒例、ボケ~と眠そうな顔で呆けている能天気な人もいたり
こうしてはっきりしない調子で徐々に世間は春めいてゆくのだろう。
季節の代わり目は御天道様が移り気で僕ら人間は振り回され気味。
なかなか辛いものである。

そういえば最近救急車のサイレンもよく耳にする。
この冷え込みで風邪が悪化した人のものか
暖冷気温の変化に身体がついていけなくなったご老人が倒れたものか
はたまた春のウララの変質者による何らかの殺傷事件の被害か
全てこれも移り気な御天道様の仕業だろう。

かくいう当社内も春が近づくと共にかなり慌ただしくなってきた。
慌ただしくなれば当然鬼社長が騒ぎだす。
今日も社長は僕に「キシャーッ!」と牙を剥いた!
新商品のサンプルがデスクに放置されているのを見つけ
「いつまでもこんな所に置いとかないで!
邪魔よ!」
と僕めがけてそいつを投げつけてきた!
えぇ!?
それって僕が置いたモノじゃないよ~!
多分社長が自分で置きっぱなしにして忘れているモノなのだ。
「知らないっすよ」と答えたら
「うるさい!
どうでも良いから早よ片せ!」
当て付けもいい加減にして欲しい。
「自分で置いたんじゃないんすか!
何でも僕のせいにしないで下さいよ!」
とツッパねたら珍しく黙ってしまった。
ほれ見ろ!黙るって事は思い当たるフシがある証拠だ!
ざまぁみろ!ガハハハッ!
とふんぞりかえる僕。

暫くして
社長がちょっと出掛けたらデザイナーが僕にコソコソと話かけてきた。
「そのサンプル…○○(僕の名前)さんが自分でそこに置いたものですよ」
へ?
なに?
今なんつった?
僕が…置いたって?
これを?
知らんぞ?
「昨日確かに受け取って置いてましたよ」
な、なぬ!?
えぇ!?
そんなハズはない!
全くそんな記憶が無いもの!
「間違いないです。
だって私が渡したんだもの」
ちょっとちょっと!
何だってぇ!?
それじゃあ社長全く悪くないじゃん!
悪いのは僕じゃん!
ただの僕の逆ギレじゃんか!
皆に聞いて回ったが確からしい。
僕が「ありがとうございます」言ってサンプル受け取る所を
その時その場にいたスタッフ全員がしっかり見ていたとの事。
そりゃ間違いないだろう。

あちゃ~…。
完璧な記憶スッポ抜けだ。
我ながら情けない事実だ。
とりあえず事はしらばっくれて流して
そのまま社長が悪い事にしちゃったけど
僕の脳にもついにアルツの春が来たかと恐ろしくなってしまった。

社長すんません…。
なんつって
しかしそんな僕のアルツレベルを遥かに越えて
当社社長のスーパーアルツは未だご健在だ。
特に名称等の間違いはひどい。
しかもだ、間違えたまま覚えちゃって
それが正しいと思い込んじゃってるから凄い。

例えば先日のバンクーバーオリンピック女子フィギュアで
金メダルを獲得した『キムヨナ』の事をずっと『ユンソナ』言ってて
スタッフが間違いを指摘しても「ユンソナ、ユンソナ」言ってて
あまりに間違いを指摘されすぎて混乱したのか
『キムヨナ』→『ユンソナ』が最後には『ヨンサマ』になっちゃってた
っちゅうバカげた事があった。
本人は多分「キムヨナ!」言ってるつもりなんだろうけど
口へ行き着くまでに脳で考えた「キムヨナ!」が変換されて
「ユンソナ!」になっちゃったんだろうな。
「ヨンサマ!」はぶっ壊れただけ?みたいな。

他にも社長は『au』を『アーウー』と言い続けているし
『一杯飲み屋』を『一気飲み屋』と言ったりしている。
面倒だから放置だが
おいおい、『一気飲み屋』って…そんな自虐的な飲み屋…。

昨日なんかは
報道バラエティ番組『ミヤネ屋』司会のアナウンサー『宮根誠司』さんを
「ミヤネー!ミヤネー!」
変なイントネーションで言ってるから
おかしいなと思い突っ込んで聞いてみると
実際社長は宮根さんの事を知らず
最近友人らとの話題で「ミヤネ、ミヤネ」と出て来てたから
知ったつもりで話していたようで。
どうやら社長、『ミヤネ』さんを“『ミヤ姉』さん”だと思っていたらしく
『兵藤ゆき』を『ゆき姉』と呼ぶように「ミヤ姉!」と言ってたようで。
「え!?ミヤ姉ーっておじさんなの!?」だって!
バカですねぇ~!

こんな間違い勘違いが当社では日々湯水の如く溢れて流れておる訳で。
あぁ、当社社長の頭ん中は
常に春なのであります。

「ボケ~」

人の事言えるかっ!
と怒られそうだからこの辺で。
ドロロンパッ!

めけめけ~。

写真。いつもは黄色い通勤電車の車体が真っ白に!?
こんな感じで頭ん中も真っ白になりにけり…。

週の真ん中水曜日!真ん中モッコリ!ばんぱくの今日もめけめけウェンズディ東京・24

2010年03月24日 19時12分13秒 | 毒ラジオ・毒宇宙!
ザザッ
キュイ~ン
…道路は卒業証書授与で壇上に並ぶ卒業生渋滞が起きてるっちゃ!
授与済みの卒業生が筒をポンポン鳴らしてうるさいっちゃ!
ウチの筒もポンポン鳴らして~!
イヤ~ンまいっちんぐ!
次の『まいっちんぐマチ子のイヤラシ交通情報』は6時50分からです。

ひ、ひでぇ~下ネタ…。
マチ子ちゃんありがとう。
さぁ時刻は間もなく5時。
ここからは私、先々週
北島三郎の鼻の穴に吸い込まれた後
鼻くそ焼きそばなるものを出す店を三郎の鼻ん中で暫く営んでたら
花粉と共に「はぁっくしょんっ!」と上手く外へ排出され
無事に三郎と鼻くそから解放された『ばんぱく』がお送りします。

CM
「おい
はちみつとキンカンの飴を出せ!」
「はぁ?」
「はちみつとキンカンの飴を出せと言っとろうが!」
「♪だぁかぁらぁ
毎日面白い イエイ
毎日面白い イエイイエイ♪
はちみつキンカンの、どの飴?♪
「何ぃ!?」
「これ
飴いっぱいあるから分からない イエイ!
どの飴がはちみつキンカンの飴ぇ~!?」

「アホだ」
5時です!

週の真ん中水曜日!真ん中モッコリ!
『ばんぱくの今日もめけめけウェンズディ』

〈Music・IN〉
ど~も
♪東京特許許可局局長の許可!
とっきょきょかっきょきょくかっきょ!
Kyoku!CyoCCyoCCyo~だYO!
シティ派三昧!
東京特許は許可が好き!
ときょときょとっきょと東京三昧!
キョカキョクキョクチョー許可三昧!
HEY!
東京!
WA!
人だらけ!
ゴミだらけ!♪

え~先々週に引き続き
いきなりまたまたラップで今週もクソみたいな時間がやってまいりました。
嫌がらせの様に1週跳び跳び隔週でやってまいりますが
どうか皆さん
支給でバナナ食えるからって東京マラソンに群がる浮浪者な気持ちで
聴いてやってくださいね。
聴いててイラッとくる方は
今すぐ周波数を変えて!
急いでFMに変えて!
まあ聴いていても頭痛と吐き気をもよおすくらいで
別に害はありませんから。
今日も最後までゲロッてお付き合いくださ~い!
東京湾お台場のダイバー!
「シュコーッ、ヘドロが、シュコーッ、見えます、シュコーッ」
ブクブク…。

この放送は『当社バカ社長』の提供で
婆さんの屁理屈の屁と理屈に挟まれた
『おばすてラジオ放送局』より
エリアを絞ってローカルにショボ~くお送り致します。
東京砂婆苦!

さて最近めっきりモッコリ卒業シーズンとなりました。
皆さんそれぞれあらゆる分野に於て卒業をし
次なるステップへと歩んでゆく事と思います。
僕も昨日やっとおしゃぶりから無事に卒業する事が出来ました。
「いつまでもお口で指しゃぶってばかりいないで!
全くお行儀悪いったらありゃしない!」
なんちゅう周囲の声を背に受けつつも
行儀良く真面目なんて出来やせず
夜の校舎窓ガラス壊して回るついでに
下級生が図画工作の授業でこしらえた未来のロボット成るものも壊して回り
その場で自分もグルグル回って
おしっこスプリンクラー行為が精一杯な僕!
そんな反抗の姿勢を見せてはいましたが
良く考えたらおしっこスプリンクラーした時
蒸れた股間をボリボリかきむしった指をしゃぶっちゃ汚いでちゅよという事に今更気付き
無事におしゃぶりを卒業する事が出来ました。
代わりに新たにスプリンクラー“おしゃぶらせ”の癖がついて困っております。
下ネタかよ!
卒業シーズンの今日この頃『AKB48』の『桜の栞』をよく耳にします。
この『アカバネ48』が歌う唄は
ヘルスやピンサロ通いのエロおやじが女遊びから卒業する歌だったんですねぇ。
♪桜の花は~別れの栞~♪
なんかエロっす!
エロっす!
当番組も対抗して
『EKIBEN48』っちゅうアイドルグループを作りました!
47都道府県の全国駅弁巡りイベントが主な活動拠点!
あれ?48なのに47って1箇所足りない!?
そこが、Gスポットだーっ!
エキベンでフィニッシュ!
四十八手!
うげーっ!
また下ネタかよーっ!
すまんス!エロス!

