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はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

ま、いいか。

2014年08月07日 14時25分17秒 | 会社天国編・地獄編
我が社の入るオフィスビルの1Fエレベーターホールに自販機が設置されている。
その横に、自販機で購入したドリンクの空き容器を捨てるためのゴミ箱が用意されてある。
冒頭写真。それが、しょっちゅうこんな感じになる。
設置自販機とはまったく無関係の容器が捨てられていたりする。
自販機じゃ売られていない1.5リットルボトルなんかもある。
しまいにゃ弁当のゴミなんかもあったりする。
このビルの、どの会社の誰がこんなことをしているやら知らん。
うちのスタッフはそんなことする人はいない。…と、思う。
缶ものを飲む人はいないし
ペットボトルは毎度かなりの量をきちんとまとめて捨てている。
てか、だいたいこんなことする人が当社にいたら僕の雷がおちる。
大筋でうちの会社でないことは確かだ。

この場合、誰が、が問題じゃない。こんな行為が問題だ。
出勤退勤時に捨てて帰っているのだろう。
ペットボトルなどはパッケージフィルムをはがし
キャップを取り外し洗って捨てるなんて面倒だから
ここで買おうがなんだろうが捨てて行くのだろう。
だいたい真夏はすぐ満杯になる。
入らないなら、その時点の人は容器を持ち帰り別なとこへ捨てればよい。
が、しない。誰かはゴミをゴミ箱の上に置く。
次の人はそれを見て
ゴミ箱が満杯である事と上に置けばいいのだということを察する。
これはゴミを捨てることに反しちゃいないと、自分に軽く呪文をかける。
じきにゴミ箱の上も山となり置くことが困難となる。
その時点でそれを見た誰かはちょっと考え、ためらいながらもゴミを床に置く。
ゴミ箱が満杯で上にすら置けないからゴミ箱近辺の床に捨てさせてもらいます
わたしはなんも悪くはありません、悪いとするならば満杯のこれ!
と自分をなだめながら。
その後、ゴミ箱の上の山に自分のゴミを乗せてみせようと
果敢にチャレンジするやつが現れる。
まさにゲーム感覚である。
で、失敗する。山が崩れる。そこらに空容器が散乱する。そいつ笑う。
崩れた山の空き缶やボトルが床に置かれたそのものたちを
まるでボーリングのピンを倒すように勢いよく弾き散らばる。散乱する。
後はもう、そこら一帯がゴミ箱とみなされまあ大体そこいらへ捨てられる。
ひでぇな~…。しかし自分が片付けるのもしゃくだ
なんて考えの僕みたいなやつが
せめて少しでも、とゴミをゴミ箱付近に足で寄せて
あ~あ、なんつって苦笑いで写メを撮るのだ。

ここのゴミに関わる全ての人が全面的に悪いってわけでもなく
悪いっちゃ悪いんだけど
そもそも自販機を置いてる会社が頻繁にゴミを回収に来ないってのもダメだし
管理会社の管理がずさんてのもある。
高い管理費支払ってこれかと、やれやれな気分だ。

当社への来客があったら、いきなりビルの入り口がこんなんだと何だか恥ずかしい。
僕が客なら、訪ねてすぐに入り口のゴミの話題を持ち出すだろう。
ひどいっすね~ここ、運気下がりそう、と。
もしかしたら自分のゴミを捨てて行く客人もいるかもしれない。
ゴミ見たら、自分の持ってた空のペットボトルを思いだしみたいな。

いろんな会社が入るオフィスビルだ。
そこが会社の顔となるわけ。
商談に訪れた人の判断が無意識に鈍るようなマイナスをもたらす景観は
わずかでも避けてほしいと願いたい。不潔だし。
そして入っているやつらも考えろといいたい。
これって、一見きれいな部屋だが押し入れ開けたらガラクタが雪崩れた
みたいなものと同じ感覚だ。
自分がいかに出来るやつでもパッと見がだらしなければマイナス。
渡した名刺がヨレヨレなら更にマイナス。
判断は中身でなんて言っても結局印象が大概を支配してしまうのだもの。

めけめけ~。

売れないじゃねー。売ろうとしてねーのだ。

2014年07月01日 21時54分49秒 | 会社天国編・地獄編
ふっきょうだわ~。
けいきかいふく、なんて誰かさんはのたまわっているけど
すんげ~不況だわ~。

どん底まで悪くなったのが
大手を中心に多少ちょうしこいて、最後っ屁かましてるだけじゃん。
多少の情報操作もある。
増税を正当化するためのたらしこみ。

中小零細はもはや、おしりに画ビョウ刺しながら爆笑してる様な状況よ。
ひゃ~!お手上げ~!
ここへ来て知り合いメーカーがバタバタつぶれている。
取引先が次々廃業したり身売りしたり。
これだけ不が連鎖していてどこが良くなってれら?
おふざけもたいがいにせんと、調子ぶっこいたら片足ドブにはまるぜ!

まあなんにせよ、
賢く、そしてがむしゃらに
知性と精神論と肉体を駆使して
えんやこらいくしかねーなーなんて考えて日々挑んでいるのだ。

バカが見るブタのケツを蹴り倒して進め。

昨日スタッフと
楽しく意見が対立した飲み会の写メのせて
終わりだ!終わりだ!

めけめけ~。

ジメジメしやがって!

2014年05月26日 22時56分57秒 | 会社天国編・地獄編
雨降ってきた。
と、思ったら
すぐ本降り。

今日は1日事務所で仕事。
あれこれやっつけ
ほにゃららびゃくまんえんの納税をし
事務所家賃の契約更新でほにゃららじゅーまんえん支払い
それにともなう保険の更新でほにゃららまんえん。
月末締めでひゃくほにゃららまんえんの振込み予約
そして、また雇用で予定外の費用がほにゃまんえんかかることになった。
ああ、ほにゃらら。ああ、ほにゃらら。

先週号のスピリッツは買えずとも
今週号のスピリッツは山ほど売っていた。
そんなもんだ世の中。

仕事を終え、当社総務氏と少し飲んで帰り。
雨にうたれてびしょびしょである。

新規の店が当社に対してしてくる接し方について
あまりに失礼だろう!と怒りが爆発し
総務氏に白熱して意見してしもた。
黙ってうなずく総務氏。
なんか、ちょっぴり熱くなっちゃった。
すまぬことをした。

寒いようで、ぬるいようで、梅雨っぽい中を歩く。
気持ち悪いな~。
じき、自宅だ。
ジメジメしやがって!

めけめけしてやれ!

めけめけー!

