はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

毛「生きろ!」

2011年10月31日 22時39分59秒 | 動物王国
昨晩、出張から帰宅し
部屋着に着替えていたときのこと。
Tシャツを脱いだとき、肩にほくろ毛を見る。
大きめのほくろに長い立派な3本の毛が
意気揚々と生えていた。
僕にとっては昔からご存知の毎度お馴染みな光景である。
と言っても、永きに渡り同じほくろ毛が生えっぱなしというわけではない。
年に何度か
生えちゃ~育ち、抜け~を繰り返す毛根から伸びた今回のほくろ毛だ。
今回のはいったい何代目になるのだろうか。
数えているほど、僕は人生暇じゃないが
ほくろ毛の家系図は、まるで毛、自らの長さの様に
もう相当長く複雑に伸びて絡み合っていることだろう。

昔は、ほくろ毛に縁起の良し悪しをはかり
抜けたら運勢が変わるらしいぞ!なんつって
僕はほくろ毛を何となく守ったりしていた。
そんで実際抜けてしまった時など
どう人生変わっちまうのかと
結構ビクついたりしたものだ。
実際は何も変わりゃしなかった。
それは、良くも悪くもである。
当たり前だバカヤロー!
たかがほくろ毛に運命左右されてたまるかっちゅうの!
だいたいそんな迷信、オオボラ、嘘はっ百、誰が言ったんだか。
ほくろ毛抜くと運命変わる。
いつの間にやらそういう事になっていた。

そんな胡散臭いほくろ毛が3本
僕の左肩に生えている。
今じゃ抜きもしないが別段ほったらかしだ。

最近、僕の近辺悪くはない。
ただ、たいして良くもない。
些細な良い事を巨大な不安が飲み込んでゆく。
元気ではあるが、なんか重っ苦しい。
そんな日常の中
ほくろ毛の、そいつらの中の1本に
昨日僕はたいそう勇気づけられた。

長いそいつは、先端が白髪で根本は黒々していた。
まるで脱色か色染めした後1ヶ月くらい経った髪のような様相である。
その状態に違和感を感じた。
普通人間の身体的には逆だろ?
若さだか、体調良好状態か
黒々としていた髪が
老いか、くたびれてか
徐々に白髪になってゆくのだから。

しかし僕のほくろ毛は違う。
普通ではない。
もうダメだとくたびれきった白ほくろ毛が
何があったか知らないがいきなり途中から頑張りだしちゃって
まさに毛自体も途中からいきいきと黒くなっているのだ。
「燃え尽きたぜ」と真っ白になった矢吹ジョーに
いきなり生気がみなぎった!みたいな感じだ。
ほくろの毛根が「俺はまだまだイケるぜ!」と吠えているように見えた。
上半分白で下半分黒のほくろ毛に、ゾクゾクしていた。
ヒョロリ伸びたそいつから、野生味溢れたパワーと生命力を感じた。
ほくろ毛に噛みつかれた様な心境である。

そんなほくろ毛を見つめ
最近何だか良くない、良くないと言っている自分を恥じた。
まだまだ腐っちゃいられない。
白を黒く塗りつぶすのはまさにこれから。
良くも悪くも自分次第ならば
納得ゆくまで、自分の未来、自分の毛…いやいや手で
白黒はっきりさせようじゃないの。
何だか元気がわいてきた。

ほくろ毛は
抜かずとも自分の運勢を
変えてくれたりもする。

かもね。

めけめけ~。

写真。只今仕事帰り。
車内でほくろ毛生えてる側の肩を写メり。

何となく、雨のリレー。

2011年10月30日 17時06分40秒 | 出張中の日常シリーズ
雨の出張最終日。
昨日のうちに徳島入りし
今日四国を回り東京へ帰る。

徳島駅前のホテルで目覚めた。
テレビの中の天気図には
全国的に何となく雨マークが並ぶ。

ホテルの部屋から窓の外を見る。
今、僕のいるここ徳島は小雨。
今日帰る東京も、天気図通り雨が降っているのだろうか。
あそこ、兵庫県は所により雨が強く降るでしょうって言われているが
本当に強く降っているのだろうか。
所によりの所の方々は今、どしゃ降りで散々な思いをしているのか。
今ここでは何となく当たっている天気予報は
果たして全国各地じゃどうなんだろうか。
今朝のテレビの予報を見ながら、そんなんをぼんやり考えていた。

僕が普段気になっている天気はズバリ東京の天気だ。
今は徳島のと、今日帰る東京の天気。
ちなみに昨日は岡山と、そして四国の天気で
一昨日は広島と岡山の天気だった。
とどまる土地が、居場所となる。
そこに暮らす人たちは当然たくさんいる。
居場所の情報を必要な部分必要なだけ得ながら毎日の生活を繰り返す。
日本全国、全世界、時間を共有して
今まさに例えばあちこち天気を気にしたり
それぞれ同じ雨だったり違う晴れだったりの天気を得て
またその天気をもたらす空を共有している。
各々が“ここ”という居場所で“今”を生きているのだな。
なんて
こりゃ考えが果てしなく続いてしまいそうなので
脳味噌とテレビの電源をOFFった。

カムチャツカの若者が きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている
谷川俊太郎氏の『朝のリレー』を思い出す。
近からず、遠からず。

ホテルをチェックアウトし、駅売店で傘を買う。
電車に乗り、阿南方面
途中下車して歩いてお取引先さんへ向かう。

商談を終え
何となくオーナーさんご夫婦の旅行の話に。
去年のちょうど今頃、2週間かけて北海道旅行へ行ったのだという。
2週間も、ゆったり北海道を満喫なんて贅沢
良いな~、僕も仕事抜きの旅行で、2週間北海道回ってみたいな~
なんて、それが実は
北海道だけで2週間じゃなく、旅の全行程が2週間との事。
は?ちといまいちピンと来ない話だが。
つまりは、徳島を出発して、徳島へ帰ってくるまでを2週間かけての
目的は北海道っちゅう旅行らしい。
ったって、飛行機でビューンと飛んで帰ってしたら
とどのつまり道内2週間の旅じゃないすか?
いやいや、徳島から“車で”北海道行き来の2週間旅行との事。
「く、くるまーっ!?」
びっくりして叫んでしもた。

ドライブ好きで飛行機嫌いのオーナーさんは、どこへ行くにも車らしい。
しょっちゅう車であちこち行かれているそうだ。
その旅行は
いつも頑張ってくれている温泉好きな奥さんへのプレゼントらしい。
四国の徳島から、長野・会津・秋田・青森の温泉地を経由し
青森から函館のみフェリーを使って北海道の温泉地に数日滞在し
また本州の温泉地を転々と数泊して四国の徳島に戻ったそうだ。

目的は北海道、だけどメインと言えば道中全てだね、とオーナーさん。
各地の温泉宿、そこで暮らす人たち、良かったな~
中でも函館の宿は接客もサービスも施設も湯も抜群に良かった
と、しみじみ語っておられた。
土地土地の人と触れ合ったり、美味しいもの食べたり、温泉につかったり
人生の道のりと、自分が生活してきた日本という土地を肌で再確認した旅だという。

徳島のとある街のお店の世界での日々から
仕事抜きの旅行というカタチでのあらゆる土地の世界での日々。
違う土地土地に、わずかな時間ではあるが身を置いてみると
やっぱり様々なことが見えてくるという。
成る程、僕の場合は出張ではあるが、何となく分かる気もする。