はい!そこで!
『EKIBEN48』のメンバーを大募集いたします!
僕らと共に全国の催事場を回ろう!
FAX番号は
『03の(3232)の4848』
『03(3232)4848』
『お耳に水シャーシャー』
まで、どしどしFAXお待ちしております!
え~メールでも受け付けております。
アドレスは
『@ire!unchi.moresyan!.ne.jp』
『あっトイレ!うんちドッと漏レシャン!
ドットエヌイージェーピー』
です!ヨロシク!

では本日の1曲目まいりましょうか。
世田谷区ラジオネーム
『ばんぱくさんよりはやしんさんの第2ボタンが欲しい!』さんからのリクエスト。
うんこついてるぞ!
卒業式と言えば!
『THE KAGEKI波!』で
『アオゲバトウト死』!

〈Music・IN〉
♪内ゲバ恐ろし 我が師も居ん
押し入れ庭にも早逝く徒生
……♪
〈Music・END〉

『ヤバいバンドだねぇ!』で
『Ah!Oh!ゲバ1010死』
聴いていただきました。
さて先程募集いたしました『「EKIBEN48」のメンバー』ですが!
早速いか飯FAXが殺到!
釜飯メールもジャンジャカ届いております!
ありがとう!
このままでは回線春の彩り弁当になっちゃいますので
ここで締め切らせていただきます!
各地の駅弁売りって
地元のババアに任せとけ!

さてここでお便り紹介しちゃおうかな。
え~ラジオネーム
『アラんドロん』さんから。
「ばんぱくさんこんにちはじゃ~ん!」
じゃんて!東京!スカしてる!
「ワシは先日『低枝切りバサミ』で
東京特許許可局局長から特許の許可を得たばかりの発明家なり~!」
コロ助か!
「只今『奥鼻毛切りバサミ』も特許申請中なり!」
だからコロ助か!
「東京は腐る程物が溢れてるなり。
消費も多けりゃゴミも多いなり。
そのゴミを集めて便利グッズを発明しているのが吾輩なり。
ゴミを集めて30年、発明はじめて30年!
30年かけて生み出した物は
『低枝切りバサミ』と『奥鼻毛切りバサミ』のみ!
ハサミにこだわりぬいた証なり!
しかしあまりに無駄にゴミを集め過ぎて
我が家はゴミ屋敷と化してしまったなり。
ゴミ屋敷で暮らし続けて29年!
気付いたらワシ、ゴキブリになってたなり!
ショッカク!うねうね!
役所や保健所の人間が明日巨大ゴキジェット持ってワシを抹殺しに来るなり!
ばんぱくさん!助けて!」
『アラんドロん』さん、ありがとう!
知るか。

ではそんな黒光りさんからのリクエスト。
私ばんぱくの新曲!
卒業式のど定番『海援隊』の『贈る言葉』
花粉鼻づまりバージョン。
発売早々、廃盤決定のNEWシングルです!
どうぞ!

〈Music・IN〉
♪くでぇ~なずぶぅ~まぢぬぉ~
ひがぁ~りどぉ~かげぬぉ~ながぁ~
さりぃ~ゆぐぅ~あなだへぇ~
おくれぇ~ティッシュ~!
へぇ~ぐしょんっ!びぃーっ!
……♪
〈Music・END〉

皆さん買ってね!
売ってね~よ!
それでは続きましてはこのコーナー
『めけめけ!謝恩会』!
卒業式の後はこれ!謝恩会!
当番組も謝恩会を開いて感謝とご恩をお返ししようといったコーナーDEATH!
まずはこの方に歌って頂きまShow!
『斉藤由貴』さんで『卒業』です!
どうぞ~!
「♪あぁ卒業式で泣かないと~
冷たい人と言われそう♪」
あれ?斉藤由貴さんが涙声だ。
「どうせこんなラジオ…シクシク
誰も聴いちゃいないでしょう…シクシク」
ポケットからハンカチ出して涙をふきだした!
と思ったら今度は汗が吹き出した!?

ピューッ!ピューッ!

ハンカチで必死に涙と汗を拭っております!
あれ?
はっ!
この人はっ!
『斉藤由貴』さんかと思ったら
ハンカチ王子こと『斎藤佑樹』さんじゃないですか!
ナイスピー!ナイスピー!
ハンカチ王子が何やら叫んでおります!
「マー君!マー君!マー君!マー君!」
楽天のマー君を呼んでいるのか!?
「マークパンサー!」
違ったーっ!
おぉっとハンカチ王子の顔面から大量の汗が!?

ドボドボドボドボーッ!

マー君とマークパンサーを間違えて恥ずかしそう!
ハンカチ王子がハニカミ王子になったぞ!
ナイスショット!ナイスショット!
どんどん流れる汗!

ジャー!ジャー!

汗!汗!汗!

ゴゴゴゴゴー!!!

うわぁ~~~っ!

いつしか汗は大河へ変わり
僕は濁流に飲み込まれたのだった!

ゴボゴボゴボゴボーッ!

なんじゃそりゃ!

溺れてなければ
また再来週!

めけめけ~。

写真。雨の東京西荻窪。
ガード下商店街のうなぎ屋さんにタコ提灯。

「お別れのときが、きたんだ。」

2010年03月23日 19時25分43秒 | 漫画・アニメシリーズ
「かつて誰もが憧れた
生活を共にし、日常をユカイに演出してくれる
愛すべき異分子。
そんな『居候キャラ』が
世間にあふれかえる時代の話―」

そんなセリフではじまり
そんなセリフで終わる
『原一雄』氏のマンガ『のらみみ』が
単行本8巻にしてついに完結した。

最終回は『月刊IKKI』にて先に読んではいたが
ファンとしては残念でもありしかし感謝の気持ちもあり
複雑な心境である。

子供のいる家庭に居候するキャラ達と主人公キャラ『のらみみ』くんを中心に
『のらみみ』くんの居候するキャラ紹介所『ハローキッズ』で働く人々や街の人々
それとキャラそのものの関係性をコミカルに
そしてあたたかく描いたマンガ『のらみみ』。
『ドラえもん』世代の方々にとってはすんなり受け入れやすい内容で
素直に毎月毎月感動しながら夢中で読み漁っていた。

日々仕事に追われ、たまの休みは家でゴロゴロ。
単調に毎日が過ぎてゆく錯覚に陥り
気付けばまた1つまた1つと歳をとっていたり。
社会にモミモミされて
その間楽しかったあんな事やくやしかったこんな事
うれしかったそんな事や臨んでいたどんな事まで
みんな何となくどこかへ置いてきちゃった気がしていたり
そんな気がする“気”すら忘れていたり。
そういうイッサイガッサイ忘れ物を思い出させてくれて
もう1度昔の自分に立ち返してくれるようなマンガが
この『のらみみ』だったように思う。

はじめてこのマンガを読んだ時の衝撃は忘れられない。
知らず知らずのうちに心躍らされていた。
忘れていた感情が再び湧きあがって来るのを感じた。
良い事ばかりじゃないのよ
ちょっと邪悪な感情もね
ごっちゃ混ぜで自分の“感情模様”が自分で楽しいのだ。

主人公『のらみみ』くんに自分を置き換えているとか?
いやいやこの物語自体に自分を投影していたのだろう。
どこか懐かしい世界。
そこにはいるハズのない僕がいるように感じた。
読んでいて熱いものが込み上げて
とめどなく溢れて
「おえおえ」
言ってた僕がいた。

色んな“切なさ”があるわりに決して説教臭くない。
押し付けがましくもない。
盛り込み過ぎてもいないし
薄すぎてもない。
常に中身はかわいくて
物語は身近だ。
そんなマンガってそうやたらにあるもんじゃないだろう。

人はそれぞれに生まれ
それぞれに全く違った環境で育ち大人になってゆく。
だからして同じなんてあり得ないが
この『のらみみ』は
それぞれが背負うものを
それぞれの形で上手く引き出してくれるマンガのような気がする。

『のらみみ』全8巻
良かったら読んでみてくださいな。
楽しいよ!
なんて僕は小学館の人間じゃありましぇんが。
宣伝かこれはっ!
あははは。

なんでもはじまりがあれば終わりがあるのよね。
終わらなきゃウソ。
終われなきゃキツイ。
入学もあれば卒業もあり
入社もあれば退社、転職もあり。
そしてまた入学、入社し卒業・退社・転職をする。
そうそう、三連休も土曜にはじまり月曜に終わりまして
また再び火曜の今日は仕事がはじまり
もうじき今日の仕事が終わろうとしております。

今日は出張帰りで久々の会社出勤。
相変わらず当社社長はガミガミ!グチグチ!
この“うるささ”だってはじまりがあり終わりもある訳で
ん?年中うるせー気もするが?
終わるなら終わってくれー!