でもでも!からはじめよう。

2014年04月02日 17時54分32秒 | 会社天国編・地獄編
今日、スタッフに仕事の依頼となかなか進まぬ仕事の見直しを促したら
すごい剣幕で「でもでも!」された。
スタッフが完全に忘れていた仕事を再びふり、その方法を指定して
期日を定め、いつやるのかを促した。
日程は、その仕事を手伝ってもらう他のスタッフと決めたいとのこと。
しかし、僕はね、そんなものこちらで決めてしまい
「この日にやるのでお手伝いして」と伝えりゃいいと思うわけ。
ひとつのこと、こんな他愛ないこと決めるのに
あーでもない、こーでもないやりあうなら
全員の予定を把握している僕と決めてお願いするのが早いし効率よいし。
責任逃れしているわけじゃないだろうが決断力のない者が集まると
時間がもったいないもの。
しかし「でもでも!」
何故にそこまでこばむ!?こばみパワー半端なく
そこでパワー使うなら別で使ってほしいものだとおもった次第。
社長が、それでいいということに、本人はなっとくいかないみたい。
頑固というか、よくわからん。
いや、ほんのちょっとのバカバカしい押し問答をきりやめ
そこまで言うのならばキミが思うようにしてみな。と話を終わらせた。
もちろんこちらの都合もあるからして、譲れんとこは伝えて。
「商品のシーズンが過ぎないように遅くとも来週火曜までには完了約束ね」
お手伝いしてもらうスタッフたちが出社。
本人は本人なりに、その人らと本人自らに気をつかい
「“再来週”の火曜まで」と期限をのばして伝えちゃって。
コラーッ!完全に任せるとこうなるから嫌なのよ。
すぐ割って入り、最短の金曜日にやるよう決めた。

すべておさまり朝礼済んで、僕は自分のデスクで一息つく。
ん?一息ついたの久しぶりだな~。
ここのところずいぶんとながいこと一息つく時間がとれぬ日々を送ってきた。
決めること、出張、書類作成、決算、
思い返せば正月明け以来の一息かもしれない。
仕事はある。たんまりある。が、さほど差し迫りはない。そんなタイミング。

一息つく“ふわっ”と考えが浮かんで流れた。
仕事の依頼をしたら、
僕の場合そこから先はスタッフに任せるべきなのかもしれないな。
任せて最低な環境になってる会社や店をうじゃーと見てきたが
うちのスタッフは任せても安心なこが多数だ。
僕の会社のレベルはもうそこまできているのかもな。
任せて進むなら会社としてこんな楽なものはないし
任せてもいいくらい、スタッフは育っているのだと思った。
母親に「宿題」言われて
「っせーな!やろうと思ってたんだよババア!」という子。
そんなんでも立派に育つ。
うるせーなーと、多少は思われているに違いない。
が、下品に反抗してこないで「でもでも!」は、
彼女のいっぱいいっぱいのSOSのサインだったりもするのかもな。
抱えて、がんばって、自分なりにどうにかこなそうと必死なのだ。
成長の過程だ。
多少のゆるさは大目にみないと窮屈で息苦しい。
当社スタッフのそのこは
しっかり任せて、考えて取り組んでもらい
僕はフォローしたり、結果を待つようなレベルに成長したのだろう。
たのもしくなってくれてありがたく思いながら一息である。

で、でで

つかの間の一息も
一本の電話とスタッフたちからの呼び出しでたちまち終了。
またまたはちゃめちゃ多忙へともどり
営業回りの今に至る。

忙しきは楽しきこと、かな、けり、られり…。
ん?

めけめけ~。

バカふたつ。

2013年07月26日 18時04分18秒 | 会社天国編・地獄編
ふたつの布地屋に腹が立った話。

まずは
当社は布地を使用した小物や洋品などを作っているメーカーである


ひとつめ。

数ヶ月前
某布地メーカーA社展示会にて
この秋冬の新作布地を注文させていただいた。
限定布地だったため
無くなりそうになったら必ず教えてくださいと
担当営業にお願いし、営業の了承も得て安心していた。
さて、実際デザインに入り、カタチがかたまる。
かわいい。よし、限定布地だし無くなる前の今のうちに追加しておこう!
他の布地も含めて5反注文書FAXを流し、電話をかけた。
そしたら「その布地はもう7.5mしか無いすね」だって。
はぁ?そんな情報、こちらに回ってきてないが…?
ひとまずあるだけでいいので押さえてくださいと言う。
「無理ですね」だって。
しかも「次にデータが反映されるのが夕方なので
その前に注文入ったら完売になりますね」だって。
はぁ!?おっしゃっている意味がよくわからないんですが!?
なんて、僕の怒りがはじまってしまった。
まず、完売近くなったらアナウンスしてくれる約束はどうなったのか。
「忘れてました」はぁ!?おっさんマジでか!?
で、データ反映云々言ってたが、まず意味がわからん!
A社内での言語を使った規定語られたってこっちは分からないの!
万人にわかる買う側に伝わる共通語で話してほしいの!
てかこちらは注文流してるのに、なんで他で売り切れるかね?
うちの注文はなんなの?注文じゃないの?注文通してくんないの?
なんでもA社は
注文の受け付けを午前11時までと夕方15時~18時にしているらしい。
午前中の発注データが反映されるのが15時。
それまで受注はできない決まりだとのこと。
それを知って当然みたいに言われたわけだ。そんなの知らないよ!
納得いかないのは、その間に入った注文の行方。
なんだかうやむやな感じである。
しかもだ、そのわずか7.5mがあっても無くても送料はかかりますだって!
なに言ってくれてんのよ!もう!
こちらが欲しいものが無かったのはA社の責任じゃんかよ!
こっちは5反頼んでるのにA社の都合で1反と7.5m×2に減らされちゃってんだ!
あ、それも、あればの話だし!
元々は送料規定をしっかりクリアしてたのに
勝手な都合で減って満たないから送料つけるって意味わかんねー!
メーカーとして小売りさんとの取引上では考えられん発想だ!
文句言いまくったら
「そもそも限定ですから
もっと早くに注文くだされば良かったんですよ」
というバカなご回答をいただいた。
死ね!と思った。
てか、あなた、その残布あるかないかまだ分からんのでしょ?
データの反映が済み、はっきりとした有無が分かったらご連絡ください。
と電話を切ったが、切り際の先方
「はいはいは~い」にまた死ね!と思うのだった。

ふたつめ。

ひとつめと同時進行で発注業務を進めていた布地。
別な布地屋とのやりとりでも腹が立った。
こちらはネット発注がメイン。
ネットで頼むとFAXより多少安くなる。
布地の価格が送料込みなのもやりやすい。
が、会社があまりに大手すぎて、うちみたいな中小零細を小バカにしている。
布地をカットで発注したかったがカット在庫が発注m数より薄かった。
反在庫を見たら、そちらはたんまりあった。
反からカットへ移動してもらおうと担当に電話をかけた。
担当は商談中とのこと。
折り返しの電話を頼む。待てど暮らせどかかっちゃこない。
再びかけたら「お昼行っちゃいました」だって。
ムッとしたもので
掛け返させるというので待ってたんだけどな。
あ~あ、うちの会社は○○さんの空腹に負けたか。
というと、電話先の方があわてだし
珍しく申し訳ありませんと低姿勢になった。
「すぐ連絡とりますので、失礼ですが…」と名前を聞いてきた。
こちらの社名を伝えた。
そしたら途端に態度が一変
「ああ、はいはい、言っときますわ~」ガチャッ
これは会社差別である。
ここは企業の規模で対応をコロコロ変える会社なのである。
某財閥系大手子会社なので
小さな会社の言うことなどいちいち聞いちゃいられないのだ。
これはやっかみではない。
うちみたいな会社はおたくみたいなショッボ~イい会社のことなんて云々と
そんな嫌味を以前の担当にグチグチ言われた経験がある。
で、結局電話なし。
なので再度こちらからかけて、別な人にネット在庫処理をしていただいた。
ホント腹立つ、バカヤローめ!

