はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

自然をなめたらイカンですたい!ドカーン!と鹿児島。

2009年03月10日 18時59分24秒 | 出張中の日常シリーズ
鹿児島で放送されている天気予報では明日の天気と共に
桜島の風向&風量予報というものも同時に伝えられている。
日々ボンボコ火山灰を撒き散らしている桜島が聳え立つ
鹿児島ならではの県民へのはからいだろう。
灰情報はそれだけ鹿児島で暮らす方々にとって重要で
かつ生活に密接しているようだ。

初めて出張で鹿児島を訪れた日
市内と伊集院とを営業回りし
夜のうちにフェリーに乗って鹿屋という土地へ渡った。
夜遅くホテルに到着も
ぐったり感により直ぐ様お風呂につかる。
はぁ~。
疲れがみるみる抜けホッと一息。

湯を顔にあてる。
チャポン。
…ジャリ…。
おや?
と、違和感。
髪をモサモサ触る。
ジャリジャリ…。
そっと手を見る。
!!!?
な、なんじゃこりゃぁーっ!?
火山灰だ!そりゃぁーっ!
フケじゃねぇぞ!こりゃーっ!
髪をバッサバサかきむしると
出るわ出るわ
飛び散り舞い散る火山灰!
びびった!
びびった後よく洗った。
湯を流すと浴槽底に火山灰が沈殿していた。
ちなみにメガネも灰で汚れてた。
ワイパー装着!
なんて、そんなもんねーーーっ!
こまめに拭かねばなるまい。
桜島のパワーを
自然の凄さを
鹿児島の人達のたくましさを
まざまざ思い知らされた日だった。

そんな初めての鹿児島が
衝撃的な火山灰で出迎えてくれた為
後々注意して街を歩いているならば
晴れているのに傘をさして歩いておられる方が多い事に気付く。
特に日傘ではない。
灰を避ける為の傘
つまりは“灰傘?”だ。
そんなもんがあるのかどうかは定かでないが
皆さん前日に天気予報と一緒に
“桜島火山灰予報”を見て
明日は傘要る?要らない?
などとやっているのだろう。

灰が多い上に雨が降った日などは最悪らしい。
ぐちゃぐちゃだそうだ。
タクシーの運転手が嘆いていた。
そんな日は
何度も洗車しなくちゃならないから
大変だと。
放置しておくと車体にこびり付いてしまうらしい。
当然運転手も“桜島火山灰予報”を要チェックしている事だろう。

しかしこうもボンボコ灰が降ってて
常に鹿児島の地で暮らす方々の人体は大丈夫なのだろうか。
火山灰を日々吸い込みまくり
飲み込みまくり
食いまくり
多少なりとも体に影響受けててもおかしくないと思うのだが。
鹿児島の人々の体は
火山灰に順応した
この土地に適する体質に進化しているとしか思えない。
でないと説明つかん。

例えば
肺や胃やすい臓なんかに“灰袋”かなんかがあり
常にそこへ無駄な灰を送り込み
何らかの形で排出する事のできる体になってるとか
口内の頬っぺた部分に
まるでリスがクルミを蓄えておくための“貯蔵スペース”みたいのと同様の
“口内灰貯蔵倉庫”があり
そこにある程度溜め込んで
膨れてきたなぁ思ったら
順次ペッペッ吐き出せる仕組みになっているとか。
又は
完全に灰を体内に取り込んで
ミネラルなどの栄養分として吸収し
普通に糞尿汗などとして排出しているとか。
それとも
鹿児島県民の体は
全体的に薄い膜で覆われていて
毎日毎日夜な夜な脱皮しており
その粘膜は口鼻耳といった穴に上手い事張られていて
異物、特に灰等の侵入を完全ブロック出来るとか。
ちなみにそうだったら
アレルギー持ちの花粉症で鹿児島県民の人は
願ったり叶ったりな進化だろう。

長い長い年月を経て
鹿児島の方々は少しづつ体を変化させ
雄大な桜島と共に生き抜く事を宿命とし
今日も、そしてこれからも
まだまだ進化を繰り返しながら
薩摩の誇りを胸に抱き
桜島のホコリを吸い込み
又は吐き出し又はブロックし
生き続けてゆくのであろう。

そんな訳あるかいっ!
それじゃ妖怪だいっ!
人間一様みな同じく
普通にたくましく生活しとるだけだわいっ!
灰が人体に及ぼす影響は知らんが
火山灰を迷惑がりながら桜島を観光スポットとし
懸命に稼いで生きとるわいっ!
灰にホトホト困り果てている
だ・か・ら!
天気予報の“桜島火山灰予報”項目は
要チェキラッチョなんだろがいっ!
と怒られそうなので
この辺で進化話は止めておこう。

以前、
いつもと違うバスルートで鹿屋から鹿児島市内に戻った事があった。
その時見た桜島を今でも忘れない。
雲1つ無い快晴の青空。
勇ましく聳え立つ桜島の山頂周辺にだけ
モヤモヤと雲の様な噴煙が漂っていた。
やりたい放題な僕ら人間を威嚇している様にさえ見え
なんだかやたらに圧倒されたのを覚えている。

今、鹿児島は『篤姫』で盛り上がっている。
街中『篤姫』『篤姫』うるさいくらいなアピールだ。
さかのぼる事、かの『篤姫』もまた
桜島の火山灰に悩んだのだろうか。

実は『篤姫』
肺、胃、すい臓等に“灰袋”を持ち
口に“口内灰貯蔵倉庫”があり
灰を吸収したり
脱皮したりブロックしたり出来る
“スーパー灰ヤ人”
だったりして。
現代の鹿児島県民は退化した形でさ。

だ・か・ら!
んな訳ないだろがいっ!

今日の鹿児島の灰状況はと言いますと
とっても穏やかでありました。

「は~っくしょんっ!」

火山“灰”より
花“粉”の方が
おいどんにとったら
辛かとですたいっ!

めけめけ~。

写真。街中にあった
火山灰を知らせるなんか…分からんが…
う~ん…
石?