この『のらみみ』最終巻の帯
「お別れのときが、きたんだ。」
っての見てなんかしみじみしちゃいました。
営業っちゅう仕事はたくさんの出会いがありたくさんの別れがある。
今年に入ってからのわずか約3ヶ月でも
たくさんの出会いと別れがありました。
そうこうして人は流れていくんでしょうかね。
時々そんな事を考えて
何だか不思議な気分になります。

時々、そう時々ですが
自分が死んでしまう夢をみます。
その時夢ん中の自分は死に直面していつもこう思うのです。
「これで友人達とは永遠のお別れか。
永遠の―」
そんなしみったれた事を思ったら一瞬友人らがグンっと身近に感じ
すぐさま遠のいて
ものすごい切なくどうしようもない感情が溢れてくるのです。
目覚めたらまたいつもの日常。
出勤したり帰ったり
食べたり排泄したり
怒られたり褒められたり
出合ったり別れたり
そんないつもの日常です。

で、そんな夢なんかは忘れてしまい日々が流れ
また良い頃合いで再び自分が死んでしまう夢をみる。
そこで色んな感情に気付く。
そんな繰り返し。
「反省」と「感謝」との出会いとお別れ。
繰り返しで成長はありましぇん。
情けなや~。

そうそう、マンガ『のらみみ』は形になって残っているのだからして
いつでもまた読み返す事が出来る!
お別れしても自分の都合でいつでも再び出会えちゃう!
終わってもお別れしても手元に“いてくれる”のです。
自分自身が変わっておかしくならない限りは
変わらず手元の『のらみみ』は“ある”訳で。
『のらみみ』くんはいてくれる訳で
なんちゅーかそういうのってのも良いもんであります。

仕事がはじまった今日も社長にどやされて
「このバカタレがっ!」
なんつって。
それを受けて
そうそう、『のらみみ』くんが最終回の最後の最後に言ってたセリフと同じ言葉を
『のらみみ』くんの口癖でもある言葉を
僕もおもわず漏らしたのでありました。

「チェッ」

僕の「お別れ」はまだまだ遠い。
がんばるぞー!
と言ってみたりして。

めけめけ~。

写真。『のらみみ』8巻。

みんなおいでよ!口笛酒場。

2010年03月22日 14時42分12秒 | お酒&泥酔シリーズ
3連休最終日、振替休日の月曜日
本日の朝も“軽い”二日酔いでござんす。

昨晩冷蔵庫の中身を処理するために
『きのこたっぷりミートソースパスタ』&『和風ゴーヤチャンプル』なるものを作ってしまい
あまりに美味いんでまた飲んだくれてしまった訳でござんす。
しかもお酒も“たっぷり”と“チャンプル”しちゃいまして
ビールからはじまり麦焼酎をホッピーでいって芋のロックに日本酒熱燗でウーロンハイ…
たっぷり!チャンポン!アルコールチャンプル~!
ひょえええ~!
飲み過ぎたわりには二日酔いが軽かったのは
寝る前のんだ大量の水とウコン様のおかげでござんす。
ありがたや、お水様!ありがたや~、ウコン様~!
そしたら何処からか声がする。
「お前はアル中か!?」
中央中ですが何か?
「出身中学を聞いとるんじゃない!バカものがっ!」
え?
うわぁっ!か、神様!?
「おのれはアルコール中毒かと聞いておるのじゃこのボケがっ!」
いいえ!決してアル中などではありませぬ!
「飲み過ぎてばかりいたら処刑だぞ!」
もう飲みませぬ!もう飲みませぬから許してタモ~レ!
「このタワケがっ!」
“ジャバーーーーーッ!”
ギャーーーッ!天から大量の水がっ!
…っと思ったら、これは酒!?
あっはっはっはっはっは~っ!
酒だ酒だ酒だ~っ!飲んだくれだ~っ!
ヒックッ!てやんでい!ばーろー!ちくしょうめ!
「お前アル中じゃねーかっ!糞がっ!」
“バンッ!”
と床が抜けて、僕は真っ暗闇の底の底、“ちょー地獄”へ落ちてゆくのでした。
めでたし、めでたし。
めでたくねーっ!
お酒は控えめにね、なんつって。

お酒と言えばそうそう
僕がよく行く近所の焼鳥屋さんがあるんですが
一昨日飲みに行った際にひょんな事から常連さん達に話かけられてしまいました。
んで、何とな~く仲良くなっちゃって
僕の感情的には微妙な感じで店を後にしたのです。
NHK『みんななかよし』みたく
♪口笛ふいて空き地へ行った 知らない子がやって来て 遊ばないかと笑って言った
ひとりぼっちはつまらない だれとでも仲間になって 仲良しになろう
口笛ふいて空き地へ行った 知らない子はもういない 皆仲間だ仲良しなんだ♪
「そんな気持ち悪いの嫌―っ!」
丁度こんな感情でしょうか。

この街に暮らしはじめた7、8年前
あまりお店が多くはない街の為選択の余地も無く
半ば強制的にその焼鳥屋さんへ飲みに行ったのがはじまりでした。
それから今日まで常連さん達とは一線をおき
なるべく触れ合いを持たないように孤独を貫き
ちょっとデブった1匹狼を努めてきました。
まあ、僕は1ヶ月に1、2度くらいしかそのお店には行かないんですけど
それにしても常連さんと仲良くするって事は
自分も常連になっちゃうっちゅう事でもあり。
なんとなく気楽に飲めなくなっちゃうのも嫌じゃないですか。
静かに飲みたい時だってある訳だし、考え事しつつの時もある。
常連のシガラミってのもあるでしょうからそんなのもあまり味わいたくない。
だからなるべく関わり合いを避けていたのです。

でも避けながらも、どうしてもしょっちゅう顔を合わせる方々を観察はしてしまう。
常連さん連中おもろい人が多いもんですから
片耳をどデカクしてついつい会話を盗み聞きしちゃう。
それも入って来るのは中途半端な情報ばかりだから
おかしな単語や会話のみが頭に残って
自分勝手に常連さんのキャラを作り上げたり人間関係の縮図を構成してみちゃったりして
結果、この7、8年で僕なりの勝手な焼鳥屋常連劇場を作り上げて楽しんでいたのです。
失礼な事とは重々承知でやんす。
でも、そうせざるをえないくらい常連みんな変なんすもん。

しかし時には真実も知りたくなっちゃう。
欲がでちゃうんですね。
自分の頭ん中の想像と現実のギャップを味わいたくなっちゃう。
常連情報の気になる部分や分からぬ部分、“未”のパーツを埋め込んで
焼鳥屋常連劇場をよりリアルにノンフィクションに近いカタチで仕上げてみたくなっちゃう。
でもでも、あんまり仲良くするのも嫌だしな~。
なんて思ってっから、今まで頑なに張られていた“関わって来るなバリアー”の力が弱まって
そこん所につけ入られて
いつの間にかなんとなく話かけられて顔見知りになっちゃった。
抵抗力が弱まってる所へウィルスにやられたみたいな。
いや、良いんです、良いんですけど警戒はしとかないとなりません。
“ドップリ”は禁物ですから。
でもまあいいか!とばかりにせっかくだから色々今まで気になってた部分を聞いちゃった。

常連さん達もずっとこちらを気にしていたようです。
お互い探っていたのでしょうか。
で、多分このおっさん嫌われてるんだろうな~なんて思ってた人が実は結構好かれてたり
良い人だな~と思ってたおっさんが実は煙たがられていたり
やっぱり常連さん達の間にも色々あった訳。
職業の謎なんかも解けちゃった。
皆さん立派な会社にお勤めでビックリ!
ある方は近所の病院を経営していたりでビックリ!
元ヤクザ屋さんもいたりしてビックリ!
お店の店長さんもお勘定の時同じ事教えてくれたから間違いないでしょう。
そりゃそうか、毎日飲みに行けるだけの余裕があるんだもんな。
それに近くの居酒屋との関係性やこの土地のしがらみやよそ者に対する土地の人間の感情など
出るわ出るわエグい話が。
僕の中のしょぼい焼鳥屋常連劇場が何だかアカデミー賞にノミネートされちゃう!?くらい壮大な世界に発展しちゃった。

事実は小説より奇なりとは言いますが
僕の想像を遥かに越えて奇妙奇天烈な現実がそこにはあった訳。
このおっさんヤバイよな~って思ってた人がやっぱちょーヤバくて笑い死にそうになったし
言ってる事が逝ってるみたいな面白さが満載!
途中ボトルから酒ドボドボつがれて飲まされて
嬉しいやら何やら複雑な心境で変な話を聞かされて
んですげー太ったおばちゃんが美容と美貌の話しだして意味不明だし
とにかく凄かった!