会社の大小でいちいち態度をかえるなんて
まったくなんと非効率な対応だろうと思う。
どちらの営業も、ただ買わせようとしたり、額が少ないと鼻で笑ったり
自分はエリートなんだと自慢ばかりしゃべる下品なやつだ。
社風が如実にあらわれている。
バカバカーーー!バカバカダ大王だ!
なんて言っても、結局そこの布地に頼らざるをえないのがくやしい。
やっぱりこれが、社会の縮図なのだろう。
せめて、他社のふりみてなんとやら、と思わんばかりである。

めけめけ~。

写真。今日の営業回り途中、上野にて。

宴のあとには必ずはじまりあり。

2013年01月12日 10時49分25秒 | 会社天国編・地獄編
2013年がはじまり10日が過ぎた。
時間は誰彼平等に経過する、たかだかそれだけの事。
期待と不安の新年、当社周辺はしょっぱなから色々あって波乱含みである。

仕事はじめはスロースタートだったってだけでとくに大した事もなく過ぎてゆく。
そして昨日、途端に色々とコトは起こる。

当社は当社ブランドの雑貨やなんやを色々作っているメーカーである。
僕はそこの代表。
そりゃもう膨大な種類の素材を仕入れて商品化している。

朝一に電話した金属素材屋さんの担当さんが階段から落ち緊急入院したとのこと。
命に別状はなかったらしいが、多分半年は入院
その後のリハビリが必要になるだろうとのこと。
びっくりはしたが、他の方に対応してもらえばそれでOK
が、運悪くだかなんだかうちの場合、その人が大概当社を熟知しきって頂いていたため
商品発注と探しているパーツのお話とがまったくかみ合わずヒーヒーした。
まあこればかりは仕方ない。
この狂う程忙しい最中に、後日お伺いしなければならなくなる。

そして、当社の商品は全て手づくりにこだわっている。
国内縫製工場と内職とを駆使して物づくりをしている。
その内職さんの1人が材料持ったまま連絡がとれなくなった。
理由は不明、意味不明、まったく無責任にも程がある。
商品が無いと、出荷も遅れる。
お得意先さまに迷惑かけるし、売上にも響く。おいおい…。
とにかく一方的に電話をしまくり今に至る。

毎日、毎時、毎分、毎秒、忙しい。
それも直ぐお金にならんコトで忙しいからため息が出る。
今の売上が乏しい。
昨日会計士さんとの打ち合わせでも、今後増える経費を突き付けられ
忘れていた数字も思いだし
もう、うんざりだった。

お昼を終えて事務所に帰るとよく分からない宅急便の送り状がポイと置かれていた。
なにこれ、と問うても、なんやらよくわからないと言うスタッフ。
本当よくわからん送り状、当社からどこかへ出す荷物の送り状ではない。
当社が仕入れている布地メーカーの社名と、知らん会社の社名が入った送り状。
誰が?どこから?どうやって?なんでこれここにある?
意味がわからないことはイライラの原因になる。
これ、まったくのシュールな領域の出来事である。
考えるのも、これ以上聞くのもうんざりなので、この謎、保留にした。

バッタバタして出かける。
別注OEMの打ち合わせである。
先方さんとはかなり面白い商談が出来た。
心が救われた。

しかし

商談中、バシバシ携帯が震える。あ、つまりはバイブる。
商談後携帯チェック。
会社からメール&着信。
その全ての連絡が、良くないものだった。

メール1
当社は社歴40年以上の老舗メーカーではあるが
代表は先代から僕へと受け継ぎ二代目である。
引き継ぎに際し、取引銀行も変わっている。
引き継いで2年、譲渡買い取り金を頭金まとめてドカッと支払い
残金は月々云十万円という多額を必死こいて分割で支払ってきた。
去年末、めでたく完済し、先代からの会社譲渡がようやく終了した。
引き継ぎ当初、入金銀行口座が変わってしばらく
数社のお取引先さまが先代の口座へ間違えてお支払を入金してしまっていた事があった。
それも何十件も、総額にしたらすさまじい金額だった。
当時は先代への支払いがあったのでそこから相殺というかたちをとっていた。
それでも総額が総額だけに、資金繰りがしんどかった。
会計士さん曰く
普通なら経営おかしくなっても仕方ない額が誤入金であっちへ行っていたとのこと。
先代に返してくれと言ってみたが、どうせ支払うものだろう!と理不尽にキレられ
返してもらえなかった。
とにかくがむしゃらに考えて、のりきった。
(額面、百万を裕に越えてたんすよ!もう!)
誤入金は、お知らせを繰り返し、そのうちゼロになった。
通常のスムーズなお金の流れになり、そして時は過ぎ、譲渡お支払が終わった。
ところへ!今月、あるお店さまが何故か再び先代口座へ誤入金してしまったと連絡が!
それも、額がかなりでかい!おいおい!資金繰りが!
先代とは譲渡金と譲渡の仕方で関係は決裂しており
こういったやり取りはややこしくなってしまう。
まあ、そもそも先代が譲渡契約上違反をしているのだ。
当時の契約上では当社の口座が開通したと同時に先代時代の当座口座を閉じる約束だった。
が、いじめとも取れる契約不履行。
しかも、当社と同じ社名を未だに残して向こうの社を閉じずにいる。
これも違反。
なので、ややこしい事になってしまう。
しかたなや、こちらもメールでお知らせして、振り込んでもらうことにしたが
振り込み手数料損!っていうか、いつお金が回ってくるやら、ってか、くれるかも不明。
むかついて仕方ない。

メール2
春夏物の当社売れ筋商品に使用する布地が生産中止になっている可能性が出て来た。
あわてて電話で問い合わせるも、担当は旅行中で不在とのこと。
分かるのは来週だが、電話口の方曰く、多分廃番すねとのこと。
おいおい!こりゃ困った!悩みは増す。

メール3
こちらは別な素材屋さん。
やはり当社売れ筋商品の、なくてはならん材料を作る会社さん。
春夏だけで相当仕入ていた。
いた?なんで過去形?倒産していた!
年末にやり取りして、よいお年を~なんつって、年明けて連絡してもつかまらない。
直接伺ったらシャッター閉まっていた。
長期休暇かと思い、ひとまず取り急ぎメールをいれておいた。
そしたら「会社倒産、当然担当解雇」との返信メールが!
材料を取れる別会社さまの連絡先をメールに添付し引き継いでくれたから良いものの
まさかの倒産、けっこう痛い。
直ぐ教えて頂いた別会社さまへ連絡をとった。
そちら様はこの会社の倒産を知らなかったみたいでちょーびっくりしていた。
そんなつもりはなかったのだが、教えてくれてありがとう!と感謝されてしまった。
その会社さまとお話しをして、なんとか材料は仕入れることができた。
それどころか、そこが結構面白い会社で、当社の企画の枠が広がりそうだ。
結果良し!なのだけど、あまり喜べない状況である。

当社、今本当に時間に追われている。
日々が戦場である。
そこでいちいち壁が出現し、いちいちめげていたらやってらんないわけだが
新年早々あまりにも細かな色々がありすぎてゾゾッともするわけだ。
まだまだはじまったばかりの2013年、これから何が起こるのか、そんなことわかりゃしない。
ただ、何があろうが進むのみである。
そして、なんなく進めるだけの体力と精神力をしっかり蓄えておく必要があろう。

過ぎゆく時間の中での周囲のいろいろに翻弄されて、つられて堕ちてはダメだ。
健康体なぼくらは、まだまだやるべきコトがいっぱいあるし
やれる方法もいっぱいあるのだから。
楽しいヤツが、楽しくやるだけ。進むだけ。ただそれだけ。

めけめけ~。

写真。と、当社社員と共に語り合った昨晩の宴のあと。

社長暗殺。

2012年08月08日 19時51分49秒 | 会社天国編・地獄編
ベリーショートな二泊三日の出張も
いつものロングロングロングな出張に比べ
「あ」と言う間もなにもなく終わり
今朝会社事務所へ出勤。

早めに事務所で仕事している間にスタッフも出勤。
掃除や仕事準備、今日の段取りを進めている。

僕は朝一マネージャー会議前にやっておきたい雑務をせっせとこなす。
そんな時、あるスタッフが「社長、麦茶飲みます?」なんて声をかけてきた。
おー。気がきいているではないか。
飲むぞ飲むぞ!
「のむーっ!」
なんて
ローラー付いた事務椅子を反転させて叫ぶ。

今日の東京は比較的涼しい方だったのかもしれない。
にしても朝方は暑かった。
ちょうど喉を潤したいと思っていた所だ。
いや~ありがたや!

