連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
伊根の細い道を歩くと
家々の間からちらりと見える
海が気になります。
公の海なのに個人的な生活の海が
垣間見えるからです。
そこでは海風が自在に
吹いていました。
小さな空き地を利用したのかどうか・・
絶妙な位置に社があるのも
あちらこちらにお地蔵様が
奉られているのも
それだけ海の事故があるせいかしら?
などと思いながら・・
美しい透き通るような海を見て
伊根を後にしました。
m
海沿いの集落はほとんどがそうだが、
この伊根の道も狭かった。
唯一の生活道路なのに、車が
やっとすれ違えるくらい・・
それだけに、色濃い生活の臭いと
ここで暮す人々のつながりの深さが
感じられた。
田圃や畑の広がる、だだっ広い
所に住んでいる身としては
ちょっと住みづらい感はするが、
こういうところで暮せば、
また人生観も変わってくるだろう。
汗だくになって湾に沿った道を
半分だけ歩いて、伊根を後にした。
Y