でもやっぱり僕の中にはどこか傍観者のもう1人の僕がいて
「あんまりドップリはまるなよ!」
と常につぶやいていたんだよね。
僕の場合銭湯でもそうなんだけど
よく常連の輪に引きずり込まれそうになったりするんすよね。
でも親しくなるのって簡単だけど絶対そう上手くはいかないもの。
おっさん達は奇妙奇天烈な話が出来る分、その輪の空気の流れも奇妙奇天烈なハズで
暗黙のルールだって奇妙奇天烈なんだろうから
そんな出来上がった奇妙な空間にすんなり入り込めるわけないのよね。
受け入れられた事は多少嬉しいんだけど
やっぱり基本は“付かず離れず”のスタンスが心地良いんだと思う訳であります。

♪口笛ふいて焼鳥屋へ行った 知らないおっさん達が座ってて 「これ飲まないか?」と笑って言った
「ひとりぼっちはつまらないぞ! おじさん達と飲み仲間になって 飲んだくれよう!」
口笛ふいて焼鳥屋へ行った 知らないおっさんはもういない 皆飲み仲間だ酔っ払いなんだ♪

「あまりベタベタは嫌なのよねーーーーーっ!!!」

夜口笛をふくと蛇が出ると言いますが
酒飲みおっさんも、あまり出ると恐ろしい?
あははは。

どちらにせよ
今後のその焼鳥屋さんでの身の振舞い方は
自分のスタンス次第でしょうけど。

めけめけ~。

写真。鳥獣戯画のとっくりで熱燗トクトク~。

お土産シリーズ北海どう?

2010年03月21日 13時29分24秒 | 食にまつわるシリーズ
「ばあば!ばあば!お昼ご飯おそば!お昼ご飯おそーーーば!!!」
っちゅう近所のガキんちょの叫びで起こされた今朝
毎度お馴染み二日酔いであります。
よくまあこうも毎週毎週二日酔いになれたもんだと
よくまあこうも毎週毎週二日酔いになる程飲めたもんだと
我ながら感心してしまいます。
YO!お見事!ゲロゲロゲ~~~ッ!

朝8時頃に一旦は目覚めたのですが、部屋の空気を入れ替えようと窓をちょっと開けてから
気持ち悪いし頭重いし、再び二度寝してしまいまして
「ばあば!ばあば!お昼ご飯おそば!お昼ご飯おそーーーば!!!」
でやっとこそさ起き上がり時計を見たら10時過ぎ。
慌てて掃除洗濯済ませてコーヒーいれてパン食べながら今この記事を書いています。

おとといの金曜日夜、北海道出張から無事東京に戻りました。
北海道まで行ってまたしてもコンビニやらスーパーやらデパ地下やらの弁当惣菜の出張日々をおくり
最後の函館でも時間があったにも関わらず朝市まで行って何も食わず
100円のカップコーヒー飲みながら
カニが豪勢に乗っかっているラーメンやらウニイクラ丼やらを
ただただ見て歩いただけのバカな僕。
函館空港でも函館ラーメンやらイカ定食やら食べるチャンスがあったのに
何故かトンカツサンドをほうじ茶で流し込んでるバカな僕。
よくまあこうも毎度毎度地方で美味しいもの食わずモッタイナイ事が出来たもんだと
我ながら感心してしまいます。

でも、そうです!
僕にはコレがあるから大丈夫!

こちらも毎度毎度な『お土産シリーズ』!
出張帰りに買ったお土産をただただ紹介するだけのくだらないコーナー!
しかもお土産言って全部自分の為のモノってんだからしょーもない!
さて今回は北海道。
昔は北海道出張時にははしゃいで海産物を仰山買って帰って来ましたが
もう今じゃそんな事はようしません。
鮭だのカニだのホタテだのイクラだのウニだのって
別にこっちでも買えるし、よく考えたら高いし!
自分で自分に買うもんじゃねーなって。
で、今はお菓子メインです。

お土産シリーズまずはこれ!
冒頭写真の例のホテルのご当地ストラップ!
『函館五稜郭・いかいんこ』ストラップです!
ホテル『ドー○ーイン』の名物キャラ『ドー○ーいんこ』がご当地ものに成り切ったストラップシリーズの函館編。
函館と言えばイカ!っちゅう事で『いかいんこ』でしょうか。
見事なまでのイカといんことのコンビネーション!
お世辞で、かわいいと言っておきましょう。
これで今のところ『ご当地いんこ』ストラップも15個(15ヶ所)となりました!
我ながら集めたなーとズラリ並んだストラップをマジマジ眺め改めて思います。
「…なんじゃコレ…」と。
ホテルのキャンペーンはまだ続いております故今後も集め続けますので
ひとしきり集めたらまとめて当ブログにて後悔…いやいや公開いたします。
別にそんなもんどーでもよろしいっすが!
あははは。

で、続きましてのお土産は『ロイズ』の生チョコ『ストロベリー』!

新商品だか限定だか何だからしいっす。
買ってみました。
生チョコなので持ち歩きに2時間以上かかるなら保冷パックをと薦められたのに
要らない!と断ったため帰って食べてみたら“ぐんにゃり”してました。
生チョコ買うときは保冷パックをケチらない事をお薦めいたします。

では続きましてって、おいおい味は!?
はい、もちろん美味しいに決まっとろーがっ!
“ぐんにゃり”してたけどなっ!

次はこれ、ちょー定番『白い恋人』!

言わずと知れたお菓子であります故、言わずと知れて美味いです。
ついでにこれも購入。

『美冬』!
『白い恋人』の『石屋製菓』が出しているミルフィーユのお菓子です。
以前の出張で購入して食べたら美味かったのでまた購入しました。
やっぱり美味い。

北海道のお土産お菓子で大好きなこれも購入!

『じゃがポックル』!
このお菓子が出たての頃
入手困難だったのを苫小牧のお取引先さんが『ギフトショー』時にお土産で我が社に持ってきて下さったのが初でした。
その時ショーの忙しさに紛れて社長や上司に1つも渡さず全部持って帰っちゃった僕。
後にすげー怒られましたが←そりゃ当たり前だよな
それ以来ハマってしまい『じゃがポックル』すっかりトリコです!
空港で『じゃがポックル』の本体をモチーフにしたこれのキャラのストラップが売ってました。
爆笑!で、買おうと思ったのですが
あまりの馬鹿馬鹿しさに止めときました。
バッカですねー!と、所ジョージバリに思わず突っ込み。

以前はお1人様2箱までしか買えなかった『じゃがポックル』も
今では5箱まで買えるようになっていました。
入手困難だったのに充分山積みされていて余裕で買えました。
流行りが過ぎたとも言えるでしょうがこの場合は企業努力で量を確保できている証のような気もします。
何故なら同じく入手困難だった『花畑牧場生キャラメル』は『じゃがポックル』に増して山積み!
観光客皆さん手に取る方が見えませんでした。
僕は結構たっぷり時間とって土産屋さんを回るほうですが
どの店舗行っても山積みで誰も生キャラメルを見ておらずシラーっとしちゃってまして。
やっぱり全国各地で露出し過ぎた感は否めない。
こちらは完全に流行りで終わっちゃってます。
流行りの末路は廃り。
仕方ないのかもしれませんが何だか今の世を象徴しているようで薄ら寂しいかぎりです。
入手困難だから盛り上がるってのもありますしね。
でも美味しいものは美味しい!
買わなかったけど。
義剛、高い時計ジャラジャラ言わせてばかりいないで、頑張れ!
なにはともあれ大好きなお菓子『じゃがポックル』を買う事が出来て良かった!

もひとつお菓子じゃないがこれは『いか飯』!

空港で食べようと思って買ったのに
忘れて『トンカツサンド』買っちゃったからそのまま持って帰りました。
な~にやってんだか!
自宅に帰ってすぐ食べました。
小ぶりながらもギッシリお米が詰まっていて美味しかった~!

あとこれもお土産、『函館バス・ボンネットバスチョロQ』!

函館駅前バスターミナル案内所にて購入。
かわいい車体です。

飛行機にあわせた空港連絡バスの時間まで多少余裕があったので駅周辺をうろうろ。
函館朝市のアスファルトにイカのマークを発見!

思わず写メり!

函館駅にて『コンブ新幹線・雲竜号』なるものを発見!

本体はガラスケースに入っていた為写真が光って見難いですが
説明文と共に写メり!
コンブで造られた夢の新幹線らしい。
イカがモチーフ。
はじめ見た時、トトロの猫バスと伊勢海老がどす黒く合体したものかと思っちゃった。
凄い迫力!

あ、それと朝に五稜郭から函館駅前まで乗った市電。
函館の路面電車はおもむきがあります。

これは乗ってきた電車。

んでこれは続いて来た電車。

そのまま函館空港へ。
空港ロビーに『イカロボット』なるものを発見!

ビカビカ光ってクネクネ動いてました!
スゲーっす!

『イカロボット』の横は函館をスクリーンで解説コーナー!

何故か小さい鳥が『函館イカ踊り』なるものを説明しております!
もちろん声は横のスピーカーから出てますよ!
とにかくイカ!イカ!イカ!の函館!
イカに洗脳されそうな勢い!
見入っちゃいました。

それからANAのイカ飛行機でイカ羽田に飛んで帰路につき。
ん?あれ?イカ?あれれ?

雪だの何だのと色々ありましたこの時期の北海道。
観光だったら時期はずれにはなりますが
3月の北海道もなかなか良いんじゃないの?なんて思いつつ

最後におまけのイカ旭川の雪イカまみれと
札幌イカ時計台&イカテレビ塔で今日はお別れ。


あれ?イカ?

さよなら、さよなら、さよなら~。
イカなら、イカなら、イカなら~。
函館!