スタッフが麦茶を持ってきてくれた。
グラスを持っただけでキンキンに冷えているのが分かる。
ありがたくいただこう。
飲もうとしたその時

「ちょっと待った!」

もひとりのスタッフがこちらに向かって叫んでいる。
何事!?
振り返ればそのスタッフが両手の人差し指をクロスして「×」を作って
こちらに向かってみせている。

はぁ?どういう事?
「それ、へんなにおいしますよー!」
麦茶は腐っていた。
うわぁ!
殺す気か!
そこまではいかねども、危うく腹を壊す所だった。

なんて
なにを食っても消化させちまう僕のこのお腹のことだ
飲んでもきっと何ともないだろうが
腐ってんのを腹に入れるのはどちらかといえば遠慮したいものである。

麦茶だが、先週のいつかに作ったものをずっと入れていて
土日明けて月火とたまたまスタッフ誰も飲まなかったらしく
今日注いだら変になっていたそうだ。
夏場は冷蔵庫に入れていても傷みは早いものだ。
気をつけてなければなるまい。


もし、そのスタッフが
僕に麦茶を
故意に出していたとしたら…
ババーンッ!
なんてまた馬鹿な事考えて
頭ん中で勝手に「ひぇ~」と楽しんだりしてみた。


OLが嫌な上司のお茶にぞうきんの絞り汁をいれたりするのと同等に
僕に腐りきった麦茶を出してくる我が社スタッフ。
僕は知らずに麦茶を飲んで…ギャーッ!
なんて、スタッフさん、僕はそんなに甘くは無い。
あなたが出した腐った麦茶、知らずにいられるわきゃない。

だってその麦茶には緑色のコケだかカビだかの物体がプカプカ浮かんでおり
鼻を近付けたら
亀が死んだ後暫くほったらかしておいた水槽みたいな匂いがするのだから。
亀にコロナっちゅう餌を必要以上に与えすぎ
亀も死んじゃうわ、あげすぎたコロナはプクプクにふやけて腐ってるわ
相当な異臭騒ぎ!みたいな風に、とにかく“トロみ”すら感じる
完全に腐りきった麦茶なのである。

僕はそんな麦茶を目の前にして思う。
言わばこれは、女性スタッフからの挑戦状だと。

キモい麦茶に僕は気付いても、気付かぬふりをしてスタッフをチラ見した。
スタッフはスカした半笑いを浮かべこちらを見ている。
ほら、どうするの?どうして処理しはるん?社長はん?
みたいな顔で。

このバトル
負けてたまるか!

僕はグラスをむんずと掴み
なんの躊躇もなくおもいきり一気に麦茶を飲み干した!
吐きそうだ!
しかぁし、吐いてたまるか!
口の中の麦茶は、逆流した涙といっしょに胃へと消えていったのだ。
どうだ、スタッフよ!
俺の、俺の勝ちだろ!

振り返れば
誰も居ず…。

そして午後
社長は病院へ運ばれるのである。


なんだそのキモい想像は!

リアルな午後
僕は作り直されたおいしい麦茶で喉を潤し
営業へと出かけたのであった。

めけめけ~。

写真。ファーストフード店で喉を潤す!

わかってください。

2012年07月13日 21時53分11秒 | 会社天国編・地獄編
仕事帰り
今歩きながらこのブログを書いている。

ここ最近ずーっと
夜まで仕事だ。
っちゅうか
会社引き継いで今日まで
100パーセント残業
元日のみ休み
という流れで来ている。

今はちょうど仕事のピークで
やる事が山の如くある。

きりがなく増えてゆく。

終わっても終わっても
増殖する仕事に追いかけられる日々だ。

忙しいけど
自分の忙しさをスタッフに見せないようにしている。
事務所勤務時に
自分が余裕ないように見えてしまったら
スタッフが僕に
声かけにくくなってしまうからだ。

相談も頼み事も
しにくくなる。

小さな会社だし
ものづくりがメインのメーカーだから
全てに僕のやりたい事や意見を基に
仕事が進んでゆくようにしている。

その企画をもとに
みんなの意見や考えが
いつでも反映されるようにと
僕は頭と身体を敢えて軽ぅ~くしているのだ。

自分を主張してるからには
みんなに自分を解放する必要がある
と思っている。

だから事務所にいる時
みんながいる時間は
出来るだけ身体をフリーにするよう心がけている。

それがどうも
一部のスタッフからしたら
「社長はどうせ暇そうだから」
と思われているようで
今日ムカッ腹が立った。

今日、手あいてますか?
これやって欲しいんですけど。

今忙しいんだけどさ。
でかけようとも思っているし。
僕がそれをやる事がキミたちの優先順位上位なのかい?

いやまあ
暇そうだったから。

そう見えたんだ。

やってもらいなさい。


で、軽くキレた。

今日はスタッフお休みも多いからね
この仕事が今日中に終わらせなければどうしてもダメなら
じゃあ今すぐ手伝おう。
だだね
人にものを頼むときは
もう少しちゃんと頼もうね。

一応
暇じゃない事も付け加えた。
まぁ一応
しょうがないよな
その人らが僕を
そんな風にしか見てなかったんだから。

スタッフを
シュンとさせちゃったけど。

その後その仕事して
終わったら今度は向こうで

ちょっとこれ間違えてんじゃない?
コピーが足りないわよ
もう!社長!

間違えじゃない!
それは…

たまりかねて立ち上がる
…より先に
1人のスタッフが

あってますよ
その足りないといってるコピーは
重複するから必要ないんです。
ちょっと複雑な雑用を社長に頼んだのは
やっぱり細かく説明しなくても
察してやってくれるから
それに
社長は暇そうにみえて
本当に忙しいんだよ

フォローしてくれた。

ありがたい。

まぁ
そんな感じで
会社は回っている。

そろそろお家だ。

いやはや
くたびれた~!