1人に1度の平等に与えられた人生。
年々感じる時間の経過が早くなっていくように思う。
時間も平等、明らかに気のせいなのだが
ならばのんびり視野を広げてみるのもよかろう。
土地土地で、今日の天気が違う事を知るのは
人との繋がりを知る事に似ている。

余談。
オーナーさんが「抜群に良かった」とおっしゃった函館の温泉宿は
僕も大好きなドー○ーイン系列のラ○スタベイ函館だった!
徳島のご夫婦と東京の僕とが
函館の情報を共有でき大盛り上がり(笑)

めけめけ~。

写真。特急うずしお。

ニュースが知りたい。

2011年10月29日 16時15分03秒 | 出張中の日常シリーズ
昨晩に岡山県入り、倉敷泊まり。
テレビを見ていたら、何だか倉敷が活気づいていた。
地元岡山県のニュースが流れる。
昨日、イオン倉敷がリニューアルオープンしたらしい。
専門店が以前に比べ倍近く増え
様々な世代が楽しめるNEWショップが続々登場との事。
クリスマスイルミネーションの点灯式なんかも行われたらしく
リニューアルオープン日である昨日は人でごった返したようである。

そんなニュースの傍ら
岡山県の小中高生の質を問うニュースも流れる。
砕けた言い方をしてしまえば、なんでも岡山県は
“ヤンキー率”が日本の都道府県の中でトップなのだという。
何をもってそんな事が言えたのかよく分からない。
ただ、そうらしい。
学力テストの結果をみても
昔は知的な県だったのに、今では都道府県別にみて下から数えてすぐなんだそうだ。
学校や家庭云々で対処出来る問題ではないとした県が
岡山の学力向上に乗り出したようだ。
これ、バラエティ番組か何かのニュースパロディでもコントでもない。
NHKだか何だかの、れっきとした地元版ニュースである。

スゲー。
思わずあんぐりしてしまった。
だいたいヤンキーて!
それに学校や家庭でどうにもならん子供の質を
県がどうにか出来るんかいな!
出来ると言うならば、その方法が見てみたいもんだ
なんて思った。
県が乗り出すその対応に、非常に興味を持った。
どんなもんじゃい!?と。

育て方にも、育てられ方にも問題はあろう。
学校や塾の指導方法にも少なからず原因は、無いとは言えないだろう。
この関係性の繊細な問題を
何だか分からん県の、何だか分からん課の
よく知らんおっさんおばさん連中が指導したら
現代っ子の学生さんらは何かしら変わってゆくのだろうか。
良い子になるんだろか。
まったく想像も出来ん。

「うぜー!くそじじー!くそばばー!」言われて終いが良いトコだろうと思うが。
ロボトミー手術でもして脳みそいじくってコントロールしようってのかな。
啓発セミナー強制参加みたいな事すんのかいな。
何にせよ、全ては税金で行われる事。
教育に予算をそそぐのは良いが、何か見えてこねーな、なんて思ったわけだ。

そんな話題を今朝お伺いした倉敷の雑貨屋さんでしたら大爆笑しておられた。
県がどうにかしてくれるのならば、是非ともどうにかしてほしいくらいに
今時の岡山の学生は非常識でひどいらしい。
まあそれは岡山に限ったことではない、っちゅう前提での話である。

頭の問題云々よりも、だいたい人間性どうなのよって思っちゃうとオーナーさん。
僕らが学生の時分には、僕らも同じような事言われていたっけ。
でもやっぱりオーナーさんがそう切に感じるくらいヤバいのだろう。
ニュースになるくらいだからして。
地元の事は地元でなけりゃわからないものなのかもしれないな。
僕は東京で暮らしていても、東京の学生さんらの質までは皆目見当がつかないが
大人達はよく「まったく近頃の学生は」と話していたりするもの
岡山も東京も変わりゃせず
また、もしかしたら今も昔も変わりなく
得てして若者は、常識的観点からしたら非常識の部類になるのかもしれない。

ニュースの話題ついでに
お取引先さんにイオン倉敷のリニューアルについても聞いてみた。
とにかく食付きが凄く、昨日などはイオン渋滞が出来ていたらしい。
チボリ公園閉鎖もあり、沈みきった街にも多少活気が戻るだろうと期待したい
なんて話してたら
チボリ公園の跡地に、近々セブン&アイのショッピングセンターが来て
それを囲む様にデカいアウトレットモールがオープンするんだという話題に。
なななんじゃいそれ!
バカな事するし、地元もそんなバカを許しちゃうんだ。
結局潰しあいじゃん!

「子供の質をとやかく言う前に
大人のやる事の質もどうだかって思うわ」
と、オーナーさんがまた大爆笑しておられた。

そういやちょうど昨日
東京では有楽町にルミネがオープン。
西武の後にはきらびやかな箱が来た。
賑やかにはなるだろうが
これもまた、果たしていつまでもつのやら。
僕はついそんな事を考えてしまう嫌なヤツである。

倉敷にイオンがオープンした岡山の学生の質。
有楽町にルミネがオープンした東京の学生の質。
東京の学生の学力と
そして岡山県の学生に向けられた対策。
イオンやルミネより
そっち、気になる!

めけめけ~。

写真。岡山駅にて、快速マリンライナー車内より。

ホテルの窓から、1丁のパンツ。

2011年10月28日 18時32分55秒 | 出張中の日常シリーズ
だいぶ前、いつの間にやら始まって、いつの間にやら消えていた当ブログ企画
勝手気ままな、んなもんどーでもよろしい企画
『ホテルの窓から』
宿泊したホテルの部屋の窓から外の景色を写メり
その近所に関して、あーだこーだ述べるコーナーがありました。
本当、どーでもいい事ですが。

もうかれこれ14年も出張出まくっていると、泊まるホテルも固定されてくる。
ホテルの窓から、なんちゅうコーナーだって、過去何回も記事を書いたし
だから大抵要所要所のホテルの窓から眺めた景色の記事も書き済みな訳。
とはいえ、全ての地域を、ホテルの窓から制覇した訳ではない。
っちゅうことで、久々に、どーでもいい事だけど復活です。
さてさて

『ホテルの窓から』

昨晩は広島県福山市の駅裏にあるホテルに宿泊。
福山には広島出張時毎度泊まっているが、今回泊まったホテルははじめて。
一般的なビジネスクラスのホテルで立地は良く、料金もそこそこ
清潔感があり、フロントやスタッフの接客が抜群に良い。
たまたまどこぞやの高校の野球部が団体宿泊していて少しうるさかったが
それを除けば快適なくつろぎの宿でした。
あ、僕の大好きなサウナ大浴場は無し。
これもまたどーでもいい事。

さて、福山のそんなホテルの3階の部屋の窓から
今朝起き抜けに写メり。

パシャりっ!