あれ!これイカに洗脳されている!?

めけめけ~。

いかいか~。

あれ?

写真。イカ色々。

『らーめん放浪記』麺66本目・豚骨。

2010年03月20日 16時02分29秒 | 連載書き物シリーズ
愛媛県松山市駅から銀天街のアーケードをくぐり
大街道あたりのちょっとした路地裏でひっそりと……
いやいや豪勢に儲かっとりますなーみたいな流行りをみせるらーめん屋
『とんこつらーめん黒豚』
閉店後の深夜2時
ブタ達も寝静まった頃合いで何やら目のすわった泥酔“お姉さん”『白烏(しらからす )スミレ』嬢が
うっすらお髭を覗かせながらまるで“おっさん”みたいに暴れていた。
店主『鉛筆銀 豊(ぺんぎん ゆたか)』にからむ白烏。
まきぞいをくって殴られまくる同行カメラマン。
白烏、鉛筆銀との久々の再会でテンション上がったか
かなり泥酔状態でご乱心ご乱暴なご様子。


「にゃんで(何で)!にゃんでらーめんなのよー!」
ガシャーン!パリーン!
「…ソワカ?」
「ちょっと白烏さん飲み過ぎですって!」
「うるしゃい!」
バチコーン!
「うっ!」
「べらんめいっ!!!」
コツン。
「うう…」
「“ワンちゃん”もユタカちゃんもどいつもこいつもらーめんって!
おい!そんなに“人殺して”楽しいか!?ヒックッ!」
「ソワカ…?」
「何物騒な事言ってるんすか白烏さん!」
「うっせー!」
バコッ!
「痛っ!」
「っ中華?いやいやちゅうか、っっっちゅ~うか、にゃんでユタカちゃんが愛媛にいるのよー!」
「ソワカ…」
「ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、プハーッ!」
「ラッパ飲み!?
ちょちょちょっと…お酒…もうやめときましょうって白烏さん…」
「だまれカメラーッ!」
バチコーン!
「ううっ…!」
ベロンベロン
「酒はぁ~飲めぇ~飲めぇ~飲むうな~ら~ばぁ~♪ってか?」
「ソ、ソワカ…」
「おい!ユタカ!」
ズイッ!
「ブタ増えてっし、らーめん屋儲かってるみたいだし
一体にゃにがどうなってるのよー!」
「ソワカ!」
「っつうかソワカってにゃによー!!!」
ビンターッ!
「ソソ!ソワカ~ッ!」
「そわかそわかうるしゃいのよー!!!」
ガタゴト!ゴトガタ!
ガンガンガン!
「ちょちょちょっと!白烏さん、落ち着いて!」
グイッ
「ひっ!」
「うっせー!バロチクショーめ!」
バチコーンッ!
「うーっ!」
「止めてくれるなカメラ小僧よ!」
「ソ…ワカ……」
「一体、何が、どうなってんのよ、教えなさいよ」
ズイ…ズイ…ズイ、ズイ、ズイ!
「さぁ、さぁ、さぁさぁさぁさぁ!」
「何がブタらーめんで愛媛が何なのよーーーっ!!!」
ドンガラガッシャンッ!
パリーンッ!
ビシャビシャー!
ボムッ!ズバングッ!
「ひぃっ!酒乱!」
「ゴクゴクゴク…。
ギャハッ!ヒックッ!」
チャルメ~ララ♪チャルメラララ~♪
「ん!?」
「ソワカーーーッ!」
ババーンッ!
「おおー!」
「とりあえず、シメのらーめんでも召し上がってからにしませんかソワカ?」
ニコッ。
「気が利いてるね~ユタカちゃん!」
ハート。
「ソ…ソワカ…」
「カメラ、いただこう!」
「うう…はいぃ…」
ズルズル…ズズズズズズ…ズズ…
「美味いっ!」
「で、にゃんでらーめんなのよ!」


『らーめん放浪記』純情旅情編

〈3-(12)・豚骨〉


「赴任先の沖縄で食べた例の屋台『黒猫』のらーめんが忘れられなかった私は
この様な野生的ブタ神様の身になってからも
どこかであの幻のらーめんの味を追い求めていた。
ブタ共を引き連れて九州を渡っている最中
再び屋台『黒猫』と遭遇する事となる。
私は迷わず食べた。
食べて食べて食べまくった。
猫目の店主とおかしな爺さんが止めても尚食べ
“隣にいた君”が止めても私は食べる事を止められなかった。
私の中の鬱屈した何かが弾け飛び食の連鎖がとめどなく続いて広がりをみせた。
おかわりソワカ、おかわりソワカと叫ぶ度に
1つ2つと小爆発を起こす感情。
味覚が脳を揺さぶり脊髄を破壊して胃袋を混乱させ血液を躍らせた。
なんと言えば良いのだろう、わが身を捧げてそしてまたわが身を得るというのか
おごそかで、乱暴で、ハレンチで、かわいい渦がそこにはあった。

私は私の中で暴走した。
北の大地に産声をあげ
シバレテなおたくましく育ったと思いたいわが身。
大好きな『さなえちゃん』との出会いで未来は明るく開けたつもりだった。
そこへ来ていきなりの沖縄赴任。
北から南へ魂は彷徨った。
私は私のよりどころを探した。
正しかろうが間違っていようが日々をこなしながら探し漂った。
『沖縄発、おばぁのにがうり』をはじめるきっかけをくれた婆さん
いらない、いらない、という私にいつもゴーヤを手渡してきた。
しわくちゃな笑顔でしわくちゃな手で私を包んでくれていたのか。
結局私はそんな婆さん1人助けられず、自分すらも見失い南の地でひとりぼっち。
彼女の残したかったものは一体何だったのだろう。
ふと立ち止まった所に『黒猫』があった。
そしてその味の向こう側に自分自身が立っていた。
さらに向こうで『さなえちゃん』が呼んでいる。
天国では婆さんが笑っている。
地獄で鬼が手招いている。
無数の赤ん坊とたくさんの女性の生首を抱えた鬼が早く来いよと叫んでいる。
狂ってもまだまだ走らねばならない。
そう、『さなえちゃん』が遠くでよんでいるのだ。
1歩2歩と前へ進まねばならないのだ。
答えは未だ闇の中。
答えは未だ病みの中。
だが何かがきっとそこにある北の大地へ私は向かうべきなのだ。

『黒猫』のらーめんが私に野生のパワーと生きる勇気を与えてくれた。
そんな私をブタ共がしたってくれた。
1すすり2すすり、1杯2杯。
『黒猫』らーめんが私にきっかけを与えてくれた。
1日2日、1歩2歩。
私は前進して行った。

そしてある時『黒猫』のらーめんを追及したくなった。
おこがましいかもしれないが
私を導いた味に恩返しが出来ればと、そう思うようになっていた。
この愛媛の地で試行錯誤を繰り返しながら麺やスープと格闘する日々。
そのうち自分のしている事がただの自己満足で全く無意味であるという事実に気付いた。
この行動のどこをもって恩返しと成すのだろう。
私は落胆した。
魂が地の底へ急降下していった。
そんな時、そう、私はブタ共に励まされたのだ。

他は他、我は我
我の真髄は我のみぞ知る。
あなたが前へ進み続ける事でわたくし共も前へ進めます。
あなたが勇気を持ち続ける事でわたくし共も勇気を得られます。
あなたがご自分を信じる事でわたくし共も自分を信じられます。
あなたがあなたでいる事でわたくし共は幸せを感じる事が出来るのです。
どうぞ笑ってください、そしてどうぞ理想を求めてください。
あなたが満足出来るのであればわたくし共はこの身をもって捧げましょう。
あなたからすればわたくし共は同じようなただのブタの塊りにすぎないかもしれない。
しかしわたくし共は各々それぞれにちゃんと個性があり
ひと塊りに見えても千差万別なのです。
そんなわたくし共のこの身を捧げ
あなたの理想探求の足しにしていただけたら幸いでございます。
あなたのする事には無駄などございませんよ。
あなたのなさる事はすべてオリジナルでございます。
大丈夫、大丈夫。
わたくし共はいつでももちつもたれつ
あなたの魂と同じく、絶滅などはいたしませぬ。
皆心はひとつ、あなたを崇拝しておりますから。
自信を持って、さぁ。

彼らは喜んでズンドウに身を捧げて逝った。
捧げながら同時に種の保存を繰り返していた。
1、2
2、4
4、8
8、12
…………………。
ブタ共は増え、らーめんの旨味も増え、私は何となく私を取り戻していった。
その喜びが『黒豚』のらーめんの味となった。
そしていつの間にかこのとんこつ味が人々を虜にしていた。
『黒猫』らーめんのあの味とはまるで違うが
これが私の生きる道、生きる私自身の今の味なのだ。
追求だの恩返しだのはもうどうでもいい。
今やこのらーめんとブタ共の群れとそして我々の大移動が
私の人生そのものとなっているのだから。

私は色んな意味で前進しなければならない。
今はここ愛媛でらーめんを追及しているが
そのうちまた大移動をはじめる事だろう。
先には先の何かがソワカである。
ソワカのソワカが待っソワカ。
そう、ソワカ!ソワカ!
ああ、また野生に戻りつつあるソワカ。
そんなこんなで私はソワカ
自分を全うしながらソワカ
らーめんと共に、ブタと共に
北へ、北へとソワカ進んでいるのであるソワカ!
ソワカー!ソワカー!ソワカー!」