めけめけ~。

写真。夕飯買う。

暑けりゃアイスも溶けるのが普通。

2012年05月23日 19時41分00秒 | 会社天国編・地獄編
アホかっ!というくらい朝から暑かった今日
当然の如く吹き出す汗にイラッとしながら
あちこち営業回りをして、午後会社へ戻り方々打ち合わせ。
夕方あちこち電話をかけて様々準備をしているうちに
本日も終わりをむかえようとしている。

過ぎ去りし日々は今に振り返るといちいち早い。
おおよそ2ヶ月前に入った新人営業さんも今はもういない。
早っ!
というにも理由あり。
ここで多くは書けないが
彼女の中で色んな事が重なり
心をいっぱいにして渦巻いてしまったのだろう。
彼女はある部分
人間特有ともいえるような核となる部分に病気を持ち
必死に現実と格闘していた。

営業は数字である。
営業は対人であり、会社の顔である。
それは常にであり、会社はそこを基本として
日々営業にハッパをかける。
結果が出れば賞賛し、落ち込めば叱咤激励するだろう。
取引先さんは色んな事を言う。
言われた様々を自分の中で○×振り分けて
どちらでも真摯に対応させていただき
喜んでいただいたり残念に思われたり
しかし全部を次へのプラスにかえてゆく。
そんな様々様々様々と共に日々が過ぎてゆく。
それを営業はやりがいとし、楽しいと思い、進んでゆくのだ。

彼女はそんな全てに耐えられなかった。
頑張り続けられぬ持病を持っていて
それをひた隠しに、懸命にふるまってしまった。

数字、対人、電話、仕事
僕らが彼女に対して賞賛していた部分が
実は彼女にとっては無理をしていた辛い部分だったのだ。
結果彼女は全てのプレッシャーに負け、病気を再発し、去っていった。

良かれと思って彼女にしてあげた数々のこと
用意してあげた数々のものが
全て逆効果だったのである。

一見ものすごく出来た素晴らしい人材だっただけに
僕を含め、当社の驚きは半端ないものだった。

当社スタッフで
彼女の辛さに気付いてあげられなかった事を悔やむ者もいる。
が、気付いた時点で会社は彼女に
営業はおろか、大半の業務をさせる事が出来なくなったであろう。
つまり、居場所がなくなってしまう事になる。

誘ったのは僕だが、断っても良かったろうに
「営業は無理」という事実を自身で一番よく分かっていた彼女は
どうして飛び込んでみたのだろう。
単純に「やれるかも」と思ったのだろうか。
多分「頑張れる!」と思えたのだろう。
本当ははじめから無理なのは分かっていたのだ。
頑張る、という行為は
ともすれば電池のように切れてしまうものである。

残念でならない。

今回の件は彼女にとっても、当社にとっても不運でしかない。
単純に、彼女は営業向きではなかったのだ。
というよりも
会社という団体に席をおき
社会にもまれ日々格闘する事に不向きな人だったのだ。

もしかしたら東京にすら不向きな人だったのかもしれない。
結局、近々夫婦で故郷に帰る決意をしたそうだ。

ともすれば当社で勤めた今回の事が
彼女にそう決心をさせたきっかけになったのかもしれない。
当社はといえば彼女が来てくれた事をきっかけに
確実に社内に強い結束が生まれ
スタッフ1人1人に向上心が芽生えた。

今回の事が、彼女と当社、共にお互いなんらかしら変化をもたらし
良い意味で結果互いにプラスだったなら
それはまったく悪くない事である。
そう思って、また今日が暮れる。

♪川は流れてどこどこゆくの
人も流れてどこどこゆくの
そんな流れがつく頃には
花として花として咲かせてあげたい
泣きなさい笑いなさい
いつの日かいつの日か
花を咲かそうよ♪

明日からまた
普通~に出張だ。

そして会社は
普通~に利益を追求し
突き進んでゆく。

しごく普通に。

めけめけ~。

写真。暑い!

領収書を。

2012年04月22日 09時33分44秒 | 会社天国編・地獄編
まじちょーむかつく!クソばばあ!
当社先代、元代表豚締役ばばあ

会社引き継ぎの際の権利買い取り金支払いに伴う領収書が未発行のまんまなのである。
すごく困る。
頭金云百万円、その後設備投資費として借り入れし支払った云百万円分の領収書は
散々せっついてせっついて、貰えてはいるが
毎月分割で支払っている残金分の領収書が
もう10か月もほったらかされている。

支払いだが、どんなに厳しい月があろうと
当然こちらは毎月きっちり執り行い
1日たりとも遅れたことなどないし
びた一文たりとも減らしてもいない。
相当しゃにむに頑張って
約束の分割金云十万円を毎月期日に指定の口座へ振り込んでいる。

その金額たるや、僕の給料より上である。
それを毎月支払うってことは
何もしない邪魔な役員に多額の給与を支払っているのと同じようなもの。
そんな余裕は当社にゃ無い
ってか内容云々ではなく、額がでかいのが大変なのだ。

支払いたくない!と言っているのではない。
だって、会社を継ぐと決断したのは自分だし
そのために発生する買い取り金は支払う義務があるし
それに、買い取ったもので、今日まで1年間頑張って来られたわけだし
権利金、結構まけて値引きもしてくれたしね。
毎月の相当額の支払いが今の会社を正直圧迫しているのは確か。
でも、やるっきゃねーだろー!って、その分必死に、毎月毎月稼いで支払っているのに
その領収書をよこさないってどーゆーことよ!ってのを、言ってるわけ。
もらってんのに、出さない、おかしいだろ?ってこと。

僕が雇われていた昔の豚締役が逆にそういうことされたら激怒していたくせに。
僕の目の前で、口の隅に泡をぶくぶく溜めながら、相当な癇癪を起していたくせに。
社会的におかしなことや、都合悪いことされたら
まるでストーカーかヤ○ザまがいなことして(させて)までどうにかしていたのに
立場がかわると、今度はされて嫌な事を平気でやれちゃうんだって
正直ばばあにはがっかりだ。

引き継ぎの際に交わした契約書をことごとく無視している。
領収書を発行する義務があるし、してもらう権利がある。
当たり前のことである。
っちゅうか、ばばあ、それ以前から既に契約書など無視していたが。。。

お取引先さん方々が間違えて先代の会社の口座にお振込みをしてきたとき
本来ならば資金繰りがきびしくなる為、そのお金は即刻必ず戻すと
またはその逆、先代の方への支払い分が間違って当方へ支払われた場合も
当方は以前の口座へ即刻その額を戻す
っちゅうことになっていた、にもかかわらず
引き継ぎから今日まで発生した先代の口座への当方分の間違え振り込み金を
1円たりとも戻しちゃくれていない。
もう、経営がぐらつくくらいの額であった(マジ)。
その旨を以前、先代にメールと文書とでしつこく告げたところ
以下の回答が返ってきてびっくり仰天してしまった。

「そんなものは、毎月のお支払から差っ引けば良いもの。
いちいちもどしてられる程、こちらは暇ではありません。
契約書を持ち出しておられるようですが
契約書など、ただの紙切れ、なんの効力もございませんよ。
それより、間違えて振り込ませないように
おたくの“バカな”取引先をしっかり教育なさったらいかがでしょうか。
この件に関して訴えをおこされても結構。
好きにしてください。以上よろしく」

当然言われる前から月々の支払より差っ引かせていただいていたが
それに味をしめたのか、ばばあ学習したのか
そのままそうすりゃ良いじゃん的な発想に至ったのだろうと思う。

当時は本当に、資金繰り相当大変だった。
泣きそうだったが、今となってはよくここまで現金が少なくてやってこれたもんだと思う。
当社よ!良ぉ頑張った!

豚ばばあ、もう当ブログではすっかり定着した糞っぷりである。
っちゅうか、当ブログだけでなく、当時は事務所近所やら銀行やらお取引先さんの間でも
「ヤバい!」といった“高評価”を受けていた。
もはやちょっとした有名人だったもの。
奇人変人として。

当時の僕は内輪でそれをフォローしたり、多少面白がったり
事情を知った面では時に味方もしたりしていたが
立場が変わると、もう、むかついてしかたないのだ!
マジ!糞ばばあ!いい加減にしろ!