目の前には山陽本線と山陽新幹線の高架。
画面右手にずっと行くと福山駅。
その駅の真ん前には福山城がそびえます。
こちら側は駅の裏手となりまして静かですが
駅向こうはそれは賑やかです。
福山は広島県の中でも非常に大きな街です。

福山では毎回様々なホテルを転々としてきました。
今回のホテルを含めたら、過去おおよそ8つのホテルに泊まってきています。
カプセルホテルに泊まった事もありました。
ボロかったり、臭かったり、ケチだったり、遠かったり、高かったり
何だかまったく定まらず、ウロウロとしてきました。
今回のホテルはなかなか良かった。
また次回も、そこにしようと思う訳です。

今朝写メったホテルの部屋の窓。
こちら、昨晩風呂上がり、暑いので開けて涼んだら
なんと閉まらなくなってチョーあせりました。
ある程度あけるとフックが外れ固定される仕組みなのですが
これが外れっぱなしで
何をどうしても、開いた窓がまったく閉まる気配をみせないのです。
あちこちいじって、無理矢理ガンガンやってもダメだし
こっちは風呂の火照りはすっかり冷めて
涼しいをとおに通り越し、ブルブルと凍えてきているし
マジで冷える!
せっかく治りかけの風邪がこりゃ完璧ぶり返すわ!みたいな状態です。
もう埒があかないのでフロントに電話して来てもらいました。

やっぱり部屋のドアフックはおかしくなっていたようです。
無事、閉まりました。
閉まらない!と、僕の様な内線がよくかかるそうです。
ならば早く直せ!
なんて思いつつ、窓が無事閉まったお礼を言うとフロントさん
「お客様、服か浴衣、着られた方が…。
風邪ひきますよ」
なななんとーっ!
今の今まで僕、パンツ1丁でした!
何をやってんだか!もう!
窓云々もそうだけど、いっくら何でもそりゃ
寒いわっ!
っちゅうか、は、は、恥ずかしいーっ!

人間パニックに陥ると
なりふり構わずになっちゃいます。
っちゅうか人間、異例の事態にとらわれて
自分を見失う事もあります。
人間?てか、俺の問題だろ!

なんて
冒頭の写真は
そんな、すったもんだがあった昨晩の福山のホテルの部屋の窓からの
景色。

めけめけ~。

写真。ホテルの窓から。

えぇかげんなヤツじゃけん。

2011年10月27日 17時02分57秒 | 出張中の日常シリーズ
昨日の、たみおもみじ饅頭の箱の中身は
ただのやまだ屋のもみじ饅頭だった。
小袋の中身もまた、普通のもみじ饅頭だった。
特に奥田民生氏に似せたもみじ饅頭という訳ではなかった。
そして、もみじ饅頭自体の中身は何故かこし餡だった。
つぶ餡かとばかり思っていた。
あまりの気持ち良い裏切りにスッキリ心から笑けた!
変なの!
ケタケタケタ!

さて一昨日に出てきた今回の出張
初日、山口宇部空港から
連絡バスで小月という町に入って早々乗ったタクシーの運転手が
こんな事を言っておられた。

「うちの息子、東京で沖縄料理店をやってんだよ。
姉妹店を数軒広げ、そこそこ儲けてんじゃねーか?なんて。
東京はいいんでしょ?何って景気がさ。
人口も多いしさ。
杉並区の人口が山口県の人口くらいなんじゃないのかなぁ、分からんけど。
東京は勝負できていいよ。
ここらに東京の流行りの店ってやつが来ても、多分ダメだろうな。
ここらは味やら流行り云々じゃ客入んないから。
ここらは、ほれ、客の入りは人間関係次第だから。
まず土地の人間やら役所やら、○○連の方々やらパイプ繋がねーと厳しいな。
腰据えてやって、美味いって噂が広がって、人間関係構築出来るまでに数年。
それまでまず、もたねーな。
うちの息子の、東京の沖縄料理店がよ、去年だか一昨年だか
何を思ったか沖縄に進出したんだよ。
俺はよ、またおかしな事するねぇなんて思ってたんだよ。
東京で生まれた沖縄料理店の沖縄支店
なんだかあべこべだよな。
そしたらやっぱり、失敗して、しっぽまいて撤退だって。
東京生まれの店が本家本元の土地にかなうわけねーんだよな。
ったく笑っちまうよ、バカだよまったく。
“土地となり”があるんだよ、そんなに簡単なもんじゃないんだよ」

成る程な。
土地となりな。
東京はいいんでしょう?って
東京だって、そんなに簡単なもんじゃない
土地となりがある。
いやしかし、変なおっさんだった。

でその後、宇部のお取引先さんへ伺った時の話。
何かの話の流れでロッテリアの話題となる。
確か僕の年齢が38歳だっちゅうその38を店長さんが
「サンパチじゃないっすか」なんて、意味不明な表現するもんだから
つられた僕が「サンパチトリオって知ってます?」
なんて言っちまって
なんて、そんな流れで話題がロッテリアに移ったんだと思う。

「サンパチトリオって何すか?」
若い店長さんはサンパチトリオを知らない。
「380円のセットがね、あったのよ昔、ロッテリアに。
マックが390円で出したサンキューセットに続いて出た企画だね」
「さすが昭和!
何でトリオなの?
そっか、バーガーとポテトとドリンクでトリオか。
ロッテリアはいつもマックの真似ばかりしてるから良くないねぇ」
「いや、でもエビバーガーはロッテリアの1人勝ち
専売特許みたいなもんでしょ」
「エビバーガー!あれチョー美味いっすよ!
私、学生時代のとある時期ほぼ毎日食べてましたよ!」
「食いすぎ」
「でも今、宇部にロッテリア無いんすよ
撤退したんすよね。
だから私、ロッテリア食べに、車で遠出しますもん」

最近マックは全国各地、軒並み撤退しているが、ロッテリアもそうなのか。
どこも厳しいんだなぁ。
それにしても、ロッテリアの為に車でわざわざ遠出とは
ロッテリアさん、彼女の為に撤退しなさんな
なんて、なんちゅうか変におかしな店長さんだ。

変と言えば今日
広島市内を走る市電に乗っていた時の事。
僕の斜め前に座っていた女性がおもむろに化粧をしだした。
と、そんなんは今やごくごく普通な(本当は異常な)光景。
この女性、顔の化粧が終わるやいなや
いきなりバッグから霧吹きを取り出し
自分の髪にシュッシュと吹きかけだしたのだ。
そして、次にすぐさまバッグから
弁当やサンドイッチ等買うと付いてくる、袋に入ったおてふきを取り出し
手のひらをふいて湿らせ
わっさわっさと髪をいじくりだした。
もうビックリしたの何の。
周りの方々も唖然としつつ見て見ぬフリ。
ちょっと頭ヤバい人なのか
それとも普通に本気な行動なのか
何にせよ、変!

めけめけ~。

写真。普通にもみじ饅頭。

たみおもみじかう。

2011年10月26日 20時52分45秒 | 出張中の日常シリーズ
先日10月22日
広島県厳島神社にて
奥田民生ライブ『ひとり股旅スペシャル』が催された。

ライブと同時に
宮島老舗菓子屋やまだ屋と民生氏がコラボしたもみじ饅頭
『たみおもみじ』定価1000円が期間限定発売。
奥田民生ファンの間ではちょっとした話題となっていた。

民生氏好きな僕も是非ひとり股旅スペシャルに行きたかったが
東京在住多忙を極める身、そりゃ無理な話。
たまたま今回出張で広島へ来ているってのもあり
せめて饅頭、たみおもみじだけでもゲットしたいと思っていた。

広島市内販売店が限られている中
昨晩、駅内を探せど売っているお店が見つからず。
ってか、広島入りした時間が遅すぎて、店やってなかったっちゅうオチ。
そりゃ見つからねーわ。

一夜明けた今日、朝一で市内のお取引先さんの営業を済ませ
近くにある市内のデパート三越の地下にあるやまだ屋コーナーにて
ようやく、たみおもみじを手に入れる事が出来た!