「ん?んんんーーーっ!ふわぁ~っ」
ムニャムニャ、アクビー!
「ソ…ソワカ?」
「ごめん寝てた」
「ソワカ!?」
「話、訳分かんねーし、つまんねーし、長げーし
ギャハッ!
もう一度はじめっから分かりやすく端的に説明して!
みたいな」
「ソワカ!?」
「カメラー!起きろー!」
バチーンッ!
「うわぁ!痛っ!」
「飲みなおすぞー!」
「ええーっ!」
「ソ、ソワカ…」
「で、何だったっけ?
そうだ!
おい!
にゃんで(何で)!にゃんでらーめんなのよー!」
ドンガラガッシャーーーン!
「ソワカーッ!!!」
「ダメだこりゃ」

無意味な夜はエンドレスに続いたのだった。
有線放送が流行りの歌をエンドレスに流し続けるように。

♪さくら 胸のつぼみ開くわ
あなたへひらり舞い降りて
素敵な大人になるの
さくら お願いそっと受け止めて
少し背伸びしたわたしを
抱きしめてKISSして
Darling 今わたしはあなただけのもの♪


さてその頃
鉛筆銀が憧れ
讃岐うどん屋達を悩ませる
もう1つのらーめん屋
らーめん屋台『黒猫』は
広島の胡町にて
こちらは『黒豚』の十数倍もの長さの
長蛇の行列をつくって
バリバリに営業をしていたのだった。


♪パララ~ララ
パラララララ~~~♪

街に夜鳴きの音(ね)が響く。

めけめけ~。


『らーめん放浪記』つづく。


(注)この物語はフィクションです。

写真。大分前に撮った写メ。
東北にスイカ拡大のペンギン。

『宿泊ホテル系列の別ホテルの温泉施設の窓から』バビョーン!

2010年03月19日 19時53分23秒 | 風呂・サウナ劇場
雪と極寒の北海道を存分に堪能してきた今回の出張。
「いやいやこんなの序の口だべさ
こんなもんほんの鼻くそ程度でないかい?
ホンモノの“シバレル”を味わってもらいたいもんだべ」
生ぬるい!
と道民に一喝されそうではありますが
僕にとってはこれで充分“シバレ”て“シビレ”ました。
これ以上のレベルの“痛い冬”を毎年乗り切っている北海道の皆さんには
本当ただただ脱帽であります。
っつってマジで帽子とったら寒さが坊主に染みて泣けてきた!
今日も北の大地は冷え冷えでありました。

「ひんやりアラスカーッ!」
なんじゃいそれ。

さて昨日は苫小牧→室蘭→伊達紋別と回り夜に函館へ入りました。
函館駅のひとつ手前の五稜郭駅で特急スーパー北斗を下車し
そこからタクシーに乗り換えてホテルに到着。
もう時間は夜の8時30分です。
外はかなり冷え込んでいました。
「身体のシンまで寒ぅ~アラスカーッ!」
なんつってホテル入口をくぐります。

僕はいつも函館駅前のビジネスホテルに泊まっているのですが
今回はちょっとパターンを変えてみました。
何故なら!
「ストラップが欲しかったからだーっ!
アラスカーッ!」
意味不明なアラスカ絶叫はもういい!
っちゅう訳でまたしても“例の”チェーンホテル
『ドー○ーイン』の函館店に泊まった訳であります。

今回出張は『ドー○ーイン』ずくし!
宿泊したホテル全て『ドー○ーイン』!
僕はここが大好物!
ご当地いんこストラップも大好物だが
このホテルは大浴場が良い!
僕は温泉&サウナ&大浴場が大好き!
っちゅう事は『ドー○ーイン』で温泉サウナ大浴場三昧だ!
ここまで札幌苫小牧とホテルの大浴場で疲れた身体を癒し
“シバレ”をしのいでまいりました。
当然昨晩宿泊の函館店でも大浴場で…
ん?あれ?

「無いぞーっ!!!」

『ドー○ーイン』函館店には大浴場が無い!?
「申し訳ございません。
当店は他の系列店と違いまして大浴場がございません」
何だとー!?
そこを楽しみに宿泊予約をいれてんだよ俺は!
いやストラップもお目当てではあるけれど…
でもだ!
ホテルを決める最大のポイントは“サウナ&大浴場”なのよ俺は!
他の『ドー○ーイン』には大浴場あってここには無いだ!?
当然あるもんだと思っちまったよ!
ちゃんと書いておけよマジで!
がっかりだがっかりだガッカリだー!
アラスカだー!バカヤロー!
と理不尽なクレームを“心の中で”叫びながら
「えぇ~」
とだけか細いため息をもらし頭をかきむしる気弱な僕。
ちゃんと見ずに予約した僕が悪いんだと半ば諦めかけた時
フロントさんが
「ですので一応ご希望のお客様には
当会社が経営いたしております別なホテルの大浴場を
ご利用して頂くシステムをとっております。
時間で区切ってタクシーで送迎いたしておりますので
もしよろしければそちらをご利用いただけたらと思うのですが
いかがでございましょう」
何と!
そんなシステムになっているのか!

『ドー○ーイン』を経営する『共○メンテナンス』という会社が
ビジネスタイプの『ドー○ー』とは別に
ご旅行観光客をターゲットにグレード高い癒しの湯宿
『ラビ○タ』っちゅうホテルも経営しているのは知っていた。
函館には五稜郭の『ドー○ー』の他に
その『ラビ○タ』がBAY函館赤レンガ倉庫の横にある。
そこには見事な温泉施設が備わっていると聞いていたが。
いかがでございましょう言われたら勿論
「行きます!」
である。

チェックインが遅かった為
送迎タクシー最終便の夜9時に車へ乗り込む。
“乗り合い”なのにお客は僕1人。
寂しーっ!
まぁそんなもんか。
だって面倒くさいよ
ビジネスで来てんのに
自分が泊まるホテルと違う場所へわざわざ出向いて
ただ温泉つかって帰ってくるのは。
しかも片道車で15分だもの
夜もそこそこな時間だし部屋でゆっくりしたいよな。
でも僕は行くのデス!
フロントで渡された宿泊証明カードを首からぶら下げて
ビューンとホテル『ラビ○タ』到着。

バビョーン!

キレイ!デカイ!ビックリィ!
凄まじくグレード高いホテルである。
『ドー○ー』でもらった宿泊証明カードを『ラビ○タ』で提示。
バスタオルとフェイスタオルをフロントにて受け取り
そのままエレベーターで最上階へ。
最上階フロアーは全て温泉施設となっていた。
立派な施設だなぁなんて脱衣場で立派なお腹をさすりながら裸になって浴室へ
GO!!!だぁー!!!

バーーーン!
すっげーっ!

ここで突然ですが『ホテルの窓から』!
っちゅうか『宿泊ホテル系列の別ホテルの温泉施設の窓から』!
いつの間にか始まった
「ホテルの窓から街をいじろう!」的どうでも良い企画を敢えてここで!

冒頭写真は脱衣場で写メりっすが
浴室はなんと大小様々な風呂の前面がALLガラス張りバーン!
最上階からの函館100万ドルの夜景がドーン!
広々露天風呂からも夜景がビローン!
湯につかりながら夜景を見レルーン!
まるで電飾パノラマオモチャ箱ダーア!
サウナも乾湿ミスト様々あり至れり尽くセリーヌ!
なんじゃそりゃ!
ま・さ・に!
♪ピン子も鶴瓶もばんぱくもビックリ、バビョーン!えぇ湯ぅ♪
である!

冒頭写真右手は函館港
真下は観光スポット赤レンガ倉庫で
左手方面は函館山かな?
裏手が駅やら朝市やらがあったりして
写メではショボく写っとりますが
実際最高の眺望でした!
温泉は函館のにごり湯!
頭にタオルをちょこんと乗せて露天風呂につかっていたら
空から白い雪がチラチラ舞い落ちてきて
白濁した湯の上で溶けたりして。
そんなんも含めて本当“えぇ湯ぅ”でした!

結局5日間ずっと雪が舞ってた北海道。
寒かったけどそれもまた良い北海道。
ついでに仕事も上手くいったよ北海道。
「おーい!北海道ーっ!
良ぇYOUーッ!」

アラスカーッ!

本日函館を回り夕方の便の飛行機で羽田到着。
飛行機下りたら…
何これ?暑いよーっ!

アリゾナーッ!

汗ダラダラ家路を急ぐ蒸し風呂電車ん中で
今この記事を…
書き…終える…所で…
あ…あ…あああ…
暑いよ!東京ーっ!

アリゾナーッ!
だからそれも
なんじゃいっ!

めけめけ~。

写真。脱衣場より。

あ、ご当地いんこストラップはちゃんと貰いました!
それはまた後日。

北海道いんこ狩り!