今回の領収書の場合は完全に無視されている。
何度も何度も連絡しているのに、悪態すら返って来ない。
お返事無しの、無返事だ。
ほったらかされている。
必要だから言っているのに、困ってしまう。

ああ、決別してから早1年
未だにこの腐れキチガイと関わらなくてはならない事が嫌である。
こちらが気狂いしそうである。
そうならない為に、とにかく1秒でも早く
領収書!送りやがれ!

なんて、たかだか領収書
いやはや、されど領収書
あ~あ…。

めけめけ~。

写真。ばばあ、これを太らせた感じ
って、あんまし言うのもなんだな(笑)

せい。

2012年04月07日 10時49分03秒 | 会社天国編・地獄編
取引先が倒産した。
厳密に言えば、破産手続きに入った。
某業界大手、老舗である。
あまりこういう事をこのブログに書くのもどうかと思うが
いろんな思いが交差して、ついパソコンのキーを打ってしまっている。
この倒産、非常に残念でならないが、仕方ない。
しかし、軽く「残念だ」と言ってもいられない。
少ないなりとも、うちへの支払いも焦げ付いている。
少ないなりとも、引っかかっちゃっているのだから。
連鎖倒産までは、まるでいかない額ではあるが、しかし悔しいことにはかわりない。
必死の思いで作った商品を必死の思いで売って、一瞬でパーって、やるせないものがある。
にしろ、本当に、世知辛さが身に染みる。
明日は我が身、なんて思っちゃいけない事まで思ってしまう。
言葉は悪いが、明日の我が身を引き締める、良いきっかけになったと思い
僕ん所はせっせと励んで、着々と、一歩一歩、ゆっくり前進をしてゆこうと決する。
もはやそう思うより仕方のない結果である。

「この不景気の折、破産手続きに着手…云々」
先日、突然の通知に仰天たまげたが
よくよく思えば、多少なりとも納得がいく点があった。
この会社は急成長し、手を広げすぎ、そしていき詰まっていたのだろう。
急に規模を拡大した為、トップマネージャー達の指導がおろそかになり
店長クラスの教育がずさんになり
実際動く末端スタッフが育たず、経営が悪化していったのだろう。
実際回って、現場とやりとりしていて、「ずさん」、そう感じていた。
だから仕入に関しても、多少なりともこちらで調整を図っていた。
でないと、めちゃくちゃにされそうだったからだ。
事を起こすのも、進めるのも、作るのも全ては「人」である。
「人」が会社をはじめ、大きくも、小さくも、無くしもする。
結局、采配ミスはトップの責任なのだが、そのトップも完全にくたびれてしまったのか
会社更生法に着手せず、そのまま廃業、会社を閉じてしまうようだ。

倒産の原因はただ単純にそれだけじゃないだろう。
何かに手をだし、失敗したとか、大損したとか
1つの大きな会社が崩れるのだもの、もっと根本的な何かがあったのだろう。
なんにせよ、その何かを上手いことさばき、耐えきれぬような不況ってやつが
この世界を、国を、とりまいているのは間違いないことである。

通知が届き、すぐにこの件を扱うという担当の弁護士の事務所へ問い合わせを入れた。
特に何を聞こうってものでもないのだけれど
落ち着いちゃいられなかったからだ。
電話に出た弁護士ってのもまたおかしな人だった。
「倒産なんだよ?わかってる?おたくらにはお金かえってくるわけないんだよ?
まあ、どちらも運が悪かったと思って、みたいな
それよりサクサクと支払い残を記入した書類をFAXしなさいよ」
的な上からな感じ。
なんて失礼なやつだと思ったが、まあ、あーだこーだ言ってもしゃーないものだ。
ま、そうなるわなと、妙に納得もしつつ
しっかし一連の流れ、全てが唖然である。

それでも僕的には完全には納得がいかなかったので
未入金分の商品リストを持ってすぐに会社を出て
大きなバッグを抱えて先方のお店へと向かった。
もちろん、お金がかえっちゃこないんならば、商品を、現物を回収だ!って塩梅である。
数店舗展開しているうちの1店舗だけは、かろうじてお店を開けていた。
電話したら、連絡がついた。
後は本社も含めて全店連絡もつかない。
営業していたお店は、テナントビルの都合上、閉めるわけにはいかなかったようだ。

到着早々、店長さんスタッフさんと話をした。
皆さん今にも泣きそうな面持ちである。
お店サイドも、僕らと同じ日に突然話を聞かされたそうだ。
当然である。こういう事は、そりゃ突然だ。
事前に分かっていたら、スタッフはパニクるし
卸している会社ら債権者がドドーッとおしかけて
商品の回収、差し押さえに入られてしまう。
取締役たちもつかまって、散々な目にあわされてしまうかもしれない。
こういうのはいつも突然、そして、負債者は突然故にある程度守られるわけである。
だから、僕も商品回収すら出来なかったってオチだ。
もう弁護人が全ての権利をおさえてしまっていて
手がつけられない状況になってしまっていた。

この会社の、この先の破産の展開と
顔を知っているこの会社の、あのスタッフさんやこのスタッフさんの今後と
焦げ付いたお金の行方と(まずかえっちゃこないだろうが)を考えながら
そんな状況に自分の身をおいたと仮定して想像してみてゾゾッとしてみた。
なんだか急にいろんなことが怖くなってきてしまった。
ただ、その恐怖は不確かなもの。
そんなゴミは即ゴミ箱にポイして、再び目玉をキリリと光らせた。

「倒産?不景気?」バカ言ってんじゃねーぞと、
倒産は不景気のせいじゃない
自分のせいだろうがと、ずさんな、お前のせいだろうがと
「運が悪かった?」運、云々じゃねーぞと、
それも自分のせいだろうがと、方法を知らなかったのか、間違えて止められなかったのか
どれにせよ、人が踏み外してしまった結果なのだと
そう思い、僕はしかと叫ぶ。

俺はそうはならねー。

そう思う経営者がわんさといる世の中。
今日もがむしゃらに
目に見えない「この先」に
果敢に挑んでゆくのである。
未来は僕らの手の中。

未来は僕等の手の中 '87


めけめけ~。

写真。地球儀の中の小さな国の中で起こる小さな出来事だったりするが
それは個人にとっては大きな出来事だったりする。
みたいな。

新しい夜明け。

2011年12月01日 17時12分31秒 | 会社天国編・地獄編
今朝、ちょいと飲み過ぎたかなぁ~くらいの程よい二日酔いで目覚めた。
すぐ身支度を整えマンションを出る。
二日酔いったってそんな重っ苦しい体じゃない。
軽症だ。

昨晩は当社総務氏と前日にした話し合いの延長の飲み飲み会議だった。
会社の様々な事項を深めに話せた。
会社がまた一歩前進したと感じた。

それと昨日は、事務所での仕事中
企画に充分な時間をさくことが出来た。
穴が開くほどサンプル帳や企画書を見まくったのも
恥ずかしながら自分自身はじめてかもしれない。
デザイナーや内部スタッフと
密に企画のコミュニケーションをとったのも久々だ。
今まで忙しくし過ぎたのかもなぁとサンブンノイチ反省した。
残りサンブンノニは現実。
忙しいという現実にまた突き進むだけである。

そうそう、あと昨日はあれだ
事務所にお取引先さんの来社もあったんだ。
よくいらっしゃる都内のお店様だ。
うちの事務所は都内でも結構へんぴな所にある。
へんぴ事務所なのに、よくたくさんのお客様が来てくださる。
来て、事務所にて商談し、その場で倉庫からあれやこれやと品出しし
持ち帰っていただいたり、送ってさしあげたりしている。