今日の広島は猛烈に暑く、僕はもう汗だっらだら。
汗の季節はとうに過ぎているのに汗だくだし、暑いから半袖Tだしで
やまだ屋コーナーの売り子さんの目には
とても怪しい感じに映っていただろう。

その怪しいおっさんが迷いもなく、たみおもみじをむんずと掴み
「これください」だもんな。
何となく売り子さん、引いてたような気もせんではない。

お会計が何故か999円だった。
「え?1000円じゃないんすか?なんで?え?」
と、値段にやたら食いつくのも
僕の怪しさを助長させたような気が。
それを受けて「デパートなので」と、掴み所の無い返事を返す売り子さん
1円引きはデパート価格か?と謎が残りつつも
冒頭の写メをお願いして撮らせていただいた。

さてさて、本日の仕事もバタバタしつつ終了。
ホテルにて早速、たみおもみじを食す。


こちらパッケージは民生氏デザイン。
さすが民生氏
間抜けていてかわいくて良い!

包装紙を取った箱。

こちらにも民生氏のイラストがプリントされている。
ぬかりない!

中身はなんて事ないもみじ饅頭。

当然美味い!
パッケージだけきれいに取っておき
中身は今晩のお酒のつまみにいただこう。

東京在住の者が
地方の欲しいものをゲットできるのも
出張族の特典である。
ライブは見られなかったけど
ひとまず、たみおもみじは
探している時間を含めて
かなり良い思い出となりにけりである。

♪いい気分みな処分 小銭を手にして 行こうぜ相棒
サイコロ頼りの ニヒルな旅だぜ お色気はねのけ♪
『股旅(ジョンと)』

めけめけ~。

写真。たみおもみじ。

無反応!?

2011年10月25日 17時16分53秒 | 出張中の日常シリーズ
秋の虫が鳴く。
早朝午前4時40分過ぎ。
ついこのあいだまで
世界はこの時間でも明るかったのに
今じゃ辺りは真っ暗だ。
さほど寒くもないから
上着も羽織らずOK。
鼻歌うたいながら
最寄り駅へと歩く。

今日から再び出張である。
行き先は山陽・四国。
ある立場では日々経営に追われ、ある立場では日々新商品の紹介に追われる。
未だ暖かい気候。
秋の虫のこえを聞きながら思う。
いったい、いつ冬が来るのだろうと。
暑い夏にも、前の寒い冬にも同じ事を思っていた。
季節はちゃんと巡るのか、なんて。
ちゃんと季節は巡る。
巡り巡って今がある。
いずれ近いうち
秋の虫の息も絶えるであろう。

羽田空港から山口宇部空港へ飛ぶ前
うんち。
トイレへ入る。
毎回毎回、利用する毎に思う。
空港のトイレの、なんとキレイな事かと。
大、使用中に、流水音とせせらぎ音で
ぶりぶり音を消してくれるし
当然のウォシュレットだし
センサーが反応して、立ったら勝手に流してくれるし。
それはそれとして
なによりいつでもピッカピカって所がいい。
気持ちいい。

便座に着席。
早速♪ジョボジョボ~♪ダミー音が流れる。
うんちして、ウォシュレット!
シャーーーッ
「はぅ…」
(刺激が)強すぎた。

さてお尻をふいて立ち上がる
…が…水が流れない。
あれ?センサーが上手く反応しないのか?
その場合、センサーに手を近づけて水を流す。
手のひらを、チラ、チラチラ
…が…あれ…?
近づけてもまったく流れない。
あれ?この!この!この!センサーめ!このこの!
何度も何度も手をかざすも、センサーは無反応だ。
何でーっ!このまま流れなかったら、ヤバいよっ!
必死に手かざしも、センサー無反応。
それどころか、静止していた流水せせらぎ音“だけ”が再び流れだす。
♪ジョボジョボ~♪
うるさいっ!
あせっている時にこの♪ジョボジョボ~♪は
うざい!

フライト時間は7時30分
現在の時刻、7時15分。
まずい!
もうとっくに搭乗口のゲートは開いている!
このまま流れなければ
仕方ない、“こいつ”をまんまここに放置するしかない。
しかし朝の空港トイレの特に大は、時にして行列が出来る程混雑している。
もし今も外で行列が出来ていたとしたら
放置したまま出た先で、次の利用者と顔を合わせる事となる。
僕は急いでその場を立ち去れたとしても
何だか嫌ぁな感じが、便器と僕と、次の利用者の心に残るだろう。
そんなの嫌じゃーっ!
過去に幾度もうんちを漏らしている僕だけど
今更これは、何となく
うんち漏らすより嫌じゃーっ!

漏らすのと流れぬのと、比べる基準がよく分からん事を心ん中で叫びつつ
僕は必死でセンサーに手をかざす!
上下左右斜めと手のひらの角度も様々変えてみる!
一旦引いて、フェイント!と見せかけ、グッと近寄ってみる!
流れん、まったく流れん、チキショー!バカヤロー!流れんぞ!
かざしていた手を微妙にずらしたら

ジャーーーーーッ!

「流れたっ!」
良く分からんが、突然単純に流れた!
何故だ!?まぁいい、ひとまず良かった!
僕は勢いよく大の個室から飛び出し
利用者のいない“ガラガラのトイレ”を後にした。
流れたぁ!良かったぁ!
そのまま、まっすぐゲートへ進む。
航空券に記載のバーコードを
搭乗口カウンターのバーコードリーダーにサッとかざす。

……………え……あれ?………。

もう1度、センサー部分にサッ。

……………反応無し。
ゲート開かず!
チキショー!ここでもかよっ!
センサーのバカヤロー!

すると
一瞬、無反応を示した搭乗口のセンサーが
チケットの角度をウネウネと変えたら
ピーンッ!
と反応しゲートオープン!
僕は無事、飛行機に乗る事が出来たのだった。

反応悪いのは、あせる!

めけめけ~。

写真。チケット。

「ふ」「あ」「 」

2011年10月24日 18時40分09秒 | ほのぼの日記シリーズ
むかしむかし

まだ、ぼくが大学生のころ

演劇に明け暮れて

なにやら人生突っ走っていたころ

後先も、責任も、考える必要もなくて

日々、ただぼくの考えと行動を

信じることに猛進していた

それだけで、いいということにしていた

それで、成立していた

あくまで、ぼくの世界の中ではの話





そのころ
大学キャンパス内にあるボッロボロのホールで見た知り合いの芝居。
女性だけの2人芝居。
ぼくの“知り合いでない側の方”が書いた
オリジナル書き下ろしの芝居。
多分あのころを生きた学生にしか書けないような
とっても弾けた、落ち着いた、いいや弾けた
そんな感じで込み入った良質の芝居。