2010年03月18日 18時47分53秒 | 出張中の日常シリーズ
札幌にての昨日の水曜日はバカラジオの日
故に何となく話題が流れてしまったが
毎度の例のチェーンホテルに宿泊しストラップをゲットした。
ホテル『ドー○ーイン』の札幌本館ご当地いんこストラップ
『時計台いんこ』である。
冒頭写真左手がそれだ。

このホテルの札幌店は2つある。
1つはこの本館。
でもう1つは商店街の筋を挟んで本館向かい側にあるアネックス館だ。
2つの違いは?
う~む、アネックスの方が少しカジュアルかなぁ
分かりやすく言えば値段だろう。

両店は狸小路商店街に面している為好立地でとても便利。
それに近くして向き合っている為
各フロント発行の『通行手形』なるものを提示すれば
本館←・→アネックス館を浴衣で行き来し施設を共有利用出来るから
宿泊者からしたら一粒で二度おいしい訳。
例えばこのホテルの売りでもある大浴場も各々全く違った趣向だし
食堂のメニューをとっても両者は全く違ったりするものを
どちらも『通行手形』で味わう事が出来る。
これって結構楽しい。

僕はアネックス側に泊まる事が多い。
去年秋の前回出張はアネックス館に宿泊した。
だからしてアネックスのいんこストラップは前回出張で既にゲットしている。
多分クラーク博士をイメージしたんだろう『はかせいんこ』ストラップだ。

今回もアネックスに泊まった。
んで今回をもって運良くキャンペーンのスタンプが3つ貯まった。
スタンプ満タンでご当地いんこストラップが貰えるのだが
アネックス版のは既に前回ゲット済み。
『はかせいんこ』は2個も要らない訳。
そこで代わりと言っちゃ何だが
本館のキャラのストラップをなんとか貰えないか頼んでみた。
毎度お馴染みまったく馬鹿げたストラップ絡みの交渉事である。

フロントのおじさんに
「どうにかならんもんすかねぇ」
と猫なで声。
するとおじさん
「良いですよ」
ニャンと!?
あっさり交渉成立!
これまた毎度の事ながら言ってみるもんである!

でゲットしたのが『時計台いんこ』ストラップだ!
ホテルのイメージキャラ『ドー○ーいんこ』が
札幌の観光名所『時計台』へ見事に変化している!
シンプルイズベストなすっきりとした成りきりデザインだ!

さて、も1つ
冒頭写真右手が昨晩泊まった苫小牧店のドー○ーいんこ
『ホッキ貝いんこ』である。
苫小牧名物ホッキ貝にいんこが成りきっているのか
はたまたいんこがホッキ貝に顔面を喰われているのか
微妙なキャラ設定ではあるがなかなか面白い。
こちらのストラップはスタンプが札幌で貯まったばかりなので
交渉する余地もなく500円で購入。

苫小牧店フロントに
「いんこストラップ下さいな」
っつったら
「あ、ありがとうございます!」
との返答の後、何故だか
「おいくつでございますか?」
だって。
何ぃ?
歳を聞いているのか!?
こんなん買うのは子供だけだぞっちゅう嫌味でも言ってるつもりか!?
いやいやそうじゃない?
何個欲しいか聞いているんですってか?
こんなもん1つで充分だろうが!
4つも5つも要らねーよ!
いやしかしフロントがそう言うって事は
何個も買って帰った奴がいたって事か?

某企業の北海道営業担当佐藤くんは
初出張時会社への苫小牧土産に悩み
「これだ!」
とばかりに自分が泊まったホテルの
『ホッキ貝いんこ』ストラップを購入!
「我が営業部は10人だから“10ホッキ貝いんこ”っと。
北海道土産にこんなん買って帰る奴はまずいないだろう!
こりゃ土産としたらかなりレアだぞ!
女性陣も大喜び間違いなしだ!」
勘違いしたまま東京へ戻り翌日出社。
してやったり顔で『ホッキ貝いんこ』ストラップを配って回る佐藤くん。
貰ったOLの貴子さん
ジッとストラップを見つめ
「っていうかこれって何?」
みたいな。
「普通ロイズとか白い恋人とかじゃね?
北の土産って」
そしたら貴子の同僚喜美子が
「北とか言って!
北だったらテポドンじゃね?
マンセー!みたいな!
ハッハッハちょーウケる!」
佐藤くん大誤算!っちゅうかそもそも佐藤お馬鹿!
しかしひるむなかれ佐藤!
「だったらこれはどうだっ!」
パッとカバンから取り出した別な土産は!?
ババーン!
『時計台いんこ』ストラップ10個!
女性陣呆れ顔で
「ウケる」
お土産で空気の読めなかった佐藤くん。
嬉しいやら悲しやら
その後北海道支社へ飛ばされちゃいました。

なんつって。
そんな経緯の
「おいくつでございますか」
だったのかもしれない。
僕は1つあれば良い。
それより種類だ。
何やかやと地道に集まっております『ご当地いんこストラップ』!
このくだらないコレクションは
まだまだ続くのでありました。

めけめけ~。

写真。ストラップ。

週の真ん中水曜日!真ん中モッコリ!はやしんのめけめけ年寄り電話相談室IN 札幌・23

2010年03月17日 20時37分20秒 | 毒ラジオ・毒宇宙!
ザザッ
キュイ~ン
…道路はとっくに終わり溶けたハズの雪まつりの石像が甦って大暴れ!
と、思ったらまたすぐ溶けちゃって道路はびしゃびしゃ大迷惑!
ア~ン!ウチのハートも溶かして!
イヤ~ンまいっちんぐ!
次の『まいっちんぐマチ子のイヤラシ交通情報』は6時50分からで~す。

心臓溶けたら
死ぬよ。
マチ子ちゃんあーざーしたーっ!
さぁ時刻は間もなく5時。
ここからは私『はやしん』がお送りします!
タラバ!ズワイ!花咲!毛!サワ!
…毛…。
…サワ?

CM
「北海道土産にロイズの生チョコ買ってきたよ」
「わ~い!嬉しい!ありがとう!」
翌日。
「ぎょえ~っ!」
「どうした!?」
「この生チョコ、生臭い!」
「えぇ!?
これ腐ってるよ!」
注・ナマモノですのでお早めに。

1年後。
「また北海道土産にロイズの生チョコ買って来たぞ。
今度は腐らすなよ」
「うん、いますぐ食べるよ!」
パカッ
「うぎゃ~!
この生チョコ…毛むくじゃら!」
「えぇ!?」
注・ナマケモノですのでお早めに。

「生チョコって生獣肉だったのー!?」
♪ロイズ♪

そんな訳ねー。
こんなCMもねー。
5時です!

週の真ん中水曜日!真ん中モッコリ!
『はやしんのめけめけ年寄り電話相談室』!

〈Music・IN〉
♪ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル
回して!
入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を
外して!
もしもしドシドシ
物忘れドシドシ
何でも聞いちゃお
ハイハ~イ!
年寄り電話相談室♪

イ~ンイ~ンッ!
おまっとサン!
地域密着系爺婆エンターテイメント
北海道に出没!リンリン電話相談天国!
私があなたのお悩み解決本部長はやしんDEATH!
本日は札幌より
クマに食われながらお送り致しております!
北海道へ来て早々雪に埋もれまして
いざカマクラ!ってんでカマクラ造って中で練炭燃やしたら死んじゃった!
自殺じゃないのよ!
死んだと思ったら邦衛にルールルルて呼ばれて生き返り
生き返って早々クマに食われております。
ガブーッて。
熊出没注意!
ヨネスケ出没注意!
夕飯勝手に食われるぞ!
みたいな感じで俺を食うクマを食うヨネスケ!
食物連鎖DEATH!
俺1番弱ぇ~!
そんなピラミッドの底辺でひ弱に生きる私はやしんが
弱肉強食で爆裂放送中の糞ラジオDEATH!

っちゅう訳で、え~、脳味噌流氷な皆様!
カッチカチやぞ!カッチカチやぞ!
人間の老化による老後の為の高齢化社会
いかがお過ごしでしょうか!
やがて来るあの世での生活を幸せに迎える為にも
この世に悩みや疑問の置き土産は禁物!
いつポックリ逝っちまってもおかしかニャーそんな“爺婆'S”の皆様の
悩みや疑問質問に全てお答えしちゃおうという番組でございます!
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥!
明らかにロシア産の毛ガニなのに
「これ道産のタラバガニ?」と念押し何度も聞くは一時の恥!
聞かずにタラバとして上司に北海道土産で送り
その上司が自称カニ博士だったため
こりゃパチもんじゃねーか!
と、カニでクビになる!
これ一生の恥であって前代未聞!
そんな感じで北の大地真央よりお送りしちゃいまSHOW!

この放送は『ロイズ』の提供で
大通公園の地底に潜む『ニポポラジオ放送局』より
年寄りに焦点を絞ってエゾッとお送り致しましゅ!

イ~ンイ~ンッ!

さて悩み疑問質問なんでもござれの受け付け電話番号はこちら!
『011の(001)の1001』
『011(001)1001』
『オイ!イオ!オイイオオイ!』
までどしどしリンリンかけチャイNA!

“グェッグェッ”

お!早速電話DEATH!