居心地が良いのか、皆さん長居される。
くつろいで、楽しく大盛り上がりをし
新商品企画に対するご意見をいただいたりもする。
大概皆さん「うわっ!もうこんな時間!?」と慌てて帰られる。
そこまで居心地良く感じて頂き嬉しい限り。
情報や意見は財産だ。
ひじょーにありがたい。

お客様が来たら、お相手するのは営業であり代表でもある僕だ。
留守中は、スタッフ総出でお相手し
鬼の居ぬ間のフォローをしっかりしてくれている。

冒頭写真のキッシュは昨日いらした“常連のお取引先さん”から頂いたものだ。
以前そのお取引先さんの顧客様へ商品フォローをさせていただいた事があった。
その時のお礼との事。
手作りである。

これがまたちょーうまかった!
ブロッコリーやニンジンやかぶや野菜が豊富に入っている。
スタッフ一同うまいうまいと大盛り上がりでたいらげた。
ありがたや~。

お取引先さん「普段どうせジャンクばかりなんでしょ」との事。
会社用のブログの出張中記事に時々食べ物の事を書いているのだが
それを読んでのお言葉である。
「うどんやそばやコンビニだらけだと早死にするぞ」と叱られた。
母親か!
なんだかな~。
とかなんとか、非常に感謝である。

引き継いで7ヶ月
ようやく色々と見えてきたものがある。
いかに自分がみんなを引っ張らねばならないか
どうみんなに引っ張ってもらうか。
自分、会社、スタッフ、取引先、顧客
を繋ぐロープを掴み損ねてはならない。

ありがたい。
ありがたがってばかりもいられない。
新しい夜明けである。

めけめけ~。

写真。キッシュ。

ガン黒さん。

2011年08月31日 17時59分15秒 | 会社天国編・地獄編
僕の会社は某メーカーである。
ご注文を頂いた日本全国のお取引先様に日々商品を送っている。
商品をデザインし、製造し、営業し、出荷し
当社から出荷された荷物がお取引先様へと届き
それをお客様が購入し、また注文が当社へと入る。
日々、製造出荷を繰りかえす。
止まったらお終いのマグロの様である。

出荷には運送業社が欠かせない。
彼らが頑張ってくださらなければ、荷物はきちんと届きもしない。
届かないと大変な事になる。
出荷した荷物が届いて並べて売っていただいてなんぼの世界だ。

運送費の面でも頑張っていただきたい。
でないと、送料もバカにならないもの。
会社としては利益をださなきゃ無意味である。

当社が現在取引させていただいている運送業社は2社。
黒い猫さんと、飛脚さんである。
どちら様も荷物の運搬、そして送料共にかなり頑張っていただいている。
頑張って僕のわがまま交渉に少しでも近づけようと努力してくださっている。
とってもありがたい、本当助かっている。
しかし、それで落ち着いてしまっちゃ~経営者はお終いである。
常に現状を疑い、見直してゆかねばならない。

という訳で、先日もう1社の運送会社様に営業に来ていただいた。
お手紙では馴染み深い〒さんだ。

当社先代時代に1度、先代鬼婆社長に〒さんを提案したことがあったが
「バッカじゃないの!安いわけないじゃない!」
と決め付けて、まるで取り合ってもらえなかった。
その後も気になったまま僕の代になった為
話を聞くぶんにはと、来ていただいたのだ。

ぼくとつな青年と、優しそうなおじさん、2人の営業さんが来た。
さすが〒さん、お2人とも身なりきっちり口調しっかり
かっちり温和な雰囲気が漂っている。
いうなれば、お堅い感じだ。
運送業のガツガツさがまるで無い。

挨拶もそこそこ、話は本題の料金や運送システムへ。
当社の年間出荷数と地域別出荷数などを割り出しお知らせしたら
なななんと、とあるエリアのみであれば
黒い猫さんや飛脚さんよりかなりお安いではないか!
プラス契約すれば郵便物も全て料金後納の締め払いでやっていただけるとの事!
わざわざ郵便局へ行く手間も省け、しかも特定エリアだけでも安いとは
こちらにしてみりゃ、ちょー助かる!
荷物も今やエリア別に安い業者を細やかに分けて発送する時代だ。
即刻契約の手続きを行った。

いや~、何事も言ってみるものである。
交渉あるのみだ。
基本ダメモトでも、言わないより言ったほうが良い。
「どうせ」の決め付けは損である。

こうして運送業社様が1社増えれば、また荷物の送り体制の見直しにも繋がる。
それに当社の製造は全て関東の工場と近場の内職さんであるから
そちらへの材料の送りもこまめに出来るようになるし
そうなれば生産体制だって見直しがはかれる。
1つ新たなものが導入されれば、全てが繋がって便利に動いてゆく。
これってとっても大切で、そして面白い。

さて、後日契約が通って
〒さんの営業さんが
取引開始の書類持参で説明にいらした。
やっぱりはじめの時と同様2人で。
でも今度は、優しそうなおじさん営業さんは来ず
いらした2人はぼくとつ青年営業さんと
〒さんには違和感アリアリのガン黒パーマの中年男性だった。

このガン黒さん、ちょっと驚いた。
〒さんイメージとのギャップ。
ぼくとつ青年との見た目のコントラスト。
なんつうか、ちょっとパンチがありすぎだ。
僕はガン黒さんに興味深々となる。

様々な説明をぼくとつ青年が1人しゃべっている。
その横でガン黒さんが一言も声を発せずニコニコ笑って相槌をうっている。
僕の意識は説明者よりガン黒さんへ飛んでいた。
見れば見るほど凄い感じだ。
完全に、ちょー遊んでそうな人である。
〒のお堅いイメージとは程遠い。
なんか、全てを超越した感じで、スゲーのだ。

最後に僕がシステムに関して質問。
すると!それに答えようとしたぼくとつ青年を振り切って
ついに、ついにガン黒さんが口を開いた!

「それにはシールを貼らなくても大丈夫です」

2人の〒営業さんが
この日事務所へいらして以来初のガン黒さんの声は
酒焼けしていた。

何故だかむしょーに可笑しかった。
心の中で思わずつぶやく。
スゲー…と。

ガン黒パーマで遊び人っぽい中年男性が
声も見た目を裏切らず、ちょー酒焼け!
だから何!?って話だが
〒の営業って職とのギャップが妙に面白かったって話。

短パンに帽子のおっさん営業が
プリプリラブリー雑貨を売り歩いているギャップに等しい。

人の事
言えたアレじゃねー。

めけめけ~。

写真。鹿児島土産の西郷煎餅のパッケージングの西郷さん。
そう!これくらい!ガン黒!

汗止まんねーよーっ!

2011年08月17日 17時44分26秒 | 会社天国編・地獄編
昨日、夏休み最終日
昼から夜まで事務所にて
整理仕事やらお金の勘定やら伝票整理やら運営計画やら
そんなこんなをずーっとしていた。

日常業務中にするような事でない事は
会社経営にとって重要な事ばかりだ。
本編からしたら雑用に思われがちな事ほど
皆が居ぬ間にしっかりやっておかんといけない。
業務外を充実にこなせばスタッフの仕事も会社の運営もはかどる。
代表としてはやらねばならぬ重要な時間外労働
肝心な部分である。

あれやこれやを1つ1つ片付ける。
途中数店のお取引先さんから電話があったりFAXがあったりして
その処理等々もしたりして。

数字と、それから単調な仕事
あとは右脳も左脳も使う仕事。
気付けば汗びっしょりになり
顔や手や足をタオルでふいて
水分を補給して
また仕事を続行する。

しかし暑い。
仕事、汗処理
仕事、汗処理
この繰り返しである。
水分を補給したら
その分だけちゃんと出ているみたいな汗だ。

仕事に集中していれば暑さも忘れるが
集中が途切れると
やっぱり暑い。

え?
ところでエアコンは?