その劇中に流れた、というか
“知り合いでない側の方”が役で歌った曲を
先日、橋の上で「ふ」と思い出す。

橋の上で
ちょっと
歌ってみた。



KAN・『発明王』

毎日がちょっと忙しくて ぼくの気持ちもくさりがちで
留守番電話も壊れてて 楽しそうな話途中で切れた

あ~あ 君にあいたい
あ~あ 少しでいいから
あ~あ 僕のことほめてほしい

あの頃はもっとタイクツで いろんな遊びを発明して
美人にもっと強気だったし 留年したのに笑ってた

最近はちょっと気が弱くて まわりの言うことを全部きいて
ビデオのデッキも調子わるく まりなちゃんの胸もゆがんで見えた

あ~あ 君にあいたい
あ~あ 5分でいいから
あ~あ 僕のことほめてほしい





夕焼けがぼくにせまってきて

「あ」という間に日が暮れて

明日が来て、あさってが来る

多分この繰り返し

日々の経過とともに

人間成長してなきゃ

地球はおしまい





発明王 KAN






めけめけ~。

写真。むむむ。

お土産シリーズ・お菓子ばかり。

2011年10月23日 09時52分32秒 | 食にまつわるシリーズ
先日、北海道出張から戻ってまいりました。
本日、日曜日。
なんだか久々にのんびりしています。
つっても仕事は山積みなので、午後から出勤せにゃなりませんが。。。
ひとまず北海道出張から帰ってきましたので
ごたごたと無駄な話はせず
こちら、毎度恒例

『お土産シリーズ』

出張最終日、自分で自分に買ったお土産を食ったりなんなりして紹介するコーナーです。
今回の最終地は、嘉門達夫的に♪キャ~ラメル拾ったら箱だけ~♪
…函館。
函館空港で購入したお土産、今回は全てお菓子!
まずはじめはこれ!

『札幌おかきOh!焼きとうきび』

以前、北海道出身の当社デザイナーに実家帰りのお土産で頂いて
食べたらびっくり!ちょー美味かったお菓子です。
今回の出張土産では絶対買おうと決めていたもの。
ゲットだぜ!で、食!
やっぱ美味い!
爆発的な美味さです!
完全にハマって、あっちゅう間に完食!
後をひく、っちゅうかもうこりゃ焼きとうきびジャンキーです。
みなさんも是非!是非!

さて次なるお菓子は僕のちょー定番のこちら!

『じゃがポックル』

北海道へ行ったら必ず購入しているお菓子土産です。
やっぱ美味いっしょ!
こちらもハマる、おいしさです。

で、はじめて見ました!
こんなんも新商品で出ています。

『じゃがピリカ』

キタムラサキ、ノーザンルビー、トヨシロと
3種の北海道産じゃがいもを使用して作られたお菓子。
1粒1粒がコロコロしていてかわいくって美味しいです!
ピリカとはアイヌ語で「かわいい」の意味
とパッケージに書いてありましたが
僕、高校生の修学旅行で
ピリカの意味は「神様」だと教わったような記憶が…。
あれはなんだったんだろう。。。

じゃがポックルとこちらと、会社へのお土産でも1つ、計3箱買ったら
今回、キャンペーンでついてきました、こちら!

じゃがポックル紙袋!
なんかすげー!
かわいいんだか、なんだか、微妙ですが
ちょうどじゃがポックルの箱がスッポリ収まって、いいんじゃないでしょうか。

北海道土産流行り物おさえっぽい今回のラインナップ
どれもこれも美味しくって、もう完食です!
食いすぎです!
ってなわけで、今回のお土産シリーズも
これといった事もなく、おしまい。

めけめけ~。

写真。お土産。

減肥茶。

2011年10月22日 15時42分37秒 | お仕事シリーズ
静岡県は河津に来ています。
モチのロンでお仕事ですが…。

朝から大雨で、どいひーでした。
靴もジーパンの裾も
サンプルまでも雨に濡れてびっしょりです。
どいひーです。

そんなサンプルで商談するは、河津のバラ園。
河津と言えば河津桜が有名です。
早咲きの河津桜は毎年2月に満開をむかえます。
そんな、花の町河津には
桜の他にもバラがある訳です。

バラ園内のショップがお取引先さん。
秋バラは例年より遅めのようですが
今が見頃になっている様子。
ただ、今日のこの雨で
せっかくの休日も客足は遅いようでした。
バラ、きれいだったなぁ。

さて、商談!
といく前に、担当さんと近況報告や情報交換。
とはいえほとんど、たあいもない世間話です。
毎回これが盛り上がるわけ。
盛り上がりは本題の商談と張り合うかそれ以上の勢いをみせます。

ひとまずは会社の話なんぞをした頃合いで
担当さんが
魔法瓶の水筒に入れてお家から持参してきているという減肥茶を出してくれました。
担当さん、痩せているのに減肥茶て!
なんてツッコんだらば
「いやいや!わたしもうお腹たぷんたぷんで!」
と謙遜しておられ。
「20代の頃はいていたパンツ、今じゃもうはけませんから!」
パンツとはもちろん
パにアクセントの下着の意の方でなく
ツにアクセントのズボンの方の事でして。
「無理矢理はいたとしても
ボタンをしめたらウエスト部分にお肉が
べろ~ん、て乗っかっちゃう!」
思わず想像してしまいます。
ちょいと色っぽい、出来立てほやほやのお供え餅っ腹!
なんて、おっと!いけないおっさん心です!
「ファスナーに脂肪はさんじゃいますし!
ホント、年々太っていって嫌ですよ」
どでかい雪見だいふくをファスナーで…なんてまた想像。
思わず爆笑!
こらこら。

太っているなんて
どう見ても担当さん、そうは見えないんですが
しかし、他人には服の下までは分かるめえ
です。

ただ、僕も担当さんも確かに年をとった。
それは隠しようのない紛れもない事実です。
当社とその会社様がお取引を開始した当時から既に10年以上経っていますもの
おっさんおばさんの類にくくられるには充分な時間の経過です。
お互い身体には配慮が必要な年齢となりにけりっちゅうわけです。

ところで
その減肥茶の効果はあるのかしら?
なんて意地の悪い事を聞いてみたら
「もう2年間、毎日持って来て飲んでますが
2年間、着実に体重が増えてますよ」
ほうほう、そうなんだ
って、へ!?
増えてる!?
それじゃダメじゃん!
なんつって。
何だかおっさんなのにおばさんみたいなテンション
バラ園で、バラとまったく関係の無いバカトーク
そんな我々の主婦っぽいトークは
お取引先さんの事務所に話の華を咲かせておりました。
早よ商談せいっ!

桜もバラも、話までもが華開く
そんな花の町、河津
人も町も温泉も、自然もあったかい
良い町です。

めけめけ~。

写真。伊豆には
特急踊り子号で!
伊豆の踊り子、美人さんの服の下は如何なものか?
おっさん発想だなぁ、もう!