“ガチャ”

灰!
年寄り電話相談室DEATH!
喪死喪死ぃ~!
「ワシはヒツジの皮を被ったオオカミじゃ!」
獣!包茎!
お名前をどうぞ。
「チンしてご飯、チンして飯、チンしてアーン、チンギスハーン
ジンギスカンじゃ!」
また遠回しにヒツジ肉か!
「仁義好かんのジンギスカンとはこのワシの事!」
何だか面倒くせー爺だなぁ。
「仁義も好かんがチン毛も好かん!
なんつっ亭!ガハハ!ガハハ!」
別に面白くねーよ。
「好かんっつっても生えてるけどな。
ボーボー!白チン毛!
ガハハ!ガハハ!
痴漢!あかん!好かん!
好かんジナビア半島!
なんつってガハハ!ガハハ!」
だから面白くねーって。
「っちゅう訳でワシの名はジン・ギスカン。
よろしく、しくよろ」
珍しい名前ですねぇ。
「うるせーっ!!!」
何故急に怒る!?
「静かーっ!!!」
どういうこっちゃ!
「ワシの相談を聞いとくれ」
その為の番組ですもの、聞きますよそりゃ。
ご相談は何でしょう。
「誰が言うか!」
いい加減にしろ!
「いい加減にするよ!」
分けわかんねーな!
「ワシは道内でヒツジ肉を取り仕切る仕事をしとるのね。
ジンギスカンブームあったじゃろ?
あの時異常な程ジンギスカン焼く鉄鍋が売れてのぅ
大変だったんじゃ」
そうなんすか。
「その鉄鍋が今別な意味で大変な事になっとる。
道内の怪力マッチョのあいだで鉄鍋フリスビーが大流行してるのじゃ!」
鉄鍋フリスビー!?
「ヒツジ肉を食いまくる怪力マッチョ達が
鉄鍋をフリスビー代わりぶん投げて
牧場のヒツジを次々勝手に狩っちまっとるんじゃ!
今や道内のヒツジは減少するばかり。
一体どうしたら怪力マッチョを封じ込められるんじゃろう」
成る程分かりました!
ではここで本日のスペシャルコメンテーターをご紹介!
あのホテルチェーンの『ドー○ーイン』より
イメージキャラの『ドー○ーいんこ』さんDEATH!
今回はなんと札幌っちゅう事で!
札幌本館のご当地いんこ『時計台いんこ』先生に
特別おこし頂きました!
早速『ジン・ギスカン』さんの相談事
“怪力マッチョを封じ込めるには?”を聞いてみますね。
「わぁい」
…えぇ先生いかがでしょう?

“イ~ンイ~ンッ!”

「おぉ!?」
“インインッ!
イイインッ!
イ~ンインッ!
インーーーッ!”
「おぉ!めんこいのぅ!」
“インインッ!”
「あぁ…なんてめんこいんじゃ…」
“インーッ!”
「おぉっほほぅ!
めんこいめんこいぃ!」
“インインーッ!”
「なんと!
めんこいのぅ!」
“インインッ!”
「成る程!
怪力マッチョに情けはいらぬ!
仁義好かんで仁義無き戦いを挑み
犬みたいに投げられたフリスビーを
追いかけくわえて横取りして逃げたるわ!
で奪ったフリスビーでヒツジの逆襲じゃ!」
頑張って!
「ヒツジに悪い事しちゃ
ダ、メェ~~~!」
下らねーっ!
“ドー○ーイ~ンッ!”
「おぉ!めんこいのぅ」

え~ではそんなヒツジ?執事!さんへ1曲。
ジンギスカンと言えば?
この曲そのまま『ジンギスカン』!
聴いてくだせぇ!

〈Music・IN〉
♪ホゲホゲホゲレケハゲチョビチョビレゲ
ウッハッ!ウッハッ!
ジ、ジ、ジンギスカーン
ヘイダラホイダラ
屁~だのこいたら
ぷっぷっぷっぷぅ~
……♪
〈Music・END〉

“オ~イ、オ~イ”

続いての電話DEATH!

“ガチャリ”

灰!年寄り電話相談室DEATH!
喪死喪死ぃ~!
「ラーメン大好き!」
小池さん!?
「函館は塩!札幌は味噌!
網走は?」
え!?
あ、あぁ、網走!?何?
えぇ…刑務所!?
「番外地ラーメン!」
うるせーよ!
「北海道!ホッカイロゥ!
あったカイロゥ!北海道!
ススキノでおっぱいもんで飲んだくれ!
お尻触って飲んだくれ!
肛門キュッとしめて
しめのラーメンズルズル1杯50万円なり~!
ぼったくり屋台!
その分キャバクラが50円だってさ!
風俗デフレスパイラル!
価格の破壊でチュドーン!
なんてそんな訳ねー!」
…ちょっと会話が成立していない様な感じですが
小池さん相談をどうぞ。
「石狩川で鮭を素手で捉えるこの腕でススキノのキャバ嬢に浣腸!
ズブッ!
キャバ嬢唸る!
“なっ!がぁ~~~~~~~~~~~~~~~”
って唸りながらヘッドバンキング!
頭ふりすぎてズラがフライングアウェイ!
WAO!ハゲちゃびん!
なんとっ!キャバ嬢の正体は!
“~~~~~い夜を♪”
CHIHARU!MATUYAMA!だった!
オカマ松山ハゲ千春!」
…えぇ…やっぱり会話が成立しにくい…。
そろそろ相談を…お願いしたいのですが…。
「ススキノでラーメン屋やってるんだけどさ
あんまし繁盛しないのさ。
オヤジが作るオヤジラーメン!
味はもちろんオヤジ味!
オヤジ脂ギットギトでこってり仕上がっとるんでないかい!
これがなんまら美味いっしょ!
いやいや、なんまら臭いっしょ!
加齢臭!
一体どうしたら繁盛するんかい?」
…成る程。
それでは聞いてみましょう。
えぇ~時計台いんこ先生
いかがでしょうか。

“イ~ンッ!”

「何と!?」
“イン!イン!
イィンッ!
インインインインーッ!
インインーッ!
イイイ~ンッ!
イ~ンッ!”
「何じゃ!?
めんこいのぅ!
さっすが!
全国チェーンなだけあるわ!」

“インインッ!
うちのホテルも夜鳴きそばのサービスがあるイ~ン!”

ななんと!
時計台いんこ先生が喋りだした!?
“その相談僕がお答えするイ~ン!”
お願いします!
“加齢臭ならカレー味だイ~ン!
札幌と言えばスープカレー!
スープカレーとラーメンの融合で
加齢が華麗にカレーへと変身だイ~ン!
これで大儲けなりィ~ン!”
…だそうですよ小池さん。
「成る程!カレーかい!
じゃあ早速おっさんエキス満載の
びちゃびちゃ加齢辛ぇ~カレーラーメンを研究し
ガツンとプゥ~っと売り出すぜい!」
くれぐれもおっさんの下痢うんちスープは使わないように!
“イ~ンッ!”
「めんこいのぅ!」

チックタック!チックタック!
ボーン、ボーン
ボガーンッ!

うわっ!
いきなり時計台いんこ先生が本物の札幌時計台に変化して
変化した途端爆発した!
どうせこんなラジオ誰も聴いちゃいないけど
おいおい!大丈夫かこれ!?

ボガーンッ!

なぬ!?
今度はテレビ棟が爆発だ!
どうした札幌!

「子供達がまだ食べてる途中でしょうが!」

その声は!?
田中邦衛、いや黒板五郎!?
しかもちょー巨大だ!

「やるなら今しかねー♪
殺るなら今しかねー♪」

なんじゃこりゃ!
五郎が札幌の街で大暴れ!?

「ガオガオガー!」

ボガーンッ!

今度は何だ!?
うわぁっ!
巨大なクマがススキノのニッカの看板に“月ノ輪チョップだ!”
それに気付いた巨大五郎が巨大クマに突進!

ガッ!

1巨人と1巨熊ががっぷり四つだ!
押し合いへし合い互いに一歩も譲らぬ力比べ!
その間もどんどん破壊される札幌の街!
どうなる札幌!?
逃げろ!札幌市民!

とそこへ!

「五郎ちゃんとクマちゃんですねぇ。
可愛いですよぉ。
これは互いのホルモン臭を嗅ぎ合って
ジャレているんですねぇ。
珍しい光景ですよぉ」

おぉっと!
ここでなんと!
巨大ムツゴロウの登場だ!

「見ていてくださいよぉ
そのうちお尻の臭いを嗅ぎ合いだしますから」

すると!
巨大五郎と巨大クマが
69状態で肛門をクンクン!

「ガオガオガー!」
「食べてる途中でしょうガー!」

叫んだ!

「おぉ、喜んでますねぇ。
私も仲間に入りたくなりましたよ」

巨大ムツゴロウおもむろに全裸になって
肛門仲間に加わったぞ!

「よ~しよしよし~」
「コウモンガー!」
「まだ肛門食べてる途中でしょうガー!」

こうして札幌の街は
黄色い臭いに包まれた。
不思議とこの日から
小池さんのラーメン屋が大繁盛。
道民はこぞってカレーラーメンをむさぼり食べたのだった。

下品でないかい!?

くだらないから
また再来週!

♪ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル
回して!
入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を、入れ歯を
外して!
もしもしドシドシ
物忘れドシドシ
何でも聞いちゃお
ハイハ~イ!
年寄り電話相談室♪

めけめけ~。

写真。時計台いんこストラップ。