冷房入れずである。
別にケチっているわけではない。
…ん~ケチってんのかなぁ。

つまりは
夏休み中事務所で仕事しているのは僕1人だから
冷房入れる入れぬは僕次第となる。
経費削減人件費削減の一貫としての時間外労働なのだから
代表1人の作業の為に
そう、自分のために冷房入れるなんぞもったいない
削減の意味無しと考えたからだ。

僕は別に暑いのは慣れっ子だ。
普段自宅でもほとんど
マジ本当ほとんど冷房は入れず過ごせている。
だから窓を開けて風通しをよくしておきさえすれば
真夏のビルの事務所の作業も全然へっちゃらである。

実際は
昨日の場合は
へっちゃら気取りのやせ我慢だった。
風、通さず。
常に常にずーっとずーっと汗出ていた。
だから、タオルで汗をぬぐっては商品をいじり
ぬぐっては伝票をいじり
そんないたちごっこみたいな事の繰り返しだったのだ。

バカだよなぁ~。
そんなん効率良いやら悪いやら
どちらかといえば悪いやら。
頭はしっかりしているし
気合いもあるんだけどさ
ぬぐっている時間が無駄だし
いちいち仕事も緊張感も途切れていけない。
冷房入れりゃ~はかどるものを
本当バカだよなぁ~。

あと
ちょー飲む。
ちょー出るから、ちょー飲む。
飲み物代もかかれば
飲んでる時間いちいち作業が止まるから
なんか非効率である。

ちょー飲む
ちょー出る
ちょー働く
そんな事を繰り返しているうちに
気付けば外は暗くなる。
仕事も一段落ついた
と、立ち上がったら何か重い。
なんじゃこれは!?
なんとまぁこれは
Tシャツ短パンが汗を吸った重みだった!

びっくりした!
パープルのTシャツが水分吸って濃く変色して
別な色モノになっていた!
風があたると微妙に冷たい!
それに臭い!
こんなんまるで
重いパワースーツを着て鍛えてるヤツじゃねーか!
修行か!

その日いちにち分の水分を着て
事務所を出た僕は
そのまま銭湯へと向かったのだった。

冒頭写真は
シャツに吹きかけると
シャツがひんやりするっちゅう魔法のスプレー。
以前購入し、使わず放置していたものである。
今日も暑いだろうと
部屋を出る前にTシャツに吹き掛けた。
着たて驚く。
スゲーひんやりする!

心地よくマンションを出る。
朝から暑い。
ひんやり効果は
あっちゅう間に消え失せた。

ああ恐ろしや
日本の残暑。

めけめけ~。

写真。スプレー。

代表取締役営業、群がる。

2011年07月28日 19時39分20秒 | 会社天国編・地獄編
会社を引き継ぎ
新たに「会社やっております」と語りだしてから
早いことに3ヶ月が経った。

経営者の気持ちは経営者にしか分からない
と、以前よく言われちゃいたが
当時経営者でなかった僕は
「な~に言ってんだか」と
そりゃ当然経営者の気持ちなどわかりゃしなかった。

それどころか
「経営者ならこっちの気持ちくらい分かれ!」
くらいな勢いだった。

今になって
経営者にしか分からない経営者の気持ちがよく分かる。
とにかく楽しく
そして巨大につらい。

また経営者でない立場の気持ちも当然分かる。
良い意味も悪い意味もどちらも。
一概にゃ言えんがでも大概面白い程分かる。
“ついこのあいだまでサラリーマン”の現経営者
見透かしてる気になって嫌なやつである。

自分の経験上も込みで
大概「ちゃんとやっている」は個々の勝手な都合だったりする。
会社と経営者にきっちりフィードバックし
且つ提案し、好き嫌いで仕事をしちゃわない人が
どちらかといえばちゃんとやれている。

ちゃんとやれている人は
「ちゃんとやってます」
とは言わない。
自分をそんなふうに敢えて低く評価などしない。
自分勝手に考えて
自分だけの決断で行動しない。
それがどういう事を意味し
そうする事で会社がどうなるのかを知っている。

できてなかった僕だからよくわかる。
だから昔の僕はダメだったのね。
仕事の姿勢に無駄とムラがあったもの。
でもあれだ
あの頃があって今なんとかやっているのだろう。

お取引先さんと
そんな会話が最近多い。
経営者だから出来る会話なのだろう。
以前はそんな話題
一切のぼった事などなかった。
立場が変われば会話も変わるのか。

新会社をスタートした当初
素材屋さんや銀行さんや信金さんや通信関係や運送関係や諸々と
多方面の方々が営業に訪れた。
こちらが望む会社望まぬ会社どちらからも来た。
来まくった。

会社を値踏みするような目付きで事務所をじろり見回し
こちらの都合をさておき
全てあちらの都合で色々すすめてきた。
だから仕方ない
その中からこちらに合うもののみを選択して使い今に至っている。
先代の実績はあれど新しい会社だもの
そりゃ仕方の無い事なのだろう。

そんな中でも月日は流れ
こちらの希望するモノも売り込んで頂けるようになった。
で、システムはまだチグハグだが
だいぶ会社内部も落ち着いてきたと思う。

そんでここ1ヶ月
無駄な売り込みも無くなったし
既存の仕入先さんの過剰営業も無くなった。
何となく落ち着いた。

長期出張から帰って来てしばらく社内の仕事等でバタバタとする日々。
ここへ来て何故かまた
余計な売り込みが激増してきたのだ。

要らん知らん売り込み電話はしきりに鳴るし
以前営業に来てくれと呼んだが来なかったクセに
今更忘れてたなんて電話かけてくる運送業者の営業は来るし
N○Tのホームページ作成なんたらは来るし
コピー屋は何度も来るし
取引銀行さんや信金さんはアポ無しで来るし
信金さんなんてクレジットカード作れ言ってくるし
ただでさえ忙しいのに
要らん事がちょくちょく間に入ってきて
更に忙しくなってしまっている。

ゆくゆくそれが会社の利益に繋がるモノならこちらも真面目に取り組もう。
しかしほとんどは先方の利益で終わるかもね。
そりゃそうか
それが売り込みだもの。

必要ならばこちらから投げ掛けるし
こちらでベストを選択するし
それが1番
間違いは無い。

まったくもう、来て欲しい時には来なくて
要らん時に要らん事しに来る。
どーしよーもないったらありゃせん!と、
こちらもこちらの都合ばかり言ったりして。

まぁ自分も営業だから
時にこちらの都合でどうこうしようとする時もある。
ただピントは外さないように注意はしているし
過剰にならないよう注意もしているつもりだ。
やり過ぎると
もう来ないでくれ
とキッパリ言われてしまうもの。

なんちゅうか
会社に売り込みが群がる周期ってのがあるのかなぁ。
ハイエナはいつもおこぼれを狙っている。

色々込み込みで
世の中は成り立っている。
色んな仕事がある分色んな会社があって
色んな売り込みがあり
色んな売り込まれがあり
社会はジャングル
そんなんで上手い事成立しているからさ
あれだ
これでいいのだー。

会社も然り
会社は小さな社会なり!

なんて
代表取締役営業
今日も得意先回り。

めけめけ~。

写真。電車ビューン。