1200。

2011年10月21日 21時13分48秒 | ほのぼの日記シリーズ
こうしてブログを書いてもうおおよそ1200記事になった。
1日1記事、毎日書いているから
1200日以上もこんなクソバカな事を続けてきたことになる。

僕の知っているブロガーさんでは、もっともっと長く書き続けている方々もいらっしゃる。
皆さん必要だから書いているのだ。
ブログが職や生活にとっても活かされている。
結びついている。
読んでいてそれが凄くよくわかる。
実際、僕の未知なる分野を知る上で、それらはとても為になる。
皆さんの生活の一面、断片が、僕の生活上でとても役に立つ情報と化す事だって多くある。

その点僕のは特に無い。
自分で読んでて、無いのがよくわかる。
1200、ただただ、だらだら、書き続けてきた。
長い、無い内容を、書き連ねてきた。

1200記事。
その間、僕の近辺状況も1200度…いいや、180度変化をしていった。
僕にとっては、人生の転機とともにこのブログはあった。
初めはタイトル通り「めげて、めけめけ」めげる記事だったが
今では、めげていちゃいけない立場となってしまった。
以前の自分と今では考え方がまるで変わったし、考える事もまるで変わった。
先日掃除をしていてふっとそんな事を思ったものだ。
しかしブログの内容は、まるで変わらずクソバカである。

自分のばやい、ブログを通じて、特に生活が向上するわけで無し、仕事が好転するわけで無し。
ただただ、日々ページに記事と文字が増えてゆくのみ。
そう、このブログはそんなブログ。
誰に頼まれている訳でなし、自分勝手に書いているブログ。
書きたきゃ書けばいいし、書かないのもそれでいいし。
誰に読んでもらおう見せようと思って書いているわけじゃなし
まあそれでもいいんじゃねーの?と思う。
てか、そういうもんだろう?と思う。
っちゅうか、ブログなんてそんなものだろう。
そもそもブログって何よ。
日記?俺のこれってブログってやつなの?当てはまってる?よくわかんねーけど。

このブログだの、ツイッターだの
そういったもの、っちゅか、所謂今や文化的になっている様なものって
果たしていつまで続いてゆくのだろう。
新しいツールが生まれるまで続くのか
それぞれが卒業して、また新たな生活(表現)の場を見つけてゆくのか。

自分のブログが無意味の産物である事を重々理解し
ひとまず止める理由も見当たらないので続けてゆこうと思う。

が、やはり1200記事となると
内容云々より道具にガタがきているのだな。

僕は出先では携帯でブログを書いている。
僕のソニーのスマホでない古いフォーマ携帯はもうズッタズタのボッロボロである。
表面は傷だらけ、裏面は変色しきっており
何せボタンが“無い”。
押し過ぎて、粉々に砕け散ってしまった。
僕の携帯のボタン部分は
「あ」だの「5」だの「M」だの「#」だの「@」だの「※」だのが無い。
ただの白いシリコンの塊みたいなもののみである。
そんな白いぷにぷに部分を押して、今でも携帯でブログを書いている。
ぶっ壊れるのも時間の問題だ、っちゅうかこれ、既にぶっ壊れていると言えるのかもしれない。

そして休日など、家で比較的時間のあるときはパソコンで記事を書いている。
こちらもソニー、ちょー古いノート型VAIO。
こっちのボタンは無事である。
が、やっぱりボディはかなり変色している。
っちゅうかそれより何より、もうボロボロで
電源入れるとモーターが回転し
常にずーーーっと“パルパルパルパル…”と大きな音を鳴らし続けている。
まるでプロペラである。
そもそもパソコンの中にプロペラみたいのがあるのかどうかは知らん。
ムック(犬じゃなく赤いもじゃもじゃの方)の頭についているタケコプターみてーのがパルパル回転しているのかどうなのか
南国の別荘かなんかの天井についている、ゆっくり回って空気を拡散させる巨大なプロペラが
狂って高速回転しているようなイメージ。
いいや、違ったイメージではCD状のディスクみたいのが回転しているような感じではある。
一体こいつの中身で何が起こっているのか!?気になってしかたない。

しかし僕はこういったメカにはちょー疎いので、はっきりとした事は分からんし
分解する勇気もないから放置している。

でもこのパルパル…がもううるさくてかなわん。
気になってパソコンに集中できなかったりする。
しかもパソコンを持ち上げたりすると、まるで「おい!下ろせ!」と言わんばかりに
それはそれはちょー巨大なモーター音をバールバルバルバルッ!!!と鳴らしはじめる。
パルパルが過剰反応を示す。
もうこれ完全にイカれまくっている。

新しいのを買えばいいのだが、今はそんなお金に余裕も無い。
1200回あまりのブログ記事を書いてきた事が影響しているのか
それともソニータイマーが働いて…
なんてそれは定かじゃないが
このパソコンをなだめつつ
ハードディスクもパツンパツンだけど、まあ、まだなんとか使っている状況だ。

道具も頭もボロボロのガタピシになりながらも
でもこのブログはいつでもクソバカに光り輝いたものでありたいと思っている。
あくまでも、個人的に、勝手気ままに。

僕も携帯もパソコンも
いつ壊れるか分からないこのスレスレな感じで
面白くぶっ壊れて、でも止まる事なく、果てしなく続いてゆければそれで良い。
そんなふうに思うわけである。

ま、携帯やパソコンはそのうち新しいの買えるけど
僕自身はいつまでもポンコツ。
バカは死ななきゃなおらない
いいや、バカは死んでも、なおらないものである。
“何らかしら”が、残るからね。

めけめけ~。

写真。パルパルパソコン裏。

ゆる宅。

2011年10月20日 20時29分37秒 | 病気・病院シリーズ
北海道出張から帰り、一夜明けて早々
神奈川に本社があるお取引先さんと打ち合わせ。
昨晩帰りが遅く、今朝出が早く
久々の自宅にあんましいられなかったが
それでもやっぱり自分の家が一番落ち着くと感じる。
“自分の”っつっても賃貸だけど。

あまりにも出張でホテル暮らしが長くなると
マンションの家賃や光熱費、水道代等の基本料が無駄に感じたりする事もあるが
自宅へ帰ると
それは決して無駄ではなく、快適を得る為の維持費なんだな
なんて思うくらいくつろげるのが嬉しい。
いくら家にいない事が多くても
帰れる場所があるって事はなんて幸せな事なんだろうと思う。

人には気持ちをリセットする拠点が必要だ。
心と身体の解放区
秘密の基地が、自宅である。

見慣れた部屋で、テレビ見て食事して
風呂入って眠る。
ただそれだけで疲れが抜けてゆくようだ。
例えば癒しの宿へ出向いても
帰れば「やっぱり自宅が最高」みたいな感じに等しい。

もちろん、時々の気分転換で環境を変える事は心と身体の健康に良い。
僕は年中ブラブラしてるからそのバランスも変になっているかもしれんが
やっぱり自分ちは、落ち着く“巣”である。

人それぞれ、自分なりのくつろぎ空間を
無意識のうちに自宅にこしらえているのかもしれない。
自分がゆっくりできる環境を整えている。
そこは好きな場所となる。
自宅でくつろぐのと同時にエネルギーをためて
外での戦いに備えるわけだ。

そんなわけで
そんな自宅でふにゃふにゃになって
今朝も戦へと出掛けた。
北海道は寒かったがなんの東京も今日は寒い。
曇り空から冷たい風がひゅうと舞う。
皆さんすっかり秋冬の装いである。
僕はブルーのシャカシャカウインドブレーカー。
一見寒そうに見えて、風を通さないので結構あたたかい。

あたたかい?あれ?
…あ…熱いよ!

自宅から最寄り駅まで歩き
到着したら汗まみれとなる。
電車を1本やりすごし
シャカシャカ脱いで涼み汗ぬぐう。
相変わらずの暑がりっぷり発揮だ。
と、いうよりこれ明らかに
北海道で頂戴してきた風邪の熱のせいだ。

回復方向へと向かっていた風邪が
また少しだけぶり返した感がある。
今朝、目覚めたら身体が火照っていた。
ダルくもつらくもないのだが
ポ~ってする。
やっぱちょっと熱っぽい。
案の定、やっぱり大汗だ。

ひとまず半袖のまま次に来た電車に乗り
お取引先さんの会社がある駅到着。
薬を買おうにも、朝早すぎて薬局が開いていない。
仕方ない
モスで朝食済ませ、商談へと向かう。

商談を終えたら直ぐに薬局へ。
葛根とうと便座…
ベンザブロックを購入。
ドトールでパン食って薬を流し込んだ。

ひゃ~!
きっついわぁ!

