はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

キビシィーッ!自分マラソン!

2009年03月22日 18時14分32秒 | スポーツの巻
久しぶりの楽しい楽しい3連休も
「あ」
と言う間もなく終わり
結局
「あ」

そして当然
「い」
だって言えぬ程のスピードで過ぎてゆく。

3連休最後の今日はあいにくな悪天候。
桜の開花も宣言されたっちゅうのに
これまたビュービュー強風で
時折雨もちらつく東京。
そんな中
また今年もビッグなイベント的都市型市民マラソンが行われた。
そう。
『東京マラソン』だ。

老若男女入り交じり
人や物やビルや車
ゴミやチリやホコリやガスが溢れかえった
マッドシティ東京を
42.195キロ
フルマラソンでかけめくる。
なんと!
そんな『東京マラソン』に
僕も参加したのだ!

うっそ~。

する訳ないだろうがっ!
っちゅうか
出来る訳なかろう!
酒!煙草!ジャンクフード!
そんなもんで構成された僕の体だ!
42.195キロはおろか
小数点以下の
“.195”走っただけで死んでまうわっ!
たかだか駆け込み乗車しただけで死にそうになっちまう人間だ。
スタート早々、病院にゴールイン!
みたいな事になるに違いない。

なもんで
ぬくぬく部屋にて
『東京マラソン』をテレビ観走。
なんじゃ“観走”て。

フジテレビのスポルト&ジャンクスポーツなもんで
バラエティ的なノリの中継だったが
まぁそれはそれとして
本編マラソンでの
当の市民ランナー方々は皆とても清々しく楽しそうで
見ていてちょっぴり羨ましく感じた。

42.195キロなんて
走った事無い僕からしたら想像もつかぬ過酷な世界なのだろう。
きっちり準備せずふざけて挑もうものなら
必ず痛いしっぺ返しをくらうに違いない。
ペースを保つのも
調整するのも
スパート仕掛けるのも
考え実行するのは全て自分自身。
誰が指示してくれる訳でもない
誰が助けてくれる訳でもない
挑むも止めるもやり抜くも
全部自分次第だ。
そうした事への責任も全て自分なのだから
始まりから終わり
そしてまたの始まりまで
なにもかもが我が采配のもとである。

マラソンは人生そのものとよく言われるが
今日の『東京マラソン』をテレビで見ていて
あらためてそう感じ
同時に僕の糞人間ぷりも再確認させられた。

“辛いの嫌だよぉ~
楽したいよぉ~
ダルいよぉ~
ま、いいかぁ~”
この時点で『人生マラソン』
脱落しとります。
“それで悪いかっ!”
「悪くはありませんよ
それで良いと
あなたが決めた事ですから」
キビシィーーーッ!

一昨日
『ドラえもん』のスペシャル番組を見た。
総集編のような内容の番組を改めて見ていて
あぁ『ドラえもん』に歴史あり!
と思う。

物心ついた頃には既に『ドラえもん』があり
おっさんになった今日に至っても
『ドラえもん』がある。
『サザエさん』同様、こういった長寿番組には
やはり自分とオーバーラップさせた歴史を感じる。
見る度にその時その時の当時を思い出したり。
そして、今も変わらぬ内容のあたたかさに感動し
汚れた今の自分から
今よりは少しだけ純な当時の自分に
ほんのつかの間、一時だけでも戻れたり。
あらためて良いアニメなんだなぁなんて
今更ながらに思った。

総集編ダイジェストで見ていると
おもろさ、凄さ、感動が
ビシビシ伝わって来る。
それが世界レベルで現代も衰える事無く
子供達に受け入れられてるのだと思うと
今も昔も何も変わっちゃいないんだと
ちょっぴり安心したりもする。
現代の若者や子供を異性人の様に見たりするおっさん的な自分を恥じたりね。

アニメ『ドラえもん』は声優さんが入れ替えされ
当時はどうなる事かと思ったが
今や『ニュードラえもん』はお茶の間に完全定着した。
良いものは良い形で残る。
それはマンガやアニメもそうだが
テレビや映画、音楽や演劇
お笑いや絵画や物や言葉
ファッションや食べ物等々
ありとあらゆるものがそうだろう。

団塊の世代がビジネス社会から撤退してゆく昨今
そしてゆとり世代が社会にお目見えして来る昨今
次の世代である僕らは
はてさてこの現代を
どういう世の中にしてゆけばよいのだろう。

古きを捨て新たな発想でゆくのか
古きを残し新たにアレンジしてゆくのか
古きをそのまま引き継いでゆくのか
さてどうするべきか。
古かろうが新しかろうが
良いものは良い。
何がベストかなんてのは
常に分からぬ事。
僕らは僕らで
迷ったり決めたりしながら
責任を取りつつも
前へ前へ進んでゆかねばなるまい。

ただ
これだけは忘れてはならないだろう。
戦争、オイルショック、高度経済成長期、バブル…
僕らが想像もつかぬ程の
テレビの中でしか知らぬ程の
凄い時代を走り抜いて来たランナーが
今もなおそばにいるという事を。

うるせえな~と
古いんだよと
ダルいんだよと
頑なにならず
気取らず
気負いせず
ちょっと尋ねてみても良いカモね。
それくらいの柔軟さが僕らに持てたら
そんな“凄い”世代の要素を少しでもゲット出来るのだとしたならば
もしかしてこれからの時代
“凄い時代”
になるカモよ。

それを活かすも殺すも
僕ら次第なんだけどね。

なんて
出来ない自分に言いきかせつつ。

キビシィーーーッ!

めけめけ~。

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