風邪ぶり返したのは多分
久々の自宅で気がゆるみ過ぎたからだろうな。
出張中は気も張ってるし
まさに日々気力で乗り切っていた。
1日1日、着々と回復の兆しが見えていた。
帰ったら、たちまちこんなんなっちゃった。

自宅でのわずかなひとときは
風邪をもぶり返さす優雅なくつろぎだったのだろう。

そう考えたら
自宅って、大したもんである。

ゆるみ基地、自宅にて
気持ちも風邪もリセットして
良かれ悪かれ
明日からもまた日々は続いてゆくのだ。

めけめけ~。

写真。薬。

函館の日。

2011年10月19日 19時22分48秒 | 出張中の日常シリーズ
釧路入りから1週間
北海道出張も函館の今日が最終日である。
函館の天気はカラッと晴れ。
北海道特有の気持ち良い気候である。
止めどなく流れ出る鼻水をすするのに必死なほど淀んだ僕が
爽やかな函館を回る。
風邪気味な体調はだいぶ良くはなったので
鼻水ながら爽やかさにも多少馴染んでいるだろう。

函館のお取引先さんは
雑貨屋さん1店とペットショップさん1店だ。
どちらもお付き合いは長い。
特に雑貨屋さんは
僕が入社して早々にお取引して頂いたお店だから
もうかれこれ14年くらいのお付き合いになるだろうか。
2店様とも大変お世話になりまくっている。

昨晩のうちに函館入りし
いつもの駅前のホテルに宿泊。
こちらの利用も長い。
昔から北海道出張の函館泊はこのホテルと決めている。
函館にも、僕の大好きなホテルドー○ーインはあるのだが
ここのホテルのアットホームさ加減が肌にあうので
長い事お世話になっている。

お取引先さんもホテルも
既に「まいど!」な関係になり
「ツー!」「カー!」みたいな感じなので気楽である。
それを惰性という人もいるだろうが
こんなんでも過去色々あって
紆余曲折を通り越し今日にたどり着いた「まいど!」なのだ。
関係性の心地よさも深いのである。

函館のホテルはサウナ大浴場付きの地元ホテルである。
特にチェーンではない。
家族経営らしく
そのくつろぎやサービスが心地いい。
多少無理もきいてくださるし
接客サービスに柔軟で
とても助かる。
立地も良いし、非常に便利。
時々部屋にお菓子が置かれていたり
部屋風呂に入浴剤が置かれていたり
何だか嬉しくなるよな“くすぐり”もあって良い。

僕はいつも決まって和室に泊まるのだが
以前間違えて洋室をネット予約してしまった時
「今回は洋室でよろしいのですか?」
と連絡くださったり
タバコを止めた後、禁煙ルームを予約したら
「禁煙でよろしいのでしょうか」
と、これまた連絡くださったり
とてもありがたい対応をしてくれる。

一時期ここじゃなく、五稜郭のドー○ーインに泊まっていた事があったが
やっぱりこの駅前のホテルが良くて戻り
それからはずっと函館泊はそこと決めた。
慣れ親しんだ寛ぎだ。

雑貨のお取引先さんも過去様々あった。
先代の暴走で、昔の当社が近所の店に卸してしまいそうになった時
情報が、お取引先さんに回って
「なんてひどい会社だ!」
と怒らせてしまった事があった。
僕は先代に意見し、暴走をストップしていただき
直ぐに出張で出向いて謝罪したら
気持ち良く許して下さった。
今日までお互い色々な事を相談しあって来た。

ペットショップさんは
こちらの無理を長いスパン辛抱してきいてくれた。
取引し、導入してしばらく
当社の商品の売れ行きがなかなか伸びなかった。
本当に、厳しいくらい売れなかった。
「取引を止めよかと考えている」
そうおっしゃるオーナーさんに
これから当社の商品は必ず売り上げに貢献出来るものになりますから
どうかもう少し、置いては頂けないでしょうかと頼む。
そんな勝手なお願いを聞いてくださったおかげで
毎回新商品を期待してくださるような今日がある。

お付き合いを断ち切るも断ち切らすも
非常に簡単な事であるが
長く続け、なお密度の濃さを上げてゆくのは
非常に困難な事だ。
そこには信頼がある。
信頼を得る事も難しい。

だからこそ
ここまでつちかってきた函館の関係を
取引の歴史を
これからも大切にしてゆきたいと
月並みながらに思う。

毎度北海道出張は
函館空港で終わる。
空港ではいつもロビーで弁当を食べる。
今回の弁当は、冒頭写真の肉巻きおにぎり。

また函館へ
来るのが楽しみだ。

めけめけ~。

写真。肉巻きおにぎり。

ハウトゥユーズジャパニーズスタイルトイレット。

2011年10月18日 19時13分13秒 | 出張中の日常シリーズ
(帰ってきたよっぱらいの節で)
♪風邪をひいちまっただぁ
風邪をひいちまっただぁ
風邪をひいちまったが
飲みに 行っただぁ♪

一昨日の夜、くったくたになった怒涛の1日が終わり
夜に報告書など書いてブログ書いてしていたあたりから
いきなり身体の調子が悪くなりはじめた。
喉が痛いし熱っぽいし
鼻水じゅるじゅるでダルい。
完全なるステレオタイプな風邪である。
知らぬ間にどこかから菌を頂戴していたのだろう。
まったくもう、けったいなモノをもらっちまったものだ。
風邪などひいているご身分じゃないのに。

出張中に風邪をひいたのは記憶する限りこれが2度目である。
滅多に風邪ひかんバカでも時々ひくのだ。
1度目は九州。
今思えばありゃインフルエンザだったんじゃないかっちゅうくらい
どえらいひどさの風邪でつらいものだった。
下痢だし、吐くし、立ってらんないし、せきも鼻水も半端ないし
ずっと寒気するし、全身痛いし
熊本の街でバタンキュウしていた。
そんな中を這いつくばって2店営業で回り
長崎まで移動し、ホテルでまたバタンキュウ。
もうほとんど記憶がないくらいつらかった。
あんなひどいのは、ここまでの人生ん中で
本当数回あるかないかくらいである。

出張中のあんな風邪は、もう二度とごめんだ。
今回のは、さほどひどくはない。
ひきはじめは何だかつらかったけど
今は鼻水と喉痛以外は至って正常だ。
早め早めに薬飲んだし、葛根とうも一緒にのんだし
さすがに薄着はしてないし
早々、身体に対して最低限のフォローはしたからだろう。

せきも無し、がらがら声で無し、鼻水は適当にふきふき。
だから、お取引先さんには風邪だとさとられずに済んでいると思う。
風邪ひき営業って、感じ悪いから
治すか、気付かれんようにしないとと必死である。

しかし
とは言え風邪は風邪だ。
しかも疲れている。
身体がポワンポワンしていた。

そんな中
昨晩、商談終えた夜10時から
お取引先さんに食事に誘われ
苫小牧の街中の居酒屋へ軽く飲みに出てしまった。
いつものように元気な時なら大喜びのお食事も
風邪っぴきだと微妙である。
きついのは体調面もだが
それより先方に風邪だと気付かれ
気ぃ使われてしまうのがつらい。
あとあれ、気ぃ使うのもね、ちとつらいのね。
だから必死にテンション高めに振る舞った。

ゲラゲラと騒ぎ、風邪ひきでないのを偽る事に気をとられ
せきは意識的にこらえはしたものの
鼻水の存在を忘れてしまっていた。

多分かなりたれていたのだろう
「汁っ!汁っ!」
と突っ込まれちまった。
あちゃちゃ~、めっかっちった~。
慌てて
「慢性のアレルギー性鼻炎なんすよね~。
エブリデイつらくてつらくて」
とフォローを入れる。
風邪、なんとかバレずにすんだ。
て、実はバレバレだったかも。
気ぃ使わせちまったのかもしれないな。
あーあ、やっちまった。

栗とキノコのクリームパスタとかいうのを食べ
食欲の減退を感じたため
「じゃあそろそろ」
夜中12時30分おひらき。

ドー○ーイン苫小牧のホテルに帰り
サウナ大浴場入ってジュース飲んで薬飲んで就寝。

本日風邪はだいぶ良くなれど
やはりつらさは軽く続き
雪が少~しチラチラ舞う極寒の北海道を
薬飲み飲み、えいこらせっせと営業回る。

東室蘭の駅でおしっこ。
小の便器がうまっていたので
大の方の便座に座って用をたす。
立ち上がり、おしっこを流そうと見たら
尿がやたらに黄色かった。
薬飲みまくると、何故かおしっこ
すっごい黄色くなるのよね~
なんて。

んで目線を上げたら
『ハウトゥユーズジャパニーズスタイルトイレット』
冒頭写真の貼り紙が。
なんじゃいこれ!
僕が使ったこの便器は、イラストの便器とちがうやつじゃんっ!
これじゃ外人さんも戸惑うだろうに!

デタラメ的な注意書きに
「ぷっ」と吹き出しツッコミ入れたら
風邪菌もどこかへ吹っ飛んだようで
何気に元気になった気がした。

めけめけ~。

写真。ハウトゥユーズジャパニーズスタイルトイレット。

商業無常の響きあり。

2011年10月17日 19時10分46秒 | 出張中の日常シリーズ
今、僕が来ている北海道
当社の場合
昔は雑貨屋さんを回っての1週間出張だったが
今ではすっかり変わり
ペットショップさんメインの1週間となっている。
ペット用品を作りはじめてしばらくの6、7年前の頃でも
北海道のお取引先さんはペットショップさんがまったく無く
雑貨屋さんオンリーだった。

釧路から函館まで
昔も今も、回るルートは変わっていない。
北見や網走などへ足を伸ばした事もあったが
基本はこの路線である。
雑貨のお取引先さんへは今もちゃんとお伺いしている。
当社が雑貨の生産をやめてしまった訳でもない。
ペット用品と雑貨とをバランス良く作りつづけている。
なのに、何故1メーカーの売り込み先がまるで変わったのか。
時が流れ、時代が変わったのだ。

当時の雑貨屋さんの形態はまさに流行り廃りに飲み込まれてしまった。
そう感じてしまう。
十数年前のカントリーブーム。
カリスマブランドやカリスマメーカー
先生と呼ばれるカリスマカントリー主婦等
とにかくカントリー雑貨が大盛り上がりをみせていた頃
北海道でも、この北海道という広大な大自然の土地柄から
他県にも勝りカントリーという分野のブームが過熱していた。

アメリカンカントリー、フレンチカントリー、ブリティッシュカントリー等々
北海道には、それはそれはあらゆるお店があった。
同時にアンティークも流行り
カントリーくくり以外のPOPやファンシーな雑貨も
一緒に勢いを持っていた。
雑貨全般がブームになっていた訳だ。

流れを掴めた商品は一人歩きし飛ぶように売れた。
カリスマメーカーの作るカリスマ商品はメディアや口コミで瞬く間に広がった。
それはもう異常なくらいの騒ぎだった。

当社の商品は決してカントリーを意識して作られたものではなかったが
分野的にとても上手くハマった。
取り扱い店も増え、商品は非常に良く売れていった。

カントリーもカタチを変えて
ナチュラルカントリーがブームとなった頃から
不景気のあおりも、モロに受け
雑貨ブームに陰りがみえはじめた。
素朴趣向なナチュラルは、極力飾らないシンプルライフへとかわり
カントリーは、消えていった。

日本最大の見本市東京ギフトショーで見ても良く分かる。
以前はカントリーブースだらけだったのが
今じゃ本当、カントリーはゼロに近い。
ブースはまるで見当たらないのだ。

北海道でも、今当社がお取引している雑貨屋さんで
カントリーをメインにされているお店は少ない。
しかしカントリーファンは消えたわけではないから
その少ないお店にファンは集中している様である。

一昨日の夜
昔お取引していただいていた雑貨ショップのオーナーさんに会った。
フレンチカントリーとアンティーク物をメインに扱われていたお店だ。
ブームが去り、経営難となり
もうかれこれ8年か9年前あたりに店を閉めた方だ。
雑貨ショップを辞め、夫婦共働きでお勤めに出ながら
ネットでアンティーク物を売っていた。

疎遠となっていたのだが
つい先日
突然会社にメールをいただく。
お店を、小さいながらも復活させたとの事。
アンティークがメインなので取引は出来ないが
近くへ来る事があれば、良かったら寄ってくださいとの事だった。

昔は商談後、よく一緒に飲みに行ったっけ。
懐かしいなぁ。
久々にお話もしたいなと
そのお店が入っている商業施設ビルに行く。

エスカレーター最上階へ。
小さな店舗がひしめきあうフロアーの中から
その方のお店を見つけた。
挨拶をするとオーナーさん、目をまんまるにして驚いておられた。
「ふけましたね~」
「太ったね~」
など言いあって、当社の代表の経緯などを話し
先方さんの今日までを聞いたりした。

「勤めた会社の経営者ともめてさ、辞めちゃったんだけど
今更また職を探すのもなんだしとね
店を再開したんだよ。
もう当時売れていたものはダメだね。
あの頃あんなに価値があったのに
今じゃ誰も見向きもしないただのガラクタになっちゃってる。
今はほら、そこにズラリ並んでいるボタンが
うちの主流になってるよ。
細かいけど、バカにならない。
店は暇だからさ、ネット売りやヤフオクで
アンティークのボタン売りまくってる日々さ」

こちらも雑貨から服飾雑貨へ
そして主力はペットへと
売り物を変えてきている。

あの頃は、カントリー雑貨をめぐり
仕入れる仕入れないなんて商談をかわした2人
今は互いに、それなりに老けて
ボタンだペットだと語り合う。

前向きなようで
この空間が
何となく、何故だろう、ちょびっと切なくなり
「飲みにでもどうですか」
って言い出せず
「ではまた今度」
とお店を後にした。

流行りあれば廃りあり
諸行無常の響きあり。

今を生きる!
これでもかと
突っ走る!

うだうだと、昔を否定し、今を情けむ
最近のそんな風潮が
分からんではないが
何か嫌だ。

札幌の夜は更ける。
昨日の前の夜の事。

めけめけ~。

写真。札幌テレビ棟。
テレビ棟が「なにさ!(723)」て言ってるよ。